住まいの外観の要である屋根。
屋根の印象は、住まい全体の印象に直結するといっても過言ではありません。
今回は、屋根塗装におすすめな色と、その選び方についてご紹介します。
屋根塗装を検討している方、色選びで悩んでいる方は必見です。
□屋根塗装におすすめの色について
屋根塗装では、汚れを目立たなくすることから、暗めの色が選ばれることが多いです。
ここでは、屋根塗装におすすめの色として、人気な暗めの色を4色ご説明します。
・グレー
黒と白が混ざってできる「グレー」は無彩色と呼ばれ、汚れが目立ちにくい色として、屋根塗装の際に選ばれることが多いです。
周囲の住まいと馴染みやすく、基本的にどのような色の外壁とも合うため、非常に使いやすい色であること間違いありません。
・ブラウン
温かみがあり、落ち着いた色の代表ともいえるブラウンは、明るい印象の住まいになることから選ばれることが多いです。
ブルーやネイビーといった寒色の外壁にも合うため、グレーと同じく使いやすい色の1つです。
・グリーン
木々に囲まれた場所で、保護色として力を発揮するのがグリーンです。
グリーンは自然色であることから、深緑のような落ち着いた色を選べば、グレーやブラウン同様に悪目立ちする心配はないでしょう。
・ブラック
屋根の色に、濃い色であるブラックを選ぶことで、住まい全体に高級感や統一感を持たせることに繋がります。
外壁と屋根の色でメリハリを付けたい方は、ブラックを取り入れてみてはいかがでしょうか。
□色を選ぶ際に押さえておきたいポイントについて
*バランス
屋根の色を選ぶ際には、外壁とのバランスを考える必要があります。
この際、メリハリと調和の両方について意識しなければなりません。
例えば、外壁と屋根の色を似たような色にした場合、調和は取れていますがメリハリがなく、見た目がのっぺりとした印象を与えてしまいます。
そして、屋根の色は外壁だけでなく、近隣の住まいの屋根とのバランスも考える必要があります。
たとえ好みの色を選んだとしても、周囲の屋根の色とかけ離れていた場合、調和がなく景観を損ねることに繋がります。
浮いた印象を与えないためにも、周囲とのバランスも大切にしましょう。
*見え方
屋根塗装の色を決める際は、ほとんどの方が色のサンプルを見た上で決めるでしょう。
そこで忘れてはいけないのが、室内と屋外では色の見え方に差が生まれることです。
屋根の色は、天候によっても見え方が異なります。
屋外で見ることを踏まえた上で、1トーン明るくしたり暗くしたりして色の調整を行いましょう。
*付属効果
屋根は、選ぶ色によっては、遮熱効果と呼ばれる太陽の光を反射する機能を持たせることが可能です。
明るい色であればあるほど太陽の光を反射するため、最も遮熱効果の高い色は白色です。
□まとめ
今回は、屋根塗装におすすめな色と、その選び方についてご紹介しました。
屋根の色は、好きな色だからといって、むやみに色を選択すると景観を損なうことに繋がります。
屋根塗装の際には、バランスとメリハリ・調和を意識した色選びが大切です。