外壁塗装を検討中の方に向けて!よくある失敗例について解説します!

外壁塗装は、家を守るための大切な施工であり、費用も高いので、失敗することなく行いたいものです。
そのためには、よくある失敗例を知っておくことが大切です。
外壁塗装の失敗例には、どのようなものがあるのでしょうか。
外壁塗装の失敗例を見ながら、失敗しないためのポイントを探りましょう。

 

□外壁塗装のよくある失敗例について

外壁塗装にはどんな失敗例があるのか、早速見てみましょう。

 

*塗装費の予算オーバー

外壁塗装の塗料として人気のある、シリコン樹脂塗料を使って塗装すると、足場設置や養生費用まで含めて、約70万円~90万円程度かかります。
しかし、外壁が標準より大きかったり、外壁の劣化状態がひどかったりする場合は予想以上に費用がかかるケースもあります。
外壁塗装工事費用が、予算オーバーとならないためには、費用が高くなるケースについて、よく知っておく必要があります。
ここでは、塗装費の予算オーバーの原因を3つ解説します。

まず原因の1つ目が、定期点検をしなかったために劣化が進んだことです。
外壁塗装は、塗膜にひび割れができると、雨水が家の中に侵入するようになります。
定期的に外壁を点検して、塗装の劣化を事前に察知することが大切です。
そのためには定期点検が必要になりますが、これを怠ると補修が必要な個所が増えるために、余分な費用がかかることになります。

外壁塗装をするためには、このような補修が必要な個所を、まず修繕しなければなりません。
補修が必要な個所が多くなれば、その分だけ工事費用が高くなってしまいます。
補修箇所の劣化が初期の状態であれば、簡単な補修や小さな部材を交換するだけで済みますが、劣化が進むとそうはいきません。
外壁は、劣化を未然に察知するためにも、5年から10年のうちに点検することをおすすめします。

原因の2つ目が、悪徳業者に施工依頼してしまったことです。
外壁塗装費用が高くなる原因の1つとして、悪徳業者に施工を依頼したために、割高な費用を請求されるというケースがあります。
通常、一般の人は外壁塗装費用の相場を知らず、悪徳業者はそこにつけ込み、いろんな名目で費用を加算して不当に儲けようとします。

たとえば、塗料を相場より割高な値段で売りつけたり、必要のない工事まで行おうとしたりするのが、悪徳業者の典型的な手口です。
また、追加費用が必要な工事を勝手に行って、あとで請求することもあるので十分注意しなければなりません。

原因の3つ目が、中間マージンで費用が高くなることです。
大手のリフォーム会社の場合、自社に外壁塗装などの工事を行うスタッフがいません。
実際の工事は下請け会社に依頼するのが通常のパターンです。

つまり、直接施工会社に依頼するのと違って、1社分余計な中間マージンが必要になります。
それゆえ、工事費用が割高になってしまいます。
これを防ぐには、外壁塗装をすべて自社で行う業者に、依頼する必要があります。

 

*満足できる仕上がりにならない

外壁塗装は、完成するまで仕上がり状態がわかりません。
イメージした色と、実際に仕上がった外壁の色が違うこともあります。
外壁は面積が広いため、外壁の色によって、その家のイメージが決まってしまいます。
それゆえ、カラーイメージを決めるのは非常に重要です。

満足できる仕上がりにならない原因は2つあります。

まず原因の1つ目が、大きなカラーサンプルを使わずに色を決めたことです。
外壁塗装を依頼する前に、業者からカラーサンプルをもらって色を決めますが、サンプルは大きくても数センチ角しかないので、これだけで広い外壁全体の色をイメージするのは困難です。
そのため、イメージする色と実際の色を近づけるためには、できるだけ大きなカラーサンプルを、用意してもらう必要があります。

原因の2つ目が、周囲の色と合わないことです。
外壁の色を決める際は、近隣の家のカラーや周囲の景観を考慮しないと、自分の家だけが周囲から見て、浮いてしまうことがあります。
自分の家の外壁だけが妙に目立ってしまうと、周囲の景観を損ねることにもなるので、十分注意が必要です。

 

□外壁塗装で失敗しないためのポイントについて

外壁塗装で失敗しないためには、以下の点に注意しましょう。

 

