サイディング外壁のひび割れを修復!原因について解説します

築年数が経つにつれて、愛着のあるマイホームの外壁に気になるひび割れを発見した方もいるのではないでしょうか。
特にサイディング外壁は、経年劣化や外的要因によってひび割れが発生しやすい素材です。
ひび割れを放置すると、雨漏りや外壁の剥がれにつながる可能性があり、早めの対策が必要です。
この記事では、サイディング外壁のひび割れの原因から適切な補修方法を解説します。

サイディング外壁のひび割れの原因をチェック

サイディング外壁のひび割れは、放置すると深刻な問題に発展する可能性があります。
まずは、ひび割れの原因を理解し、適切な対策を検討することが大切です。
サイディング外壁のひび割れは、主に以下の3つの原因が考えられます。

1: 雨水・紫外線による劣化

サイディング外壁は、長年雨風や紫外線を浴び続けると、表面の塗料が劣化し、防水効果が低下します。
その結果、水が浸透しやすくなり、水分を吸収して膨張、乾燥時に収縮を繰り返すことで、ひび割れが発生するのです。
特に、日当たりの良い南面や釘周りのひび割れは、紫外線による劣化が原因である可能性が高いです。

2: サッシの重み・開け閉めによる振動

窓サッシは、見た目以上に重量があり、外壁に大きな負担をかけています。
特にサッシの下側は、常に重みに耐えているため、ひび割れが発生しやすい箇所です。
また、窓の開け閉めを繰り返すことで、微細な振動が外壁に伝わり、ひび割れの原因となります。

3: 地震による振動

地震が発生すると、建物の揺れによって外壁に大きな力が加わり、ひび割れが発生する可能性があります。
地震の規模や建物の構造、外壁の強度によって、ひび割れの程度は異なります。

ひび割れの種類別の補修方法

サイディング外壁のひび割れは、原因やひび割れの状況によって適切な補修方法が異なります。
適切な方法を選択することで、費用を抑え、効果的に補修できます。
ここでは、代表的な補修方法とその費用相場、メリット・デメリットを紹介します。

1: コーキングの打ち替え

コーキングとは、サイディングの継ぎ目や窓枠周りを埋める防水材のことです。
コーキングが劣化すると、ひび割れや隙間が生じ、雨水が浸入しやすくなります。
打ち替えは、既存のコーキングをすべて取り除き、新しいコーキングを充填する方法です。

費用相場は、箇所や面積によって異なりますが、1箇所あたり数千円〜数万円程度が目安です。
メリットとしては、防水効果が向上し、ひび割れを完全に塞げる点が挙げられます。
デメリットとしては、既存のコーキングを剥がす作業が必要となり、工期が長くなる可能性がある点が挙げられます。

2: コーキングの打ち増し

打ち増しは、既存のコーキングの上に新しいコーキングを充填する方法です。
費用相場は、打ち替えよりも安価で、1箇所あたり数千円程度が目安です。
メリットとしては、工期が短く、費用を抑えられる点が挙げられます。
デメリットとしては、打ち替えに比べて耐久性が劣る点が挙げられます。

3: サイディングの交換

ひび割れがひどい場合や、コーキングの補修では効果が期待できない場合は、サイディングの交換が必要となります。
費用相場は、交換する面積や使用するサイディングの種類によって異なりますが、数十万円〜数百万円程度が目安です。
メリットとしては、見た目が綺麗になり、耐久性も向上する点が挙げられます。
デメリットとしては、費用が高額になる点が挙げられます。

まとめ

サイディング外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや外壁の剥がれにつながる可能性があり、早めの対策が必要です。
ひび割れの原因を理解し、状況に応じて適切な補修方法を選択することが大切です。
コーキングの打ち替えや打ち増しは、比較的安価で、自分でDIYすることも可能です。
しかし、ひび割れがひどい場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

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