事務員日記-3月12日はランドセルの日ー

こんにちは!事務員の平良です。3月も下旬に差し掛かり、各学校では卒業のシーズン真っ只中ですね!ニトリに買い物に行ったら、10代後半くらいの子どもさんとみられる男性と、その親御さんが、カートいっぱいに生活雑貨を入れているのを見かけました。もうすぐ親元を離れて新生活が始まるのかなぁと想像できる風景でした。

子どもさんは買うものにあまり興味が無いような雰囲気でしたが、親御さんは一つ一つ真剣に吟味していて、手元を離れる子どものために精一杯のことをしているということが伝わってきました。寂しいですが、こうやって親離れ・子離れをしていくんですね。

 

さて、明日3月21日は「ランドセルの日」です。ランドセルをミニサイズに加工する店「スキップ」の革細工職人・増田利正さんなど、ミニランドセルの制作者らが制定しました。

日付はこの日が卒業式の頃であり、そして「3+2+1」が小学校の修業年数の「6」になることから。6年間ありがとうの意味も込められています。6年間の思い出をいっぱい詰め込んだランドセルに感謝の気持ちを表す日なんですね。

ランドセルのような通学カバンが広まったのは、1885年(明治18年)官立の模範小学校として開校した学習院初等科が起源とされています。

学習院は「教育の場での平等」との理念から馬車・人力車による登校を禁止、学用品を入れ生徒が自分で持ち登校するための通学鞄として背嚢が導入しましたが、当初はリュックサックのような形であったそうです。

1887年(明治20年)、当時皇太子であった嘉仁親王(後の大正天皇)の学習院初等科入学の際、初代内閣総理大臣・伊藤博文が祝い品として帝国陸軍の将校背嚢に倣った鞄を献上、それがきっかけで世間に徐々に浸透して今のようなランドセルの形になったとされているそうです。

最初は2色。今は無限大

ランドセルは、長い間女子は赤、男子は黒色がポピュラーでしたが、皆様もご存知の通り、現代は多種多様な形、カラーが販売されています。

男の子が赤系の色を持っていることもありますし、女の子が黒系のランドセルを持っていることもあります。

ランドセルが、多様性を学ぶ入口になってくれているような感じがしますね(^^)

 

日本鞄協会ランドセル工業会の2021年のランドセル購入調査ランキングによると、購入された男の子のランドセルで最も多いのは「黒」(61%)!2位が「紺」、3位は「青」、4位は「緑」、5位は「こげ茶」(ダークブラウン・チョコ)となっています。

女の子のランドセルのランキングでは、1位は「紫・薄紫」(22%)!
2位が「赤」、3位は「桃(ピンク・ローズ)」、4位は「水色」、5位は「うす茶(ライトブラウン・キャメル)」となっています。

 

私が小学生の時は、まだ赤と黒以外の色が出始めで少数派だったので、赤にしましたが今のカラフルなランドセルの小学生たちをみると少し羨ましい気持ちになります。

色だけじゃない!個性的なデザインのランドセル

男の子向けランドセルの個性的なデザインに、フィットちゃんの「ハンサムボーイDX 安ピカッ+楽ッション」があります。

凹凸感のある立体的デザインと、ゴールドのメタリックな色彩を使いながらも、派手過ぎず落ち着いており好印象です。

男子心をくすぐるデザインですね!

女の子向けの個性的なランドセルに、LIRICOの「ロマンティック プレシャスエディション ランドセル」があります。

こちらのメーカーは、今とても人気のランドセルブランドです。

お姫様になったようなロマンティックなデザインが、衝撃的で目に飛び込んできますね!

6年間お世話になるランドセルです。親も子も後悔のないように選びたいですね(^^)

入学の時にはとても大きかったランドセルが、卒業の時にはとても小さくなります。中にはランドセルを背負えなくなるほど大きく成長する子もいます。

いつも背中を守ってくれるランドセルに「ありがとう」と伝えていけると良いですね!

 

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