屋根塗装における縁切りの役割やタスペーサー工法について解説します!

今回は、屋根塗装における縁切りの役割について、タスペーサー工法に焦点を当ててご紹介します。
屋根塗装を検討している方、前知識として縁切り工法の中でもタスペーサー工法について知りたい方は、ぜひこの記事をご覧になってください。

□そもそも縁切りとは

「縁切り」のワードを事前に知っていた方は多くないでしょう。
なぜ、屋根塗装の際には縁切りの作業を行うのでしょうか。
ここでは、縁切りとは何か、行わなかった場合の弊害についてご説明します。

「縁切り」とは、簡単に説明すると屋根材同士の間に隙間を作る作業のことです。
スレートを使って作られた屋根は、塗装後に屋根材同士が塗料によってくっつきます。
そのくっついた箇所を塗膜カッター・皮スキといったような道具を使って、剥がしていく工程を「縁切り」といいます。

住まいが新築のときは、スレート同士の間には水が流れるだけの隙間が保たれています。
この隙間は、雨が降った際に水を下へと流す役割を担っており、雨漏りを防ぐためにも重要なものです。
それが、屋根に塗装を施した後では塗料によって隙間が完全に埋まってしまい、水が排出されなくなります。
特に、スレートの先端部分が完全に詰まってしまうと、屋根の内側に水がたまり続けてしまいます。

最初はスレートに染みができていただけで済んだ被害も、放っておくと雨漏りへと繋がるのです。
雨漏りを防ぐためにも、スレートを屋根材として使われている方は、必ず縁切りの作業を行うようにしましょう。

□屋根塗装におけるタスペーサー工法の特徴について

縁切りの重要性は分かったけど、手作業で剥がしていくのは少し不安、と思われる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、タスペーサー工法とは何か、その特徴とともにご説明します。

タスペーサー工法とは、スレートとスレートの間の部分にタスペーサーと呼ばれるストッパーのような働きをする工具を差し込み、意図的に隙間を確保する方法のことです。
その特徴は以下の通りです。

*確実な「縁切り」

タスペーサー工法では、タスペーサーを屋根材と屋根材の間に挿入するだけで、隙間を確保できます。
適切な隙間を作ることは、通気性が良くなることを意味し、雨漏りの危険性を防ぎます。
また、タスペーサーと塗料の相性が良いため、挿入したままでもタスペーサーが目立つことがないのも特徴の1つです。

*作業時間の長さ

一般的に「縁切り」として行われていた作業は、2人がかりで1日を費やすような、非常に作業時間の長い工程でした。
しかし、タスペーサーを使用すれば話が変わります。
タスペーサーを使った縁切りでは、作業にかかる時間が約2〜3時間と短く、全体の工期の短縮に繋がります。

*塗装後の作業削減

屋根塗装においてタスペーサー工法を行う場合は、塗装する前にタスペーサーが挿入されます。
これは、従来の縁切り作業と異なり、塗装後に屋根の上に上がって作業する必要がないことを意味し、屋根に足跡がつくことや破損のリスクを減らすことに繋がります。

□まとめ

今回は、屋根塗装における縁切りの役割について、タスペーサー工法に焦点を当ててご紹介しました。
縁切り作業においての、タスペーサー工法のメリットを把握できたでしょうか。
屋根塗装後の作業を少しでも確実に、短時間で行いたい方は、ぜひタスペーサー工法をご希望ください。

屋根塗装はしないとどうなるのかについて解説します!

外壁と異なり、あまり人目につかないことから、塗装や補修の必要性を感じにくい屋根。
それゆえに、どのようなタイミングで屋根塗装を行うべきなのか、分からない方も多いのではないでしょうか。

今回は、屋根塗装が必要な理由と、行わない場合のリスクについてご紹介します。
屋根塗装を行うか迷っている方、タイミングが分からない方は必見です。

□屋根塗装が必要な理由について

屋根塗装には耐用年数があり、定期的にメンテナンスをする必要があることを把握している方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。
ここでは、屋根塗装が必要な理由についてご説明します。

