退色しやすい色は何色?外壁塗装で後悔しない色の選び方

外壁塗装は、家の外観をガラリと変え、住まいの価値を高める一大イベントですよね。
しかし、せっかくの塗装も、数年後には色褪せてしまっては、せっかくのこだわりが台無しになってしまいます。
そこで今回は、外壁塗装で後悔しないために、色褪せしやすい色の特徴や、色褪せが外壁に与える影響、色褪せを防ぐための選び方について解説していきます。

退色しやすい色はどんな色?

外壁塗装で色褪せしやすい色は、主に原色に近い鮮やかな色や、暖色系の色です。
鮮やかな色は、光の反射率が高いため、紫外線による影響を受けやすく、色褪せが目立ちやすい傾向があります。
また、暖色系の色は、もともと色素の密度が高いため、紫外線に弱く、色褪せしやすいという特徴があります。

色褪せしやすい色のメカニズム

外壁の色が褪せる原因は、主に紫外線です。
紫外線は、塗料に含まれる色素を分解し、色を変化させる作用があります。
特に、太陽光に含まれる紫外線は、非常に強力で、外壁の塗膜に直接ダメージを与えます。
また、雨風や気温の変化、大気汚染なども、色褪せを加速させる要因となります。

色褪せしやすい色の代表例

では、具体的にどのような色が色褪せしやすいのでしょうか。
代表的な色とその特徴を以下にまとめました。

1:赤

赤は、最も色褪せしやすい色です。
鮮やかな赤は、紫外線に弱く、色褪せが目立ちやすい傾向があります。
また、赤は、色の変化が分かりやすく、色褪せると、くすんだピンク色や茶色っぽく変化することがあります。

2:黄

黄色も、色褪せしやすい色のひとつです。
特に、鮮やかなレモンイエロー系の色は、色褪せが目立ちます。
また、黄色の場合は、汚れと混ざりやすく、色褪せと汚れが重なり、見た目に影響が出やすいです。

3:緑

緑は、光の三原色のひとつで、発色も良く鮮やかなので人気ですが、色褪せしやすい色でもあります。
特に、明るい緑や濃い緑は、色褪せが分かりやすく、くすんだ緑色や灰色っぽく変化することがあります。

4:紫

濃い紫も、色褪せしやすい色のひとつです。
赤に次いで色褪せしやすく、鮮やかな紫色は、色褪せが目立ちます。
また、紫は、色の変化が分かりやすく、色褪せると、くすんだピンク色やグレーっぽく変化することがあります。

色褪せが外壁に与える影響とは?

色褪せは、単なる美観の問題ではありません。
外壁が色褪せると、家の外観が古びて見えるだけでなく、耐久性や防水性にも影響を与える可能性があります。

1:外観の劣化

色褪せによって、家の外観が古びて見えるだけでなく、近隣の住まいと比較して見劣りすることがあります。
特に、鮮やかな色や濃い色を選んだ場合は、色褪せが目立ち、建物全体の印象が大きく変わってしまいます。

2:耐久性・防水性の低下

色褪せは、塗料の耐久性や防水性を低下させる原因にもなります。
塗膜が劣化すると、雨水が壁材に浸透しやすくなり、壁材の腐食やカビの発生を招く可能性があります。
また、外壁の断熱性能も低下し、冷暖房効率が悪化する可能性もあります。

3:資産価値の低下

色褪せは、家の資産価値を低下させる原因にもなります。
外壁が古びて見える家は、中古住まいとして売却する際、価格が低くなる可能性があります。
色褪せは、見た目だけでなく、家の耐久性や資産価値にも影響を与えるため、外壁塗装の色選びは慎重に行う必要があります。

まとめ

外壁塗装の色選びでは、色褪せしやすい色の特徴を理解し、色褪せしにくい色を選ぶことが重要です。
色褪せしやすい色は、鮮やかな色や暖色系の色です。
特に、赤、黄、緑、紫は、色褪せが目立ちやすいので注意が必要です。
色褪せは、家の外観を古びて見せるだけでなく、耐久性や防水性、資産価値にも悪影響を及ぼします。
色褪せを防ぐためには、色褪せしにくい塗料を選ぶことや、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。

Scroll to top
磐田市から掛川市など静岡県西部の外壁塗装や屋根塗装の無料お問合せは0120-255-066
お問合せフォーム