外壁塗装には無機塗料がおすすめ?メリットについてご紹介!

「外壁塗装には無機塗料がおすすめ」そんな話を耳にしたことはありませんか。

しかし、なぜ無機塗料がおすすめなのか、その理由をご存じの方は少ないと思います。
良いといわれる理由を整理してから、無機塗料を使うかどうか判断したいですよね。

そこでここでは、無機塗料の特徴とメリットについてご紹介します。

□無機塗料とは?

無機塗料とは、ガラスや鉱石などの無機物が含まれている塗料のことです。
アクリルやシリコンといった樹脂成分は外壁を劣化させる原因の1つですが、無機塗料はこれらの樹脂成分の含有率が低いため、耐久性に優れているのが特徴です。
ただし、無機塗料について樹脂成分の含有率は明示的に定められていないので、無機塗料の中には樹脂成分を多く含む粗悪品もあることに注意しましょう。

□無機塗料のメリット

1つ目は、耐候性が高いことです。
無機塗料は、紫外線に強いため劣化しにくいです。
無機塗料の耐用年数は、一般的に20~25年とされており、他の塗料と比べても比較的長いです。
外壁塗装を大事に使いたい、長持ちする外壁にしたい方は特におすすめですね。

2つ目は、防カビ性と防藻性があることです。
カビやコケ、藻などは、有機物を栄養として繁殖しますが、そもそも無機塗料には有機物質があまり含まれていません。
そのため、ほとんど外壁にカビやコケが発生しなくなり、住宅の外観をきれいなまま保てます。

3つ目は、防汚性に優れていることです。
無機塗料は、水との親和性が高く、水に溶けやすい親水性の特徴があります。
そのため、雨が降ったときには、外壁についたゴミやホコリを巻き込んで一緒に流してくれます。
外壁のお手入れをできるだけ減らしたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

4つ目は、不燃性に優れていることです。
無機塗料は、燃えにくい特徴を持つ無機物を多く含有するため、燃えにくいこともポイントです。
ただし、無機塗料は純度100%の無機物ではなく、有機成分も含んでいるため、完全な不燃物質ではありません。
無機塗料を使った家では、隣家が火事になった場合にもらい火するリスクが低くなりますが、燃えないと過信するのはやめておきましょう。

□まとめ

今回は、無機塗料の特徴とメリットについて解説しました。
無機塗料には無機物が多く含まれるため、耐久性が高いので劣化しにくく、カビも生えにくいメリットがあります。
外壁塗装を長持ちさせたい方は、無機塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

当社では、無機塗料を用いた外壁塗装工事も行っております。
ご興味のある方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

外壁塗装に防水は必要?防水が必要な症状もご紹介!

外壁塗装では色を重視して、防水機能はあまり気にかけない人も多いのではないでしょうか。

しかし、外壁塗装が果たす防水の役目を軽んじると、いずれ住宅全体に悪影響がもたらされ住宅の寿命を縮めてしまうことにつながります。
ここでは、外壁塗装の防水機能の役割と防水工事が必要な場合についてご紹介します。

□外壁塗装における防水の役割

外壁塗装は、雨水の浸入を防ぐ役割を果たしています。
外壁塗装を行うと塗膜が張られますが、この塗膜は住宅の一番外側部分で水の浸入を防いでいます。
外壁は、四六時中紫外線や雨風にさらされているため劣化が進みやすく、それにより防水効果も薄れていきます。
また、防水機能が低下した住宅では、雨漏りによる天井のシミや雨水による柱の腐食が起こってしまいます。
こういった事態から逃れるためにも、外壁塗装による防水機能は重要です。

□防水工事が必要な状態とは?

・チョーキング現象
チョーキング現象とは、外壁を触ったときにチョークのような白い粉がつく現象のことです。
これは、外壁塗装が劣化して塗装が粉になって崩れてきている、防水機能が損なわれている証拠です。
この症状がみられるときは、できるだけ早く塗装工事を行うようにしましょう。

・ひび割れ
ひび割れにも大小さまざまなものがあり、小さいものはさほど気にしなくても問題ありませんが、幅0.3mm以上・深さ5mmに及ぶひび割れは、建物に大きな影響を与える可能性があるため非常に危険です。
そのまま放置すると、いずれは水の浸入を許すことにつながるでしょう。
ひび割れの状態を判断するのは思いのほか難しいので、大きめのひび割れがあった際には、施工会社に連絡して見てもらうのが一番安全です。

・シーリング材の縮みや亀裂
シーリングとは、外壁の隙間を埋めるために施すものです。
シーリングはゴムやシリコン素材から作られており、これも雨や風、紫外線の影響により劣化していきます。
シーリング材が、劣化して縮んだり亀裂が入ったりしている場合には、水が屋内に入りやすくなっている状態のため、できるだけ早めに防水工事を行うのが望ましいでしょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の防水の役割と防水工事が必要な場合について説明しました。
外壁塗装が劣化しているときは、屋内に水が浸入しやすくなります。
紹介した劣化現象が見られるときには、防水工事も検討してみることをおすすめします。

当社では、家のお困りごとの調査や相談を無料で行っておりますので、外壁塗装の劣化が不安な方はお気軽にお問い合わせください。

外壁塗装が劣化する原因とは?補修方法も併せてご紹介します!

劣化した外壁塗装は、住宅の外観を損ねる要因です。
「知らぬ間に塗装がはがれて薄汚れていた」なんてことも多いでしょう。
ここでは、外壁塗装が劣化する原因と補修方法についてご紹介します。
外壁について考える際、ぜひご参考にしてください。

□外壁塗装が劣化する原因とは?