1.機能

屋根塗装をしないことは、防水性や耐候性といった機能を失うことを意味します。
屋根に使用される屋根材の中には、スレートやトタンのように、塗装なしでは防水性や耐候性の機能を持ち合わせていない素材があります。
紫外線や雨風の影響から屋根を守るためには、それらの機能は欠かせません。

2.外観

新築時と比べて屋根のツヤ感がないと感じたら、屋根塗装の塗り替えの時期だと判断して良いでしょう。
実際に、屋根の見た目の変化は、屋根塗装の塗り替えの1つの目安です。

屋根にツヤがないことは、それだけ塗料の防水性や撥水性の機能が低下していることを意味します。
屋根塗装を改めて行うことで、塗料の機能を屋根に持たせることに繋がるのです。

□屋根塗装はしないとどうなる?

ここでは、屋根塗装を行わないことから発生する弊害についてご説明します。

*雨漏りの発生

屋根に施されている塗料の塗膜が劣化し、屋根を守れなくなることが原因で、屋根の中に水分が入り込みます。
屋根と建物の間には、通常防水シートが施されていますが、屋根材から水分が侵入し防水シートに影響することで、雨漏りが発生することに繋がります。
また、雨漏りには弊害があり、雨水の侵入が原因でカビが発生し住まいがカビ臭くなる可能性もあります。

*機能の低下

雨漏りが発生している状態だと、屋根と室内の間にある断熱材にも影響が出ています。
断熱材が機能を失うと、夏は暑い上に冬は寒い、省エネ効果のない住まいになってしまい、断熱材の交換まで行う必要性が生まれます。

木造の住まいの場合は、雨漏りが原因で腐食が起きる可能性があります。
構造体そのものが腐食してしまうことは、構造強度の低下、そして耐震性の低下に繋がります。
構造強度の低下には、屋根が剥がれる危険性が伴うことを意味します。
一重に雨漏りといっても、多くの弊害が伴うことを把握しておくことが大事です。

□まとめ

今回は、屋根塗装が必要な理由と、行わない場合のリスクについてご紹介しました。
屋根塗装を行うことは、大切な住まいを守ることを意味します。
屋根塗装をどのタイミングで行えば良いか迷っている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

屋根塗装の耐用年数について解説します!

今回は、屋根塗装の耐用年数と、屋根塗装を行うタイミングについてご紹介します。
屋根塗装を検討している方、屋根塗装の耐用年数を把握して、メンテナンスの回数を減らしたいと考えている方は必見です。

□屋根塗装の耐用年数について

一重に屋根塗装に使用する塗料といっても、選ぶものによって耐用年数はまちまちです。
ここでは、屋根塗装の耐用年数についてご説明します。

屋根塗装の耐用年数とは、使用した塗料の効果や性能が、問題なく屋根に適用されている期間のことです。
一般的には、塗布した塗料が作る塗膜が劣化するまでの期間のことを指します。

屋根塗装の耐用年数は、使用する塗料の原料によって異なります。
耐用年数の長い塗料を選べば、塗り替えの時期を遅らせられるため、長い目で見ると費用の削減に繋がります。

逆に、短いスパンで屋根塗装を行いたい方は、耐用年数の短い塗料を選ぶと良いでしょう。
耐用年数ではなく、塗料の持つ効能を優先して選ぶのも1つの手です。

同じ塗料を使用したとしても、屋根と外壁では耐用年数が異なります。
屋根の塗料は、外壁と比べて紫外線や雨にさらされやすいため、耐用年数が短いことを留意しておきましょう。

屋根塗装に使用される塗料は、耐用年数の違いから塗料が持つ特徴まで様々な種類があります。
お住まいの屋根に何を求めるかによって、選ぶ塗料は変わります。
1つの特徴に縛られず、色々な塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

□屋根塗装の耐用年数が過ぎている場合の症状について

屋根塗装に耐用年数があることは分かったものの、実際にどのようなタイミングで塗り替えが必要なのか、判断できない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、屋根塗装の塗り替えの目安となるポイントについてご説明します。

