こんにちは!事務員の平良です。暖かいなぁ~と思ったら、全国的に大雪になり静岡県西部でも寒い日になりました。
ここから2月中旬にかけてまた暖かくなっていくという予報がでているそうです。この寒暖差は体調管理が難しくなりますね。
規則正しい生活を心がけて体調を崩さないように気を付けたいと思います。
さて、毎月6日は「メロンの日」です。
全国のメロン産地の自治体が参加する「第2回全国メロンサミット in ほこた開催実行委員会」が制定しました。
日付は6月が全国的にみてメロンの出荷量がいちばん多い時期であり、「6」という数字がメロンの形に似ていることから毎月6日に。各産地ごとにふさわしい月の6日にアピールをするそうです。
メロンの美味しさをより多くの人に知らせて消費の拡大を図ることが目的でこの「メロンの日」は制定されました。
メロンといえば、「静岡クラウンメロン」がおなじみですね。
メロンはいつ、どこで発生した果物なのでしょうか?今日はその歴史を掘り下げていきたいと思います。
原産地はインド
メロンはウリ科キュウリ属の植物で、北アフリカや中近東地方の原産地と推定されていましたが、最近の遺伝子研究によればインドが原産地と裏付けられました。
紀元前5世紀頃にエジプトで作られた苦味の少ないメロンが、地中海を超えてヨーロッパに渡りました。当時のメロンはキュウリよりは甘いという程度であり、サラダや酢漬けにされて食されていました。その後、甘いメロンが作られるまで数世紀に及ぶ改良の努力が行われたのち、果実を食用にする果菜類として栽培化され、かなり早くにユーラシア大陸全域に伝播しました。
日本列島にも貝塚から種子が発掘されていることや、瀬戸内海の島嶼などに人里近くで苦味の強い小さな果実をつける野生化した「雑草メロン」が生育していることから、既に縄文時代に伝わり、栽培されていたと考えられています。日本では古来「ウリ(フリとも)」の名で親しまれてきました。
世界的に、15世紀末(中世の終わり)ごろから現代と同じ甘いメロンがアルメニアからイタリアへ渡り、ヨーロッパ全土に広がったと考えられています。
日本では、1932年(昭和7年)に静岡県でアールス・フェボリット」の栽培が始められ、以後同県でのみ栽培が続けられていました。その後、ヨーロッパからの品種との交配などを行い、様々な品種のメロンが誕生していきました。
日本はメロン栽培のパイオニア
日本では、メロンはとても高級品であるという認識が高く、中でも2008年に開かれたメロンの競りで夕張メロンが2玉250万円(!)という
高値がつきました。
海外ではメロンは他の果物と同じような価格で取引されているようで、日本に来た外国人観光客はお店で高値がついているメロンに大変驚くそうです。
メロンはその価格に見合うほど栽培に手間が多く、その分とても美味しいですので、一度外国の方に食べてもらってそのおいしさが世界に広まると良いですね!
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