コンクリート外壁はいつ塗装すれば良い?外壁塗装の方法をご紹介します!

コンクリートの外壁塗装は一般的な戸建ての塗装と少し異なります。
耐久性が高いコンクリートですが、正しいメンテナンスを行わないと、期待される耐久力を発揮できません。

そこで、今回は、コンクリートに着目した外壁塗装をご紹介していきます。
塗装すべきタイミングから塗装方法、長持ちさせるためのポイントまでご紹介しているので、外壁塗装について悩んでいる方はぜひご覧ください。

□塗装すべき劣化症状とは?

以下の劣化症状が外壁に見られる場合は、劣化が大きく進んでいる証拠です。
外壁をチェックしてみて、外壁塗装を行うタイミングなのか確かめましょう。

1.爆裂クラック

爆裂クラックは、ヒビ割れが発生して雨水が内部に侵入することが原因です。
鉄筋が見える状態になります。

2.ひび割れ

コンクリートは圧縮力には強いですが、引っ張る力には弱いという特徴があり、ヒビ割れが起こりやすいです。

3.カビやコケの発生

日当たりが悪い箇所や箇所が高いのは、湿気や高い空気が入るためにカビや湿気コケが生じやすいです。
日が当たりづらい住まいの北側を見ていきましょう。

4.水シミ

コンクリートは水分を吸い込みやすいため、雨水が降ったときに水が溜まり、日光で蒸発するようになりますが、汚れや水垢は蒸発されずに付着し続けます。

5.膨れや剥離クラック

中性化によって鉄筋や鋼管などが錆びることもあり、コンクリートの耐久性が劣化します。
予防対策が必要です。

ご自身の点検ではこころもとない方はプロに点検を依頼するようにしましょう。

□コンクリート外壁の塗装方法とは?

1.既存の打ち放しコンクリート外壁の風合いをそのまま残す

透明色の撥水剤や外壁用塗料を使って打ち放しコンクリート外壁を塗装すると、緩衝の風合いはそのまま残せます。
しかし、キズやヒビ割れなどの劣化や補修跡も透けて見えてしまうため、荒れや目に見える劣化症状がある場合は別の方法を選択することを検討すると良いかもしれません。

2.薄く色をつける

キズやひび割れなどの劣化や補修跡も隠してくれるため、打ち放しコンクリート外壁による家の様子を美しく見せられます。

3.好みの色に塗り替える

「外壁用塗料(色付き塗料)」によっては、打ち放しコンクリート外壁を保護し、防虫・防鳥などの効果もあります。
また、外壁にあるキズや被りなどの劣化もカバーすることが可能です。

4.新たに打ち放しコンクリートの模様を付ける

近年、技術の進歩により、新しい打ち放しコンクリートの模様を再現できる「打ち放しコンクリート専用塗料」が登場しています。
各塗料製品によって工法は異なりますが、打ち放しコンクリート外壁を選んだデザインに応じた模様を再現できます。

5.ツヤをプラスする

打ち放しコンクリート外壁の塗装には、艶感をプラスできる「艶有」製品があります。

撥水剤、外壁用塗料(カラークリヤー・クリヤー・色付き塗料)、打ち放しコンクリート専用塗料にも、艶有の製品があります。

この艶有製品を使って打ち放しコンクリート外壁を塗装することで、グラデーションの風合いはそのままでも、艶感をプラスした仕上がりに変えられます。

また、外壁用塗料・色付き塗料(艶有)を使って塗装することでは、好みの色に塗り替えた上で、艶感をプラスした仕上がりにできます。

6.塗装以外にも検討しておきたいこと

打ち放しコンクリート外壁の塗装を選ぶときは、塗装後の見た目以外にも、塗装の耐久年数、費用などの検討ポイントも重要です。

□長持ちさせるためのポイントとは?

建物の劣化症状を放置すると、水漏れなどの修繕費が高額になるだけでなく、建物の寿命を縮めてしまう危険性があります。
そこで以下では、コンクリート壁を長持ちさせるために知っておくべきポイントを紹介します。

1.定期的に診断してもらう

早期に劣化症状を発見して補修工事を行うことは、高額な改修費用や建物の寿命の短縮を定期的に防げます。
点検をしてもらうことで良い工事方法や必要な工事内容を早めに知ることが可能です。

 

2.ひび割れが見つかったら早めに補修を行う

打ち放しコンクリートの外壁にひび割れが発生すると、雨水浸入によって劣化症状が発生する可能性があります。
このような状況を防ぐためには、ひび割れが発見された際には早めに補修工事を行う必要があります。

補修工事には、撥水剤の塗布やシーリング補修などがあり、小さなひび割れであればシーリング補修を行うことをオススメします。

ひび割れが多かったり、他の劣化も目立ったりしている場合は、外壁塗装の方が安く、工期が短く済むことが多いです。
点検、見積もりをご検討中の方はぜひ当社までご相談ください。

□まとめ

塗装すべき劣化症状
・爆裂クラック
・ひび割れ
・カビやコケの発生
・水シミ
・膨れや剥離クラック
劣化症状が見られた場合は、外壁塗装を行う必要があります。

コンクリート外壁の塗装方法
・既存の打ち放しコンクリート外壁の風合いをそのまま残す
・薄い色を付ける
・好みの色に塗り替える
・模様を付ける
・ツヤをプラスする

お住まいの状況やご希望に応じて選択できます。

 

タイルの外壁もメンテナンスが必要?タイル塗装を行う際の注意点とは!

外壁タイルはメンテナンスの手間が少ないことで有名です。
しかし、ノーメンテナンスというわけではありません。
紫外線や、雨の影響で少しずつですが劣化していきます。
そんな外壁タイルに対して塗装をおすすめします。

なぜタイル塗装なのか、費用はどのくらいなのかを今回ご紹介していきます。
外壁タイルのメンテナンスに悩んでいる方はぜひご覧ください。

□タイル塗装は必要なの?

