品質管理

 

外壁塗装における品質とは「完成後の塗装の耐久性」を意味します。
つまり外壁塗装の最大の目的は、長持ちする丈夫な塗膜を完成させることです。
サトウ建装は確実な品質管理が顧客満足度の向上につながっています。

確実な外壁塗装品質管理でお客様の幸せをお手伝い

高圧洗浄

高圧洗浄機 サトウ建装

外壁塗装における高圧洗浄作業は、せっかく塗装した塗料がたった数年で剥がれてしまわないように、外壁の表面にある古い塗膜を取り除くために行われているのです。古い塗膜以外にも、カビ、藻、コケ、汚れ、チョーキングの粉など外壁表面の様々な汚れをまとめて落とすことも高圧洗浄の目的です。

高圧洗浄で最も重要なのが水圧です。

水圧が低い高圧洗浄機を外壁塗装前に使っても、汚れや古い塗膜、コケなどを完全には落としきれませんので、外壁塗装業者が持っている高圧洗浄機に任せましょう。家庭用でも高圧洗浄機が身近なものになってはいるのですが、外壁塗装工事に必要な高圧洗浄機は全くの別物のグレードです。サトウ建装では外装塗装専用の高圧洗浄機を使い、丁寧に洗浄を行います。

温度・湿度管理

外壁塗装で推奨されている気温は5℃以上、湿度85%以下です。

気温5℃以下は乾燥にかかる時間が極端に長く、加温をしなければ正常に塗装ができません。湿度が高い状況で塗装を行うと塗料が乾燥しないどころか垂れるおそれがあります。
すべての塗料は高温になるほど早く乾燥する一方、高湿度になるほど被塗面に水分が付着したり、塗装面からの溶剤蒸発に伴う温度低下により結露し、表面層に水が混入しやすくなります。

よい塗装をするためには、その塗料に応じた適切な使い方をすることが大切です。当社では必ず現場で塗装する日の気温・湿度を正確に計測したうえで塗装しています。

正確な計測

塗料にはそれぞれメーカーで定められた仕様があります。

①希釈率…塗料を薄める割合
②使用量…実際に使った塗料の量・缶数
③乾燥時間…塗装後、次作業まで開ける時間

長年塗装職人として経験があったとしても、職人のカンで塗料を配合してしまうと、品質にムラが出来てしまいます。当社では必ず計測器を使用し、塗料の仕様を守って作業を行なっています。
外壁や屋根に使われる塗料には1液型と2液型という分類が存在します。
1液型は、1つの缶の液体だけで塗料として使う事が出来るのに対し、2液型は、2つの異なる缶の液体を組み合わせて塗料として使います。

2液型は主剤と主剤を固まらせるための硬化剤に分かれています。塗装作業の直前に2液を混ぜ合わせ科学反応を起こさせ、強力に接着し、耐久性があり、より強く塗膜性能の高い外壁を形成するので、様々な所に使用することが出来ます。

主剤と硬化剤の割合は塗料によって細かく決められていますので計測器できちんと測りながら混ぜないと、塗った面の塗料が塗膜を形成せず固まりません。非常に細かな計算と、正確に測る技術、そして気候によって調整する感覚などを必要とするので、2液型を使用するのには高度な技術が求められます。

 

丁寧な撹拌

シーリング材は大きく分けて1成分形・2成分形の2通りあります。

1成分形は混ぜ合わせる手間を必要とせず、このまま使用できるシーリング材になります。

しかし1成分形は容器に入っている量が少なくコストが高くなってしまう面があります。

2成分形は基材と硬化剤、着色を行うトナーを混ぜあわせて使用するシーリング材になります。シーリング材の撹拌は専用の機械で行う必要がありますので、1成分と比べると少々作業性は悪いですが、コスト面は非常に優れており、同容量で比べると1成分形の半分程度の費用となります。
但し、2成分型の場合は1成分型に比べると少々問題も生じるリスクも高くなりまして、代表的なもので、

  • 撹拌不足からによるシーリング材の硬化不良
  • プライマー不足からによる密着不良

なども場合によっては発生する恐れがありますので、施工の際には注意が必要となります。

サトウ建装では専用の攪拌機を使用し、ウレタン、シリコンなどの成分に合わせた撹拌時間を遵守し製品の能力を最大限発揮できる取り扱いをすることで、長期間綺麗な状態を保つシーリングを施工しています。

 

塗料性能発揮されているかを見極め

「塗料の性能」を発揮させるためには、品質管理を徹底することが重要です。
品質管理をせず「工期を短縮します」という業者もいます。
中塗りを省いて下塗り・上塗りだけで工事を終えたとしても、仕上がりはそんなに変わりません。
ただ、劣化の度合が違います。手抜きをすれば、確実に劣化が早まります。

 

サトウ建装完成後塗装耐久性自信があります。