屋根塗装には水性と油性塗料のどちらがいい?それぞれの特徴を解説!

今回は、屋根塗装に使用する水性塗料と油性塗料の特徴についてご紹介します。
屋根塗装を検討している方で、2つの塗料の違いについて確認しておきたい方や、水性塗料と油性塗料のどちらを使うべきか迷っている方は必見です。

□水性塗料と油性塗料のそれぞれの特徴について

水性塗料と油性塗料。
絵を描く際に使用する絵具の延長で、なんとなく特徴の差の想像がつく方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、それぞれの塗料の特徴についてご説明します。

*耐久性

一般的には、油性塗料の方が耐久性に優れているといわれています。
油性塗料の特徴は、耐久性の高い塗膜にあります。
日光が直接当たる屋根や、塩害にあう可能性のある海岸沿いの地域では、油性塗料がおすすめです。

*費用

水性塗料と油性塗料では、かかるコストも異なります。
性能の高い油性塗料の方が単価は高い上に、希釈材として使用する塗料用シンナーの費用もかかります。
コストの面だけで考えるなら、水性塗料の方が優れているといえるでしょう。

*保管方法

水性塗料と油性塗料では、保管方法の制限に差があるため、使用後の保管には注意が必要です。
引火性が低い水性塗料は消防法においての制限はありませんが、油性塗料は危険物として消防法で定められているため、保管の際には倉庫の範囲や塗料の量に制限があります。

□屋根塗装において水性塗料と油性塗料はどう使い分ける?

塗料の特徴の違いは分かったけど、実際に何をどう使用するのか分からない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、どのような場面で水性塗料と油性塗料を使い分ければ良いのかについてご説明します。

屋内での作業やニオイが気になる方は、水性塗料を使うことをおすすめします。
近年、水性塗料の性能の発達は目まぐるしく、油性塗料の性能に劣らないものも多く開発されています。
水性塗料も種類によっては、金属部分に塗ることも可能なため、水性塗料の活躍の幅は広がりつつあります。
ニオイに敏感なお子様がいるご家庭や、化学物質のアレルギーが見られる方は、水性塗料を使うことをおすすめします。

一方で、耐久性の高さにおいては油性塗料を上回るものはないため、性能の高さをお求めの方は油性塗料を使用すると良いでしょう。
光沢のある仕上がりにも油性塗料は欠かせません。
ただし、希釈材としてシンナーを使うことから、大量に使用すると環境に影響を与えかねないため注意が必要です。

□まとめ

今回は、屋根塗装に使用する水性塗料と油性塗料の特徴についてご紹介しました。
屋根塗装において、水性塗料と油性塗料では特徴が大きく異なります。
水性塗料の使用できる幅が大きく広がっていることを踏まえて、状況に合わせた塗料を選ぶと良いでしょう。
塗装する部分や季節に合わせて、使用する塗料を変えてみても良いかもしれませんね。

足場なしで屋根塗装はできる?屋根塗装に足場が必要な理由をご紹介します!

屋根塗装を検討しているけど、費用を考えると今すぐに行うのは躊躇してしまう。
そう感じている方も少なくはないでしょう。

今回は、屋根塗装の際に足場が必要な理由と、足場がない場合のデメリットについてご紹介します。
屋根塗装をなるべく費用を抑えて行いたい方、費用を抑える方法として足場を設置しないことを検討している方は必見です。

□屋根塗装に足場が必要な理由について

足場なしでの屋根塗装は、たしかに費用の削減に繋がります。
では、実際に屋根塗装において足場は必要ないのでしょうか。
ここでは、足場が必要な理由を3つご説明します。

*法律での規定

「労働安全衛生規則」において、足場の設置が必要だと定められています。
ただし、勾配のない平たい屋根の塗装や、無足場工法を採用する際には設置が必要でない場合があります。
屋根塗装の作業では、高所での作業が必要となるため危険が伴います。
そういった危険から作業員の身の危険を守るためにも、足場の設置が必要不可欠です。

*周囲への配慮

屋根塗装で使用する塗料や高圧洗浄の水・汚れが、周囲のお住まいに付着することを防ぐため、作業前には養生シートを足場に張ります。
この養生シートは飛散防止の役割を果たすと共に、周囲のお住まいへの視線の配慮の働きも兼ね備えています。

