今回は、屋根塗装の耐用年数と、屋根塗装を行うタイミングについてご紹介します。
屋根塗装を検討している方、屋根塗装の耐用年数を把握して、メンテナンスの回数を減らしたいと考えている方は必見です。
□屋根塗装の耐用年数について
一重に屋根塗装に使用する塗料といっても、選ぶものによって耐用年数はまちまちです。
ここでは、屋根塗装の耐用年数についてご説明します。
屋根塗装の耐用年数とは、使用した塗料の効果や性能が、問題なく屋根に適用されている期間のことです。
一般的には、塗布した塗料が作る塗膜が劣化するまでの期間のことを指します。
屋根塗装の耐用年数は、使用する塗料の原料によって異なります。
耐用年数の長い塗料を選べば、塗り替えの時期を遅らせられるため、長い目で見ると費用の削減に繋がります。
逆に、短いスパンで屋根塗装を行いたい方は、耐用年数の短い塗料を選ぶと良いでしょう。
耐用年数ではなく、塗料の持つ効能を優先して選ぶのも1つの手です。
同じ塗料を使用したとしても、屋根と外壁では耐用年数が異なります。
屋根の塗料は、外壁と比べて紫外線や雨にさらされやすいため、耐用年数が短いことを留意しておきましょう。
屋根塗装に使用される塗料は、耐用年数の違いから塗料が持つ特徴まで様々な種類があります。
お住まいの屋根に何を求めるかによって、選ぶ塗料は変わります。
1つの特徴に縛られず、色々な塗料を検討してみてはいかがでしょうか。
□屋根塗装の耐用年数が過ぎている場合の症状について
屋根塗装に耐用年数があることは分かったものの、実際にどのようなタイミングで塗り替えが必要なのか、判断できない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、屋根塗装の塗り替えの目安となるポイントについてご説明します。
*劣化が見られるとき
屋根塗装のタイミングとして最も分かりやすいのが、劣化の症状です。
もし、お住まいの屋根に以下の症状が見られる方は、屋根塗装を検討する必要があるかもしれません。
・色褪せ
紫外線の影響で「経年劣化」した屋根は、塗料の効能を失っている状態です。
お住まいの屋根に色褪せが見られたら、屋根塗装の時期と捉えて問題ないでしょう。
色褪せは、見た目の問題だけでなく、雨漏りの原因ともなり得るため注意が必要です。
・苔
日光が当たりにくい屋根の部分には苔が繁殖しやすいです。
屋根に苔が増えることは、防水機能の低下から屋根がもろくなっていることも意味しています。
・ひび割れや欠け
防水機能が低下した屋根では、水はけが悪くなり屋根材の部分に水が停滞します。
水分が溜まった部分が膨張し、乾燥して縮小することによってひび割れが発生します。
ひび割れを放置し続けると、屋根材が欠けることに繋がるため注意が必要です。
*10年に1回が目安なのか?
10年に1度が最適とされるのは、外壁塗装においてです。
屋根塗装では紫外線や雨にさらされる回数の多さから、外壁と同じ塗料を使用したとしても、どうしても耐用年数が短くなってしまいます。
6〜8年を目安に屋根塗装を行うと良いでしょう。
□まとめ
今回は、屋根塗装の耐用年数と、屋根塗装を行うタイミングについてご紹介しました。
なるべくメンテナンスの回数を減らしたいと考えている方は、耐用年数の長い塗料を選ぶことをおすすめします。
ただし、住んでいる地域や環境によって、耐用年数は多少前後します。
耐用年数は、あくまでも目安であることを忘れないようにしましょう。