外壁塗装でお悩みの方は多いと思います。
今回は外壁塗装の役割、外壁塗装をしないことで起こる問題、外壁塗装に関して多い誤解について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□外壁塗装の役割について紹介します
外壁塗装は家にとって大きな役割を担っています。
1つ目は、建築素材を保護できることです。
建築素材を保護することで、紫外線から塗料を保護できます。
そのため、建物全体の保護に繋がります。
もし、外壁塗装をしていない場合は、建物が紫外線によって劣化しやすくなり、建て直しをすることになります。
2つ目は、雨漏りや害虫の侵入を防げることです。
外壁塗装で家全体を隙間なく塗りつぶすことで、害虫の侵入を防げます。
害虫の侵入を防ぐことで家に害虫が入らなくなるのと同時に、家の劣化を防げます。
また、雨漏りは家にとって最大の敵です。
なぜなら、雨漏りが発生することで部屋に雨水が浸入し、木材が腐ってしまうからです。
そして、建物の劣化や崩壊に直接作用します。
3つ目は、外観の清潔感が出せることです。
外壁は年月を重ねていくことで劣化し、色も剥げてきます。
また、落ちにくい汚れやひび割れも発生します。
しっかりと外壁塗装をすることで、ひび割れや汚れを防げます。
外壁塗装をすることで見栄えが良くなります。
このように、外壁塗装は主に家の劣化を防ぐ役割を持ち合わせています。
□外壁塗装をしないとどうなる?
外壁塗装をしないことで経年劣化がより進みます。
外壁塗装をしないまま5年程経過すると、色あせや、つや引けが起こり始めます。
これは、外壁の色が抜けて、つやがなくなり、今まで綺麗で高級感のあった外観が損なわれます。
特に、つや感を主に取り入れている家はこの劣化がはっきりとわかります。
つやがない外壁でも外壁の色が抜けていることがわかります。
約7年経過すると、汚れやコケが付着しやすくなります。
塗料には、撥水効果があります。
しかし、年々この撥水効果が弱まることで、コケや汚れが付着しやすくなります。
なぜなら、湿気に対する抵抗力がなくなるからです。
特に、白をベースの色としている家だと、この汚れやコケが目立ちやすくなります。
約10年経過すると、チョーキング現象が起きます。
チョーキング現象とは、外壁に触れることで白い粉がまるでチョークのように付着することです。
このチョーキング現象は、塗装の効果が切れている証拠にもなります。
つまり、劣化がだいぶ進んでいる証拠にもなる為、このころには塗装の塗りなおしの検討をおすすめします。
また、約10年経過するとクラックが起きます。
クラックとはひび割れのことを指し、小さなクラックであれば大きな問題はありませんが、大きくなると浸水の原因になるので補修工事が必要になります。
ひびが0.3㎝以上を目安に、それ以上の場合は補修工事を検討しましょう。
約15年以上経過すると剥がれや腐食が起きます。
クラックは外側にひびが入りこみますが、剥がれはクラックから内部に雨水が浸入することで外壁が剥がれてきます。
この時点で外壁の防水性はゼロの為、放置するのは危険です。
また、防水機能が完全に失われているので、建物内部に水が浸入します。
その結果、腐敗、腐食に繋がります。
最悪のケースでは、湿気が溜まることでシロアリ被害が発生し、外壁だけではなく下地や柱の修復をしなければいけません。
□外壁塗装に関して多い誤解とは?
1つ目は、目に見えないところの被害があることです。
直接的な影響ばかりが被害ではなく、目に見えない部分の被害も多くあります。
例えば、雨漏りは部屋に落ち始めてからが雨漏りではなく、その前から雨漏りを続けた結果部屋に到達します。
このように、知らない、見えない被害が目に見える被害を生んでいます。
目に見える被害は末期の状態であることの証拠にもなります。
そのため、10年で外壁塗装をすることで見えない被害を見つけて事前に防げます。
2つ目は、外壁塗装の目的を間違えていることです。
外壁塗装の主な目的としては防水になります。
外観ばかりを気にしていても、その家で長く住み続けることは難しいでしょう。
なぜなら、家にとって一番の敵は水だからです。
水は木材の他にも、鉄筋で作られた家も劣化させてしまいます。
また、日本は1年の約4分の1は雨が降っているため、雨による被害も多いでしょう。
そのため、外壁塗装をすることで雨の浸入を防げます。
3つ目は、外壁塗装をしないことです。
外壁塗装をしないということは、節約に繋がると思う方が多くいらっしゃいますが、それは大きな過ちです。
塗装工事はそれなりにコストがかかるもので、100万円前後かかります。
しかし、塗装工事をしないことで劣化やシロアリの被害に遭い、修繕費用だけで100万円以上かかってしまいます。
□まとめ
今回は外壁塗装の役割、外壁塗装をしないことで起こる問題と外壁塗装に関して多い誤解について紹介しました。
この記事が少しでも役に立つと幸いです。
また、外壁塗装でお困りの方はぜひお問い合わせください。