*クオリティの高さ

足場のない状態での作業は、姿勢の不安定さや身の安全確保への意識から、丁寧な作業を行えない可能性があります。
作業後の仕上がりの質のためにも、足場の設置は必要です。

□屋根塗装を足場なしで行うデメリットについて

ここでは、足場を設置せずに行った場合に発生するリスクについてご説明します。

まず、足場を設置しないことは、屋根塗装の作業を不安定な状態で行うことを意味します。
安定した足場は、安定した丁寧な作業・作業効率の高さに繋がります。
作業のしやすさ、そして仕上がりの質のためにも、足場は必要です。

次に、前述したように、足場は養生シートを張るためにも使用されます。
足場と養生シートがないと、高圧洗浄で出た汚れや水、そして塗装に使用する塗料が周辺の住まいに飛び散る原因となります。
周囲への優しい作業のためにも、足場は必要なのです。

最後に、そもそもの話として、無足場工法を採用する場合や平坦な屋根での作業を除いては、足場の設置が「労働安全衛生規則」において定められています。
この規則は、作業員と作業を行うお住まい周辺の安全確保のために作られたものです。
作業中に転落事故や道具の落下による事故を引き起こさないためにも、足場の設置は例外を除いて行わなければなりません。

□まとめ

今回は、屋根塗装の際に足場が必要な理由と、足場がない場合のデメリットについてご紹介しました。
平坦な屋根の塗装と、無足場工法を使用する場合を除いて、屋根塗装を行う際に足場が必要な理由がわかったでしょうか。

屋根塗装での足場は、塗装作業の質の向上や、周辺のお住まいに迷惑をかけないための働きを担っています。
屋根塗装全体のコスト削減も大事ですが、それ以上に大切にしなければならないことがあることを留意しておきましょう。

屋根塗装における下地処理の方法や重要性について解説します!

戸建ての住まいには、定期的な屋根塗装の塗り替えが必要。
そう聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

今回は、屋根塗装を行う前の下地処理について、その方法と重要性をご紹介します。
屋根塗装を検討されている方、屋根塗装の下地処理から工程を把握したいと考えている方は必見です。

□屋根塗装における下地処理の方法について

ここでは、下地処理の方法について3つの段階からご説明します。

1.汚れを落とす作業

屋根塗装の下地処理は「高圧洗浄」で、カビやコケといった汚れを落とすことから始まります。
この際、塗膜の状況によっては、トルネードノズルと呼ばれる洗浄用のノズルを使用して古い塗膜を剥がします。

高圧洗浄が終わったら、「ケレン作業」といわれる手作業の工程に入ります。
電動工具や紙ヤスリを使用して、サビ・カビと古い塗膜を剝がします。
トタン屋根を使用している住まいではサビが発生しやすいため、特に入念にサビ落としが行われます。

2.補修作業

雨漏りの原因となる、屋根のひび割れを補修するために行われるのが「コーキング補修」です。
屋根のひび割れが軽度な場合は、コーキング材を充填するだけで済みますが、一般的には2種類の方法で補修が行われます。

・増し打ち
元から屋根に施されているコーキング材に、追加で新しく補充する方法です。

・打ち替え
元々施されているコーキング材を全て取り除いたうえで、新しいコーキング材を入れる方法です。
雨漏りと見た目の維持のためにも、屋根の状態に合わせた補修を行うことが大切です。

3.ならす作業

屋根に使用する屋根素材によっては、固定の際に釘やタッカーと呼ばれる大型のホッチキスのような工具を使用します。
その際、釘やタッカーを打ち付けた部分には、どうしても凹み・くぼみ・出っ張りができてしまい、塗装時に色ムラや液ダレが発生する原因となります。

そこで、できるだけ屋根を平滑にするために行われるのが「パテ埋め」です。
速乾性と乾燥後に硬化する性能をもつ、粘土状のパテでならすことにより、屋根は平滑にできます。

□下地処理の重要性について

では、下地処理を行わないと、どのような影響が見られるでしょうか。
ここでは、下地処理の不備に伴うリスクについてご説明します。

下地処理を行わないことは、塗装の際にムラが発生する原因となります。
元々ひび割れが見られる場合は、特に雨漏りの原因となりやすいため、下地処理は必ず施す必要があります。
汚れを落とす作業が不十分だった場合は、塗料が上手く密着せず、剥離することに繋がります。

古い塗膜が残っていると、塗膜が膨らみ雨水が侵入する原因になってしまいます。
雨漏りやひび割れの悪化を防ぐためにも、塗装の下で目に見えない下地処理だからこそ、丁寧に行うことが大切です。

□まとめ

今回は、屋根塗装の前に施される下地処理の方法や重要性についてご紹介しました。
雨漏りやひび割れから大切な住まいを守るには、下地処理から徹底して作業を行うことが大切です。
屋根塗装の塗り替えの時期を把握した上で、どのように補修を行っていくか検討することをおすすめします。

屋根塗装の流れや高圧洗浄の乾燥時間について解説します!

