ご自身の住まいを持っている方であれば、一度くらいは外装塗装について考えたことがあるでしょう。
古くなった壁やくすんできた色など、塗装で解決できれば気分転換にもなりますよね。
今回の記事では、外装塗装の注意点を紹介していきます。
□外壁塗装の注意点とは?
外装塗装の注意点は、大きく3つあります。
1つ目は、外装塗装についての不安や疑問を無くすことです。
契約する前に分からない事があれば、遠慮せずに質問して解決しましょう。
工事内容から見積もり金額まで、簡単に理解し把握することは難しいです。
だからこそ、しっかりとご自身が納得できるまで考え、不安や疑問を解消することが大切です。
質問することで塗装業者の方ともコミュニケーションも取れ、良い信頼関係を築けるでしょう。
塗装業者の方も質問され、お客様の疑問点を無くすことで、より一層どのように仕上げればいいのかが明確になり、仕事にも取り組みやすいです。
このように、不安を無くすことは理想の外装塗装に近づけることに繋がります。
2つ目は、契約書の確認をしっかりとすることです。
この契約書を理解せずにサインしてしまうと、後にトラブルを招くことがあります。
契約書類はトラブルが起きた際に、塗装業者が「このように契約を交わしました」という証拠にもなります。
ご自身の間違いを指摘する証拠書類にもなるため、「工事中や工事後に話していたことと違う」と指摘しても、契約書に書かれていなければ証拠にならないと、ごまかしてくる塗装業者もいるので注意が必要です
契約書類として、重要なタイプは大きく3つあります。
まずは、保証書です。
これは、工事後の外装に不具合があった場合に無償で直してくれるという内容を証明するものです。
次に、クーリングオフです。
これは、契約後8日以内であれば、塗装業者との契約を解除できるという内容を表す書類です。
塗装業者は、クーリングオフに関する書類を必ず顧客に渡す必要があります。
そのため、契約書類に必ずクーリングオフの内容が書かれているかどうか確認しましょう。
そして、工程表です。
こちらは、外装工事のスケジュールになります。
工事日程は工程表として書面で貰うようにしましょう。
これらの書類を含めた重要な契約書にサインをする際は、塗装業者とお互いに確認をして、認識の違いや誤解が生まれないようにしましょう。
3つ目の注意点は、アフターフォローの内容確認です。
外装工事が終わった後でも、塗装業者との繋がりは続きます。
その内容は業者により異なりますが、優良な塗装業者の例として以下のようなものがあります。
・年に1回、又は2年に1回など定期的に点検してくれる
・定期点検の時期に往復はがきで知らせてくれる
・保証期間内に劣化が起きた場合にすぐに対応してくれる
・10年後の塗り替えの時期にも点検してくれる
・火災保険の申請をサポートしてくれる
これらのような手厚いアフターフォローがあるかどうかもしっかりと把握しましょう。
以上の大きな3つの注意点を意識して、外装塗装について理解し、塗装業者との間で起こりうるトラブルを未然に防ぎましょう。
□外壁塗装中に出かける際に気をつけることとは?
外装塗装中に出かけることもよくあるでしょう。
ここでは、外出中に気をつけることを3つ紹介します。
1つ目は、不在の日は戸締まりをしっかりと行うことです。
塗装工事中は、普段より戸締まりに注意しましょう。
帰ってきた際に物が無くなっていたり、部屋の様子が変わっていたりすると、それがご自身の勘違いだとしても家を出入りしていた塗装業者を疑うかもしれません。
そのようなことが起きれば、塗装業者との信頼関係が崩れてしまいます。
勘違いで信頼関係が崩れることの無いように、しっかりと戸締まりをしましょう。
2つ目は、塗装業者の方と連絡しやすいようにすることです。
近所からのクレームや急な悪天候などで、作業を中断する必要のある場面が出てくることもあるでしょう。
外出中にトラブルが起きても、すぐに連絡が取れればトラブルも防げます。
塗装業者によっては、1日の作業内容や工事の様子を記録した「作業ノート」を作り顧客に報告するサービスを行っている場合もあります。
3つ目は、外出時の口頭での契約内容の変更は承諾しないことです。
工事期間中に塗料の量の変更、予定に無い箇所の塗装など、契約内容の変更が生じる場合があります。
変更の承諾が必要な際に、外出しており、口頭で伝えられた場合には、承諾しないようにすると良いでしょう。
承諾してしまうと、イメージしていた仕上がりと異なってしまったり、高額な追加料金を請求されたりする場合があります。
このようなトラブルを防ぐためにも、しっかりと立ち会って書類で変更を承諾するようにしましょう。
□まとめ
このように、塗装工事にはトラブルは付き物ですが、未然に防ぐこともできます。
そのためには、しっかりと知識をつけて理解することが大切です。
もし、外装塗装について分からないことがあれば、まずは当社にご相談下さい。
親身になって対応させて頂きます。