1つ目は、紫外線や太陽の熱による劣化です。
紫外線や太陽光は、外壁塗装の塗膜の分解を早めてしまいます。
紫外線の影響で起こる外壁の劣化現象としては、塗料の色あせや外壁の表面が劣化して白い粉が現れるチョーキングといったものがありますが、これらが見られるときには劣化が進んでいるため注意しましょう。

2つ目は、雨や風による劣化です。
外壁は常に外気に晒されており、雨や風の影響を非常に受けやすいです。
特に、台風による猛烈な雨や暴風によって外壁が受けるダメージは大きく、トタンやアルミのような金属部分は錆びやすくなるので、そういった素材を使っている場合には注意しましょう。

3つ目は、経年劣化によるものです。
使い続けていれば、時間の経過とともに品質が低下していきます。
外壁塗装も例外ではなく、時間が経てば劣化します。
塗料の種類によって耐用年数は異なりますが、10数年ほどのものが多いので、自宅の外壁塗料は何年目なのか確認してみると良いでしょう。

□劣化した外壁を補修するには?

*部分補修

劣化している部分がそこまで広くない場合には、その劣化部分だけを修理する方法もあります。
ただし、部分補修すると補修跡が残ってしまうので、完全にきれいな状態の外壁塗装にはならないことに注意しましょう。

*外壁塗装

部分補修ではまかないきれない、広範囲に及ぶ補修工事の際には外壁塗装することがおすすめです。
外壁塗装では、補修跡が残らないため見た目がきれいに仕上がります。
外壁塗装は、ただ補修をするだけでなく住宅の外観も変えられるので、今の外壁に飽きてしまったからイメージチェンジしたい方にもおすすめです。

*重ね張りや張り替え

外壁の劣化がかなり進んだ状態で、部分補修や外壁塗装ではどうにもならないときには、重ね張りや張り替えを行います。
重ね張りとは、元々の外壁の上からさらに新しい外壁を貼り付ける方法で、張り替えとは、元々の外壁を取り除き全く新しい外壁を貼り付ける方法です。

□まとめ

今回は、外壁塗装が劣化してしまう原因と補修方法について説明しました。
劣化してしまう原因は自然現象によるものがほとんどで、いわば避けられないものです。
劣化してしまったときには潔く補修するようにしましょう。

当社は、長年の経験から培った高い技術力を使って外壁塗装を行っており、お客様からの高い満足度と信頼を誇っております。
外壁塗装でお困りのことがございましたら、ご相談ください。

コンクリート外壁はいつ塗装すれば良い?外壁塗装の方法をご紹介します!

コンクリートの外壁塗装は一般的な戸建ての塗装と少し異なります。
耐久性が高いコンクリートですが、正しいメンテナンスを行わないと、期待される耐久力を発揮できません。

そこで、今回は、コンクリートに着目した外壁塗装をご紹介していきます。
塗装すべきタイミングから塗装方法、長持ちさせるためのポイントまでご紹介しているので、外壁塗装について悩んでいる方はぜひご覧ください。

□塗装すべき劣化症状とは?

以下の劣化症状が外壁に見られる場合は、劣化が大きく進んでいる証拠です。
外壁をチェックしてみて、外壁塗装を行うタイミングなのか確かめましょう。

1.爆裂クラック

爆裂クラックは、ヒビ割れが発生して雨水が内部に侵入することが原因です。
鉄筋が見える状態になります。

2.ひび割れ

コンクリートは圧縮力には強いですが、引っ張る力には弱いという特徴があり、ヒビ割れが起こりやすいです。

3.カビやコケの発生

日当たりが悪い箇所や箇所が高いのは、湿気や高い空気が入るためにカビや湿気コケが生じやすいです。
日が当たりづらい住まいの北側を見ていきましょう。

4.水シミ

コンクリートは水分を吸い込みやすいため、雨水が降ったときに水が溜まり、日光で蒸発するようになりますが、汚れや水垢は蒸発されずに付着し続けます。

5.膨れや剥離クラック

中性化によって鉄筋や鋼管などが錆びることもあり、コンクリートの耐久性が劣化します。
予防対策が必要です。

ご自身の点検ではこころもとない方はプロに点検を依頼するようにしましょう。

□コンクリート外壁の塗装方法とは?

1.既存の打ち放しコンクリート外壁の風合いをそのまま残す

透明色の撥水剤や外壁用塗料を使って打ち放しコンクリート外壁を塗装すると、緩衝の風合いはそのまま残せます。
しかし、キズやヒビ割れなどの劣化や補修跡も透けて見えてしまうため、荒れや目に見える劣化症状がある場合は別の方法を選択することを検討すると良いかもしれません。

2.薄く色をつける

キズやひび割れなどの劣化や補修跡も隠してくれるため、打ち放しコンクリート外壁による家の様子を美しく見せられます。

3.好みの色に塗り替える

「外壁用塗料(色付き塗料)」によっては、打ち放しコンクリート外壁を保護し、防虫・防鳥などの効果もあります。
また、外壁にあるキズや被りなどの劣化もカバーすることが可能です。

4.新たに打ち放しコンクリートの模様を付ける

近年、技術の進歩により、新しい打ち放しコンクリートの模様を再現できる「打ち放しコンクリート専用塗料」が登場しています。
各塗料製品によって工法は異なりますが、打ち放しコンクリート外壁を選んだデザインに応じた模様を再現できます。

5.ツヤをプラスする

打ち放しコンクリート外壁の塗装には、艶感をプラスできる「艶有」製品があります。

撥水剤、外壁用塗料(カラークリヤー・クリヤー・色付き塗料)、打ち放しコンクリート専用塗料にも、艶有の製品があります。

この艶有製品を使って打ち放しコンクリート外壁を塗装することで、グラデーションの風合いはそのままでも、艶感をプラスした仕上がりに変えられます。

また、外壁用塗料・色付き塗料(艶有)を使って塗装することでは、好みの色に塗り替えた上で、艶感をプラスした仕上がりにできます。

6.塗装以外にも検討しておきたいこと

打ち放しコンクリート外壁の塗装を選ぶときは、塗装後の見た目以外にも、塗装の耐久年数、費用などの検討ポイントも重要です。

□長持ちさせるためのポイントとは?