屋根塗装の施工に入る前に必ず行う「高圧洗浄」。
どのくらいの方が、高圧洗浄の流れについて把握しているでしょうか。

今回は、屋根塗装の大まかな工程と、高圧洗浄にかかる時間についてご紹介します。
屋根塗装を検討していて、高圧洗浄にかかる時間と流れについて把握したいと考えている方は必見です。

□屋根塗装における大まかな流れについて

屋根塗装の流れはなんとなく知っていても、高圧洗浄の流れまで把握している方は少ないのではないでしょうか。
ここでは、屋根の高圧洗浄における大まかな流れについてご説明します。

*準備の段階

屋根の高圧洗浄の作業は、足場の組み立てから始まります。
足場が完成した後は、洗浄水や汚れた水が周辺の住まいに飛ばないよう、飛散防止用のシートを張ります。

*洗浄作業

高圧洗浄の際に必要となる水を用意し、洗浄作業に入ります。
この際、使用する水はお客様の水道をお借りすることがほとんどです。

屋根の洗浄には高圧洗浄機を使用します。
屋根の汚れ状況に加え、塗面の状態を確認しながら、水圧を調整しつつ作業を行います。

*完了後

洗浄作業後は、屋根をしっかり乾燥させます。
乾燥にかかる時間は季節によって前後しますが、約48時間以上かかることがほとんどです。

□屋根塗装における高圧洗浄の乾燥時間について

高圧洗浄を行うにあたって、どのくらいの時間がかかるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
ここでは、高圧洗浄後にかかる乾燥時間についてご説明します。

前述したとおり、高圧洗浄の乾燥にかかる時間の目安は48時間以上です。
乾燥に48時間かかることは、基本的に次の日には作業が行えないことを意味します。
乾燥を待たずに次の段階へ移ると、屋根の塗膜がはげる可能性があるため、以下の作業以外は行うべきではありません。

・洗浄後の清掃

高圧洗浄後には、洗浄時に除去した汚れが、周囲の壁や窓に飛んでいる場合があります。
清掃のみだと、塗膜を傷つける確率が低いため、汚れを取る作業であれば行っても問題ないでしょう。

・ビニール養生

屋根塗装を施工する前には、必ず窓やサッシの周りをビニールで養生します。
窓やサッシ周りをビニールで覆うだけのシンプルな作業のため、完全に乾燥しきっていなくても行うことに問題はありません。

・シーリングの除去

外壁がサイディング目地でできている場合は、シーリングの除去のみであれば行っても問題はありません。
もし、新しいシーリング材を入れようと考えている方は、膨れや割れの原因となる可能性が高いため、翌日の作業はおすすめできません。

□まとめ

今回は、屋根塗装の大まかな工程と、高圧洗浄にかかる時間についてご紹介しました。
高圧洗浄の工程は、屋根塗装の作業に入る前に欠かせないもので、塗装の仕上がりを左右するといっても過言ではありません。
機能性の高い屋根にするためにも、その前段階である高圧洗浄は大切にしましょう。

屋根塗装における縁切りの役割やタスペーサー工法について解説します!

