屋根塗装の流れや高圧洗浄の乾燥時間について解説します!

屋根塗装の施工に入る前に必ず行う「高圧洗浄」。
どのくらいの方が、高圧洗浄の流れについて把握しているでしょうか。

今回は、屋根塗装の大まかな工程と、高圧洗浄にかかる時間についてご紹介します。
屋根塗装を検討していて、高圧洗浄にかかる時間と流れについて把握したいと考えている方は必見です。

□屋根塗装における大まかな流れについて

屋根塗装の流れはなんとなく知っていても、高圧洗浄の流れまで把握している方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、屋根の高圧洗浄における大まかな流れについてご説明します。

*準備の段階

屋根の高圧洗浄の作業は、足場の組み立てから始まります。
足場が完成した後は、洗浄水や汚れた水が周辺の住まいに飛ばないよう、飛散防止用のシートを張ります。

*洗浄作業

高圧洗浄の際に必要となる水を用意し、洗浄作業に入ります。
この際、使用する水はお客様の水道をお借りすることがほとんどです。

屋根の洗浄には高圧洗浄機を使用します。
屋根の汚れ状況に加え、塗面の状態を確認しながら、水圧を調整しつつ作業を行います。

*完了後

洗浄作業後は、屋根をしっかり乾燥させます。
乾燥にかかる時間は季節によって前後しますが、約48時間以上かかることがほとんどです。

□屋根塗装における高圧洗浄の乾燥時間について

高圧洗浄を行うにあたって、どのくらいの時間がかかるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
ここでは、高圧洗浄後にかかる乾燥時間についてご説明します。

前述したとおり、高圧洗浄の乾燥にかかる時間の目安は48時間以上です。
乾燥に48時間かかることは、基本的に次の日には作業が行えないことを意味します。
乾燥を待たずに次の段階へ移ると、屋根の塗膜がはげる可能性があるため、以下の作業以外は行うべきではありません。

・洗浄後の清掃

高圧洗浄後には、洗浄時に除去した汚れが、周囲の壁や窓に飛んでいる場合があります。
清掃のみだと、塗膜を傷つける確率が低いため、汚れを取る作業であれば行っても問題ないでしょう。

・ビニール養生

屋根塗装を施工する前には、必ず窓やサッシの周りをビニールで養生します。
窓やサッシ周りをビニールで覆うだけのシンプルな作業のため、完全に乾燥しきっていなくても行うことに問題はありません。

・シーリングの除去

外壁がサイディング目地でできている場合は、シーリングの除去のみであれば行っても問題はありません。
もし、新しいシーリング材を入れようと考えている方は、膨れや割れの原因となる可能性が高いため、翌日の作業はおすすめできません。

□まとめ

今回は、屋根塗装の大まかな工程と、高圧洗浄にかかる時間についてご紹介しました。
高圧洗浄の工程は、屋根塗装の作業に入る前に欠かせないもので、塗装の仕上がりを左右するといっても過言ではありません。
機能性の高い屋根にするためにも、その前段階である高圧洗浄は大切にしましょう。

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