*タイル塗装の必要性

外壁タイルは、無機質の材料で作られた外壁材です。
土や石などの自然界から奪った原材料を使用することにより、劣化が少なく耐久性が高いと言われています。
しかし、常に紫外線や風雨の影響を受けるため、汚れや色あせが生じます。

そのような場合、美観を整えるためにメンテナンス塗装が必要になる場合があります。

*タイル塗装のメリット

外壁タイルは、耐久性が高く塗装の必要がない外壁材ですが、塗装することによって美観を整えることも可能です。
外壁タイルを使用する上で塗装の検討をする際は、メリットを把握することが大切です。

 

1.耐久性がアップする

タイルは、耐久性が高く汚れに強いため、塗装する必要は通常ありません。
しかし、タイル目地を争うモルタルは劣化が速いためメンテナンスが必要な素材です。
タイル塗装を行うことにより、モルタル部分も保護され、全体的な耐久性が向上することが期待できます。

近年、異常気象や環境汚染の影響により、タイルに対するダメージが増加しています。

2.美観を整え、印象が変えられる

タイルを塗装すると、タイルの外観が回復し、見た目がリフレッシュされます。
適切な塗料を選択することで、住まいの外観の印象も変えることも可能です。
長く住んでいる住まいなら、タイルに塗装することで、新たな活力を得られますよ。

全体として、タイル塗装は住まいの外観を美しく保つための効果的な解決法です。

□タイル塗装の際の注意点とは?

1.塗料はタイル用のものを選ぶ

タイルの塗装前の準備も大切です。
タイルの表面に残っている汚れや油分などを落とし、表面をキレイにしてから塗装を行いましょう。

さらに、塗装する前にタイルの状況を見て、補修が必要な部分があれば補修を行いましょう。
これにより、塗装後に剥がれなどの問題を防げます。

塗装の質を保つためにも、認可した技術者に任せることをおすすめします。
正しい手法を使って塗装を行っていれば、長持ちする綺麗な外壁タイルが手に入ります。

2.色分け塗料ではなくクリヤー塗料を選ぶ

タイルの外壁に塗装する際は、透明なクリヤー塗料を使用することがおすすめです。
色付きの塗料は使わない方が良いです。
見た目を整えたいのであれば、透明なクリヤー塗料を使用することが一番良い選択です。

3.DIYではなくプロに依頼する

自分で塗装を行ってしまうと、不具合やトラブルが発生した際に責任が負いにくくなってしまいます。
プロに依頼することで、高品質な仕上がりと保証が得られます。
美観を回復したと思っても、自分で行うことは避けましょう。

□タイルのメンテナンスにかかる費用とは?

*タイル塗装にかかる費用

タイル外壁の塗装には、業者に依頼することをおすすめします。
費用の目安は、30坪(120送金)程度の住まいで70万円から100万円程度です。

塗料によっても異なりますが、アクリル塗料が1,000円から2,000円、ウレタン塗料が1,500円から2,500円、シリコン塗料が2,000円から3,500円、フッ素塗料が3,500円から5,000円程度です。
詳細な費用については、必ず業者に見積もり取って確認してください。

*劣化症状別のメンテナンス方法

1.汚れ

まとめて タイル外壁の汚れには、高圧洗浄が最も効果的なメンテナンス方法です。
10年経つと汚れが溜まっていくため、定期的に高圧洗浄を行っていません。
手の届く範囲であればご自身でも洗浄できます。
汚れが落ちにくい場合はタイル専用の中性洗剤を使用しましょう。

2.目地のひび割れ

タイル間のつなぎ目のモルタルは、時間の経過とともに劣化して使用上の問題が生じます。
このため、タイル間のつなぎ目は定期的なチェックと、必要に応じた交換・補修作業が推奨されています。

3.タイルの浮き

タイルを接着するモルタルや接着剤が劣化してくると、タイルの接着原因が少なくなり、浮きとなってしまいます。
このような問題を早期発見するためには、定期的なプロの点検診断が推奨されます。

タイルの浮きが見た目ではわかりにくい場合もありますので、適切なメンテナンス方法を行うためには、早めに発見することが大切です。

4.タイルの剥がれ

タイルの浮きを無視するとタイルの剥がれが起こり、当然、補修が必要になる可能性があります。
そのため、定期的な点検診断を行い、早期発見して対応することが大切です。

5.タイルのひび割れ

タイルは地震や衝撃によりひびが発生することがあります。
このまま放置すると、ひびに汚れが付着し見た目が悪くなります。
状態に応じた補修方法を決定するためには、プロに点検診断を依頼することが大切です。

□まとめ

外壁タイルは外壁材の中で特にメンテナンスがいらない素材です。
しかし、新築の見た目を永遠に保持し続けられるわけではありません。
汚れ、ひび割れ、剥がれなど劣化が生じることがあります。

ご自身のお住まいに劣化症状があらわれていないのか一度プロに点検してもらいましょう。
外壁の点検、メンテナンスをご検討中の方はぜひ当社にご相談ください。

外壁塗装にローンは使える?使う方法と注意点をご紹介します!

「すぐにでも外壁塗装をしたいが、お金がない」場合には、ローンで分割することができます。
重大な劣化が生じている場合は、お金がたまるのを待つ時間が残されていないかもしれません。

この記事は、ローンの概要と組む際の注意点をご紹介します。
ローンを使った外壁塗装の支払いに関心を持っている方には参考なる内容です。

□ローンを組む選択肢もあります!

1.代金の支払い方法

外壁塗装の代金は、一般的に工事完了後の一括払いまたは、契約時や着工時に一部を支払い、完工時に残金を分割という2つの支払い方法があります。
お金が用意できない場合はローンを利用できます。

2.ローンを利用するメリット

外壁塗装は、建物のメンテナンスとして時期を逃さずに実施することが重要です。

お金を用意できない場合にはローンを利用することで、手元にまとまったお金がなくても実施できます。
建物が劣化している場合には、すぐにでも工事をすることが必要であり、その際にはローンを組んでも賢い選択である場合も多いです。

3.こんな方はローンの利用がおすすめ

・手元に外壁塗装にあてるお金がない
・大学、高校進学を控えた子供がいるので貯金を使いたくない
・外壁の劣化がかなり進行していて予想以上に工事費がかかる
・長期スパンで塗り替え費用を抑えるために最高級塗料を選びたい

□ローンを組む際の注意点とは?

ローンを利用する際には、下記の3つの注意点が重要です。

1.現金支払いよりも総支払額が増える

外壁塗装の費用については、現金払いとローンの利用のどちらが適切かは、両者の事情によって異なります。

現金払いのメリットですが、詐欺が発生しないこと、貯まっていない場合は塗装工事を遅らせてしまう可能性があります。

どちらが適切かは、自分の統治状況や外壁の劣化状況などを考慮して判断することが大切です。

2.ローンを組む年齢によっては返済期間が短くなる場合がある

年齢に関係なくローンの調整は固定された月額を調整するというプランもあります。
また、決済期間を長く設定することも可能ですが、この場合は月々の決済額は少なくなりますが、総支払額は高くなってしまいます。
そのため、ローンを組むときは希望する返済期間や払いたい月額、年齢や予想される退職年齢などを考慮して検討するようにしましょう。

3.外壁塗装を行う前にローンの申請をする

ローンの申請に必要な書類の提出には時間がかかるため、申請に必要な書類を整理しておくことも大切です。
さらに、借り入れ先によっては保証人が必要だったり、十分な障壁が必要な場合もあったりしますので、借り入れ先に応じた承認が大切です。

外壁塗装を行う際には、全ての準備を整えて申請することが重要ですので、十分に検討してからローンを利用することをおすすめします。

□助成金を活用してみてはいかがですか?