今回は、屋根塗装における縁切りの役割について、タスペーサー工法に焦点を当ててご紹介します。
屋根塗装を検討している方、前知識として縁切り工法の中でもタスペーサー工法について知りたい方は、ぜひこの記事をご覧になってください。

□そもそも縁切りとは

「縁切り」のワードを事前に知っていた方は多くないでしょう。
なぜ、屋根塗装の際には縁切りの作業を行うのでしょうか。
ここでは、縁切りとは何か、行わなかった場合の弊害についてご説明します。

「縁切り」とは、簡単に説明すると屋根材同士の間に隙間を作る作業のことです。
スレートを使って作られた屋根は、塗装後に屋根材同士が塗料によってくっつきます。
そのくっついた箇所を塗膜カッター・皮スキといったような道具を使って、剥がしていく工程を「縁切り」といいます。

住まいが新築のときは、スレート同士の間には水が流れるだけの隙間が保たれています。
この隙間は、雨が降った際に水を下へと流す役割を担っており、雨漏りを防ぐためにも重要なものです。
それが、屋根に塗装を施した後では塗料によって隙間が完全に埋まってしまい、水が排出されなくなります。
特に、スレートの先端部分が完全に詰まってしまうと、屋根の内側に水がたまり続けてしまいます。

最初はスレートに染みができていただけで済んだ被害も、放っておくと雨漏りへと繋がるのです。
雨漏りを防ぐためにも、スレートを屋根材として使われている方は、必ず縁切りの作業を行うようにしましょう。

□屋根塗装におけるタスペーサー工法の特徴について

縁切りの重要性は分かったけど、手作業で剥がしていくのは少し不安、と思われる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、タスペーサー工法とは何か、その特徴とともにご説明します。

タスペーサー工法とは、スレートとスレートの間の部分にタスペーサーと呼ばれるストッパーのような働きをする工具を差し込み、意図的に隙間を確保する方法のことです。
その特徴は以下の通りです。

*確実な「縁切り」

タスペーサー工法では、タスペーサーを屋根材と屋根材の間に挿入するだけで、隙間を確保できます。
適切な隙間を作ることは、通気性が良くなることを意味し、雨漏りの危険性を防ぎます。
また、タスペーサーと塗料の相性が良いため、挿入したままでもタスペーサーが目立つことがないのも特徴の1つです。

*作業時間の長さ

一般的に「縁切り」として行われていた作業は、2人がかりで1日を費やすような、非常に作業時間の長い工程でした。
しかし、タスペーサーを使用すれば話が変わります。
タスペーサーを使った縁切りでは、作業にかかる時間が約2〜3時間と短く、全体の工期の短縮に繋がります。

*塗装後の作業削減

屋根塗装においてタスペーサー工法を行う場合は、塗装する前にタスペーサーが挿入されます。
これは、従来の縁切り作業と異なり、塗装後に屋根の上に上がって作業する必要がないことを意味し、屋根に足跡がつくことや破損のリスクを減らすことに繋がります。

□まとめ

今回は、屋根塗装における縁切りの役割について、タスペーサー工法に焦点を当ててご紹介しました。
縁切り作業においての、タスペーサー工法のメリットを把握できたでしょうか。
屋根塗装後の作業を少しでも確実に、短時間で行いたい方は、ぜひタスペーサー工法をご希望ください。

屋根塗装はしないとどうなるのかについて解説します!

外壁と異なり、あまり人目につかないことから、塗装や補修の必要性を感じにくい屋根。
それゆえに、どのようなタイミングで屋根塗装を行うべきなのか、分からない方も多いのではないでしょうか。

今回は、屋根塗装が必要な理由と、行わない場合のリスクについてご紹介します。
屋根塗装を行うか迷っている方、タイミングが分からない方は必見です。

□屋根塗装が必要な理由について

屋根塗装には耐用年数があり、定期的にメンテナンスをする必要があることを把握している方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。
ここでは、屋根塗装が必要な理由についてご説明します。

1.機能

屋根塗装をしないことは、防水性や耐候性といった機能を失うことを意味します。
屋根に使用される屋根材の中には、スレートやトタンのように、塗装なしでは防水性や耐候性の機能を持ち合わせていない素材があります。
紫外線や雨風の影響から屋根を守るためには、それらの機能は欠かせません。

2.外観

新築時と比べて屋根のツヤ感がないと感じたら、屋根塗装の塗り替えの時期だと判断して良いでしょう。
実際に、屋根の見た目の変化は、屋根塗装の塗り替えの1つの目安です。

屋根にツヤがないことは、それだけ塗料の防水性や撥水性の機能が低下していることを意味します。
屋根塗装を改めて行うことで、塗料の機能を屋根に持たせることに繋がるのです。

□屋根塗装はしないとどうなる?

