家の外壁点検は必須!自己点検についても紹介します!

外壁の美観を損なわないためだけでなく、住まいの安全を守るためにも、定期的な外壁点検は必要です。
それでも、外壁点検が面倒でつい後回しにしてしまう人は多いかもしれません。
そこで今回は、外壁点検の必要性と、自己点検の際の確認項目をご紹介します。

□なぜ家の外壁点検が必要なのか

家の外壁を長持ちさせるためには、塗装や壁の状態に異常がないか定期的に点検し、問題が生じていた場合、速やかに補修工事をすることが大切です。
外壁塗装に施工不良があった場合、なんと施工直後ではなく半年以上過ぎてから発覚することが多いのです。
そのため、定期的に外壁点検を行わずに放置すると、施工不良に気づかず長期間放置してしまうことになります。

定期的に点検していれば小さな補修で済んだものが、長期間放置することで大きな欠陥となり、次のリフォームや工事の際に、莫大な費用と手間が必要な工事をしなければならなくなるのです。
このような事態を防ぐため、業者に定期点検を依頼すると良いでしょう。

□外壁の点検では何をチェックする?自己点検の項目について紹介!

業者による定期点検は2〜3年に一度が一般的ですが、自分で定期的に点検するとより外壁の変化や問題に気づきやすくなります。

*チョーキング

チョーキングとは、塗料の劣化により塗膜が古くなり変質して起こる現象で、外壁を触った時に白い粉がつくのがわかりやすい症状です。
チョーキングが起こっている外壁では、塗膜の機能低下により防水効果が弱まるため、雨水が壁内に侵入する恐れがあります。

外壁としての保護機能を果たしていないサインになるため、チョーキングが見られた際は塗り替えを検討しましょう。

*ひび割れ

浅いひび割れは地震や強い雨風などで生じるため多くの家で見られますが、深くまでひび割れていると建物に歪みが生じている場合があります。
ひどいひび割れを放置していると大きな事故の原因にもなるため、なるべく早い補修工事の検討をおすすめします。

*コーキング

コーキングとは、サイディングの目地や窓枠の周りにあるゴム状の塗料のことで、外壁塗料に比べ劣化が早いため忘れずに点検しましょう。

コーキングが劣化すると、防水機能が低下し外壁内部に雨水や汚れが侵入してしまいます。
コーキングのひび割れは黄水機能低下の証拠となるため、見つけたら早めの修復がおすすめです。

□まとめ

今回は、外壁点検が必要な理由と、自己点検の項目を紹介しました。
外壁を長持ちさせるだけでなく、安全に関わる重要な欠陥を早めに見つけ、対処するために定期的な外壁点検は必須です。
業者に依頼するのが安心ですが、定期的に自分でチョーキングやひび割れ、コーキングの状態を点検するだけでも、外壁の状態把握に役立つため、定期的にチェックし問題点を見つけたら補修を依頼しましょう。

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