クリアーコート塗料のメリット
- 外壁材のデザインを残したまま表面を保護することができる
- 外壁にツヤを出すことができる
- チョーキング現象が発生しない
- 塗膜の耐候性が非常に強くなる
クリアコート塗料のデメリット
- 汚れや傷が激しい外壁では効果がない
- クリヤーコートを弾く外壁には使用できない
◇◇◇クリアコート塗料とは◇◇◇
クリアコート塗料とは、色がついておらず透明です。外壁塗装でよく見る色が着いた塗料には顔料という成分が含まれており、この顔料によって様々な色を表現することができますが、クリヤーコート塗料にはこの色を表現するための顔料が含まれていません。
クリヤー塗料が透明であるため、ストーン調(石材調)、タイル調、レンガ調などのデザインが施されたサイディングボードの上から塗装しても、模様や目地を塗りつぶしてしまわないため、外壁材のデザインを残したまま表面を保護することができます。
/// 1.耐候性に優れている ///
クリアコート塗料は外壁のデザインを残しつつ表面を保護でき、コーティング(保護)としての機能に特化しています。また、クリヤー塗料でサイディングボードの外壁や屋根を塗装すると、明るくツヤのある保護膜を作ることでき耐候性に優れています。
/// 2.耐汚染性に優れている ///
クリヤーコートを塗装すると、ツヤがある外壁や屋根は新しく見えますし、汚れがつきにくいというメリットがあります。またクリヤー塗料には色を付けるための顔料がそもそも含まれていないため、塗料が劣化してもチョーキング現象が起こりません。
/// 3.コストパフォーマンスが良い ///
色のついた塗料を塗装する時は、下塗り→中塗り→上塗りの計3回の重ね塗りが行われますが、クリヤー塗料は1層目を塗り、その1層目が乾燥したら、同じクリヤー塗料で2層目を塗って計2回の塗装で完成です。3回塗る色付きの塗料よりも塗装回数も使用する塗料の量も少ないため、クリヤー塗料の平方メートルあたりの施工単価が比較的安価になります
/// 4.クリア塗料が適さない外壁がある ///
クリア塗料は透明のため、汚れや傷が激しい外壁では効果ありません。また相性の悪い素材の外壁、塗装してもクリヤー塗料の効果を発揮できない外壁、クリヤー塗料を弾く外壁には使用できません。
◇◇◇こんなお客様にお勧めする塗料です◇◇◇
ストーン調、タイル調、レンガ調などのデザインが施されたおしゃれなサイディングボードの外壁のお客様におススメです。上から塗装しても、模様や目地を塗りつぶしてしまわないため、外壁材のデザインを残したまま表面を保護することができるのです。
外壁によってはクリヤー塗料ではなく、色付きの塗料で保護した方が見栄えがよくなることがあったり、クリヤー塗料と相性が悪かったりすることもあるなど、すべての外壁の塗装に適している塗料というわけではありません。クリヤーコートを選択する前に、ぜひ、サトウ建装にご相談ください。