1.国や自治体の補助制度を利用する

このような補助金制度は、工事費用を大幅に削減できます。
また、エコハウスと呼ばれる省エネリフォーム工事に関する認定資格を取得している施工業者とのタグを組むことで、補助金額も増加する場合もあります。

自治体によっては外壁塗装部分に、ご自宅の内装リフォームやガス改善工事に対する補助金も提供されている場合もあります。
外壁塗装を行う前に、自治体からの支援制度を調べて利用することをお勧めします。

2.住宅ローン減税

「住宅ローン減税(住宅ローン利子等特別控除)」とは、年末のローン残高に応じて翌年の所得を天引きし、所得税や住民税を軽減する制度です。

ローンで住宅を購入する場合だけでなく、リフォームローンを組む場合にも利用できる制度です。
この減税を受けるには、次の条件を満たす必要があります。

・ローンは、あなたが所有する家の大規模な改修を目的としている必要がある
・工事費が100万円以上
・ローンの返済期間が10年以上ある
・改修の面積が50平方メートル以上である

この減免を受けるためには、「住宅ローンを利用して住宅を購入した」「住宅ローンの残額を申告した」「残高証明書」などのローン残高を証明する書類を提出する必要があるので注意が必要です。

必要書類の中でも特に注意が必要なのが「増改築工事証明書」(増改築を行った施工業者のみが発行するもの)と「着工前の状態を記録した写真」(施工前の状態を記録した写真)です。

したがって、住宅ローン減税を受けるためには、適切な手続きと施工業者との調整が極めて重要です。
その他にも、減税を受けるルールや控除額の計算には細かい注意点があります。

□まとめ

外壁塗装の代金は一括払いまたは、工事中の一部を支払い、完工後の残金を分割するという2つの支払い方法があります。
もしお金が足りない場合はローンを利用できます。

ローンを利用する利点としては、お金がなくても建物のメンテナンスを実施できるという点です。
また、建物が劣化している場合にはすぐに工事を実施することが必要であり、その際にはローンを組むことの方が賢い選択になる場合があります。

ローンを利用する際の注意点としては、現金支払いよりも総支払額が高くなる可能性があること、年齢によっては支払い期間が短くなる場合があること、毎月の支払い額が固定されることなどこれらを考慮して、自分の状況や希望に合ったローンを選択することが大切です。

戸建ての外壁メンテナンスはどうする?始める時期と方法をご紹介します!

「メンテナンス」と言われてもアバウトで分かりづらいですよね。
いつ始めれば良いのか、何をすれば良いのか初めてだと分かりにくいものです。

分かりづらいですが、住まいの寿命のために行わなくてはいけない外壁塗装。
今回はそんな外壁メンテナンスを始める時期とメンテナンス方法をご紹介します。
戸建てに向けてご紹介しておりますので、戸建てにお住まいの方はぜひご覧ください。

□外壁塗装はなぜ重要?

住まいは雨や日差しなど、常にさまざまな環境にさらされており、外壁は住まいを守る役割を果たしています。
外壁は家の中を強風や雨から守ります。

日本で最も一般的な家屋の構造は「木造」です。
木材は丈夫で長持ちする反面、水による腐食やシロアリなどの害虫に弱いという弱点があります。
シロアリはある程度湿度の高い場所で繁殖しやすいため、木造住まいにとって湿気は大敵です。

家を雨から守るのは外壁と屋根。
外壁は一枚板ではなく、木枠に複数の板を柱として取り付けています。

板同士はなるべく隙間なく取り付けていますが、それでも隙間から水がしみ込み、外装板と内装板の間の湿気を上昇させます。
これにより、木材が腐食し、木材を食べるシロアリなどの害虫が引き寄せられます。

木にはある程度の調湿機能がありますが、外壁と内壁の間の水は自然乾燥に時間がかかります。
外壁の防水機能が失われると、すべての壁が同時に家屋を水害から守る機能を失います。

これは、壁や天井にシミができたり、防水機能が失われたりする深刻な問題です。
これが梅雨時期に発生した場合は、壁を修復するための迅速な対応が必要です。
すべての壁が同時に防水機能を失っている場合、修理には費用と時間がかかります。

□外壁のメンテナンスを行うタイミングとは?

*外壁素材別のタイミング

・窯業系サイディング7から8年
・金属系サイディング10から15年
・樹脂系サイディング10から20年
・木質系サイディング10年
・モルタル8から10年
・ALC10から15年
・タイル40年

外壁のメンテナンスは外壁材の種類や特徴に応じて行われます。
まずは外壁材を確認し、特徴を踏まえてからメンテナンスを検討することが大切です。
塗料を選ぶ際にも注意が必要です。

外壁材の耐用年数や特徴に合った塗料を選ぶことで、より長期的なメンテナンスが可能になります。

 

*こんな劣化症状には要注意

1.外壁の色あせ

外壁の色あせ以外にも外壁のクリーニングや補修が必要な箇所も見つかるかもしれませんので、注意して検討することが大切です。

各方法には費用や工期、メリット・デメリットがありますので、自分のライフスタイルや予算に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。

2.コケ・藻の発生

水まわりの汚水や排水不良も原因となりますので、定期的な検査とメンテナンスが大切です。
太陽の光が当たりづらい北側を点検してみましょう。

3.チョーキングの発生

外壁に手で触った時に白い粉が付いた場合は、塗膜の劣化が進んでいることを示すサインであり、塗り替えを検討する必要があります。

4.クラックの発生

窓の四隅や外壁の隅にクラックが発生しやすいです。
0.3ミリメートル以下のクラックはヘアークラック、0.3ミリメートル以上は構造クラックと呼ばれます。
構造クラックが見られる場合は、塗装前に基礎処理が必要です。

5.塗膜の剥がれ

塗膜の膨れ・剥がれがある場合は、すぐに塗り替えを検討する必要があります。

6.シーリング部分の劣化

外壁材と外壁材の継ぎ目や窓サッシの周りのゴム部分をシーリングと呼んでいます。
シーリングにヒビがある場合は、シーリングが劣化している証拠ですので、打ち替え、または塗り替えを行うことが必要です。

外壁の劣化のサインには多種多様なものがありますが、代表的なものとして上記を紹介しました。

自分で判断がつかない場合は専門家に診てもらうことをおすすめします。
診断をご希望の方はぜひ当社までご相談ください。

□外壁のメンテナンス方法とは?

