外壁塗装を検討中の方に向けて!よくある失敗例について解説します!

外壁塗装は、家を守るための大切な施工であり、費用も高いので、失敗することなく行いたいものです。
そのためには、よくある失敗例を知っておくことが大切です。
外壁塗装の失敗例には、どのようなものがあるのでしょうか。
外壁塗装の失敗例を見ながら、失敗しないためのポイントを探りましょう。

 

□外壁塗装のよくある失敗例について

外壁塗装にはどんな失敗例があるのか、早速見てみましょう。

 

*塗装費の予算オーバー

外壁塗装の塗料として人気のある、シリコン樹脂塗料を使って塗装すると、足場設置や養生費用まで含めて、約70万円~90万円程度かかります。
しかし、外壁が標準より大きかったり、外壁の劣化状態がひどかったりする場合は予想以上に費用がかかるケースもあります。
外壁塗装工事費用が、予算オーバーとならないためには、費用が高くなるケースについて、よく知っておく必要があります。
ここでは、塗装費の予算オーバーの原因を3つ解説します。

まず原因の1つ目が、定期点検をしなかったために劣化が進んだことです。
外壁塗装は、塗膜にひび割れができると、雨水が家の中に侵入するようになります。
定期的に外壁を点検して、塗装の劣化を事前に察知することが大切です。
そのためには定期点検が必要になりますが、これを怠ると補修が必要な個所が増えるために、余分な費用がかかることになります。

外壁塗装をするためには、このような補修が必要な個所を、まず修繕しなければなりません。
補修が必要な個所が多くなれば、その分だけ工事費用が高くなってしまいます。
補修箇所の劣化が初期の状態であれば、簡単な補修や小さな部材を交換するだけで済みますが、劣化が進むとそうはいきません。
外壁は、劣化を未然に察知するためにも、5年から10年のうちに点検することをおすすめします。

原因の2つ目が、悪徳業者に施工依頼してしまったことです。
外壁塗装費用が高くなる原因の1つとして、悪徳業者に施工を依頼したために、割高な費用を請求されるというケースがあります。
通常、一般の人は外壁塗装費用の相場を知らず、悪徳業者はそこにつけ込み、いろんな名目で費用を加算して不当に儲けようとします。

たとえば、塗料を相場より割高な値段で売りつけたり、必要のない工事まで行おうとしたりするのが、悪徳業者の典型的な手口です。
また、追加費用が必要な工事を勝手に行って、あとで請求することもあるので十分注意しなければなりません。

原因の3つ目が、中間マージンで費用が高くなることです。
大手のリフォーム会社の場合、自社に外壁塗装などの工事を行うスタッフがいません。
実際の工事は下請け会社に依頼するのが通常のパターンです。

つまり、直接施工会社に依頼するのと違って、1社分余計な中間マージンが必要になります。
それゆえ、工事費用が割高になってしまいます。
これを防ぐには、外壁塗装をすべて自社で行う業者に、依頼する必要があります。

 

*満足できる仕上がりにならない

外壁塗装は、完成するまで仕上がり状態がわかりません。
イメージした色と、実際に仕上がった外壁の色が違うこともあります。
外壁は面積が広いため、外壁の色によって、その家のイメージが決まってしまいます。
それゆえ、カラーイメージを決めるのは非常に重要です。

満足できる仕上がりにならない原因は2つあります。

まず原因の1つ目が、大きなカラーサンプルを使わずに色を決めたことです。
外壁塗装を依頼する前に、業者からカラーサンプルをもらって色を決めますが、サンプルは大きくても数センチ角しかないので、これだけで広い外壁全体の色をイメージするのは困難です。
そのため、イメージする色と実際の色を近づけるためには、できるだけ大きなカラーサンプルを、用意してもらう必要があります。

原因の2つ目が、周囲の色と合わないことです。
外壁の色を決める際は、近隣の家のカラーや周囲の景観を考慮しないと、自分の家だけが周囲から見て、浮いてしまうことがあります。
自分の家の外壁だけが妙に目立ってしまうと、周囲の景観を損ねることにもなるので、十分注意が必要です。

 

□外壁塗装で失敗しないためのポイントについて

外壁塗装で失敗しないためには、以下の点に注意しましょう。

 

*依頼する業者をしっかり調べる

外壁塗装を成功させるか否かは、業者選びでほぼ決まるといっても良いでしょう。
不当に利益を上げようとする業者に依頼すれば、費用が割高になるのは避けられません。
ネットで、業者のホームページや口コミを見れば、どんな業者なのかがわかります。

 

*塗装の基礎知識をつける

外壁塗装を失敗しないためには、優良な業者を選ぶことが大切です。
そのためには、自分も塗装の基礎知識を持つ必要があります。
塗装の知識があれば、業者も素人ではないとわかります。
たとえ悪徳業者であったとしても、いい加減なことはできなくなります。

悪徳業者は、相手が素人だと思うから、やりたい放題にするのです。
こちらが知識を持つことによって、悪徳業者も優良業者に変えることが可能です。

 

□まとめ

外壁塗装を失敗しないためには、過去の失敗例を知っておくことが大切です。
外壁の定期点検を怠ったために、予想以上に劣化が進んで、塗装費用が予算オーバーになることがあります。
また、イメージしていた色と、出来上がった外壁の色が違うこともあるため注意してください。

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