建物の劣化症状を放置すると、水漏れなどの修繕費が高額になるだけでなく、建物の寿命を縮めてしまう危険性があります。
そこで以下では、コンクリート壁を長持ちさせるために知っておくべきポイントを紹介します。

1.定期的に診断してもらう

早期に劣化症状を発見して補修工事を行うことは、高額な改修費用や建物の寿命の短縮を定期的に防げます。
点検をしてもらうことで良い工事方法や必要な工事内容を早めに知ることが可能です。

 

2.ひび割れが見つかったら早めに補修を行う

打ち放しコンクリートの外壁にひび割れが発生すると、雨水浸入によって劣化症状が発生する可能性があります。
このような状況を防ぐためには、ひび割れが発見された際には早めに補修工事を行う必要があります。

補修工事には、撥水剤の塗布やシーリング補修などがあり、小さなひび割れであればシーリング補修を行うことをオススメします。

ひび割れが多かったり、他の劣化も目立ったりしている場合は、外壁塗装の方が安く、工期が短く済むことが多いです。
点検、見積もりをご検討中の方はぜひ当社までご相談ください。

□まとめ

塗装すべき劣化症状
・爆裂クラック
・ひび割れ
・カビやコケの発生
・水シミ
・膨れや剥離クラック
劣化症状が見られた場合は、外壁塗装を行う必要があります。

コンクリート外壁の塗装方法
・既存の打ち放しコンクリート外壁の風合いをそのまま残す
・薄い色を付ける
・好みの色に塗り替える
・模様を付ける
・ツヤをプラスする

お住まいの状況やご希望に応じて選択できます。

 

タイルの外壁もメンテナンスが必要?タイル塗装を行う際の注意点とは!

外壁タイルはメンテナンスの手間が少ないことで有名です。
しかし、ノーメンテナンスというわけではありません。
紫外線や、雨の影響で少しずつですが劣化していきます。
そんな外壁タイルに対して塗装をおすすめします。

なぜタイル塗装なのか、費用はどのくらいなのかを今回ご紹介していきます。
外壁タイルのメンテナンスに悩んでいる方はぜひご覧ください。

□タイル塗装は必要なの?

*タイル塗装の必要性

外壁タイルは、無機質の材料で作られた外壁材です。
土や石などの自然界から奪った原材料を使用することにより、劣化が少なく耐久性が高いと言われています。
しかし、常に紫外線や風雨の影響を受けるため、汚れや色あせが生じます。

そのような場合、美観を整えるためにメンテナンス塗装が必要になる場合があります。

*タイル塗装のメリット

外壁タイルは、耐久性が高く塗装の必要がない外壁材ですが、塗装することによって美観を整えることも可能です。
外壁タイルを使用する上で塗装の検討をする際は、メリットを把握することが大切です。

 

1.耐久性がアップする

タイルは、耐久性が高く汚れに強いため、塗装する必要は通常ありません。
しかし、タイル目地を争うモルタルは劣化が速いためメンテナンスが必要な素材です。
タイル塗装を行うことにより、モルタル部分も保護され、全体的な耐久性が向上することが期待できます。

近年、異常気象や環境汚染の影響により、タイルに対するダメージが増加しています。

2.美観を整え、印象が変えられる

タイルを塗装すると、タイルの外観が回復し、見た目がリフレッシュされます。
適切な塗料を選択することで、住まいの外観の印象も変えることも可能です。
長く住んでいる住まいなら、タイルに塗装することで、新たな活力を得られますよ。

全体として、タイル塗装は住まいの外観を美しく保つための効果的な解決法です。

□タイル塗装の際の注意点とは?

1.塗料はタイル用のものを選ぶ

タイルの塗装前の準備も大切です。
タイルの表面に残っている汚れや油分などを落とし、表面をキレイにしてから塗装を行いましょう。

さらに、塗装する前にタイルの状況を見て、補修が必要な部分があれば補修を行いましょう。
これにより、塗装後に剥がれなどの問題を防げます。

塗装の質を保つためにも、認可した技術者に任せることをおすすめします。
正しい手法を使って塗装を行っていれば、長持ちする綺麗な外壁タイルが手に入ります。

2.色分け塗料ではなくクリヤー塗料を選ぶ

タイルの外壁に塗装する際は、透明なクリヤー塗料を使用することがおすすめです。
色付きの塗料は使わない方が良いです。
見た目を整えたいのであれば、透明なクリヤー塗料を使用することが一番良い選択です。

3.DIYではなくプロに依頼する

自分で塗装を行ってしまうと、不具合やトラブルが発生した際に責任が負いにくくなってしまいます。
プロに依頼することで、高品質な仕上がりと保証が得られます。
美観を回復したと思っても、自分で行うことは避けましょう。

□タイルのメンテナンスにかかる費用とは?