外壁のメンテナンスには塗装、カバー工法、外壁材の張り替えの3つの方法があります。
外壁塗装は最も安く、簡単にイメージを変えることができますが、劣化が進んでいる場合には施工できない場合もあります。

カバー工法は断熱性と遮音性が向上しますが、外壁の重量が増加して耐震性が緩やかになる可能性があります。

外壁材の張り替えは大規模な工事となりますが、壁の内部までメンテナンスができます。
工事の予算や外壁の痛み具合に応じて、適切な方法を選択することが大切です。

災害以外の劣化であれば、外壁塗装で大抵が解決できます。
外壁塗装をご希望の方はぜひ当社までご連絡ください。

□まとめ

外壁塗装は、住まいを強風や雨などの環境から保護する役割を果たしているため、非常に重要です。
外壁と屋根が住まいを雨から守りますが、外壁の防水機能が低下すると、壁や天井にシミができたり、防水機能が失われたりする問題が生じます。

外壁材別のメンテナンス時期は以下の通りです: ・窯業系サイディング7から8年 ・金属系サイディング10から15年 ・樹脂系サイディング10から20年 ・木質系サイディング10年 ・モルタル8から10年 ・ALC10から15年 ・タイル40年。
外壁材に応じることができて適切な塗料を選ぶことで、より長期的なメンテナンスができます。

外壁塗装ムラはなぜ起こる?原因と対策をご紹介します!

美観を損ねる塗装ムラですが、何が原因で起こるのでしょうか。
大まかには施工不良、劣化の2つが原因です。
今回は、2つの原因を詳しくご紹介します。
対処法もご紹介しますので塗装ムラにお困りの方はぜひご覧ください。

□塗装ムラの原因とは?

1.塗料が外壁に吸収され過ぎた

塗料は外壁に吸収されていくものです。
吸収される量が場所ごとに異なると色ムラが生じてしまいます。
塗料は種類ごとに外壁に吸収される割合が異なることに注意して塗料の特徴を捉えて塗装するようにしましょう。

この塗料の特徴は一朝一夕の知識で理解するのは難しいです。
ご自身で塗装を行おうとはせずに経験が豊富なプロに任せるようにしましょう。

2.塗装回数と下地の色違い

外壁塗装は普通、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装を行います。
それぞれに使う塗料の色が違ったり、塗る厚さが違ったりなどの原因でムラが起こる可能性があります。
このようなことがあるため、基本的に下塗りと上塗りの色は極端に異なる色を使いません。

しかし、下地が透けて見えてしまう可能性もあります。
色ムラが起きた時は使った色を確認してみましょう。

3.塗料の乾燥不足

3回塗装するそれぞれの間に乾燥する期間を設ける必要があります。
下の塗料が乾いていないまま上から塗装してしまうと塗膜が浮き上がってしまったり、はがれやすくなってしまったりなどムラの原因になります。

4.塗料の劣化

上でご紹介した施工不良が原因の色ムラは、外壁塗装を行った時から期間を置かずに現れ始めます。

数年経った後に色ムラが生じる場合は塗料の耐用年数が経ったことを疑いましょう。
例えば、アクリル塗料の耐用年数は3年から5年です。

□塗装ムラはどうやって見抜く?

何気なく外壁を見ていると施工不良、劣化のサインである色ムラを見抜けません。
そこで以下で外壁の色ムラをいち早く見つけるための方法をご紹介します。

1.光を当てて確認する

ムラは光の当たり具合で見え方が変わってきます。
光をさまざまな方向から当ててムラがあるか確かめてみましょう。

2.遠くから外壁の塗装面を確認する

まずは遠くから色ムラが起こっていそうな箇所を見つけましょう。
遠くから確認できるほどの色ムラは危険です。
早めに外壁塗装を検討するようにしましょう。

3.近くで外壁の塗装面を確認する

外壁は全体として捉えがちです。
1箇所集中して見てみるとムラが起きていることがよくあります。
色ムラがありそうな怪しい箇所に近づいて下地の色が見えていたり塗装が膨れていたりしていないか確認しましょう。

塗装会社に依頼する際は外壁の状態についてできるだけ詳しく伝えるのが大切です。
どの部分に色ムラが起きているのか、場所や遠くから見たサイズ感もメモしておきましょう。

ムラが生じているということは塗料が薄い、もしくは剥がれている箇所があるということです。
塗料が十分な厚さで塗られていないとどれだけ機能がある塗料であっても特性が意味をなしません。
耐久性も短くなってしまいます。

ムラを放置していると最悪の場合、外壁が剥がれてしまうこともあります。
定期的にムラが生じているかを点検して、ムラを確認した場合は外壁塗装を直ちに行うようにしましょう。

□塗料ムラはどうやって対処すれば良い?

外壁塗装はコストがかかります。

しかし、自身で行うと色ムラが再び起こる可能性が高いです。
長い目で考えれば知識と経験のあるプロに依頼する方がお得でしょう。

そこでプロに依頼するまでにやっておきたいムラへの対処法を以下でご紹介します。

1.まずは自身で全ての塗装箇所を確認する

1か所塗りムラを見つけた時はすぐに外壁塗装を依頼するのではなく、一度全ての外壁をご自身で点検してから依頼する方が良いです。

塗り直しを終えた後に違う場所のムラに気付くと、もう一度相談、見積もり、塗装の手順を踏まないといけないので大変です。
ムラの程度が微妙な場合、何度も塗装会社が対応してくれるとも限りません。

ムラの原因が劣化の場合、他の箇所にもムラが生じている可能性が高いです。
自身で点検して一度にムラを直してもらうようにしましょう。

ここで注意したいのが無理のない程度に確認することです。
必ず地面やベランダなどの安全な場所から確認するようにしましょう。

2.できるだけ早く塗装会社にムラがあることを伝える

ムラを放置していると塗料の機能が十分に果たせず劣化が急速に進んでしまいます。
確認を終えたらできるだけ早く塗装会社に相談するようにしましょう。

施工不良の色ムラは足場を撤去していない間に相談すると対応してもらえます。
足場を撤去した後に報告しても対応してもらうのが難しくなります。

□まとめ

塗装ムラの原因をご紹介しました。
塗装後の色ムラはすぐに報告すれば対応してくれることが多いです。
劣化による色ムラは早急に外壁塗装を依頼し、外壁を保護しましょう。

長く住み続けるためには正確なメンテナンスが必要です。
外壁のメンテナンスをご検討中の方はぜひ当社にお任せください。

屋根塗装を行う方へ!工程と工事中の注意点をご紹介します!