ここでは、屋根塗装を行わないことから発生する弊害についてご説明します。

*雨漏りの発生

屋根に施されている塗料の塗膜が劣化し、屋根を守れなくなることが原因で、屋根の中に水分が入り込みます。
屋根と建物の間には、通常防水シートが施されていますが、屋根材から水分が侵入し防水シートに影響することで、雨漏りが発生することに繋がります。
また、雨漏りには弊害があり、雨水の侵入が原因でカビが発生し住まいがカビ臭くなる可能性もあります。

*機能の低下

雨漏りが発生している状態だと、屋根と室内の間にある断熱材にも影響が出ています。
断熱材が機能を失うと、夏は暑い上に冬は寒い、省エネ効果のない住まいになってしまい、断熱材の交換まで行う必要性が生まれます。

木造の住まいの場合は、雨漏りが原因で腐食が起きる可能性があります。
構造体そのものが腐食してしまうことは、構造強度の低下、そして耐震性の低下に繋がります。
構造強度の低下には、屋根が剥がれる危険性が伴うことを意味します。
一重に雨漏りといっても、多くの弊害が伴うことを把握しておくことが大事です。

□まとめ

今回は、屋根塗装が必要な理由と、行わない場合のリスクについてご紹介しました。
屋根塗装を行うことは、大切な住まいを守ることを意味します。
屋根塗装をどのタイミングで行えば良いか迷っている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

屋根塗装の耐用年数について解説します!

今回は、屋根塗装の耐用年数と、屋根塗装を行うタイミングについてご紹介します。
屋根塗装を検討している方、屋根塗装の耐用年数を把握して、メンテナンスの回数を減らしたいと考えている方は必見です。

□屋根塗装の耐用年数について

一重に屋根塗装に使用する塗料といっても、選ぶものによって耐用年数はまちまちです。
ここでは、屋根塗装の耐用年数についてご説明します。

屋根塗装の耐用年数とは、使用した塗料の効果や性能が、問題なく屋根に適用されている期間のことです。
一般的には、塗布した塗料が作る塗膜が劣化するまでの期間のことを指します。

屋根塗装の耐用年数は、使用する塗料の原料によって異なります。
耐用年数の長い塗料を選べば、塗り替えの時期を遅らせられるため、長い目で見ると費用の削減に繋がります。

逆に、短いスパンで屋根塗装を行いたい方は、耐用年数の短い塗料を選ぶと良いでしょう。
耐用年数ではなく、塗料の持つ効能を優先して選ぶのも1つの手です。

同じ塗料を使用したとしても、屋根と外壁では耐用年数が異なります。
屋根の塗料は、外壁と比べて紫外線や雨にさらされやすいため、耐用年数が短いことを留意しておきましょう。

屋根塗装に使用される塗料は、耐用年数の違いから塗料が持つ特徴まで様々な種類があります。
お住まいの屋根に何を求めるかによって、選ぶ塗料は変わります。
1つの特徴に縛られず、色々な塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

□屋根塗装の耐用年数が過ぎている場合の症状について

屋根塗装に耐用年数があることは分かったものの、実際にどのようなタイミングで塗り替えが必要なのか、判断できない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、屋根塗装の塗り替えの目安となるポイントについてご説明します。

*劣化が見られるとき

屋根塗装のタイミングとして最も分かりやすいのが、劣化の症状です。
もし、お住まいの屋根に以下の症状が見られる方は、屋根塗装を検討する必要があるかもしれません。

・色褪せ

紫外線の影響で「経年劣化」した屋根は、塗料の効能を失っている状態です。
お住まいの屋根に色褪せが見られたら、屋根塗装の時期と捉えて問題ないでしょう。
色褪せは、見た目の問題だけでなく、雨漏りの原因ともなり得るため注意が必要です。

・苔

日光が当たりにくい屋根の部分には苔が繁殖しやすいです。
屋根に苔が増えることは、防水機能の低下から屋根がもろくなっていることも意味しています。

・ひび割れや欠け

防水機能が低下した屋根では、水はけが悪くなり屋根材の部分に水が停滞します。
水分が溜まった部分が膨張し、乾燥して縮小することによってひび割れが発生します。
ひび割れを放置し続けると、屋根材が欠けることに繋がるため注意が必要です。

*10年に1回が目安なのか?