*タイル塗装にかかる費用

タイル外壁の塗装には、業者に依頼することをおすすめします。
費用の目安は、30坪(120送金)程度の住まいで70万円から100万円程度です。

塗料によっても異なりますが、アクリル塗料が1,000円から2,000円、ウレタン塗料が1,500円から2,500円、シリコン塗料が2,000円から3,500円、フッ素塗料が3,500円から5,000円程度です。
詳細な費用については、必ず業者に見積もり取って確認してください。

*劣化症状別のメンテナンス方法

1.汚れ

まとめて タイル外壁の汚れには、高圧洗浄が最も効果的なメンテナンス方法です。
10年経つと汚れが溜まっていくため、定期的に高圧洗浄を行っていません。
手の届く範囲であればご自身でも洗浄できます。
汚れが落ちにくい場合はタイル専用の中性洗剤を使用しましょう。

2.目地のひび割れ

タイル間のつなぎ目のモルタルは、時間の経過とともに劣化して使用上の問題が生じます。
このため、タイル間のつなぎ目は定期的なチェックと、必要に応じた交換・補修作業が推奨されています。

3.タイルの浮き

タイルを接着するモルタルや接着剤が劣化してくると、タイルの接着原因が少なくなり、浮きとなってしまいます。
このような問題を早期発見するためには、定期的なプロの点検診断が推奨されます。

タイルの浮きが見た目ではわかりにくい場合もありますので、適切なメンテナンス方法を行うためには、早めに発見することが大切です。

4.タイルの剥がれ

タイルの浮きを無視するとタイルの剥がれが起こり、当然、補修が必要になる可能性があります。
そのため、定期的な点検診断を行い、早期発見して対応することが大切です。

5.タイルのひび割れ

タイルは地震や衝撃によりひびが発生することがあります。
このまま放置すると、ひびに汚れが付着し見た目が悪くなります。
状態に応じた補修方法を決定するためには、プロに点検診断を依頼することが大切です。

□まとめ

外壁タイルは外壁材の中で特にメンテナンスがいらない素材です。
しかし、新築の見た目を永遠に保持し続けられるわけではありません。
汚れ、ひび割れ、剥がれなど劣化が生じることがあります。

ご自身のお住まいに劣化症状があらわれていないのか一度プロに点検してもらいましょう。
外壁の点検、メンテナンスをご検討中の方はぜひ当社にご相談ください。

外壁塗装にローンは使える?使う方法と注意点をご紹介します!

「すぐにでも外壁塗装をしたいが、お金がない」場合には、ローンで分割することができます。
重大な劣化が生じている場合は、お金がたまるのを待つ時間が残されていないかもしれません。

この記事は、ローンの概要と組む際の注意点をご紹介します。
ローンを使った外壁塗装の支払いに関心を持っている方には参考なる内容です。

□ローンを組む選択肢もあります!

1.代金の支払い方法

外壁塗装の代金は、一般的に工事完了後の一括払いまたは、契約時や着工時に一部を支払い、完工時に残金を分割という2つの支払い方法があります。
お金が用意できない場合はローンを利用できます。

2.ローンを利用するメリット

外壁塗装は、建物のメンテナンスとして時期を逃さずに実施することが重要です。

お金を用意できない場合にはローンを利用することで、手元にまとまったお金がなくても実施できます。
建物が劣化している場合には、すぐにでも工事をすることが必要であり、その際にはローンを組んでも賢い選択である場合も多いです。

3.こんな方はローンの利用がおすすめ

・手元に外壁塗装にあてるお金がない
・大学、高校進学を控えた子供がいるので貯金を使いたくない
・外壁の劣化がかなり進行していて予想以上に工事費がかかる
・長期スパンで塗り替え費用を抑えるために最高級塗料を選びたい

□ローンを組む際の注意点とは?

ローンを利用する際には、下記の3つの注意点が重要です。

1.現金支払いよりも総支払額が増える

外壁塗装の費用については、現金払いとローンの利用のどちらが適切かは、両者の事情によって異なります。

現金払いのメリットですが、詐欺が発生しないこと、貯まっていない場合は塗装工事を遅らせてしまう可能性があります。

どちらが適切かは、自分の統治状況や外壁の劣化状況などを考慮して判断することが大切です。

2.ローンを組む年齢によっては返済期間が短くなる場合がある

年齢に関係なくローンの調整は固定された月額を調整するというプランもあります。
また、決済期間を長く設定することも可能ですが、この場合は月々の決済額は少なくなりますが、総支払額は高くなってしまいます。
そのため、ローンを組むときは希望する返済期間や払いたい月額、年齢や予想される退職年齢などを考慮して検討するようにしましょう。

3.外壁塗装を行う前にローンの申請をする

ローンの申請に必要な書類の提出には時間がかかるため、申請に必要な書類を整理しておくことも大切です。
さらに、借り入れ先によっては保証人が必要だったり、十分な障壁が必要な場合もあったりしますので、借り入れ先に応じた承認が大切です。

外壁塗装を行う際には、全ての準備を整えて申請することが重要ですので、十分に検討してからローンを利用することをおすすめします。

□助成金を活用してみてはいかがですか?

1.国や自治体の補助制度を利用する

このような補助金制度は、工事費用を大幅に削減できます。
また、エコハウスと呼ばれる省エネリフォーム工事に関する認定資格を取得している施工業者とのタグを組むことで、補助金額も増加する場合もあります。

自治体によっては外壁塗装部分に、ご自宅の内装リフォームやガス改善工事に対する補助金も提供されている場合もあります。
外壁塗装を行う前に、自治体からの支援制度を調べて利用することをお勧めします。

2.住宅ローン減税

「住宅ローン減税(住宅ローン利子等特別控除)」とは、年末のローン残高に応じて翌年の所得を天引きし、所得税や住民税を軽減する制度です。

ローンで住宅を購入する場合だけでなく、リフォームローンを組む場合にも利用できる制度です。
この減税を受けるには、次の条件を満たす必要があります。

・ローンは、あなたが所有する家の大規模な改修を目的としている必要がある
・工事費が100万円以上
・ローンの返済期間が10年以上ある
・改修の面積が50平方メートル以上である

この減免を受けるためには、「住宅ローンを利用して住宅を購入した」「住宅ローンの残額を申告した」「残高証明書」などのローン残高を証明する書類を提出する必要があるので注意が必要です。

