外壁塗装は必要ない?放置することで起こるリスクを解説します!

「ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要なのかわからない」
「外壁を放置することで起こるリスクが知りたい」
この記事では、ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要であることと外壁塗装をしないとどうなるのかについて解説します。
この内容が気になる方はぜひご覧ください。

 

□ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要です!

日本のほとんどの外壁材は定期的に塗装する必要があります。

具体的には、日本の約7割の住まいで使用されている窯業系サイディング、カバー工法などでよく使用される金属サイディングなどは定期的にメンテナンスが必要な外壁材です。
塗装が必要ない外壁材は、タイル・レンガ・樹脂系サイディングが挙げられます。
しかし、塗装が必要ないとはいっても、塗装以外の補修は必要です。

次に、外壁塗装が必要な理由を5つ紹介していきます。

1つ目は、汚れや傷みのある外壁をキレイにするためです。
外壁は時間の経過とともに汚れや傷が目立つようになります。
そうなってくると、見た目がだんだん悪くなってしまいます。
塗装を行えば、外壁を美しく変えることができます。
ちなみに、外壁の汚れや傷が目立つ前に塗装を行うようにすれば、美しい外観を維持していくことが可能です。

2つ目は、外壁材を長持ちさせるためです。
時間の経過とともに外壁にあらわれる汚れや傷は見た目を悪くするだけではありません。
このほかにも、外壁が劣化して防水性が失われはじめているため、注意する必要があります。

そのため、そのまま放置していると次第に外壁に雨水が浸み込むようになります。
雨水を含んだ外壁材は、加速度的に劣化や腐食が進んでしまいます。
このような事態を防ぐためにも、外壁に汚れなどが生じた際は早めに対処することをおすすめします。

3つ目は、住まいを長持ちさせるためです。
外壁塗装をしなければ、外壁に雨水などが浸み込むようになります。

これが原因で、カビやシロアリなどを発生させてしまうことがあります。
カビ、シロアリによって、住まいが大きくダメージを受けてしまえば、本来の耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことになります。
定期的な外壁塗装は、住まいを長持ちさせるために必要です。

4つ目は、住まいにかかる補修費を抑えるためです。
外壁塗装を行うと、100万前後の費用がかかります。
しかし、費用がかかるからといって外壁塗装をしなければ、外壁材が早々に駄目になってしまうことや、住まいに雨漏りやカビ、シロアリが発生してしまう可能性があります。

このような事態になってから、補修を行っても外壁塗装にかかる費用は高額になる可能性が非常に高いです。
住まいを維持・管理するためには補修費用はかかるものです。
住まいにかかる費用を抑えたいならば、定期的に外壁塗装を行うことが大切です。

5つ目は、住まいの資産価値を守るためです。
外壁材や住まいが早々に駄目になってしまうのを防ぐことで、住まいの資産価値を守ることにつながります。
仮に、住まいを売却したいと考えた時、定期的に外壁塗装をしている方が高く売却できることは間違いありません。

 

□外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装をしないことで起きる問題について6つ紹介します。

1つ目は、色あせ・ツヤ引けが起きてきます。
外壁の色が薄くなり、ツヤがなくなってきてしまいます。
元の色味と変わってきたと感じたら、劣化が進んでいると考えましょう。
ただ、もともとツヤのない外壁である場合、ツヤの劣化がわかりにくいので注意が必要です。

2つ目は、汚れやコケが付きやすくなります。
塗料の効果が弱まってくると、外壁に汚れやコケがつきやすくなります。
これは、塗料の撥水性が弱まっているため、湿気がたまりやすくなり汚れに対する抵抗力が低くなっていることが原因です。

3つ目は、チョーキング現象が起きます。
チョーキングが起きている場合、塗装の効果が切れている証拠になります。
こうなってしまうと、塗装の効果はほぼなくなっているので、外壁の劣化がどんどん進む状態となります。

4つ目は、ひび割れが起きてきます。
チョーキングを放置していると、ひび割れが発生するようになります。
雨水が入るほどの大きなひび割れがない限り、特に問題はありませんが外壁の劣化が始まっていると考えましょう。

5つ目は、剥がれが起きやすくなります。
外壁に目立つようなひび割れが見られるようになると、剥がれが発生してくるようになります。
ひび割れから外壁の内部に雨水が侵入し、外壁の表面がボロボロと剥がれてくる状態です。
これが発生してしまうと、外壁の防水性が失われている状態であるため、放置しておくのはとても危険です。

6つ目は、建物内部に水が入り込み腐食していきます。
最終的に外壁だけでなく、建物の内部に被害が進んでいきます。
住まいの中に雨水などが侵入していくことで、やがて柱や土台などが腐食されてしまいます。
建物の内部に湿気が溜まってしまうと、シロアリなどの被害などにも遭いやすくなるので注意が必要です。

 

□まとめ

この記事では、ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要であることと、外壁塗装をしないとどうなるのかについて解説しました。
この内容を参考にしていただけると幸いです。
また、何かご不明な点がございましたらお気軽に当社にご相談ください。
担当者が最後までサポートします。

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