どのような工程で屋根塗装が完了するのかご存じですか。
工程が理解できていると塗装会社が普通と異なったことをしているときに気付けます。
屋根塗装で失敗しないための注意点も工程とあわせてご紹介しています。
プロに任せていれば失敗することは少ないのですが、ご自身で屋根塗装の知識があるかないかで安心感が異なりますので、屋根塗装を初めて行う方はぜひご覧ください。

□屋根塗装の工程を確認!

1.近隣挨拶

屋根を塗装するにあたって足場の組み立てや車の出入りなどで近隣の方々へ迷惑をかけてしまうことが予想されます。
そのため、近隣挨拶で工事の内容や期間などを説明し、トラブルを未然に防ぎます。

挨拶は一般的に工事が始まる1週間前から前日までに行っておきます。
挨拶は塗装会社の方で行いますが、不安な方は挨拶に伺ってほしい範囲や必ず挨拶しておいてほしい方などを相談しておくと良いでしょう。

2.足場の設置

高所での作業のため、安全のために足場を設置します。
足場を組み立てるときにどうしても金属音が出てしまいます。
騒音が気になる方は住まいにいる必要があるとき以外、外出しておくようにしましょう。

足場が駐車場にまで及んでしまう場合、万が一にもお車を傷つけてしまっては大変です。
お車を移動すると塗装会社も安心して工事できます。
どこまで足場が組まれるのか、車を移動する必要があるのか事前に確かめておくようにしましょう。

車以外にも足場を組み立てる際は邪魔になる物を離れた場所へ移動させます。
放っておくと塗装会社側で移動が行われるため、大事なものはご自身で動かしておくようにしましょう。

3.高圧洗浄

塗料の付着を良くするために屋根にこびりついているカビやコケ、藻を高圧洗浄で洗い流していきます。
洗浄で濡れてしまうため天候、気候によっては乾燥するまで期間を空ける場合があります。

4.釘打ち、コーキング処理

多くの屋根には棟板金(むねばんきん)と呼ばれる部材が使われています。
7年から10年ほど経つと少しずつ抜けていくため、塗装前に釘を再度打ち込んで抜けるのを予防するためにコーキング処理を行います。

5.下地処理

雨風や紫外線による影響を受けやすい屋根にはひび割れや欠けがあることが多いです。
日常的に見えない部分であるため気付かないうちに被害が大きくなっている場所もあるでしょう。

そんなひび割れや欠けはコーキングで補修します。
割れが大きくコーキングで補修しきれない場所は屋根を差し替えます。

6.養生

塗料がついてはいけない箇所にシートを貼る作業を養生と呼びます。
養生をしてしまうと基本的に窓を開閉できなくなります。
どうしても開けたい窓がある場合は予め塗装会社に相談しておくようにしましょう。

7.下塗り

屋根塗装は基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りです。
下塗りは主に屋根材と上塗り塗料の接着を良くしたりひび割れを補修したりする役割があります。
品質、仕上がりに大きく関わる大切な工程です。

8.縁切り

屋根の隙間を確保するための部材を入れます。
スレート屋根にのみ生じる工程です。

9.中塗り、上塗り

2回塗料を塗ることで厚みが出て耐久性が向上します。
それぞれの塗装段階の間に乾燥期間を設けます。

10.確認、手直し

塗り残しや塗りムラがないか最終確認します。
足場が撤去されると塗り直しの対応が難しくなりますので、撤去される前にきちんと確認しておくようにしましょう。

11.足場解体、清掃

足場を解体してお庭を掃除します。
これで屋根の塗装工事は終了です。

□屋根塗装の工事期間中に注意すべきポイントとは?

1.作業しているところを見に行く

たまに作業をしている所を見に行きましょう。
希望とのズレが生じていればすぐに直せます。

2.工程通りに進んでいるか確認する

見るだけでなく、直接確認してみましょう。
作業中でも作業終わりでも何の作業をしているのか確認してみてください。
今どんな工程をしているのか把握しているだけで安心感が違います。

3.縁切りをしているか確認する

縁切りが行われていないと雨漏りが起きる可能性が高くなってしまいます。
ご自身では屋根にのぼって確認できないため職人さんに確認してみてください。

□屋根塗装工事中はどうやって暮らせば良い?

1.換気やエアコンはどうするのか

窓は上でご紹介した通り基本的に開けられません。
しかし、エアコンは通常通り使えます。
室外機に養生が被ってしまうこともあるのでエアコンが使えるかどうかは確認しておくようにしてください。

2.洗濯はできるのか

外で干してしまうと塗料の臭いや塗料自体が付着してしまう可能性が高いです。
基本的には、工事中は部屋干しかコインランドリーでの洗濯をおすすめします。

3.職人さんにトイレを貸す必要があるのか

基本的に職人さんは住まいにお邪魔することはありません。
トイレを貸し出さなくても良いですし、お茶を出さなくても問題はありません。

4.雨が降ったらどうするのか

雨の日は落下の危険があるため工事が中断されます。
中断が原因で工事が延期しても追加料金はかからないので安心してください。

5.工事をしている日中は住まいを空けて良いのか

留守にしていても大丈夫です。
留守中の不安がある方は事前に相談しておくようにしてください。

□まとめ

屋根塗装の工程をご紹介しました。
1.近隣挨拶
2.足場の設置
3.高圧洗浄
4.釘打ち、コーキング処理
5.下地処理
6.養生
7.下塗り
8.縁切り
9.中塗り、上塗り
10.確認、手直し
11.足場解体、清掃

これらの手順を踏んで屋根塗装は完了します。
屋根塗装が初めてで分からないことが多いと思いますが、分からないままにすることは失敗の原因になります。
納得のいくまで塗装会社に相談、質問をしましょう。

壁のひび割れには要注意?補修方法をご紹介します!

壁にひび割れがあると家の寿命は大丈夫なのか不安になりますよね。
ひび割れといっても小さいものであれば放っておいても問題ないものがあります。
しかし、原因によっては放置していると家の倒壊につながるものもあります。
今回はそんなひび割れに危険があるかないかを見極める方法をご紹介します。
補修を依頼しようか迷っている方はぜひご覧ください。

□外壁にひび割れが入る原因とは?