10年に1度が最適とされるのは、外壁塗装においてです。
屋根塗装では紫外線や雨にさらされる回数の多さから、外壁と同じ塗料を使用したとしても、どうしても耐用年数が短くなってしまいます。
6〜8年を目安に屋根塗装を行うと良いでしょう。

□まとめ

今回は、屋根塗装の耐用年数と、屋根塗装を行うタイミングについてご紹介しました。
なるべくメンテナンスの回数を減らしたいと考えている方は、耐用年数の長い塗料を選ぶことをおすすめします。
ただし、住んでいる地域や環境によって、耐用年数は多少前後します。
耐用年数は、あくまでも目安であることを忘れないようにしましょう。

目を引く外壁にするには?外壁塗装のデザインを考えるコツと注意点についてご紹介!

街を歩いていて外壁デザインがおしゃれで、つい目が惹かれてしまう家はありますよね。
そんなおしゃれな外壁の家にしたいと意気込んでも、アイデアを考える時点で詰まってしまう人は多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは外壁をおしゃれにするポイントについて、注意点とともにご紹介します。

□外壁をおしゃれなデザインにするには?

1つ目は、ツートンカラーを取り入れることです。
ツートンカラーとは、外壁を部分的に2色に分けて塗ることを指します。
階層ごとで色分けするのがオーソドックスな手法ですが、あえて縦に分割して塗り分けるのもおすすめです。
印象がガラリと変わるので、どちらも検討してみてください。

2つ目は、飾り絵を描くことです。
あまり知られていませんが、外壁に絵を描くとオリジナリティのあるおしゃれな外壁にできます。
ただし、飾り絵は特殊な技術が必要なので、塗装会社に施工可能かどうか確認を取るようにしましょう。

3つ目は、ポイント部分に原色カラーを取り入れることです。
一般的に外壁の主な部分には、はっきりと発色する原色は好まれませんが、部分的にアクセントとして使うとおしゃれに仕上がります。
例えば、雨どいや窓枠、バルコニーの柵などに、赤や黄色のような華やかな色を使ってみると良いでしょう。

□外壁塗装のデザインで注意するポイントは?

*カラーシミュレーションを当てにしすぎない

カラーシミュレーションとは、パソコン上で住宅の外壁の色を変更して、さまざまな色を検討できるシステムです。

しかし、電子媒体を通した色と実際の色味では微妙な違いがあるので、完成した外壁がイメージと異なってしまう場合もあります。
そのため、カラーシミュレーションを過度に信頼しすぎるのではなく、あくまで、ある程度のイメージを固めるときに参考にするくらいで考えるのが良いでしょう。

*汚れの目立ちやすさも視野に入れる

外壁が汚れていると、どうしても野暮ったい印象を与えてしまいます。
あえて白系統の汚れの目立つ色は避け、泥やサビの汚れが目立ちにくい、グレーや濃いベージュのような色を選ぶのも良いでしょう。

*近隣住宅とのバランスを考える

住宅の周りの環境に適した外壁デザインでない場合、変に浮いてしまうことがあります。
外壁のデザインを考える際には、自分の好みだけを突き詰めるのではなく、周辺の街並みとの相性も考えた設計にするようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁をおしゃれに仕上げるためのポイントについてご紹介しました。
おしゃれに仕上げるためには、ツートンカラーにしたりポイントで原色を取り入れたりといった方法がありますが、どんな外壁を考えるにしても、近隣との調和に配慮することが大切です。

当社では、経験豊富な職人が外壁の塗装工事にあたっておりますので、安心して施工をおまかせください。
お住まいで気になっていることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

外壁塗装で起こりがちなトラブルに注意!予防方法と対処法も解説します

外壁塗装を考えてはいるものの、塗装工事でのトラブルを聞くことも多く、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな不安もあらかじめどんなことが起きやすいか知っていたら対策も立てやすいです。
ここでは、外壁塗装する際に起きやすいトラブルと問題が発生したときの相談窓口についてご紹介します。

□外壁塗装で起こりやすいトラブルとは?

