「屋根の塗装を考えていて、できるだけ費用を抑えたい」
このようにお考えの方も少なくないはずです。
そこで今回は、屋根の塗装にかかる費用を抑える方法と知っておくべきポイントについて紹介します。
□屋根塗装にかかる費用を抑える方法
あまり頻繁に依頼することのない屋根塗装ですが、費用はできるだけ抑えたいですよね。
かかる費用も一般的な2階建ての塗装面積が50から80平方メートルの住宅に足場代を含むと40から60万円が相場です。
「意外と高額」と感じられた方も多いですよね。
では実際、どのようにして費用を抑えるのでしょうか。
ここでは3つのポイントを紹介します。
1つ目は、外壁塗装と同じタイミングで屋根の塗装をすることです。
外壁を塗装する場合も屋根と同様で、足場を組み立てなければなりません。
また、この足場に大きな違いもなく、かかる費用も同じです。
そこで、同じタイミングで2つの塗装を依頼することで、分けると2回分かかってしまう費用が1回で抑えられます。
1度で支払う金額は屋根単体の塗装を依頼する場合より高額になりますが、長い期間で見ると外壁の再塗装も必ず必要になるため、こちらの方が費用を抑えられます。
また、足場代は全体の支払いの20パーセントを占めるのが一般的で、決して安い価格とは言えません。
屋根と一緒に外壁も塗装することを検討してみてはいかがでしょうか。
2つ目は、各地方の公共団体が実施する住宅リフォーム支援制度の利用です。
地方の自治体によりますが、屋根塗装がこの種の支援制度に含まれている場合があります。
これは年度によっても異なるため、ぜひチェックしてみましょう。
3つ目は、火災保険の活用です。
このタイプの保険に加入していると、屋根塗装でも保険の補償が適用される場合があります。
まずは、火災保険に加入しているかどうか、適用条件も確認してみると良いでしょう。
□屋根塗装について知っておくべきことは?
上記では屋根塗装にかかる費用の抑え方について紹介しました。
ここではそんな屋根塗装について知っておくべきポイントを3つ紹介します。
1つ目は、屋根塗装の目的です。
屋根を塗装する上で、美観を維持することが最も重要とされています。
機能面の維持も、塗装によってできると聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、確実に機能面を維持できるというわけではなく、維持できるかもしれないといった考えを持つと良いでしょう。
これは、屋根の塗装によって機能面の向上や、維持がされた実証がされていないためです。
それゆえ、主な目的は美観の維持です。
2つ目は、屋根と外壁の塗装の違いです。
これらを区別して考える人はまだ少ないです。
依頼する会社を探す際もどちらの塗装についての評判かを判断せずに探されるケースも珍しくありません。
確かに評判を調べてから依頼することはとても重要ですが、屋根か外壁のどちらかを明確にせずに依頼することで失敗してしまう場合もあります。
そこで、依頼する際には現在の住まいに使われている屋根材と同じものを取り扱っているか、屋根の塗装には強いかどうかなども調べておきましょう。
また、屋根の種類によっても必要な知識や技術も異なるため、把握しておきましょう。
3つ目は、屋根塗装のタイミングです。
見てすぐに塗装が必要だとわかるサインとして、塗装の剥がれ、ひび割れ、色あせなどが代表的です。
これらの症状が見られる状態だと、以前にも増して劣化のスピードは早いと言えます。
定期的にチェックしておきましょう。
□屋根塗装の流れは?
では屋根塗装は、どのような流れで行われるのでしょうか。
上記の通り、屋根だけの塗装の場合でも足場は設置する必要があります。
これが必要な手順の1つ目で、これによって安全性の確保や、塗料の飛散を抑えます。
屋根の角度次第では、屋根にも足場を設置する場合もあります。
次に、屋根を高圧洗浄することによって、付着したカビや苔などの汚れを取り除き、塗装の工程へと進みます。
屋根の洗浄が済むと、屋根塗装の下塗りをします。
下塗り、中塗り、上塗りの3つに塗料が分けることで、密着性を高めます。
これらの工程が済むと、屋根材にある隙間にタスペーサーと呼ばれるものを設置します。
これには隙間への塗料の侵入を防ぐ役割があります。
下塗りが終わり、中塗りと上塗りを終えると塗装の工程は完了です。
最後に足場の解体を終えることで、屋根塗装は終了となります。
屋根の状態や、天候次第で塗装に必要な期間が伸びてしまうこともありますが、上記の下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りによって塗装を仕上げます。
□まとめ
今回は、屋根塗装の費用を抑える方法を説明しました。
住まいの屋根や外壁の塗装をお考えの方に参考にしていただけると幸いです。
当社は外壁の塗り替えから屋根の塗り替え、アパートの塗り替えまで対応している袋井市の地元密着型の会社です。
今回の記事で何か疑問を持たれた方は、ぜひ一度当社にお問い合わせください。