ひび割れといっても、できる場所や深さ、広さによって原因が異なります。
中には放置していると倒壊の恐れがあるひび割れもあります。
以下で種類別にひび割れの原因をご紹介しますのでぜひご覧ください。

1.ヘアクラック

外壁塗装の塗膜に見られる幅0.3ミリメートル以下のひび割れを、その髪の毛のような見た目からヘアクラックと呼びます。
そんなヘアクラックは塗料が経年劣化して固くなり、壁材の膨張と収縮に耐えられなくなることで起こります。

外壁はわずかながらですが、外気温の変化とともに膨張と収縮を繰り返しています。
塗料の特性である弾性が劣化によりなくなってしまうとその動きに耐えられなくなり、ひび割れが起こってしまうのです。

また、下塗りの乾燥が十分でなかったり、不適切に塗料を塗ったりなどの施工不良が原因でもヘアクラックは発生します。

2.構造クラック

構造クラックは、地盤沈下や建物の構造の変化などが原因で起こります。
ひびの特徴として幅が広く深さがあります。

ひび割れの原因が深刻であることが多く、構造クラックが出ているのに放置していると建物が倒壊してしまう恐れがあります。
外壁に構造クラックを見つけた場合はできるだけ早めに対応するようにしましょう。

3.縁切れによるクラック

塗装を一時中断したり、部分的に塗り直したりすることによりその境目から起こるひび割れです。
外壁塗装中、雨などが原因で作業をやむなく中断することがあります。
作業を中断すると中断する前後で乾燥の進み具合が異なってしまうため、ひび割れが起こります。

4.シーリング材のひび割れ

サイディングボードをつなぎ合わせる時によく使われるのがシーリング材です。
シーリング材は、雨水や風で飛んできた土埃で年々劣化していきます。
ある程度劣化してしまうと破れてひび割れが起きてしまうのです。

ひび割れがひどいとその箇所から雨水が浸入して外壁の内部から腐ってしまう可能性があります。

□危険性が高いひび割れの見極め方とは?

1.危険性が低いひび割れ

危険性をはかるためにはひび割れの幅を見てみましょう。
ひび割れの幅が0.2から0.3ミリメートルよりも小さい場合は危険性が低いです。

しかし、幅が小さいひび割れでも同じ場所に多く存在している場合は注意が必要です。
構造に問題が起きている可能性が高いので、点検を依頼するようにしましょう。

小さなひび割れでもいつか大きなひび割れになり、いつ被害が拡大するか分かりません。
家の寿命を大切に考えるのであれば定期的にプロに点検してもらうようにしましょう。

2.危険性が高いひび割れ

幅が0.3ミリメートル以上、深さが0.5ミリメートル以上のものは危険です。
そのまま放置していると大きな被害を引き起こす可能性が高いです。

また、ひび割れが家を支える柱や梁の部分に見られる場合はどれだけ小さなひび割れでも注意が必要です。

3.ひび割れの危険性を確かめるには

ご自身で手軽にひび割れの危険性を確かめるのには、ホームセンターで売られているクラックスケールがおすすめです。
もし点検に自信がなかったり、より精度の高い点検を求めたりする場合はぜひ当社にお任せください。

小さいひび割れでも時間が経つと大きなひび割れになる可能性があります。
定期的にひび割れができていないか確認して、大きくなってきた時にはすぐに業者に補修を依頼できるよう準備しておきましょう。

□どうやってひび割れを補修する?

*シール補充工法

1.シーリング材の充填

クラック部分にシーリング材を充填します。
シーリング材には防水性や気密性が備わっているため、ひび割れを埋めるのに最適です。

2.塗装

シーリング材で平らにした表面を塗装していきます。
外壁の色と充填した部分が溶け込むように塗装します。

*Uカットシール工法

1.クラック部分をU字にカット

ひび割れの凹んでいる部分をU字にカットします。
カットした箇所を掃除して綺麗にします。

2.プライマー塗布

下地とシーリング材の密着性を上げるプライマーを塗布します。
U字にカットしてあることでプライマーを塗布できます。

3.シーリング材の充填

シール充填工法と同じようにシーリング材を充填していきます。

4.塗装

コストが抑えられるDIYが流行っていますが、ひび割れの補修は誤った方法でやると見た目は綺麗になっても根本的な問題の解決にはならないことがあります。
また被害が大きくなってから補修を依頼すると、結果的により大きなコストがかかってしまう場合もあります。

確実な業者に任せる方が安心ですし、長い目で見るとお得でしょう。
外壁の補修を検討している方は当社にご相談ください。

□まとめ

壁にあるひび割れの補修方法をご紹介しました。
シール工法とUカットシール工法の2種類があります。
単なるひび割れだとあなどってはいけません。
原因によっては家の倒壊の危険性が高いものもあります。

点検、補修を後回しにしていると、後々多大な被害となってしまう可能性があります。
ひび割れを見つけた際はすぐに補修するようにしましょう。

外壁塗装で色分けしたい方必見です!ツートンカラーにするときのポイントをご紹介!

せっかく塗装するなら色分けしたい方、注意してください。
1色よりも2色の方が、2色よりも3色の方が色同士の相性や分け方など気にする点が多くなり、失敗する可能性が高くなります。
しかし、怖がる心配は一切ありません。
今回の記事では色分けする際のポイントと注意点をご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして外壁の色選びを成功させましょう。

□外壁をツートンカラーで色分けする時のポイントとは?

1.2色の比率は6対4から7対3にする

2色使用する際には外壁を占める色の割合に注意しましょう。
2つ目の色をアクセントカラーに使用する以外は6対4から7対3の比率を守るようにしましょう。

2.同系色を組み合わせると失敗が少ない

相性の悪い色を選んでしまうとそれぞれがどれだけ好みの色であったとしても外観がちぐはぐになってしまいます。
色に失敗してしまうと次の外壁塗装まで納得のいかない外観でいないといけません。

そんな失敗を起こさないようにするためには2色を同系色でまとめると良いでしょう。
例えば、白とグレー、グレーと黒、クリーム色とブラウンなどがおすすめです。

3.セパレーションカラーで引き締める

同系色を使っても上手に色がまとまらない場合があります。
配色のコントラストが強すぎる場合によく起こります。
そんな時は2色の間にセパレーションカラーを入れてみましょう。

色の境界に別の色を差し込むだけで見た目が引き締まり、印象的なイメージに仕上げてくれます。
セパレーションカラーには他の色と喧嘩しない白や黒がおすすめです。

4.3色を使う場合も比率に注意

セパレーションカラーを使う場合、外壁塗装に3色使うことになります。
3色使う場合であっても2色と同じくまとまりのある見た目にするには比率が重要です。

塗装面積が最も大きいベースカラーと呼ばれる部分は外壁の6割から7割、次に広い面積を占める色はアソートカラーと呼ばれ2割から3割程度を占めます。

アソートカラーはベランダやバルコニーなどの色を変えて広がりのある見た目にする場合によく用いられます。
玄関やドア、窓枠などワンポイントとして使用する3色目のアクセントカラーは1割程度に収めておくようにしましょう。

5.淡いカラーや落ち着いた色合いを選ぶと安心

家が浮いてしまうことを避けたい方はできるだけ淡い色を採用するようにしましょう。
たとえば、白やクリーム色、淡いピンクなどがおすすめです。

6.付帯部との相性を忘れないようにする

家の印象は外壁単体で決まるものではありません。
屋根や雨樋などを含めた外観全体で決まるものです。
付帯部との色も気にしながら統一感のある色を選ぶようにしましょう。

□外壁に合う屋根の色選びのパターンとは?