外壁の塗装工事においてどんなトラブルが発生しやすいのか、具体的に説明します。

1つ目は、完成後の外壁の色がイメージと違うケースです。
契約した際の指定した色で塗られている場合は、施工後の塗り直しが利かないことも多いです。
塗り直したいときは、自己負担になってしまう可能性が高いことにも注意しましょう。
予防策としては、できるだけ大きなサンプルで色を確認することです。

2つ目は、塗料が周囲に飛散して汚れてしまったケースです。
近隣の住宅に飛んだときには、ご近所トラブルに発展するリスクがあるため、しっかり対策しておきましょう。
予防策としては、外壁塗装する際に張られる防護ネットに隙間がないように敷き詰めることです。

□トラブルが起きてしまったときの相談窓口

・塗装会社
何かトラブルが起きたとき、まずは施工会社に問い合わせると良いです。
トラブルの原因が塗装会社側の問題ならば、無償で外壁塗装を塗り直してもらえる可能性もあります。

・住宅リフォーム・紛争処理支援センター
ここでは、専門家である建築士や弁護士に対して相談できます。
専門家に相談することで、問題解決への糸口が見つかりやすくなります。
知識を持つスペシャリストに相談できる点で安心感があるので、もし塗装工事で問題が発生した場合には頼ってみると良いでしょう。

・国民生活センター
国民生活センターは専門家が話を聞いてくれるわけではありませんが、幅広い分野の相談について取り扱っています。
特に、国が設置している機関なので安心して相談できます。

・保険会社
塗装工事が終わってある程度の時間が経ってから外壁塗装に問題が生じた場合、塗装会社の保証期間内であれば無償で補修工事をしてもらえることが多いです。
ただし、施工会社が倒産してしまった場合には、保証は効かなくなることに注意しましょう。
そのようなリスクに備えるためには、「リフォーム瑕疵(かし)保険」に加入しておくと良いでしょう。
この保険に加入していれば、倒産した会社に代わって補修工事の代金を補ってもらえるため安心です。

□まとめ

今回は、外壁塗装で起こりやすいトラブルとトラブルの相談窓口について解説しました。
塗装工事でトラブルを起こさないよう注意しつつ、万が一問題が発生して困ってしまったときには、紹介した相談窓口を頼ってみてください。

当社では、施工完了後の塗り直しにも対応しておりますので、安心して施工をお任せいただけます。
外壁塗装する際にはぜひご検討ください。

外壁塗装の色でお悩みの方!人気色と色選びのポイントをご紹介!

外壁塗装の色は、住宅の中でも1位2位を争うくらいこだわりたいポイントですよね。
「悩みすぎて決められない!」そんな方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、外壁塗装における人気色と色選びのポイントについてご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

□外壁塗装で人気の色は?

*ベージュ

真っ白ではない、やや他の色を含んだベージュ系の色が人気です。
具体的には、クリーム色やアイボリーといった色です。
これらの色は、シンプルなデザインになりやすく、周りに馴染みやすい特徴があります。
また、汚れが目立ちにくい色なので、外壁塗装のメンテナンスは少なめに、外壁はきれいなまま保ちたい人はぜひ選択肢に入れてみてください。

*ブラウン

ブラウンは安心を感じさせる色で、外壁に使うと落ち着いた印象の高級感のある住宅に仕上がります。
一口にブラウンといっても、やや黒の混じった暗めのダークブラウンから、明るい発色のオレンジブラウンまで色の幅はとても広いため、理想通りの外壁にするのはなかなか難しいでしょう。
イメージと完成後の外壁の色のギャップを少しでも減らすためには、カラーサンプルを使って色を見比べることが大切です。

*ブルー

ブルーは知的でクールな印象を与えます。
ただし、青色一色で外壁全体を塗ってしまうと、少し奇抜すぎてちぐはぐな雰囲気になってしまいます。
そのため、青色をメインカラーに、差し色として窓枠や雨どいにホワイトや茶系の色を合わせることで、外壁全体のバランスを取ると良いでしょう。

□外壁塗装における色選びのポイントとは?

1つ目は、周辺環境に合わせた色合いにすることです。
外壁の色は、自分の思うままに選ぶものですが、あまりに周りの雰囲気とかけ離れたものだと、悪目立ちして反感を買ってしまうので注意しましょう。

2つ目は、外壁の色は2色までに絞ることです。
3色以上使うと、住宅全体の統一感が失われ、まとまりのないぼやけた外壁になってしまいます。
使いたい色が多いときは悩みますが、2色までで厳選するようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装における人気色と色選びのポイントについて説明しました。
ブラウンやブルーが人気な色として挙げられますが、それぞれの色には注意すべきポイントもあるので、外壁塗装に使うときはその点を押さえながら活用するようにしましょう。

当社では、高い技術力を駆使して丁寧な施工を行っております。
外壁塗装のことでお悩みがございましたら、いつでもご相談ください。

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