*劣化が見られるとき

屋根塗装のタイミングとして最も分かりやすいのが、劣化の症状です。
もし、お住まいの屋根に以下の症状が見られる方は、屋根塗装を検討する必要があるかもしれません。

・色褪せ

紫外線の影響で「経年劣化」した屋根は、塗料の効能を失っている状態です。
お住まいの屋根に色褪せが見られたら、屋根塗装の時期と捉えて問題ないでしょう。
色褪せは、見た目の問題だけでなく、雨漏りの原因ともなり得るため注意が必要です。

・苔

日光が当たりにくい屋根の部分には苔が繁殖しやすいです。
屋根に苔が増えることは、防水機能の低下から屋根がもろくなっていることも意味しています。

・ひび割れや欠け

防水機能が低下した屋根では、水はけが悪くなり屋根材の部分に水が停滞します。
水分が溜まった部分が膨張し、乾燥して縮小することによってひび割れが発生します。
ひび割れを放置し続けると、屋根材が欠けることに繋がるため注意が必要です。

*10年に1回が目安なのか?

10年に1度が最適とされるのは、外壁塗装においてです。
屋根塗装では紫外線や雨にさらされる回数の多さから、外壁と同じ塗料を使用したとしても、どうしても耐用年数が短くなってしまいます。
6〜8年を目安に屋根塗装を行うと良いでしょう。

□まとめ

今回は、屋根塗装の耐用年数と、屋根塗装を行うタイミングについてご紹介しました。
なるべくメンテナンスの回数を減らしたいと考えている方は、耐用年数の長い塗料を選ぶことをおすすめします。
ただし、住んでいる地域や環境によって、耐用年数は多少前後します。
耐用年数は、あくまでも目安であることを忘れないようにしましょう。

目を引く外壁にするには?外壁塗装のデザインを考えるコツと注意点についてご紹介!

街を歩いていて外壁デザインがおしゃれで、つい目が惹かれてしまう家はありますよね。
そんなおしゃれな外壁の家にしたいと意気込んでも、アイデアを考える時点で詰まってしまう人は多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは外壁をおしゃれにするポイントについて、注意点とともにご紹介します。

□外壁をおしゃれなデザインにするには?

1つ目は、ツートンカラーを取り入れることです。
ツートンカラーとは、外壁を部分的に2色に分けて塗ることを指します。
階層ごとで色分けするのがオーソドックスな手法ですが、あえて縦に分割して塗り分けるのもおすすめです。
印象がガラリと変わるので、どちらも検討してみてください。

2つ目は、飾り絵を描くことです。
あまり知られていませんが、外壁に絵を描くとオリジナリティのあるおしゃれな外壁にできます。
ただし、飾り絵は特殊な技術が必要なので、塗装会社に施工可能かどうか確認を取るようにしましょう。

3つ目は、ポイント部分に原色カラーを取り入れることです。
一般的に外壁の主な部分には、はっきりと発色する原色は好まれませんが、部分的にアクセントとして使うとおしゃれに仕上がります。
例えば、雨どいや窓枠、バルコニーの柵などに、赤や黄色のような華やかな色を使ってみると良いでしょう。

□外壁塗装のデザインで注意するポイントは?

*カラーシミュレーションを当てにしすぎない

カラーシミュレーションとは、パソコン上で住宅の外壁の色を変更して、さまざまな色を検討できるシステムです。

しかし、電子媒体を通した色と実際の色味では微妙な違いがあるので、完成した外壁がイメージと異なってしまう場合もあります。
そのため、カラーシミュレーションを過度に信頼しすぎるのではなく、あくまで、ある程度のイメージを固めるときに参考にするくらいで考えるのが良いでしょう。

*汚れの目立ちやすさも視野に入れる

外壁が汚れていると、どうしても野暮ったい印象を与えてしまいます。
あえて白系統の汚れの目立つ色は避け、泥やサビの汚れが目立ちにくい、グレーや濃いベージュのような色を選ぶのも良いでしょう。

*近隣住宅とのバランスを考える

住宅の周りの環境に適した外壁デザインでない場合、変に浮いてしまうことがあります。
外壁のデザインを考える際には、自分の好みだけを突き詰めるのではなく、周辺の街並みとの相性も考えた設計にするようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁をおしゃれに仕上げるためのポイントについてご紹介しました。
おしゃれに仕上げるためには、ツートンカラーにしたりポイントで原色を取り入れたりといった方法がありますが、どんな外壁を考えるにしても、近隣との調和に配慮することが大切です。