1.同系色で合わせる

外壁のポイントも屋根の色選びに通じてきます。
同系色を選べばあまり失敗にならず全体にまとまりがでます。

同系色でも外壁よりも少し暗い色を選ぶとバランスが良くなるでしょう。
家にぬくもりを感じたい方は屋根に暖色系を選んでみましょう。
ブラウン系が暖かみを出しながらも家に重厚感が溢れてくるためおすすめです。

2.外壁が白なら屋根は明るくする

外壁に白色を選んだ時、屋根も同系色にしてしまうと、なんとなく個性のない外観になってしまいます。
家に個性を出すため屋根には明るい色を選んでみてはいかがでしょうか。
明るい色は見た目に高級感を出してくれますし、遮熱の効果もあります。

3.色味のある外壁には無彩色の屋根

先ほどと逆のパターンです。
外壁に個性を出した方はその個性を邪魔しないよう、屋根は無彩色でまとめてみましょう。
明るい外壁の色を使っても見た目がごちゃごちゃせずにまとまって見えます。

□色選びにおける注意点とは?

1.色見本は大きいものを使う

色は占める面積によって見え方が変わります。
小さい見本で決めてしまうと塗装後、イメージと違うなんてことになります。
そんな失敗を避けるために、実際に外壁に少し塗装してもらったり、できるだけ大きい見本を出してもらったりするようにしましょう。

また、どんな光の下で見るかによっても見え方が異なります。
部屋の中で見るのではなく、太陽光の下で見るようにしましょう。

2.ツヤ

色以外に家の印象を大きく左右するのがツヤです。
大きく分けるとツヤにはツヤあり、ツヤ消しがあります。
それぞれメリット・デメリットがあります。
ご自身の理想に合っているのがどちらなのか気になる方は当社にご相談ください。

3.周りの景観についても考える

近隣との空気感と大きく異なる色を選んでしまうと景観が損なわれる可能性があります。
一部の地域では塗装できる色が制限されている場合もあります。
自治体にガイドラインがあるのか塗装する前に確認しておきましょう。

4.カラーシミュレーションの注意点

実際の色を忠実に再現できるわけではありません。
カラーシミュレーションだけで判断しないようにしましょう。

□まとめ

外壁塗装で色分けする際に失敗しない方法をご紹介しました。
・比率
・色の種類
・付帯部との相性

これらを忘れないようにしましょう。

1色よりも気を付ける点が多い色分けですが、上手に選べば個性的でおしゃれな家に仕上がります。
次の外壁塗装までの10年程、満足できる外観にするために納得のいく外壁塗装を行いましょう。
外壁塗装をご検討の方はぜひ当社にご連絡ください。

外壁塗装の流れとは?注意点とともにご紹介します!

「住まいの外壁塗装を検討している」
「塗装の流れを知っておきたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は外壁塗装の流れをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□外壁塗装に入るまでの流れとは?

もちろんいきなり外壁塗装工事に入るわけではありません。
工事に入るまでにさまざまな手続きがあって工事が開始されます。
以下で塗装に入るまでの流れを見ていきましょう。

1.外壁塗装の異常に気付く

外壁は毎日、雨風や紫外線にさらされています。
そのため日付を追うごとに劣化が進んでいきます。
前に塗装を行ってから10年程経つと塗料の寿命がくるとされています。
ご自身の外壁が該当している場合は必ず以下のような症状があらわれていないかチェックしましょう。

・チョーキング現象
・ひび割れ
・剥がれ
・カビ、コケ

外壁に触れると白い粉が付くことをチョーキング現象と呼びます。
白い粉は塗膜が劣化している印です。

カビ、コケが生えてると外壁の防水性能が劣化しています。

これらの症状が起きているのに放置してしまうと雨漏りにつながってしまいます。
補修がさらに大規模になってしまうため早めに対処するようにしましょう。

2.見積もりを依頼する

住まいに勝手に訪問してすぐに見積もりを出してくる業者には注意しましょう。
見積もりはすぐに出せるものではなく外壁の状態を事務所に持ち帰り、家主の希望を踏まえた上で作り出すものです。
その場で見積もりを出してくる業者は、数字がでたらめだったり工事が煩雑だったりする悪徳業者である可能性が高いです。

当社ではアフターサービスが充実した品質の良い外壁塗装を提供しています。
お見積りも無料で行っています。
外壁塗装でお悩みの方はぜひ当社にご連絡ください。

3.現地調査

見積もりを依頼した後、何日か後に業者さんと共に現状チェックを行います。
築年数、塗装の希望、屋根、軒天、雨樋、破風板も塗装するのかについてきかれることが多いです。
これらについて意見をまとめておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。

現地調査は1時間程で終わります。

4.契約

現状と希望から見積もり書を作成します。
納得できれば契約となり、いよいよ塗装工事に入っていきます。

□外壁塗装の流れとは?

