外壁塗装をやりたくない方へ!放置は危険である理由をご紹介します!

「外壁塗装をやりたくない」
「外壁を放置していても問題はないだろう」

外壁塗装をするとなると、このようにお考えの方がいらっしゃると思います。
時間も費用もかかるといって、面倒になって放置してしまうと、後悔してしまうことになります。
そこで今回は、外壁塗装を先延ばしにすることが何故危険なのかをご紹介します。

 

□外壁を放置すると危険な理由とは?

 

外壁塗装を放置していると、様々な劣化症状が出てきます。
場合によっては建物の安全性にも関わってくるものもあります。

 

劣化症状の1つ目は、色あせです。
色あせとは外壁の色が段々と薄くなることで、症状的には軽度ですが着々と劣化は進んでいます。
加えてツヤがなくなってくることもありますが、こちらは元のツヤがなければわかりにくいものなので、色あせの方を参考にすることをおすすめします。

 

2つ目は、汚れが付きやすくなる症状です。
本来は塗装によって表面が守られていますが、塗装が落ちてくると汚れやすくなってしまいます。
塗装の効果が弱まると、水を弾く効果(撥水)が落ちてくるので、隙間に湿気が溜まりやすく、そこからカビやコケが生えることもあります。

 

3つ目は、チョーキング現象です。
チョーキング現象とは、外壁を手で触った際に白い粉がつく現象のことです。
こちらの現象が起きているということは、外壁の劣化がかなり進んでいると思ってください。
塗装の効果はほぼ無いので、そこからさらに劣化が進みます。

 

4つ目は、クラックです。
チョーキング現象を修繕せずに放置していると、外壁にクラック(ひび割れ)が発生してきます。

 

クラックは大きさにもよりますが、大きいものになってくるとそこから雨水が入りこむことで、内部の劣化にもつながることになります。
中の木材が劣化し腐ってくると、取り換えなければいけないので、さらにそこで費用がかかってしまいます。
クラックが起こった時点で、はやめに修繕と外壁塗装を行うことをおすすめします。

 

5つ目は、剥がれが起きやすくなる症状です。
クラックが起きだすと、内部の劣化も始まり、そして表面も剥がれてくるので外観も良くないですし、外壁の防水性もほぼ失われている状態なので早急に修繕することをおすすめします。

 

□塗り替える時期は?

 

それでは、実際に外壁塗装をどのタイミングで行えば良いのでしょうか。
塗り替えの時期のタイミングは大きく分けて5つあります。

 

*築10年目を目安にする

 

多くの場合、新築から10年目に外壁塗装をする方が多いです。
理由としては、多く使われている塗料の耐用年数が10年から15年であるためです。
塗料の種類によっては、こちらの年数よりも短かったり長かったりする場合はありますが、10年を目安にするのが無難でしょう。

 

*前回の塗装で使用した塗料の耐用年数を参考にする

 

外壁塗装のタイミングがわかりづらい際は、前回使った塗料の耐用年数を調べて参考にするとわかりやすいです。
前回塗装した時から、どれくらいの年数が経っているかを計算すれば、外壁塗装のタイミングがわかりやすいと思います。

 

*チョーキング現象

 

先ほども述べたように、チョーキング現象が起きるとそこからどんどん劣化が進むので早急に外壁塗装をすることをおすすめします。
チョーキング現象のみなら、修繕は必要ないので外壁塗装のみでなおります。

 

*塗装が剥がれてきたとき

 

外壁の剥がれも、外壁材自体の修繕は必要ありません。
全体の塗膜を剥がし、もう一度塗りなおせば修繕できます。
これ以上劣化を進めて、外壁材の取り換えまでいくよりも、早めに外壁塗装をする方が費用面でも楽になるでしょう。

 

□お金がなくても外壁塗装を行う方法をご紹介します!

 

 

外壁塗装のタイミングがわかっても、お金が足りない場合や、予算が限られていて外壁塗装をするのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
しかし、少しでも費用を抑えられる方法があるのでご紹介します。

 

1つ目は、助成金、補助金を利用する方法です。
こちらは、基本的にお住まいの各自治体に申請をするもので、一定の条件を満たしていればもらえます。
ちなみにこちらは、返済不要なためかなり費用面で楽になるでしょう。

 

2つ目は、ローンを利用する方法です。
貯金を崩したくない方や、まとまったお金が用意できない場合は、ローンを利用すれば外壁塗装ができます。

 

ローンを組むのを躊躇って、放置すると取り返しのつかない状態になってしまいます。
劣化の状況を見て、早めに判断することをおすすめします。
すでに住宅ローンをご利用中の方は、同じ金融機関でローンを組むと、優遇金利で借りれる可能性があるので相談してみましょう。

 

3つ目は、塗装費を安くする方法です。
例えば、塗料にもグレードがあり費用の低いものから高いものまであります。
低すぎるものは良くないですが、少しグレードの低い塗料を選ぶことで、塗装費を抑えられます。
しかし、費用が低ければ低いほど低品質の工事になるということを留意しておきましょう。

 

□まとめ

 

外壁塗装をするべき理由と、タイミングについて解説しました。
お金がないという理由だけで、放置するのは危険なので、予算を抑える方法を試しながら外壁塗装をしてみてください。

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