「外壁と屋根の色組み合わせが難しい」
「センスの良い外観にしたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は色選びのコツと色の組み合わせの方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□色選びのコツとは?
1つ目はドアやサッシ、屋根の色もセットで考えることです。
外壁の色を考える時、外壁単体で見ていませんか。
良くしたいのは外壁ではなく、外観です。
ドア、サッシ、屋根など外観に関わってくる要素との相性も考えて外壁の色を決めましょう。
2つ目は太陽光の影響を確認することです。
色は太陽光の程度によって見た目が変わります。
できれば実際に同じ色が塗装されている住宅を晴れの日、曇りの日と2日間観察して色の見え方を確認しておきましょう。
3つ目はカラーシミュレーションを活用することです。
カラーシミュレーションはコンピュータで住宅に塗装したらどんな色になるのかをシミュレーションをすることを指します。
お客様の住まいを使ってシミュレーションをしますので外壁塗装が初めてでもわかりやすいです。
ここで注意したいのが、カラーシミュレーションを信用しすぎないことです。
あくまでもコンピュータ上で行うシミュレーションであるため、実際の見え方と完全に同じになるわけではありません。
目安として活用するようにしましょう。
4つ目はカラーサンプルだけで色を選ばないことです。
カラーサンプルにならべられている色から1色1色見て使う色を吟味するのは数が多すぎて途方もない作業になってしまいます。
色を選ぶ手っ取り早い方法は近所で自分好みの色を探すことです。
□外壁塗装の人気色の組み合わせとは?
屋根、外壁の2色の組み合わせによって外観の印象が決まります。
以下で人気な色の組み合わせをご紹介するので色選びの指標にご活用ください。
1つ目はホワイト系の組み合わせです。
ホワイト系は非常に人気が高い色です。
どんな色と組み合わせることも可能です。
ベージュやグレーと組み合わせれば落ち着いた印象になりますし、ブラウン系と組み合わせれば高級感を演出できます。
反対の色であるブラックを組み合わせれば相互の色が際立ち、見た目にメリハリが付くでしょう。
2つ目はベージュ系の組み合わせです。
同系色と組み合わせれば優しい印象の外観に仕上がります。
同じベージュでも、外観の中に濃いベージュと薄いベージュを組み合わせれば優雅な印象になります。
優しい印象にしたい場合は薄いブラウンを多く使い、重厚感を出したい場合は濃いブラウンを多く使うようにしましょう。
3つ目はグレー系の組み合わせです。
ホワイト系、ベージュ系と薄いグレーを組み合わせてあげるとモダンな印象になります。
薄いグレーと濃いグレーを組み合わせるとスタイリッシュな印象に仕上がります。
4つ目はブラウン系の組み合わせです。
ヨーロピアン風で高級な印象になります。
おしゃれで高級感を出したい場合はブラウン系を選びましょう。
5つ目はホワイト系とブラック系の組み合わせです。
モダンな外観にしたい場合はモノトーンがぴったりです。
デザイン性が高く都会的な印象になります。
あまり見られない組み合わせなので個性を出したい方にはおすすめになります。
□外壁の塗り分け方とは?
外壁を2色で塗り分けたい方はいらっしゃいませんか。
同じ2色を選んだとしてもどのように塗り分けるかによって印象が大きく異なります。
そこで、以下では一般的な塗り分け方とそれぞれがもたらす外観への影響をご紹介します。
1つ目は1階と2階でセパレートする方法です。
塗り分けでよく見られるのが1階と2階で分けられる方法です。
同じ色の組み合わせでも1階と2階どちらに明るい色を塗るかで印象が大きく変わってきます。
2階に明るい色を塗ると住宅にどっしりとした安定感が生まれます。
反対に1階に明るい色を塗るとスタイリッシュに決まります。
2つ目は縦のラインでセパレートする方法です。
住まいに縦の太いラインをいれてみましょう。
側面の3分の1程を他の色で塗るだけでアクセントができ、住まいがぐっと引き締まります。
3つ目はベランダなどの出っ張りを色分けする方法です。
出っ張り部分だけ他の色で塗ると住まいに立体感が生まれます。
立体感をさらに出したい方は出っ張り部分に暖色系を塗ってみましょう。
錯覚でさらに立体感を出せます。
4つ目はワンポイントのセパレートで個性を出す方法です。
もっと個性を出したい方にはワンポイントで色を入れる方法がおすすめです。
たとえば、1階と2階の間にラインを入れたり、ベランダと建物の隅だけに色を入れたりという方法があります。
また、2色目で柄を入れたり、玄関周りだけ色を入れたりする方法があります。
□まとめ
外壁と屋根の色の組み合わせについてご紹介しました。
外観の印象は外壁だけで決まるわけではないことをご理解いただけましたか。
何かこの記事について疑問があればお気軽にご相談ください。