1.近隣への挨拶

塗装工事が入ると業者等が出入りしたり、足場を組み立てたりするため騒々しくなってしまいます。
また、塗料の臭いが近隣の方々の気分を害する可能性もあります。

これらが原因でトラブルを引き起こさないためにも事前にこれから外壁塗装が始まる旨を伝えておきましょう。

2.足場設置前の確認

足場設置、塗装作業の邪魔になりそうなものを確認します。
勝手に業者が動かしてしまうとトラブルになるため施主にも立ち合いが基本的に求められています。

3.足場の設置

足場を組み立てる時に大きな音がします。
騒音が気になる場合は事前にいつ行うのか聞いておくようにしましょう。

4.高圧洗浄

汚れが付いているまま塗装すると剥がれが生じてしまいます。
そのため、表面を綺麗にするために高圧洗浄を行います。

5.下地処理

ひび割れやさびを補修するために下地処理を行います。
劣化している箇所が多い場合、下地処理に時間を要するため塗装期間が長くなることがあります。

6.養生

塗料がついてはいけない箇所に養生シートを貼ります。
窓ガラスを養生すると塗装が終わるまで窓が開けられなくなります。
そのため、開けたい窓がある場合は養生前に伝えておくようにしましょう。
伝えておけば開閉可能な状態で養生してくれます。

また、エアコンを使いたい場合も業者に伝えておくようにしましょう。
室外機の養生をメッシュタイプにするか、穴を開けてもらってふさがないようにしてもらいます。

7. 外壁塗装

いよいよ外壁塗装にうつります。
塗装は基本下塗り、中塗り、上塗りの3回あります。

8.完了検査

立ち合いのもと塗り残しがないか、塗料が飛び散っていないかを確認します。
あとからの手直しは足場を組み立てるのが大変になるため、足場がある内に完璧にしてもらうようにしましょう。

□外壁塗装期間中に注意すべきこととは?

1つ目は作業をしているところを見に行くことです。
間違っている部分をすぐに直せます。
完了検査でも直せますが、違和感を感じてからすぐに直す方が効率が良いです。
毎日とは言いませんが、期間中に何回かは作業を見に行くようにしましょう。

2つ目は工程通りに進んでいるか確認することです。
作業終わりや作業中でも良いので今何の作業をしているのか工程表と見比べながら確認しましょう。

ズレが生じていればすぐに訂正できます。

3つ目は明るい昼間に塗装チェックすることです。
色が分かりやすい昼間にチェックするようにしましょう。

カメラで写真を撮っておくと万が一の証拠になります。

□まとめ

外壁塗装の流れをご紹介しました。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事について何かご不明の点があればお気軽にご相談ください。

 

 

 

外壁塗装についてよくある質問を解決していきます!

「外壁塗装を初めて行う」
「工事中に気を付けておきたいことを知りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は外壁塗装についてのよくある質問をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。

□外壁塗装についてよくある質問とは?

1.外壁塗装をする目的

外壁塗装をする目的は大きく4つです。
1つ目は表面保護、2つ目は美観、3つ目は気分転換、4つ目はメンテナンスです。
大切な住まいを美しく長持ちさせるためには定期的な外壁塗装が必要になります。

2.塗り替えは必要なのか

外壁は毎日、雨、風、紫外線にさらされ、日々劣化し続けています。
塗膜が劣化してしまうと防水機能がなくなってしまい、外壁から雨漏りが生じてしまう可能性があります。
雨漏りが生じると内部が腐敗して耐久性が低くなったり、カビやコケが生じたりしてしまいます。

塗料の劣化は住まいの寿命にも住んでいる方の健康にも関わってきます。
定期的な検査とメンテナンスで早めに劣化を見つけられるようにしましょう。

3.屋根の塗り替えは必要なのか

屋根にもスレート屋根や瓦などさまざまな種類があります。
日本瓦以外の屋根は基本的に外壁と同じく塗り替えが必要になります。

屋根は外壁よりも雨、風、紫外線にさらされているため、外壁よりも短い周期でメンテナンスが必要になる場合もあります。
メンテナンスを怠ると屋根にコケが生えて雨漏りの原因になってしまいます。

4.何年くらいもつのか

塗料の種類にもよりますが、大体一般的には10年程もちます。
気候や風土によって異なるので、外壁塗装をして10年経つまで全く気にしないのではなく、定期的に外壁の状態を点検するようにしましょう。

5.サイディングの壁も塗った方が良いのか

サイディングは昔、メンテナンスをせずに半永久的に持つと言われてきました。
しかし、今ではモルタルと同じように外壁塗装をするのが普通です。
メンテナンスフリーの外壁は存在しません。

□見積もりについて良くある質問とは?

1.見積もりはいくらかかるのか

当社では見積もりを無料で行っております。
外壁塗装について気になった方はぜひ気軽にお申込みください。

2.現地調査はどのくらい時間がかかるのか

一般の住まいだと1時間程度で調査は終わります。
アパートのような大規模な住まいになると1時間から2時間程度必要になります。
調査中は住まいの中で待っていただいて大丈夫です。

3.見積もりの時は留守にして良いのか

特別な理由がある場合を除いてお断りしています。
見積もりの際にお客様のご希望を聞いています。

話し合いを行い希望をすり合わせて理想通りの外壁に仕上げましょう。
目安としての見積もりを聞きたい場合はいつでもご連絡ください。

□外壁塗装中の困りごととは?

1.工事中に不便になることとは

1つ目は洗濯物を干せなくなることです。
外に洗濯物を干すと塗料が付いたり、塗料の臭いがうつったりしてしまいます。
基本的に部屋干しかコインランドリーに行くことになります。

2つ目はエアコン、ボイラー、換気扇が使用できなくなる場合があることです。
養生を行う関係上、一部機器の使用が制限される場合があります。

3つ目は窓を開けられない場合があることです。
どうしても開閉したい窓がある場合は養生前に伝えておきましょう。

2.塗料の臭いは気にならないのか

塗装中は建物の回りがネットでおおわれています。
そのため、塗料の臭いが住まいに充満してしまいます。

臭いの少ない塗料にするか、塗装期間中外出するか、マスクをして過ごす、サーキュレーターで換気するなどして対策しましょう。

3.近所に挨拶した方が良いのか

工事中は工事の音や高圧洗浄の水、塗料の飛散など近隣の方々に迷惑がかかってしまいます。
何も伝えないまま塗装を始めるとトラブルになることもあります。

そのため、外壁塗装を始める前にいつまで工事するのか、連絡先、工事の内容を伝えておくと良いでしょう。

4.工事中は家にいた方が良いのか

業者が発電機を持っていなかったり、住まいの外に水道やコンセントがない場合、工事が進められない場合があります。
そのため、どうしても住まいを空けないといけない日がある場合はその旨を業者に伝えておくようにしましょう。

また、足場がたっている時は周囲の視線が遮られるため空き巣が侵入するケースが多いです。
戸締りをしっかり行うようにしましょう。

5.職人さんは住まいの中に入ってくるのか

電源やコンセントが住まいの外にない場合、住まいの中に入る場合があります。
これ以外の場合では基本的にトイレもスーパーやコンビニエンスストアのトイレを使用するなどして、施主様の住まいに入らないようにしています。

□まとめ

外壁塗装についてよくある質問をご紹介しました。
塗装をご検討中の方はぜひ当社にご連絡ください。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事について何かご不明の点があればお気軽にご相談ください。

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