外壁塗装を検討中の方へ!雨樋の塗装は必要かどうか解説します!

外壁塗装をする際に一緒に塗装するかどうか悩むのが雨樋ですよね。
なぜ雨樋に塗装をするのか分からない人は多いでしょう。
そこで今回は、雨樋の基本的な知識や雨樋塗装を依頼するときの注意点についてご紹介いたします。

 

□雨樋の基本的な知識について

そもそも雨樋が何か分からない人がいると思うので説明すると、雨樋とは屋根や外壁に設置されている水の通り道のことです。
雨樋があることによって屋根や外壁の排水の役に立っています。
雨樋の基本的な知識としてまずは、どのような形状の雨樋が用いられているのかをご紹介します。

最も一般的な形状の雨樋は丸型の雨樋です。
丸型の雨樋は古くから多くのお住いで使われており、価格も比較的低くなっています。
都市部に位置しているお住まいの雨樋に多い形は箱型です。
この箱型の雨樋は、雨樋を取り付ける場所と壁が近いケースでよく使われています。
丸型と箱型の他にも、雨樋があまり目につかないように設計された一体型の雨樋や、雪がよく降る地域で多く取り入れられている雪対策の雨樋などがあります。

雨樋の形の次は、雨樋の原料についてご紹介いたします。
最も用いられている原料は塩化ビニール樹脂です。
たくさんの地域で用いられており、価格も比較的低いです。
塩化ビニール樹脂のデメリットとしては、長年使っていると劣化してしなりが無くなってしまい、割れやすくなってしまう点です。

ガルバリウム鋼板という素材で作られている雨樋もよく用いられています。
この素材は、さびにくく軽いという特徴があります。
また、ガルバリウム鋼板は外壁でよく使われている素材でもあるので、手に入れるのは容易です。
金属の雨樋の中では最も用いられている素材ですが、価格は比較的お高めです。
他にも、銅の雨樋や今ではほとんど見かけることはありませんが竹の雨樋なども存在します。

 

□外壁塗装の際に雨樋にも塗装が必要な理由について

雨樋に塗装するのにはしっかりとした理由があります。

理由の1つは耐久性です。
雨樋に塗装を施すことによって雨樋の耐久性を高めます。
ほとんどの雨樋は塩化ビニール樹脂で作られているため、長年使っていると紫外線の影響で割れやすくなります。
塗装は紫外線から雨樋を守ってくれます。

2つ目の理由は見た目です。
何も塗装されていない雨樋の場合、太陽の光で色褪せたり、傷や泥が目立ったりしやすいです。
そのため、見た目が悪くなり、家の外観に悪影響を与えます。
そんなことにならないためにも、塗装をしてキレイなまま保ってあげましょう。

 

□雨樋塗装を依頼するときに注意すべきことについて

雨樋の塗装は、おそらく塗装会社等に依頼すると思います。
その際に注意するべきことが4つあるのでそれぞれご紹介いたします。

 

*ケレン作業について

ケレン作業とは塗装を行う場所に付着している余計なものを取り除く作業のことです。
ケレン作業を行うのと行わないのとでは、出来上がりの塗装の完成度にかなり違いが出てきます。
塗装会社に塗装をお願いする際は、ケレン作業について確認するようにしましょう。
また、ケレン作業の確認に加えて、塗装を行う表面の凹凸や傷に対して補修してくれるかも確認すると良いでしょう。

 

*雨樋の内側の塗装について

雨樋の内側の塗装は行わないことが一般的です。
理由としては、内側の塗装が劣化によって剥がれ、水の通り道を邪魔する可能性があるからです。
また、内側の塗装の凹凸が水の流れを悪くさせるかもしれません。
しかし、塗装会社によってはあえて内側を塗装する場合もあります。
その際には、どうして雨樋の内側を塗装するのか、塗装しても大丈夫なのかを確認するようにしましょう。

 

*塗装の回数について

雨樋の塗装も外壁の塗装と同じで下地から塗装まで何回か塗り重ねることで、耐久性が高くなります。
雨樋の塗装の目的には見た目を良くするという目的もありますが、耐久性が低いとすぐに見た目が悪くなってしまいます。
塗装会社によっては、お客様の金銭的負担を減らすという気遣いから雨樋の塗装回数を少なくしている会社もあります。
しかし、耐久性が低いとすぐに劣化してしまい塗り直しが必要となり、追加でお金が必要になってしまいます。
そのため、雨樋の塗装する回数について塗装会社の方に確認するようにしましょう。

 

*塗装をするか交換をするかの判断について

雨樋の塗装は、雨樋本体の状態がまだ使えることが大前提です。
雨樋がそもそも劣化してしまっている状態では、いくら塗装したところで破損しやすかったり、機能が下がったりしているという事実は変わりません。
そのため、雨樋が本来の機能を十分に果たせていない場合は、塗装ではなく交換するようにしましょう。
場合によっては一部分だけの交換で済むこともあるので、雨樋の劣化を感じている方は一度塗装会社の方に確認してもらった方が良いでしょう。

 

□まとめ

今回は、雨樋の基本的な知識や雨樋塗装を依頼するときの注意点についてご紹介いたしました。
雨樋は塗装を行うことで耐久性が上がり見た目も良くなるので、行うことをおすすめいたします。
塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

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