お金がない時でも外壁塗装を行う方法とは?やってはいけないこともご紹介します!

「外壁塗装をしたいがお金がない」
「まとまった予算がないため外壁塗装をするのが難しい」

外壁塗装をお考えの方で、このようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。
そこで今回は、お金が足りなくても外壁塗装ができる方法をご紹介します。

 

□外壁塗装をしないことによるリスクとは?

 

外壁塗装が必要な状況で、予算の問題から塗装をしない方もいらっしゃいますが、劣化した外壁を放置してしまうと、そこからさまざまなデメリットが発生します。
いくつか挙げていきます。

 

1つ目は、クラックです。
クラックとはひび割れのことで、劣化した外壁を放置しすぎると、クラックが起きてしまいます。
それによって、そのクラック部分からさらに劣化が進んでしまい、建物の安全性にも関わってくるので注意が必要です。

 

2つ目は、雨や湿気が入り込む点です。
なぜ雨や湿気が入り込むのが危険なのかというと、上記のようなクラック部分から雨が入り込んでしまうと、中の木材が腐ってしまうからです。
外壁だけでなく中の修繕まで必要になるため、さらに費用がかかってしまいます。
お金がないことを憂いて外壁を放置することで、さらにお金がかかってしまう例です。

 

3つ目は、断熱性が落ちてしまう点です。
クラックができると家に隙間ができるので、そこから熱が逃げていきますし、クラック部分から雨が入り込み内部が腐ってしまうことで、断熱性が落ちるという理由も挙げられます。

 

断熱性が落ちると、クーラーや暖房のような空調の効き目が悪くなるので、光熱費が高くなってしまうのです。
このように外壁の劣化を放置すると、生活費にも関わってくることもあります。

 

4つ目は、コンクリートの強度が落ちてしまう点です。
コンクリートでできている建物は、湿気や雨でコンクリートが劣化してしまうことによって強度が低下してしまうのです。

 

もしコンクリートの劣化がかなり進行していると、その劣化部分を撤去して新しいコンクリート部分を作る必要があります。
それによって、外壁塗装に加えてコンクリート部分の修繕が必要になるので、さらに費用がかかってしまいます。

 

5つ目は、腐ってしまう点です。
劣化した外壁を放置することで、木材が腐食することで単なる劣化だけでなく、最悪の場合外壁が崩れて落ちてくる可能性もあります。

 

□お金がなくても外壁塗装ができる方法とは?

 

外壁塗装をしたいがお金が足りない時にできる方法がいくつかあるのでご紹介します。

 

1つ目は、リフォームローンを使う点です。
お金がなかったり、貯金を崩したくなかったりした場合はリフォームローンを使って外壁塗装をすることをおすすめします。
返済期間に余裕を持てば、月の支払いを抑えられます。

 

これ以上ローンを増やしたくないという方もいらっしゃると思いますが、放置することによってさらに費用がかかることを考えれば、はやめにローンを組んで外壁塗装をする方が良いでしょう。

 

2つ目は、火災保険を利用することです。
実は外壁塗装に火災保険を利用できることがあります。
火災保険は火災による被害だけでなく、例えば台風や雪、雹(ひょう)や風による被害も含まれます。

 

これらの被害が火災保険適用範囲内だと認められれば、費用の一部が火災保険で賄われるため家計の助けになりますね。

 

3つ目は、助成金、補助金を利用することです。
助成金、補助金は、各自治体に申請することによってもらえるお金です。

 

もちろんいくつか条件や手続きはありますが、適用されるとかなり費用面で楽になります。
一般的に、適用条件として挙げられるのは、「指定された塗料を使用している」ことと、「塗装関連を含むリフォームである」ことです。
自治体によってことなるので確認しておくと、申請の際にスムーズに進みます。

 

□お金が無い際にする外壁塗装のNG行動とは?

 

お金が足りなくても、コストを抑えれば外壁塗装は可能です。
しかし、安ければ良いというものではありません。
安い分、性能も質も落ちてしまいます。
そこで、NG行動についてご紹介します。

 

*安い塗料を使う

 

費用が低い塗料は、耐久性がかなり低いものになります。
安いからと言って質の低い塗料を使ってしまうと、すぐに劣化してしまい、また費用がかかってしまうので、選ぶ際は費用だけでなく質や性能を見るようにしましょう。

 

*自分で塗装をする

 

外壁塗装は自分でもできますが、危険なのであまりおすすめできません。
費用は抑えられますが、足場を組めないため安全面で重大な欠点があります。
しかもプロでない限りは、自分での塗装ではムラが残って外観に影響がでる可能性もあります。

 

*料金が激安な塗装会社を選ぶ

 

塗装料金があまりにも安い場合は、どこかの作業が省かれている可能性があります。
よくあるのは、3回塗りが必要な箇所が2回しか塗られていないケースです。
それだと、十分な塗装にならないので劣化が早くなってしまいます。

 

このように手抜きをされることもあるので、低料金だけで塗装会社を決めてしまうのは危険であると言えます。

 

□まとめ

 

お金がない際の外壁塗装についてご紹介しました。
ローンや助成金を駆使すれば外壁塗装は可能なので、費用だけでなく質も見ながら塗装会社を選びましょう。

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