*依頼する業者をしっかり調べる

外壁塗装を成功させるか否かは、業者選びでほぼ決まるといっても良いでしょう。
不当に利益を上げようとする業者に依頼すれば、費用が割高になるのは避けられません。
ネットで、業者のホームページや口コミを見れば、どんな業者なのかがわかります。

 

*塗装の基礎知識をつける

外壁塗装を失敗しないためには、優良な業者を選ぶことが大切です。
そのためには、自分も塗装の基礎知識を持つ必要があります。
塗装の知識があれば、業者も素人ではないとわかります。
たとえ悪徳業者であったとしても、いい加減なことはできなくなります。

悪徳業者は、相手が素人だと思うから、やりたい放題にするのです。
こちらが知識を持つことによって、悪徳業者も優良業者に変えることが可能です。

 

□まとめ

外壁塗装を失敗しないためには、過去の失敗例を知っておくことが大切です。
外壁の定期点検を怠ったために、予想以上に劣化が進んで、塗装費用が予算オーバーになることがあります。
また、イメージしていた色と、出来上がった外壁の色が違うこともあるため注意してください。

事務員日記ー快適に過ごすためにー

こんにちは、事務の松永です。

 

少しだけ日が伸びましたがまだまだ寒さが続きます。

寒いけど快適に過ごしたい、そんな思いを叶えてくれる

アイデアグッズがあるんです。

 

「ニトリ」のくっつけられるマグネットヒーター  ¥4990

 

リモートワークに限らず机仕事は足元が冷えるので

とっても重宝しそうです。

同様の商品が色んなメーカーから販売されています。

 

お家をどれだけ快適にするかは大切ですよね。

 

例えば天気が気になる日の室内干しはスペースを取られ

見た目も・・・と思いがちですがタカラ産業の吊下げ型室内物干し

「ドライ・ウェーブ」はそんな気分を変えてくれそうです。

インテリア性も考えた5つのカラーを用意し家具などとの調和を考えています。洗濯物を干すだけでなく、プランツハンガーを掛けたり、部屋の仕切りとして色見を合わせた布を掛けたりといった活用も

できます。

  

 

外壁塗装も見た目はもちろん劣化を防ぎお家を快適にする商品の一つですので、そろそろかなと思ったら色選びを楽しみながら春に向けての外壁塗装をご検討ください ^^)

外壁塗装で仕上がりの色が違う?外壁の色を選ぶ際の注意点とは?

外壁塗装は、塗装の色で家のイメージが決まってしまうので、仕上がりの色は重要です。
しかし、イメージした色と、実際に仕上がった外壁の色が違うこともあります。
その理由の1つに、色見本が実際の仕上がりと違うということがあります。
ここでは、色選びのポイントや、注意点についても解説します。

 

□色見本が実際の仕上がりと異なる理由について

色見本と、実際の外壁塗装の仕上がりの色が違うのは、面積効果によるものです。
面積効果というのは同じ色でも面積が大きくなるほど、彩度と明度がアップして見えることを指します。

つまり、明るい色は面積が大きくなるとさらに明るくなり、暗い色はさらに暗くなるということです。
この面積効果のために、小さい色見本で見た色が、大きな面積になると派手な色になってしまうのです。
色には面積効果があることを知っておかないと、実際に仕上がってから、「こんなに派手な色とは思わなかった」「ずいぶん濃いな」ということになりかねません。

また、色見本の色は、室内で見るのと室外で見るのとでは、イメージが変わります。
室内の蛍光灯の下で見ると、白い色が青みがかって見える傾向があり、室外の太陽光の下で見る色とは違います。

しかも、室外でも日なたと日陰では違って見えたり、快晴か曇りかでも少し違って見えてしまいます。
このように、面積効果以外にも色が変わって見える場合があるので、色見本を見るなら、晴れた日に屋外で見ることをおすすめします。
外壁は太陽光の下で見るものですから、その色見本も同じように太陽の下で見ないと、違って見えてしまうのは当然のことかもしれません。

 