必要書類の中でも特に注意が必要なのが「増改築工事証明書」(増改築を行った施工業者のみが発行するもの)と「着工前の状態を記録した写真」(施工前の状態を記録した写真)です。

したがって、住宅ローン減税を受けるためには、適切な手続きと施工業者との調整が極めて重要です。
その他にも、減税を受けるルールや控除額の計算には細かい注意点があります。

□まとめ

外壁塗装の代金は一括払いまたは、工事中の一部を支払い、完工後の残金を分割するという2つの支払い方法があります。
もしお金が足りない場合はローンを利用できます。

ローンを利用する利点としては、お金がなくても建物のメンテナンスを実施できるという点です。
また、建物が劣化している場合にはすぐに工事を実施することが必要であり、その際にはローンを組むことの方が賢い選択になる場合があります。

ローンを利用する際の注意点としては、現金支払いよりも総支払額が高くなる可能性があること、年齢によっては支払い期間が短くなる場合があること、毎月の支払い額が固定されることなどこれらを考慮して、自分の状況や希望に合ったローンを選択することが大切です。

戸建ての外壁メンテナンスはどうする?始める時期と方法をご紹介します!

「メンテナンス」と言われてもアバウトで分かりづらいですよね。
いつ始めれば良いのか、何をすれば良いのか初めてだと分かりにくいものです。

分かりづらいですが、住まいの寿命のために行わなくてはいけない外壁塗装。
今回はそんな外壁メンテナンスを始める時期とメンテナンス方法をご紹介します。
戸建てに向けてご紹介しておりますので、戸建てにお住まいの方はぜひご覧ください。

□外壁塗装はなぜ重要?

住まいは雨や日差しなど、常にさまざまな環境にさらされており、外壁は住まいを守る役割を果たしています。
外壁は家の中を強風や雨から守ります。

日本で最も一般的な家屋の構造は「木造」です。
木材は丈夫で長持ちする反面、水による腐食やシロアリなどの害虫に弱いという弱点があります。
シロアリはある程度湿度の高い場所で繁殖しやすいため、木造住まいにとって湿気は大敵です。

家を雨から守るのは外壁と屋根。
外壁は一枚板ではなく、木枠に複数の板を柱として取り付けています。

板同士はなるべく隙間なく取り付けていますが、それでも隙間から水がしみ込み、外装板と内装板の間の湿気を上昇させます。
これにより、木材が腐食し、木材を食べるシロアリなどの害虫が引き寄せられます。

木にはある程度の調湿機能がありますが、外壁と内壁の間の水は自然乾燥に時間がかかります。
外壁の防水機能が失われると、すべての壁が同時に家屋を水害から守る機能を失います。

これは、壁や天井にシミができたり、防水機能が失われたりする深刻な問題です。
これが梅雨時期に発生した場合は、壁を修復するための迅速な対応が必要です。
すべての壁が同時に防水機能を失っている場合、修理には費用と時間がかかります。

□外壁のメンテナンスを行うタイミングとは?

*外壁素材別のタイミング

・窯業系サイディング7から8年
・金属系サイディング10から15年
・樹脂系サイディング10から20年
・木質系サイディング10年
・モルタル8から10年
・ALC10から15年
・タイル40年

外壁のメンテナンスは外壁材の種類や特徴に応じて行われます。
まずは外壁材を確認し、特徴を踏まえてからメンテナンスを検討することが大切です。
塗料を選ぶ際にも注意が必要です。

外壁材の耐用年数や特徴に合った塗料を選ぶことで、より長期的なメンテナンスが可能になります。

 

*こんな劣化症状には要注意

1.外壁の色あせ

外壁の色あせ以外にも外壁のクリーニングや補修が必要な箇所も見つかるかもしれませんので、注意して検討することが大切です。

各方法には費用や工期、メリット・デメリットがありますので、自分のライフスタイルや予算に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。

2.コケ・藻の発生

水まわりの汚水や排水不良も原因となりますので、定期的な検査とメンテナンスが大切です。
太陽の光が当たりづらい北側を点検してみましょう。

3.チョーキングの発生

外壁に手で触った時に白い粉が付いた場合は、塗膜の劣化が進んでいることを示すサインであり、塗り替えを検討する必要があります。

4.クラックの発生

窓の四隅や外壁の隅にクラックが発生しやすいです。
0.3ミリメートル以下のクラックはヘアークラック、0.3ミリメートル以上は構造クラックと呼ばれます。
構造クラックが見られる場合は、塗装前に基礎処理が必要です。

5.塗膜の剥がれ

塗膜の膨れ・剥がれがある場合は、すぐに塗り替えを検討する必要があります。

6.シーリング部分の劣化

外壁材と外壁材の継ぎ目や窓サッシの周りのゴム部分をシーリングと呼んでいます。
シーリングにヒビがある場合は、シーリングが劣化している証拠ですので、打ち替え、または塗り替えを行うことが必要です。

外壁の劣化のサインには多種多様なものがありますが、代表的なものとして上記を紹介しました。

自分で判断がつかない場合は専門家に診てもらうことをおすすめします。
診断をご希望の方はぜひ当社までご相談ください。

□外壁のメンテナンス方法とは?