当社では、経験豊富な職人が外壁の塗装工事にあたっておりますので、安心して施工をおまかせください。
お住まいで気になっていることがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

外壁塗装で起こりがちなトラブルに注意!予防方法と対処法も解説します

外壁塗装を考えてはいるものの、塗装工事でのトラブルを聞くことも多く、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな不安もあらかじめどんなことが起きやすいか知っていたら対策も立てやすいです。
ここでは、外壁塗装する際に起きやすいトラブルと問題が発生したときの相談窓口についてご紹介します。

□外壁塗装で起こりやすいトラブルとは?

外壁の塗装工事においてどんなトラブルが発生しやすいのか、具体的に説明します。

1つ目は、完成後の外壁の色がイメージと違うケースです。
契約した際の指定した色で塗られている場合は、施工後の塗り直しが利かないことも多いです。
塗り直したいときは、自己負担になってしまう可能性が高いことにも注意しましょう。
予防策としては、できるだけ大きなサンプルで色を確認することです。

2つ目は、塗料が周囲に飛散して汚れてしまったケースです。
近隣の住宅に飛んだときには、ご近所トラブルに発展するリスクがあるため、しっかり対策しておきましょう。
予防策としては、外壁塗装する際に張られる防護ネットに隙間がないように敷き詰めることです。

□トラブルが起きてしまったときの相談窓口

・塗装会社
何かトラブルが起きたとき、まずは施工会社に問い合わせると良いです。
トラブルの原因が塗装会社側の問題ならば、無償で外壁塗装を塗り直してもらえる可能性もあります。

・住宅リフォーム・紛争処理支援センター
ここでは、専門家である建築士や弁護士に対して相談できます。
専門家に相談することで、問題解決への糸口が見つかりやすくなります。
知識を持つスペシャリストに相談できる点で安心感があるので、もし塗装工事で問題が発生した場合には頼ってみると良いでしょう。

・国民生活センター
国民生活センターは専門家が話を聞いてくれるわけではありませんが、幅広い分野の相談について取り扱っています。
特に、国が設置している機関なので安心して相談できます。

・保険会社
塗装工事が終わってある程度の時間が経ってから外壁塗装に問題が生じた場合、塗装会社の保証期間内であれば無償で補修工事をしてもらえることが多いです。
ただし、施工会社が倒産してしまった場合には、保証は効かなくなることに注意しましょう。
そのようなリスクに備えるためには、「リフォーム瑕疵(かし)保険」に加入しておくと良いでしょう。
この保険に加入していれば、倒産した会社に代わって補修工事の代金を補ってもらえるため安心です。

□まとめ

今回は、外壁塗装で起こりやすいトラブルとトラブルの相談窓口について解説しました。
塗装工事でトラブルを起こさないよう注意しつつ、万が一問題が発生して困ってしまったときには、紹介した相談窓口を頼ってみてください。

当社では、施工完了後の塗り直しにも対応しておりますので、安心して施工をお任せいただけます。
外壁塗装する際にはぜひご検討ください。

外壁塗装の色でお悩みの方!人気色と色選びのポイントをご紹介!

外壁塗装の色は、住宅の中でも1位2位を争うくらいこだわりたいポイントですよね。
「悩みすぎて決められない!」そんな方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、外壁塗装における人気色と色選びのポイントについてご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

□外壁塗装で人気の色は?