□色選びのポイントについて

外壁塗装を失敗しないために、色選びのポイントをご紹介します。
外壁塗装は、10年に1度くらいしか行わないので、色選びに失敗すると10年もの長い間、気に入らない外壁の家に住むことになります。
まず、外壁の色を選ぶ前に、近隣の家の写真を撮り、自分の家を近隣と調和させるのか目立たせるのか決めましょう。
目立たせる場合は、周囲との調和を乱すなどの理由で近隣の反発も予想されるので十分考慮する必要があります。

さらに、家族と一緒にどんな色にするか、話し合うことも大切です。
家は家族みんなで住むのですから、家族全員の意見を聞いたうえで色を決めることが大切です。
外壁の色が決まったら、その色をできるだけ大きなサイズで見て、本当にその色でいいか最終判断をしましょう。

色を判断する場合は、太陽光の下で朝昼夜に、それぞれ色を確認して問題ないかチェックします。
その上で、選んだ色を試し塗りしてみることが大切です。

 

□色選びの注意点について

色を選ぶ際の注意点について解説します。

 

*大きな色見本を使う

前述しましたように、色には面積効果があります。
そのため、できるだけ大きな色見本を見て色を決めないと、実際に仕上がった外壁は、思った通りの色になりません。
外壁に塗る塗料を選ぶ際は、塗料ごとに用意された色見本を見て決めますが、面積効果を考慮して選ぶのが、色選びを成功させるコツとなります。

 

*ツヤ感

外壁の色は、ツヤ感も大切です。
ツヤ感には、ツヤありとツヤ消しがありますが、どちらにするかで外壁の印象が大きく変わります。
ツヤありは派手で明るい印象になり、ツヤ消しはシックで落ち着いた印象になります。
ツヤありとツヤなしは、どちらが優れているというのではなく、選ぶ人の好みの問題と言えるでしょう。

ただし、好みの問題だから、どちらでも好きに選んでいいかというと、場合によってはそうはいかないこともあります。
外壁の色を決めるには、周囲の景観を考慮しなければならない場合もあるからです。
たとえば、周囲の家がすべてツヤ消しなのに、1軒だけツヤありで派手な外観になると、浮いてしまうので注意しなければなりません。

 

*カラーシミュレーションの盲点

外壁の色を決めるのに、カラーシミュレーションが可能なソフトを使う方法があります。
このソフトは、自分の家に好きな色を着せて試せるものです。
コンピュータ上でソフトを起動させれば、いろんな色のパターンを試せるので、色選びのツールとして非常に有効です。
ただし、このソフトを使う場合には、注意すべき点があります。

このソフトを使って色を見るには、パソコン画面やプリンターを使うことになります。
しかし、パソコン画面は設定によって少し色味が変わり、プリンターで印刷する場合は、紙質によっても色が変わります。
そのため、カラーシミュレーションだけで、色を判断するのはリスクがあるため、あくまでも補助的なツールとして使うようにしましょう。

 

□まとめ

外壁塗装は、仕上がりの色が重要になりますが、イメージした色と違う場合がよくあります。
それは、小さな色見本で色を見たために、面積効果によって外壁との色の差が出るからです。
外壁の色をイメージどおりにするには、なるべく大きな色見本を使うことが大切です。
外壁の色を選ぶ際は、家族の意見を尊重しましょう。

事務員日記ー早くも1月が・・・ー

こんにちは、事務の松永です。

 

年明けから既に1月も20日が過ぎてしまいした^^;

毎日本当に寒く数日前には雪に子供たちが興奮!

塗装を手掛けている職人さんたちには大変な時期ですが

それでも丁寧な仕事をしてお客様からとても素敵に仕上がって

嬉しいと喜びの声を頂いております。

 

少し落ち着いていた新型コロナも再び感染者が増加し気持ち的にも疲れてしまいますがそんな中生まれた商品を紹介します。

 

◇純銅削り出しアシストフック

スマートフォンのケースなどを作っている「ギルドデザイン」

(三重県亀山市)が製造、販売をしています。

エレベーターのボタンやATMのタッチパネル、ドアノブ、引き戸の

取っ手などに手で触れずに操作することができる商品です。

このような非接触グッズは色んなメーカーから販売されていて

公共の場でとても活躍しそうです。

 

◇TOTO、非接触水栓

システムキッチン「ザ・クラッソ」にラインナップし、

2022年2月1日より発売。

コロナ禍によりキッチンに欲しい設備として、

やはりタッチレス水栓への関心が高いようです。

特に「タッチレス『きれい除菌水』生成器」は、「きれい除菌水」を

タッチレスで噴霧できるため、衛生性と利便性の両方を

叶えられます。

レバー周辺に水が溜まりにくくなるのでシンク周りも清潔に

保てる所にも魅力を感じます。

 

非接触商品を活用して少しでも快適に過ごしましょう。

リフォームの施工例も紹介しております。

 

2022年も塗装を通して地域の皆様と繋がり貢献できるよう

頑張って参ります!