外壁のメンテナンスには塗装、カバー工法、外壁材の張り替えの3つの方法があります。
外壁塗装は最も安く、簡単にイメージを変えることができますが、劣化が進んでいる場合には施工できない場合もあります。

カバー工法は断熱性と遮音性が向上しますが、外壁の重量が増加して耐震性が緩やかになる可能性があります。

外壁材の張り替えは大規模な工事となりますが、壁の内部までメンテナンスができます。
工事の予算や外壁の痛み具合に応じて、適切な方法を選択することが大切です。

災害以外の劣化であれば、外壁塗装で大抵が解決できます。
外壁塗装をご希望の方はぜひ当社までご連絡ください。

□まとめ

外壁塗装は、住まいを強風や雨などの環境から保護する役割を果たしているため、非常に重要です。
外壁と屋根が住まいを雨から守りますが、外壁の防水機能が低下すると、壁や天井にシミができたり、防水機能が失われたりする問題が生じます。

外壁材別のメンテナンス時期は以下の通りです: ・窯業系サイディング7から8年 ・金属系サイディング10から15年 ・樹脂系サイディング10から20年 ・木質系サイディング10年 ・モルタル8から10年 ・ALC10から15年 ・タイル40年。
外壁材に応じることができて適切な塗料を選ぶことで、より長期的なメンテナンスができます。

外壁塗装ムラはなぜ起こる?原因と対策をご紹介します!

美観を損ねる塗装ムラですが、何が原因で起こるのでしょうか。
大まかには施工不良、劣化の2つが原因です。
今回は、2つの原因を詳しくご紹介します。
対処法もご紹介しますので塗装ムラにお困りの方はぜひご覧ください。

□塗装ムラの原因とは?

1.塗料が外壁に吸収され過ぎた

塗料は外壁に吸収されていくものです。
吸収される量が場所ごとに異なると色ムラが生じてしまいます。
塗料は種類ごとに外壁に吸収される割合が異なることに注意して塗料の特徴を捉えて塗装するようにしましょう。

この塗料の特徴は一朝一夕の知識で理解するのは難しいです。
ご自身で塗装を行おうとはせずに経験が豊富なプロに任せるようにしましょう。

2.塗装回数と下地の色違い

外壁塗装は普通、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装を行います。
それぞれに使う塗料の色が違ったり、塗る厚さが違ったりなどの原因でムラが起こる可能性があります。
このようなことがあるため、基本的に下塗りと上塗りの色は極端に異なる色を使いません。

しかし、下地が透けて見えてしまう可能性もあります。
色ムラが起きた時は使った色を確認してみましょう。

3.塗料の乾燥不足

3回塗装するそれぞれの間に乾燥する期間を設ける必要があります。
下の塗料が乾いていないまま上から塗装してしまうと塗膜が浮き上がってしまったり、はがれやすくなってしまったりなどムラの原因になります。

4.塗料の劣化

上でご紹介した施工不良が原因の色ムラは、外壁塗装を行った時から期間を置かずに現れ始めます。

数年経った後に色ムラが生じる場合は塗料の耐用年数が経ったことを疑いましょう。
例えば、アクリル塗料の耐用年数は3年から5年です。

□塗装ムラはどうやって見抜く?

何気なく外壁を見ていると施工不良、劣化のサインである色ムラを見抜けません。
そこで以下で外壁の色ムラをいち早く見つけるための方法をご紹介します。

1.光を当てて確認する

ムラは光の当たり具合で見え方が変わってきます。
光をさまざまな方向から当ててムラがあるか確かめてみましょう。

2.遠くから外壁の塗装面を確認する

まずは遠くから色ムラが起こっていそうな箇所を見つけましょう。
遠くから確認できるほどの色ムラは危険です。
早めに外壁塗装を検討するようにしましょう。

3.近くで外壁の塗装面を確認する

外壁は全体として捉えがちです。
1箇所集中して見てみるとムラが起きていることがよくあります。
色ムラがありそうな怪しい箇所に近づいて下地の色が見えていたり塗装が膨れていたりしていないか確認しましょう。

塗装会社に依頼する際は外壁の状態についてできるだけ詳しく伝えるのが大切です。
どの部分に色ムラが起きているのか、場所や遠くから見たサイズ感もメモしておきましょう。

ムラが生じているということは塗料が薄い、もしくは剥がれている箇所があるということです。
塗料が十分な厚さで塗られていないとどれだけ機能がある塗料であっても特性が意味をなしません。
耐久性も短くなってしまいます。

ムラを放置していると最悪の場合、外壁が剥がれてしまうこともあります。
定期的にムラが生じているかを点検して、ムラを確認した場合は外壁塗装を直ちに行うようにしましょう。

□塗料ムラはどうやって対処すれば良い?

外壁塗装はコストがかかります。

しかし、自身で行うと色ムラが再び起こる可能性が高いです。
長い目で考えれば知識と経験のあるプロに依頼する方がお得でしょう。

そこでプロに依頼するまでにやっておきたいムラへの対処法を以下でご紹介します。

1.まずは自身で全ての塗装箇所を確認する

1か所塗りムラを見つけた時はすぐに外壁塗装を依頼するのではなく、一度全ての外壁をご自身で点検してから依頼する方が良いです。

塗り直しを終えた後に違う場所のムラに気付くと、もう一度相談、見積もり、塗装の手順を踏まないといけないので大変です。
ムラの程度が微妙な場合、何度も塗装会社が対応してくれるとも限りません。

ムラの原因が劣化の場合、他の箇所にもムラが生じている可能性が高いです。
自身で点検して一度にムラを直してもらうようにしましょう。

ここで注意したいのが無理のない程度に確認することです。
必ず地面やベランダなどの安全な場所から確認するようにしましょう。

2.できるだけ早く塗装会社にムラがあることを伝える

ムラを放置していると塗料の機能が十分に果たせず劣化が急速に進んでしまいます。
確認を終えたらできるだけ早く塗装会社に相談するようにしましょう。

施工不良の色ムラは足場を撤去していない間に相談すると対応してもらえます。
足場を撤去した後に報告しても対応してもらうのが難しくなります。

□まとめ

塗装ムラの原因をご紹介しました。
塗装後の色ムラはすぐに報告すれば対応してくれることが多いです。
劣化による色ムラは早急に外壁塗装を依頼し、外壁を保護しましょう。

長く住み続けるためには正確なメンテナンスが必要です。
外壁のメンテナンスをご検討中の方はぜひ当社にお任せください。

屋根塗装を行う方へ!工程と工事中の注意点をご紹介します!

