外壁塗装は見栄えだけでなく、耐用年数を考えて選ぶのが大切です。
外壁塗装の耐用年数は、使用する材料によって大きく変わるだけでなく、塗装後の管理も重要です。
そこで今回は、外壁塗装の塗料ごとの耐用年数と、外壁塗装を長持ちさせる方法をご紹介します。
□外壁塗装の耐用年数とは?
外壁塗装の耐用年数とは、雨風や紫外線などから建物を守れる期間を指します。
つまり、外壁塗装後から外壁に劣化症状が現れ始めるまでの年数のことで、使用する塗料や塗装方法によって大きく異なります。
建物の立地条件や周囲の環境などにより変動するため、あくまで目安ですが、塗装や補修の重要な判断材料となります。
1.ウレタン塗料
耐用年数は約6〜10年と短めですが、他の塗料より安価なため費用を抑えられます。
2.シリコン塗料
耐用年数は8〜15年で、最も人気の塗料です。
価格が高い分耐用年数も長く、塗り替える頻度が下がるため、長い目で見ても優れた塗料だと言えます。
3.フッ素塗料
耐用年数は約10〜20年と長く、その分価格もシリコン塗料より高くなります。
より塗り替え頻度を減らしたい方におすすめです。
□外壁塗装を長持ちさせる方法とは?
1.定期的に掃除する
外壁塗装が汚れたまま放置すると、塗料の性能が落ち耐用年数が短くなる原因になります。
定期的に布やスポンジで優しく汚れを落とし、できる限り長く耐久性を保てるよう気をつけましょう。
2.耐用年数の長い塗料を使用する
当然、耐用年数の長い塗料を使用して外壁を塗装すれば、外壁の耐用年数は長くなります。
フッ素樹脂を配合したフッ素塗料は特に耐久性に優れ、約10〜20年ほど耐用年数があります。
価格は高いですが、その分塗り替えの頻度が他の塗料に比べ少ないため、塗り替えが面倒な方におすすめです。
3.耐用年数の長いシーリング材を使用する
シーリング材とは、ボードやパネルを貼り付ける際にできる外壁材同士の隙間を埋めるために塗る液体のことです。
耐用年数の長いシーリング材を使うことで、隙間からの雨水や汚れの侵入やひび割れを防げるのです。
通常のシーリング材の耐用年数は約7〜10年ですが、15年以上耐久性を保つシーリング材もあるため、塗装の際に業者に相談するのをおすすめします。
4.技術力の高い業者に依頼する
耐用年数の長い塗料やシーリング材を使用しても、施工業者の技術力が低ければ十分な効果を発揮できません。
業者の工事の実績や外壁塗装の資格の有無、施工方法などを確認するようにしましょう。
当社は、静岡県西部で外壁塗装を行っています。
3000件以上の工事実績があり、一級技術士が指導しているほか、外壁や耐候性に優れた外壁塗装で、小さな塗り直しにも対応するなどアフターサービスも充実しています。
是非お気軽にご相談ください。
□まとめ
今回は外壁塗装の耐用年数の概要と様々な塗料の耐用年数、外壁塗装を長持ちさせるための方法について解説しました。
価格の高さと耐用年数の長さはほとんど比例するため、自分のニーズと予算に応じて選ぶことが大切です。
また、セルフメンテナンスとして定期的に外壁を掃除すると、塗料本来の耐久性を発揮できます。
外壁塗装に優れた業者を選び、塗装の時点で耐用年数の長い塗料やシーリング材を選ぶのもおすすめです。