外壁塗装で液だれする原因とは?対処法について解説します!

家が古くなると、外壁塗装を定期的に行う必要があります。
外壁塗装では、液だれがするとしばしば言われますが、液だれはどうして起こるのでしょうか。
ここでは液だれが起きた際の対処法について解説し、液だれを防ぐための注意点を紹介します。

 

□液だれが起こる原因について

液だれとは、外壁塗装の際に、塗った塗料が下に垂れることを指します。
液だれしたまま固まると、見た目が悪くなるので、外壁塗装の不具合の1つとされています。
液だれが起こる原因はいくつかあります。

 

*希釈剤の入れすぎ

外壁塗装に使う塗料は、希釈剤で薄めて使っています。
どの程度薄めるかは、塗料ごとに希釈量が決まっていますが、職人の判断や天候などによって、稀釈量が変わる場合もあります。ベテランの職人なら安心なのですが、未熟な職人だと稀釈量を間違えることがあるので、液だれにつながるケースもあります。

稀釈剤を入れすぎると、塗料の粘度が下がるので、塗料が垂れてしまうのです。
業者としては、塗料を薄めればコストが安くなるので、できるだけ薄めて使いたいところですが、薄めすぎると液だれを起こす原因になります。

 

*塗料の厚塗り

塗料を厚く塗りすぎると、液だれの原因になります。
未熟な職人が塗装したために、厚塗りになる場合もありますが、中には故意に厚塗りにするケースもあるようです。
厚塗りすると塗装回数を減らせるので、早く外壁塗装を仕上げられるからです。

 

*天候の影響

液だれは、塗装する日の天候によっても起こることがあります。
雨や雪が降っていたり、風が強い日は、液だれが起こりやすくなります。
また、気温が5℃以下の日や、湿度85パーセント以上の日も、液だれしやすいので注意が必要です。

 

□液だれが起きた際の対処法について

液だれは見た目も悪く、外壁の劣化にもつながりかねないので、そのまま放置するわけにはいきません。
多くの場合、液だれは業者に責任があるので、塗り直すように伝えれば、ほとんどの場合応じてくれます。
しかし、液だれの状態を見ても、「問題ない範囲」として、塗り直しに応じてくれない業者もいるかもしれません。
いわゆる「悪徳業者」の場合は、問題ないと言って逃げようとする可能性があります。

この場合は、別の業者に依頼して現場を見てもらい、対処してもらうようにしましょう。
また、ずさんな工事をする業者もいるので、注意が必要です。
前述しましたように、雨や雪の日は塗装するのに向いていませんが、天候にかまわず塗装しようとするような業者は、警戒したほうがいいでしょう。
明らかに、塗装不良になる天候状態で作業を行おうとするなら、塗装実績が少ないか悪徳業者の可能性があります。

 

□液だれを防ぐための注意点について

液だれを起こす原因は、いくつかあります。
ぜひチェックしてみてください。

 

*塗料の稀釈剤の量は適切か

塗料を薄める稀釈剤が多いと、塗料がゆるくなって液だれしやすくなります。
塗料はコストがかかるので、薄めて使おうとする業者が、いないとは限らないので注意が必要です。
そのため、液だれを防ぐためには適切な稀釈を行っているか、確認することが大切です。

といっても、職人が稀釈している現場を素人が見たところで、適切かどうかわかるものではありません。
しかし、「施工主に見られている」と思えば、業者もいい加減なことはできないので、ある程度防止策として有効でしょう。

 