どのような工程で屋根塗装が完了するのかご存じですか。
工程が理解できていると塗装会社が普通と異なったことをしているときに気付けます。
屋根塗装で失敗しないための注意点も工程とあわせてご紹介しています。
プロに任せていれば失敗することは少ないのですが、ご自身で屋根塗装の知識があるかないかで安心感が異なりますので、屋根塗装を初めて行う方はぜひご覧ください。

□屋根塗装の工程を確認!

1.近隣挨拶

屋根を塗装するにあたって足場の組み立てや車の出入りなどで近隣の方々へ迷惑をかけてしまうことが予想されます。
そのため、近隣挨拶で工事の内容や期間などを説明し、トラブルを未然に防ぎます。

挨拶は一般的に工事が始まる1週間前から前日までに行っておきます。
挨拶は塗装会社の方で行いますが、不安な方は挨拶に伺ってほしい範囲や必ず挨拶しておいてほしい方などを相談しておくと良いでしょう。

2.足場の設置

高所での作業のため、安全のために足場を設置します。
足場を組み立てるときにどうしても金属音が出てしまいます。
騒音が気になる方は住まいにいる必要があるとき以外、外出しておくようにしましょう。

足場が駐車場にまで及んでしまう場合、万が一にもお車を傷つけてしまっては大変です。
お車を移動すると塗装会社も安心して工事できます。
どこまで足場が組まれるのか、車を移動する必要があるのか事前に確かめておくようにしましょう。

車以外にも足場を組み立てる際は邪魔になる物を離れた場所へ移動させます。
放っておくと塗装会社側で移動が行われるため、大事なものはご自身で動かしておくようにしましょう。

3.高圧洗浄

塗料の付着を良くするために屋根にこびりついているカビやコケ、藻を高圧洗浄で洗い流していきます。
洗浄で濡れてしまうため天候、気候によっては乾燥するまで期間を空ける場合があります。

4.釘打ち、コーキング処理

多くの屋根には棟板金(むねばんきん)と呼ばれる部材が使われています。
7年から10年ほど経つと少しずつ抜けていくため、塗装前に釘を再度打ち込んで抜けるのを予防するためにコーキング処理を行います。

5.下地処理

雨風や紫外線による影響を受けやすい屋根にはひび割れや欠けがあることが多いです。
日常的に見えない部分であるため気付かないうちに被害が大きくなっている場所もあるでしょう。

そんなひび割れや欠けはコーキングで補修します。
割れが大きくコーキングで補修しきれない場所は屋根を差し替えます。

6.養生

塗料がついてはいけない箇所にシートを貼る作業を養生と呼びます。
養生をしてしまうと基本的に窓を開閉できなくなります。
どうしても開けたい窓がある場合は予め塗装会社に相談しておくようにしましょう。

7.下塗り

屋根塗装は基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りです。
下塗りは主に屋根材と上塗り塗料の接着を良くしたりひび割れを補修したりする役割があります。
品質、仕上がりに大きく関わる大切な工程です。

8.縁切り

屋根の隙間を確保するための部材を入れます。
スレート屋根にのみ生じる工程です。

9.中塗り、上塗り

2回塗料を塗ることで厚みが出て耐久性が向上します。
それぞれの塗装段階の間に乾燥期間を設けます。

10.確認、手直し

塗り残しや塗りムラがないか最終確認します。
足場が撤去されると塗り直しの対応が難しくなりますので、撤去される前にきちんと確認しておくようにしましょう。

11.足場解体、清掃

足場を解体してお庭を掃除します。
これで屋根の塗装工事は終了です。

□屋根塗装の工事期間中に注意すべきポイントとは?

1.作業しているところを見に行く

たまに作業をしている所を見に行きましょう。
希望とのズレが生じていればすぐに直せます。

2.工程通りに進んでいるか確認する

見るだけでなく、直接確認してみましょう。
作業中でも作業終わりでも何の作業をしているのか確認してみてください。
今どんな工程をしているのか把握しているだけで安心感が違います。

3.縁切りをしているか確認する

縁切りが行われていないと雨漏りが起きる可能性が高くなってしまいます。
ご自身では屋根にのぼって確認できないため職人さんに確認してみてください。

□屋根塗装工事中はどうやって暮らせば良い?

1.換気やエアコンはどうするのか

窓は上でご紹介した通り基本的に開けられません。
しかし、エアコンは通常通り使えます。
室外機に養生が被ってしまうこともあるのでエアコンが使えるかどうかは確認しておくようにしてください。

2.洗濯はできるのか

外で干してしまうと塗料の臭いや塗料自体が付着してしまう可能性が高いです。
基本的には、工事中は部屋干しかコインランドリーでの洗濯をおすすめします。

3.職人さんにトイレを貸す必要があるのか

基本的に職人さんは住まいにお邪魔することはありません。
トイレを貸し出さなくても良いですし、お茶を出さなくても問題はありません。

4.雨が降ったらどうするのか

雨の日は落下の危険があるため工事が中断されます。
中断が原因で工事が延期しても追加料金はかからないので安心してください。

5.工事をしている日中は住まいを空けて良いのか

留守にしていても大丈夫です。
留守中の不安がある方は事前に相談しておくようにしてください。

□まとめ

屋根塗装の工程をご紹介しました。
1.近隣挨拶
2.足場の設置
3.高圧洗浄
4.釘打ち、コーキング処理
5.下地処理
6.養生
7.下塗り
8.縁切り
9.中塗り、上塗り
10.確認、手直し
11.足場解体、清掃

これらの手順を踏んで屋根塗装は完了します。
屋根塗装が初めてで分からないことが多いと思いますが、分からないままにすることは失敗の原因になります。
納得のいくまで塗装会社に相談、質問をしましょう。

壁のひび割れには要注意?補修方法をご紹介します!