*ベージュ

真っ白ではない、やや他の色を含んだベージュ系の色が人気です。
具体的には、クリーム色やアイボリーといった色です。
これらの色は、シンプルなデザインになりやすく、周りに馴染みやすい特徴があります。
また、汚れが目立ちにくい色なので、外壁塗装のメンテナンスは少なめに、外壁はきれいなまま保ちたい人はぜひ選択肢に入れてみてください。

*ブラウン

ブラウンは安心を感じさせる色で、外壁に使うと落ち着いた印象の高級感のある住宅に仕上がります。
一口にブラウンといっても、やや黒の混じった暗めのダークブラウンから、明るい発色のオレンジブラウンまで色の幅はとても広いため、理想通りの外壁にするのはなかなか難しいでしょう。
イメージと完成後の外壁の色のギャップを少しでも減らすためには、カラーサンプルを使って色を見比べることが大切です。

*ブルー

ブルーは知的でクールな印象を与えます。
ただし、青色一色で外壁全体を塗ってしまうと、少し奇抜すぎてちぐはぐな雰囲気になってしまいます。
そのため、青色をメインカラーに、差し色として窓枠や雨どいにホワイトや茶系の色を合わせることで、外壁全体のバランスを取ると良いでしょう。

□外壁塗装における色選びのポイントとは?

1つ目は、周辺環境に合わせた色合いにすることです。
外壁の色は、自分の思うままに選ぶものですが、あまりに周りの雰囲気とかけ離れたものだと、悪目立ちして反感を買ってしまうので注意しましょう。

2つ目は、外壁の色は2色までに絞ることです。
3色以上使うと、住宅全体の統一感が失われ、まとまりのないぼやけた外壁になってしまいます。
使いたい色が多いときは悩みますが、2色までで厳選するようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装における人気色と色選びのポイントについて説明しました。
ブラウンやブルーが人気な色として挙げられますが、それぞれの色には注意すべきポイントもあるので、外壁塗装に使うときはその点を押さえながら活用するようにしましょう。

当社では、高い技術力を駆使して丁寧な施工を行っております。
外壁塗装のことでお悩みがございましたら、いつでもご相談ください。

外壁塗装の流れとは?日常生活の中の注意点も解説

外壁塗装は専門的なことなので、一般の人たちにとっては何をしているのか分からない不安がありますよね。
もしかしたら工程の一部を省いて手抜き工事をされてしまうかも、そんな考えが頭をよぎるのではないでしょうか。
そこでここでは、外壁塗装工事の一連の流れについて、塗装工事中の生活上の問題と併せてご紹介します。

□外壁塗装の一連の流れとは?

1)近隣の住宅に塗装工事を行う旨を伝える。
工事は数日間続く上、工事音や塗料のにおいが近隣住宅に迷惑をかける恐れがあるので、事前にあいさつに出向き、工事をする旨を伝えておきましょう。

2)足場と飛散防止ネットの設置を行う。
塗装を安全に行うための足場を設置し、塗料や汚水が飛び散らないよう飛散防止ネットで囲います。

3)高圧洗浄をする。
外壁の表面の汚れを高圧洗浄で丁寧に洗い落とします。

4)下地処理を行う。
劣化により傷んでいる部分について修復します。

5)養生シートを張って塗装開始。
塗料の飛び散り防止のために養生シートを張り、いよいよ塗装がスタートします。
外壁塗装では、塗装工程を下塗り、中塗り、上塗りの3回に分けて行います。
これら全てを行うことで、ムラのないきれいな外壁塗装にできます。

6)品質の確認と修正をする。
依頼主に品質の確認をして、気になる部分がある際は修正を行います。

7)足場の解体と清掃をする。
足場を解体して、周囲が汚れてしまっている場合はきれいにします。

□外壁塗装中の生活上の注意点をご紹介!

*洗濯物が干せない

塗装工事を行っている間は、洗濯物が干せないときもあります。
物干し場が、工事を行っているところから離れている場合は干せます。

しかし、外に干すと塗料が飛んでしまう位置にあることが多いので、しばらくは室内干しをするほかないでしょう。
また、外に干せるような場合でも、塗料特有のにおいが染みついてしまうことがあるので、外に干さないようにしましょう。

*窓を開けられない

塗料特有のいやなにおいがするため、窓は開けないことをおすすめします。
塗料の臭いが部屋に充満した際には、においに敏感な人は気分が悪くなってしまうこともあります。
部屋の温度や湿度が高く窓を開けたい時には、窓の開放は諦めてエアコンをつけて調整するようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁の塗装工事の一通りの流れと、外壁塗装する際の生活上の注意点について説明しました。
流れが分かったので、塗装工事のイメージがしやすくなったのではないでしょうか。

当社は、外壁塗装に強い会社です。
外壁塗装のことでしたらどんな疑問点でもお応えしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

外壁塗装を検討中の方!カラーシミュレーションをご紹介

住宅の第一印象を決定づける外壁の色を決めるのはなかなか難しいですよね。
素敵な外壁にしようと思っても、色の決め方を知らないと、さらに色選びは難航してしまうでしょう。
そこでここでは、外壁塗装の色の決め方とカラーシミュレーションする際の注意点についてご紹介します。

□外壁塗装における色の決め方とは?