*塗装回数を確認する

液だれの原因の1つとして厚塗りがありますが、なぜ厚塗りするのかというと、そのほうが塗る回数を減らせるからです。
塗装は乾燥させる時間まで入れると、かなりの手間がかかるため、中には厚塗りして、塗装の回数を減らそうとする業者がいるかもしれません。
そこで、さりげなく塗装回数を聞くことによって、厚塗りを抑止する効果が見込めるでしょう。
外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本なので、2回しか塗らない業者は、厚塗りをしている可能性があります。

 

*どんな職人が塗装するのか確認する

液だれは、未熟な職人が塗装する場合にも起こります。
そこで、液だれを防ぐには、事前にどんな職人が塗装するのか、知っておくことも大切です。
担当する職人の実績や技術、塗装歴などをさりげなく聞きだすことができれば、ある程度の判断がつきます。

外壁塗装は、雨風などから家を守るための大切な塗装なので、液だれするような業者に施工を依頼すると、雨水が浸入して、家そのものが劣化してしまうおそれがあります。
そのため、「たかが液だれ」とは思わず、しっかりチェックすることが大切です。

 

□まとめ

外壁塗装で液だれを起こすと、家そのものを劣化させるおそれがあります。
液だれを起こすのは、希釈剤の使い過ぎや塗装の厚塗りなどが原因です。
どちらも、職人が未熟なために起こる場合もありますが、中には故意に塗料を薄めたり、厚塗りする業者もいるので注意が必要です。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

外壁塗装における足場の重要性とは?費用相場も解説します!

外壁を定期的に塗装するのは家を雨漏りなどから守り、家の老朽化を抑えるために必要です。
外壁塗装は大掛かりな工事で、家の周囲に足場を組んで作業します。
ところで、なぜ外壁塗装には足場が必要なのでしょうか。
今回は外壁塗装の足場の相場費用、外壁塗装における足場工事でのトラブルや隣人トラブルについて解説します。

 

□外壁塗装に足場が必要な理由について

外壁塗装に、足場が必要な理由を解説しましょう。

 

*安全管理のために必要

足場は、外壁や屋根の上など、高所で作業する職人の安全を確保するために必要です。
もしも工事中に、転落事故が起きてしまうと一大事なので、足場を組むことは非常に重要です。
また、労働安全衛生法でも、2メートルを超える高さで作業する場合は、足場を組んで安全をはかることが、義務付けられています。

 

*施工レベルを保つのに必要

外壁塗装をする場合は、しっかりした足場を組んで行わないと、きれいに塗ることができません。
そこで、一定の施工レベルを保つためにも、足場が必要となります。

 

*近隣への配慮のために必要

足場を組めば、その上から飛散防止ネットを張ることが可能です。
飛散防止ネットを張ることによって塗料の飛沫が近隣に、被害を及ぼすおそれがなくなります。

 

□外壁塗装用足場の相場費用について

足場の組み立て・解体・運搬にかかる費用は、1平方メートルあたり600~1000円程度です。
足場の費用は、ここ数年でかなり安くなっています。
それゆえ、外壁塗装などの足場が必要な作業は、以前に比べてずっとやりやすくなりました。
足場にかかるおおよその費用を知るには、まず以下の計算式で、足場に必要な面積を求めましょう。

足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m)

家の高さは、1階建ての場合は3.5m、2階建てで6m、3階建てなら8.5m程度が目安となります。

足場架面積を割り出したら、以下の計算式で、足場にかかる費用を計算することができます。

足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,000円)

一般的に、30坪の家の外壁塗装に必要な足場を組むと、足場の費用は約15万円くらい必要になります。
ちなみに、足場を組むには専門的な技術が必要です。
施工業者によっては、自社で足場を組める職人がいないというケースもあります。
この場合は、足場を組む専門業者に外注に出すことになるため、施工主は外注分の費用も負担することになります。

 

□外壁塗装における足場工事のトラブルについて

外壁塗装の際の足場工事には、どんなトラブルが予想されるのでしょうか。
足場工事そのもののトラブル以外にも、足場工事が原因で、隣人トラブルが起こることもあるようです。
ここでは4つのトラブルを解説します。

まず1つ目は、隣の人が足場を組むためのスペースを貸してくれないことです。
家によっては、足場を組むための十分なスペースがない場合もあります。
この場合は、隣の敷地に足場を組ませてもらうしかありません。
民法第209条では「隣地使用権」が定められていて、足場を組む必要があれば、貸してもらえることになっています。

