外壁塗装で損しないために!注意点をご紹介します!

初めてで、右も左も分からない外壁塗装は、たくさんの不安があるでしょう。
その中で、特に大きいのが、騙されないのかという不安ですよね。
一般的な外壁塗装を知っておかないと、損しているのかどうか判別が付きません。
そこで、今回は外壁塗装での予備知識と注意点をご紹介します。
外壁塗装を初めて行う方は、ぜひご覧下さい。

□知っておきたい外壁塗装に関する知識

1.外壁まわりの部位の名前

外壁塗装を行う時、外壁以外に雨戸や雨樋、破風(はふ)、軒、庇(ひさし)といった他の部分も塗装するのが一般的です。
まとめて付帯部と言われますが、それぞれの名称を知っておくことで、業者との打ち合わせがスムーズにいきます。

2.費用相場

住まいのさまざまな条件にもよりますが、一般的なものだと80万円~120万円ほどかかります。

年数が経つごとに外壁は劣化していきます。
お金が用意できずに、外壁塗装を後回しにしていると、劣化が大きな損傷につながり、後々さらに多額の費用が必要になる場合があります。

外壁塗装用の助成金やローンがあるので、メンテナンス時期が近づいている方は、考慮してみてはいかがでしょうか。

3.施工期間

目安としては10~14日程です。
雨風や雪などがひどいと、施工期間が伸びる場合があります。
早く工事を終わらせたい方は春や秋を狙って、塗装を依頼しに行くようにしましょう。

4.見積書の見方

どうしても合計金額に目がいきがちな見積書ですが、施工範囲や内容まで目を通すようにしましょう。
契約を結んでからキャンセルするのは難しいです。
騙されないように時間をかけてチェックしましょう。

5.契約の注意事項

・工事請負契約書
・請負契約約款
・請負代金内訳書
・請求書
・保証書

これらの書類が揃っていることを確認しましょう。
書面で契約内容を押さえておくことで、言った言わない論争を避けられます。

6.塗料の種類

塗料には、耐久性にも価格にも大きな差があります。
一般的には、価格と耐久性は比例する傾向にあります。

戸建てだとコストパフォーマンスの高いシリコン塗料がよく使われています。

塗料代を渋るのはおすすめしません。
外壁塗装費用には塗料代を上回る人件費や足場代などが含まれています。
つまり、耐久性の高い塗料の方が、メンテナンス回数を減らせて長い目で見るとお得になるということです。

7.色の選び方

・同じ色でも占めている面積、見る時間帯によって見え方が異なる
・周囲から浮かない色を選ぶ
・汚れが目立ちづらい色を選ぶ

これらを意識して色を選ぶと失敗しづらいでしょう。

8.施工の流れや方法

・足場設置
・塗装前の下準備
・塗装
・足場解体

以上が大まかな手順です。

□手抜き工事には注意が必要!

手抜き工事は素人目では分かりづらいものです。
以下で手抜き工事が行われやすい箇所をご紹介します。

1.高圧洗浄の手抜き

高圧洗浄は塗料の密着力を上げる大切な作業です。
この作業を省略したり、手短に済ませたりする業者もいます。

2.下地、補修作業の手抜き

塗装前に外壁の凹凸を補修する作業があります。
その作業が行われていないと、塗料が綺麗に付着せずに劣化する速度が早くなってしまいます。

3.塗料を必要以上に薄めて使う

塗料は元々シンナーか水で薄めて使用するものですが、規定よりも薄めて使うと塗料としての効果が発揮されなくなります。

4.塗装の回数を減らす

外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗装で構成されています。

しかし、2回塗りで終わらせる業者もいます。
1回目と2回目は使う塗料が違うので、省いていれば分かるのですが、同じ塗料を使っている2回目と3回目は塗った回数の判断がしづらいです。

これらが、手抜き工事が多く見られる箇所です。
防ぐ方法としては、こまめに作業を見に行ったり、業者に作業の進行具合を聞いたりして、見張っていることをアピールすると良いでしょう。

□見積書で注意すべきポイントとは?

1.一式という表記が多く使われていないか

出された見積書の数量と単価を見てみましょう。
そこに「一式」という表現が多い場合は悪徳業者かどうか疑った方が良いです。

なぜなら、住まいは一軒一軒、形、大きさが異なるため、細かく数値を出す必要があります。

しかし、一式の表記が多いということは一軒ずつ計測しておらず、見積もりが適当ということになります。

2.作業内容の詳細が備考欄に記載されているか

さらに確認して欲しいのが作業内容です。
作業内容は業者と施主との間で、認識の差が起きやすい箇所です。

下地補修と書かれていても、どこをどのように補修するのか曖昧ですよね。
作業内容が曖昧な場合は詳細を問い合わせるようにしましょう。

□まとめ

外壁塗装での注意点をご紹介しました。
流れを知り、一般的な外壁塗装と異なっている点はないか目を光らせておくと安心ですね。
手抜き工事はないか、見積書での不備がないか、大きなコストがかかることですので、何度もチェックしておきましょう。
外壁塗装をご検討中の方はぜひ当社にご相談下さい。
丁寧な作業で理想の外観に仕上げてみせます。

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