1つ目は、色見本帳を使って選ぶ方法です。
色見本帳とは、塗料メーカーの標準色を代表に、色とりどりのサンプルを集めたものです。
塗料メーカーが実際に使用しているものであるため、完成時の色に限りなく近い色で確認できるのでおすすめですね。

2つ目は、塗り板で選ぶ方法です。
塗り板とは、見本用のサイズの板に塗料を塗ったものです。
実際に塗ったときの色味を確認できる上に、塗ったときの質感までチェックできます。
より実物に近い状態で確認したい方は、塗り板を使うと良いでしょう。

3つ目は、カラーシミュレーションをして決める方法です。
カラーシミュレーションとは、パソコンに住宅の写真を取り込み、外壁や屋根に好きな色を当てはめて再現するものです。
家にそのまま色を当てはめて考えられるため、イメージしやすいことがポイントです。

□カラーシミュレーションで注意すべきポイントは?

カラーシミュレーションは、外壁をイメージする上でとても使いやすい便利なツールですが、気をつけて使わないと失敗してしまうこともあります。

*実際の色の見え方と違う

カラーシミュレーションをする際、パソコンで見たときとプリンターで出力したときでは色の見え方が違ってきます。
また、電子媒体を通して見た色と実際に塗られた色では、微妙に色が異なる点にも注意しましょう。

*外壁の質感の再現が難しい

カラーシミュレーションでは、外壁の質感を完璧に表現することは難しいです。
そのため、外壁の素材の違いやツヤの有無による見え方の違いは分かりにくくなります。
質感を確かめるために、実際の現場で試し塗りを行うようにしましょう。

*周辺の景観は配慮されない

カラーシミュレーションでは、住宅の周辺環境を考慮しません。
そのため、決めた色が周辺の街並みにそぐわないことも考えられます。
カラーシミュレーションで決めた外壁のカラーが、近隣住宅になじむかの確認を忘れないようにしましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の色の決め方とカラーシミュレーションの注意点について解説しました。
外壁塗装を決める際の方法の1つとしてカラーシミュレーションがありますが、外壁の質感の表現は難しく、実際の色とはやや異なる場合もあるため、覚えておくべき注意点もあります。
カラーシミュレーションと上手に付き合って、満足のいく外壁塗装にしましょう。

当社では、カラーシミュレーションを取り入れた外壁塗装のカラーをご提案いたします。
なにか外壁塗装でご不明な点ございましたらご相談ください。

外壁塗装には無機塗料がおすすめ?メリットについてご紹介!

「外壁塗装には無機塗料がおすすめ」そんな話を耳にしたことはありませんか。

しかし、なぜ無機塗料がおすすめなのか、その理由をご存じの方は少ないと思います。
良いといわれる理由を整理してから、無機塗料を使うかどうか判断したいですよね。

そこでここでは、無機塗料の特徴とメリットについてご紹介します。

□無機塗料とは?

無機塗料とは、ガラスや鉱石などの無機物が含まれている塗料のことです。
アクリルやシリコンといった樹脂成分は外壁を劣化させる原因の1つですが、無機塗料はこれらの樹脂成分の含有率が低いため、耐久性に優れているのが特徴です。
ただし、無機塗料について樹脂成分の含有率は明示的に定められていないので、無機塗料の中には樹脂成分を多く含む粗悪品もあることに注意しましょう。

□無機塗料のメリット

1つ目は、耐候性が高いことです。
無機塗料は、紫外線に強いため劣化しにくいです。
無機塗料の耐用年数は、一般的に20~25年とされており、他の塗料と比べても比較的長いです。
外壁塗装を大事に使いたい、長持ちする外壁にしたい方は特におすすめですね。