しかし、隣人が親切な人ならいいのですが、中には敷地を貸すことを拒否する人もいるようです。
法律で認められているといっても、隣人に拒否されてはどうしうようもありません。

2つ目は、足場が家を傷つけることです。
足場を組んだり解体する際に、誤って家を傷つけてしまうことがあります。
もちろん、傷つけた業者が弁償することになりますが、場合によっては前からあった傷なのか、新たについた傷なのかハッキリしないこともあるでしょう。
そのため、足場を組む前に家の写真を撮っておけば、新たについた傷かどうかわかります。

3つ目は、防犯上のリスクがあることです。
足場を組むと、防犯上の問題も出てきます。
足場があれば、誰でも簡単に2階の窓までたどり着けるので、不審者が侵入しやすくなります。
特に夜間は危険ですし、昼間でも見通しの悪い家の裏側などから、侵入されるおそれがあります。

足場には、塗料の飛散防止のために、ネットを張ることが多いのですが、このネットが隠れ蓑になって、中に不審者がいても、わかりにくくなるという問題もあるようです。
足場を組んだら、解体するまでの間、普段以上に家の戸締りを厳重にしましょう。
また、足場の入り口に鍵をかけることも大切です。

4つ目は、プライバシー上の問題があることです。
足場を組むと、塗装職人は足場の上を、縦横無尽に動きまわります。
そのため、プライバシー上の問題が起きやすくなります。

別に職人が家の中を覗いているわけではなくても、覗かれているような気がして、ストレスを感じることもあるでしょう。
また、足場を組むことによって、隣の家の中を覗くことも可能になるため、隣人から苦情がくるおそれもあります。

 

□まとめ

外壁塗装をする際は、家の周囲に足場を組まなければなりません。
足場は安全管理や、施工レベルを一定に保つために必要です。
外壁塗装のために足場を組むと、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
足場工事そのもののトラブルもあれば、隣人との間でトラブルが起こるおそれもあるので、注意が必要です。

外壁塗装をお考えの方必見!ラジカル塗料のメリットとデメリットについて解説します!

「ラジカル塗料を勧められたけれど、どういった塗料なのかわからない」
という方は非常に多くいらっしゃるでしょう。
ラジカル塗料は、外壁塗料の中で今非常に注目されている塗料の1つです。

今回は、ラジカル塗料のメリットとデメリットについて詳しくご紹介いたします。

 

□ラジカル塗料とは何か

ラジカル塗料とは、ラジカルと言われる劣化因子の発生を抑えられる効果を持ち、塗装によって建物の劣化を長期間防げる塗料です。
日本で2015年に発売された新しい塗料であり、従来の塗料に比べ、非常に優れた性能があります。

今までの塗料は、シリコン、ウレタン、フッ素、アクリルのように、主な成分である樹脂により分類されていました。

しかしながら、上記でも述べた通り、ラジカルは主成分から名付けられた名前ではありません。
ラジカル塗料の主成分は、アクリル樹脂またはシリコン樹脂系の塗料がベースです。

そのため、今までの塗料に新たな成分を加えられたものがラジカル塗料になるということです。

ラジカル塗料に含まれる新たな成分とは、光安定剤と高耐候酸化チタンという2種類の成分のことです。
これらが、ラジカルの原因である成分の酸化チタンとラジカルの発生後の発散を抑える役割を果たしています。

この2種類の成分によって高い性能を発揮するラジカル塗料が生まれました。

 

□ラジカル塗料のデメリットについて

ラジカル塗料のデメリットは以下の2つです。

1つ目は、色を濃くできない可能性があることです。

上記で述べたラジカル塗料に含まれる特殊成分である高耐候酸化チタンは、白色顔料です。
そのため、製品次第では黒っぽい色を選べない可能性があります

ただ、白色顔料のあまり含まれていない黒っぽい塗料を使っている場合、チョーキング現象はあまり生じにくいです。
そのため、そもそもラジカル塗料にこだわる必要がない可能性が高いでしょう。

