事務員日記ー春の季節と自律神経ー

こんにちは!事務員の平良です。4月が始まり2週間を過ぎました。ご自身やお子さんが新生活をスタートさせた方は、そろそろ慣れてくると同時に、疲れが出てくるタイミングではないでしょうか?

ちょうど季節の変わり目にあたり、日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる気圧変動が大きい季節です。

寒暖差に対応するため自律神経の一つである交感神経優位が続くと、エネルギー消費が増え、疲れやだるさを感じやすくなります。
自律神経には、体を活動的にする交感神経とリラックスさせる副交感神経があり、2つがバランスをとりながら、心臓や腸、胃、血管などの臓器の働きを司っています。この自律神経、自分の意思ではコントロールできず、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいます。

そもそも自律神経とは、自分の意志とは関係なく自動的に働く神経のことです。 そして、呼吸・循環・消化・生殖・排泄など生命維持に必要な機能を調節してます。 例えば、心臓や胃などの身体の内側の臓器は自動的に働くため、自分の意志で停めたり機能を強化

その逆に、腕や脚などの筋肉・関節は自分の意志で動かすことができます。これは体性神経と言います。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経と副交感神経は相反する機能を持つ神経です。イメージでつたえるなら、交感神経は身体を活動的にする神経。副交感神経は身体を休ませる神経です。

具体的に言うと

交感神経が働くと、心臓の働きが活発になり、血管が拡張して、血流が増加して、各運動器(腕や脚の筋肉)に血液が行き届きます。

副交感神経が働くと、胃腸の機能が高まり、消化を促します。さらに、心臓・呼吸の働きが抑えられて身体を安静に保とうとします。

なので、運動や仕事をするときは交感神経が主に働き、食事や睡眠のときには主に副交感神経が働いていると言えます。

この二つの神経が上手く切り替われなくなると、色々なところで不調が出始めます。

耳鳴りやめまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、下痢、微熱、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感、慢性的な疲労、だるさ、イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、ゆううつになる、感情の起伏が激しい、あせりを感じる・・

実に様々な症状があります。なので、自律神経を整えることはとても大切です。

自律神経を整えるには

ここからは、日常生活の中で取り組みたい、自律神経のバランスを整える方法をご紹介します。ただし、この方法を実践すれば自律神経が必ず整うというわけではないため、つらい症状が続く場合は、早めに医師にご相談ください。

1.朝起きたら日光を浴びる

2.続けられる程度の軽い運動をする

3.お風呂に浸かる

4.睡眠時間を充分にとる

5.就寝前のスマートフォン使用を控える

6.栄養バランスのとれた食事を心がける

7.太い血管が通っている首を温める

自律神経のバランスを整えるという視点から日常生活を見直すことで、ストレス解消や規則的な生活習慣につながり、健康的な体づくりにも役立ちます。

これからゴールデンウイークなどお出かけの時期になりますので、元気な身体作りをして楽しい毎日を送れると良いですね!

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