2つ目は、防カビ性と防藻性があることです。
カビやコケ、藻などは、有機物を栄養として繁殖しますが、そもそも無機塗料には有機物質があまり含まれていません。
そのため、ほとんど外壁にカビやコケが発生しなくなり、住宅の外観をきれいなまま保てます。

3つ目は、防汚性に優れていることです。
無機塗料は、水との親和性が高く、水に溶けやすい親水性の特徴があります。
そのため、雨が降ったときには、外壁についたゴミやホコリを巻き込んで一緒に流してくれます。
外壁のお手入れをできるだけ減らしたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

4つ目は、不燃性に優れていることです。
無機塗料は、燃えにくい特徴を持つ無機物を多く含有するため、燃えにくいこともポイントです。
ただし、無機塗料は純度100%の無機物ではなく、有機成分も含んでいるため、完全な不燃物質ではありません。
無機塗料を使った家では、隣家が火事になった場合にもらい火するリスクが低くなりますが、燃えないと過信するのはやめておきましょう。

□まとめ

今回は、無機塗料の特徴とメリットについて解説しました。
無機塗料には無機物が多く含まれるため、耐久性が高いので劣化しにくく、カビも生えにくいメリットがあります。
外壁塗装を長持ちさせたい方は、無機塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

当社では、無機塗料を用いた外壁塗装工事も行っております。
ご興味のある方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

外壁塗装に防水は必要?防水が必要な症状もご紹介!

外壁塗装では色を重視して、防水機能はあまり気にかけない人も多いのではないでしょうか。

しかし、外壁塗装が果たす防水の役目を軽んじると、いずれ住宅全体に悪影響がもたらされ住宅の寿命を縮めてしまうことにつながります。
ここでは、外壁塗装の防水機能の役割と防水工事が必要な場合についてご紹介します。

□外壁塗装における防水の役割

外壁塗装は、雨水の浸入を防ぐ役割を果たしています。
外壁塗装を行うと塗膜が張られますが、この塗膜は住宅の一番外側部分で水の浸入を防いでいます。
外壁は、四六時中紫外線や雨風にさらされているため劣化が進みやすく、それにより防水効果も薄れていきます。
また、防水機能が低下した住宅では、雨漏りによる天井のシミや雨水による柱の腐食が起こってしまいます。
こういった事態から逃れるためにも、外壁塗装による防水機能は重要です。

□防水工事が必要な状態とは?

・チョーキング現象
チョーキング現象とは、外壁を触ったときにチョークのような白い粉がつく現象のことです。
これは、外壁塗装が劣化して塗装が粉になって崩れてきている、防水機能が損なわれている証拠です。
この症状がみられるときは、できるだけ早く塗装工事を行うようにしましょう。

・ひび割れ
ひび割れにも大小さまざまなものがあり、小さいものはさほど気にしなくても問題ありませんが、幅0.3mm以上・深さ5mmに及ぶひび割れは、建物に大きな影響を与える可能性があるため非常に危険です。
そのまま放置すると、いずれは水の浸入を許すことにつながるでしょう。
ひび割れの状態を判断するのは思いのほか難しいので、大きめのひび割れがあった際には、施工会社に連絡して見てもらうのが一番安全です。

・シーリング材の縮みや亀裂
シーリングとは、外壁の隙間を埋めるために施すものです。
シーリングはゴムやシリコン素材から作られており、これも雨や風、紫外線の影響により劣化していきます。
シーリング材が、劣化して縮んだり亀裂が入ったりしている場合には、水が屋内に入りやすくなっている状態のため、できるだけ早めに防水工事を行うのが望ましいでしょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の防水の役割と防水工事が必要な場合について説明しました。
外壁塗装が劣化しているときは、屋内に水が浸入しやすくなります。
紹介した劣化現象が見られるときには、防水工事も検討してみることをおすすめします。

当社では、家のお困りごとの調査や相談を無料で行っておりますので、外壁塗装の劣化が不安な方はお気軽にお問い合わせください。

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