壁にひび割れがあると家の寿命は大丈夫なのか不安になりますよね。
ひび割れといっても小さいものであれば放っておいても問題ないものがあります。
しかし、原因によっては放置していると家の倒壊につながるものもあります。
今回はそんなひび割れに危険があるかないかを見極める方法をご紹介します。
補修を依頼しようか迷っている方はぜひご覧ください。

□外壁にひび割れが入る原因とは?

ひび割れといっても、できる場所や深さ、広さによって原因が異なります。
中には放置していると倒壊の恐れがあるひび割れもあります。
以下で種類別にひび割れの原因をご紹介しますのでぜひご覧ください。

1.ヘアクラック

外壁塗装の塗膜に見られる幅0.3ミリメートル以下のひび割れを、その髪の毛のような見た目からヘアクラックと呼びます。
そんなヘアクラックは塗料が経年劣化して固くなり、壁材の膨張と収縮に耐えられなくなることで起こります。

外壁はわずかながらですが、外気温の変化とともに膨張と収縮を繰り返しています。
塗料の特性である弾性が劣化によりなくなってしまうとその動きに耐えられなくなり、ひび割れが起こってしまうのです。

また、下塗りの乾燥が十分でなかったり、不適切に塗料を塗ったりなどの施工不良が原因でもヘアクラックは発生します。

2.構造クラック

構造クラックは、地盤沈下や建物の構造の変化などが原因で起こります。
ひびの特徴として幅が広く深さがあります。

ひび割れの原因が深刻であることが多く、構造クラックが出ているのに放置していると建物が倒壊してしまう恐れがあります。
外壁に構造クラックを見つけた場合はできるだけ早めに対応するようにしましょう。

3.縁切れによるクラック

塗装を一時中断したり、部分的に塗り直したりすることによりその境目から起こるひび割れです。
外壁塗装中、雨などが原因で作業をやむなく中断することがあります。
作業を中断すると中断する前後で乾燥の進み具合が異なってしまうため、ひび割れが起こります。

4.シーリング材のひび割れ

サイディングボードをつなぎ合わせる時によく使われるのがシーリング材です。
シーリング材は、雨水や風で飛んできた土埃で年々劣化していきます。
ある程度劣化してしまうと破れてひび割れが起きてしまうのです。

ひび割れがひどいとその箇所から雨水が浸入して外壁の内部から腐ってしまう可能性があります。

□危険性が高いひび割れの見極め方とは?

1.危険性が低いひび割れ

危険性をはかるためにはひび割れの幅を見てみましょう。
ひび割れの幅が0.2から0.3ミリメートルよりも小さい場合は危険性が低いです。

しかし、幅が小さいひび割れでも同じ場所に多く存在している場合は注意が必要です。
構造に問題が起きている可能性が高いので、点検を依頼するようにしましょう。

小さなひび割れでもいつか大きなひび割れになり、いつ被害が拡大するか分かりません。
家の寿命を大切に考えるのであれば定期的にプロに点検してもらうようにしましょう。

2.危険性が高いひび割れ

幅が0.3ミリメートル以上、深さが0.5ミリメートル以上のものは危険です。
そのまま放置していると大きな被害を引き起こす可能性が高いです。

また、ひび割れが家を支える柱や梁の部分に見られる場合はどれだけ小さなひび割れでも注意が必要です。

3.ひび割れの危険性を確かめるには

ご自身で手軽にひび割れの危険性を確かめるのには、ホームセンターで売られているクラックスケールがおすすめです。
もし点検に自信がなかったり、より精度の高い点検を求めたりする場合はぜひ当社にお任せください。

小さいひび割れでも時間が経つと大きなひび割れになる可能性があります。
定期的にひび割れができていないか確認して、大きくなってきた時にはすぐに業者に補修を依頼できるよう準備しておきましょう。

□どうやってひび割れを補修する?

*シール補充工法

1.シーリング材の充填

クラック部分にシーリング材を充填します。
シーリング材には防水性や気密性が備わっているため、ひび割れを埋めるのに最適です。

2.塗装

シーリング材で平らにした表面を塗装していきます。
外壁の色と充填した部分が溶け込むように塗装します。

*Uカットシール工法

1.クラック部分をU字にカット

ひび割れの凹んでいる部分をU字にカットします。
カットした箇所を掃除して綺麗にします。

2.プライマー塗布

下地とシーリング材の密着性を上げるプライマーを塗布します。
U字にカットしてあることでプライマーを塗布できます。

3.シーリング材の充填

シール充填工法と同じようにシーリング材を充填していきます。

4.塗装

コストが抑えられるDIYが流行っていますが、ひび割れの補修は誤った方法でやると見た目は綺麗になっても根本的な問題の解決にはならないことがあります。
また被害が大きくなってから補修を依頼すると、結果的により大きなコストがかかってしまう場合もあります。

確実な業者に任せる方が安心ですし、長い目で見るとお得でしょう。
外壁の補修を検討している方は当社にご相談ください。

□まとめ

壁にあるひび割れの補修方法をご紹介しました。
シール工法とUカットシール工法の2種類があります。
単なるひび割れだとあなどってはいけません。
原因によっては家の倒壊の危険性が高いものもあります。

点検、補修を後回しにしていると、後々多大な被害となってしまう可能性があります。
ひび割れを見つけた際はすぐに補修するようにしましょう。

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