自宅のメンテナンスに力を入れる方は、定期的な外壁塗装を検討しているのではないでしょうか。
しかし、外壁だけでなく、その付帯部にも目を向けることが重要です。
そこで今回は、外壁塗装時において付帯部が果たす役割と、外壁塗装と同時に塗装すべき付帯部についてご紹介します。
□外壁塗装における付帯部とは?塗装が必要?
外壁塗装と同時に考慮すべき付帯部とは、簡単にいえば、屋根や外壁以外の部分です。
これには、破風板や雨樋、軒天井など、家の機能を支える重要な役割があります。
多くの人が見落としがちな付帯部ですが、その役割は建物を長期に渡って守るうえで不可欠なものです。
この付帯部への塗装は、主に3つの理由から重要です。
*外観の一体感
建物全体の見た目を整えるためにも、付帯部の塗装は重要です。
外壁だけが新しく塗装されていると、付帯部の古さが目立ち、全体の印象が損なわれてしまいます。
*長期的な保護
外壁と同様に、付帯部も日々の天候にさらされています。
塗装により、これらの部分の耐久性を高め、建物の寿命を延ばせますよ。
*美観の維持
付帯部の塗装は、単に機能的な側面だけでなく、建物の美観を高めるうえでも重要です。
きれいに整った外観は、快適な生活環境にも貢献します。
□外壁塗装と同時に行ったほうが良い付帯部とは?
ここでは、特に塗装をおすすめする付帯部をいくつかご紹介します。
1:雨樋
外壁が新しくなっても、劣化した雨樋がその印象を損ねる可能性があります。
雨樋は、外壁の見た目に直接影響を与える重要な部分です。
2:幕板(帯板)
これは建物のデザインを大きく左右する、1階と2階の間の境界や、家の縦に設けられている長い板のことをいいます。
幕板が劣化すると、雨漏りの原因にもなり得るため、特に注意が必要です。
3:軒天井
軒天井は日が当たりにくいため湿気がこもりやすく、カビの発生が懸念されます。
塗装によりこれらの問題を未然に防げます。
すでに汚れが付着している場合や、塗膜の剥がれが見られる場合は塗装を検討してくださいね。
4:破風板
建物の先端に位置する破風板は、劣化しやすい部分です。
適切な塗装により、これらの部分の保護を強化しましょう。
□まとめ
外壁塗装を行う際、付帯部の塗装も併せて検討することが重要です。
これにより、建物全体の機能を保ちながら、美観を高められます。
適切な塗装により、快適で美しい住まいを長期にわたって保つための一歩を踏み出しましょう。