2つ目は、塗料が新しいため、まだ耐用年数の実績が出ていないことです。

ラジカル塗料の耐用年数は、15年前後であると言われていますが、まだ発売から15年経っていないため、証明できないのが現状です。

外壁や屋根の塗料は、職人の腕前や建物がどういった気候の地域に建っているかによっても性能が大きく変わります。
そのため、ラジカル塗料を使用すれば15年前後の耐久性が必ず備わっているとは言い切れません。

 

□ラジカル塗料のメリットについて

ラジカル塗料を使用するメリットは以下の3つです。

1つ目はコストパフォーマンスの高さです。

ラジカル塗料が現在注目されているのは、値段が比較的安く耐久性も高いことが大きいでしょう。

従来使われてきた塗料の中では、シリコン塗料が1番普及しています。
シリコン塗料は十分高い耐久性を発揮するものの、フッ素塗料より劣ります。
しかしながら、施工価格が3~5割程度フッ素塗料よりも安いことから、多くのお客様に愛されている人気塗料になっています。

それらに対してラジカル塗料は、シリコン塗料と同等の施工価格であるため価格が安いにもかかわらずフッ素塗料に劣らない性能を兼ね備えています。

実際に、耐用年数と施工料金を従来の塗料であるシリコン、フッ素塗料と比較してみましょう。

シリコン塗料は、耐用年数が10~12年であり、平方メートルあたり2000~3000円ほどです。
フッ素塗料は15~20年で、3500~5500円ほどです。

それに対してラジカル塗料は、14~16年の耐用年数と言われており、2800~3300円です。

実際に数字で比較して見てみると、耐久性と価格の安さ両方を兼ね備えていることが分かります。

2つ目は、塗装できる場所を選ばず使用できることです。

ラジカル塗料は、伸びが良いだけでなく密着しやすいため、非常に作業のしやすい塗料です。
伸びやすく密着性が高いとどういったメリットがあるかというと、表面の複雑な屋根や外壁への施工でもスムーズにできるからです。

また、外壁の材に合った下地材を選択することで、どういった種類の外壁材であっても問題なく塗装できます。
こういった施工性の高さが、ラジカル塗料の施工価格の安さにつながっています。

3つ目は、耐候性の優秀さです。

ラジカル塗料は、塗装された内側からの劣化を防止する塗料です。
今までの塗料は、塗装することで作られる塗膜による保護を利用して、雨水や紫外線による影響を受けないよう守ることに特化していました。

それに対してラジカル塗料は、塗膜による表面の保護はもちろん、塗膜の内部を制御するシステムも新しく備わっています。
そのため、より強固に外壁を守れます。

 

□まとめ

今回は、ラジカル塗料のメリットとデメリットについて詳しくご紹介いたしました。

当社では、無料で点検依頼を受け付けております。
皆さまの状況によっては、外壁塗装を0円でご依頼いただける可能性があります。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

外壁塗装では3回塗りが重要?詳しく解説します!

建物の外壁塗装が剥がれてきて、塗り直しをお考えの方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装には適切な塗り重ね回数というのが存在します。

それは3回塗りです。

今回は外壁塗装において3回塗りが大切であり、それを守らなければどういったことがおきるのかについてご紹介いたします。

 

□外壁塗装では3回塗りが大切

通常であれば、外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りのように、3回塗り重ねるのが基本です。
中塗りというのは、表現方法の違いであり、1回目の上塗りのことを指します。
これら3つの工程を省くことなく、すべて行うことで本来の外壁塗装の性能を発揮します。

ただ、場合によっては3回塗る必要がない、または4回塗る必要がある例外が存在します。

塗料の種類次第では、2回塗りで留めておかなければならない可能性があります。
それらは、下塗り不要製品、もしくは中塗り不要製品です。

当社のような塗装会社に外壁塗装をご依頼される際に、塗料の種類をご確認いただければそれが2回塗りかどうか調べられます。

また、4回以上塗る必要が出てくるのは、外壁材の痛み具合や劣化状態が悪い場合です。
下地である外壁材の状態が悪かったり、表面にサビが生じていたりする場合は下塗りを2回行う必要があるためです。

これらの状況に合わせて外壁塗装は適切な回数塗り重ねる必要があります。
適切に対処されているか気になる方や、詳しく聞きたい方は、ぜひ当社までご相談ください。

 

□塗り回数を守らないとどうなるのか

上記で外壁塗装には適切な塗り重ねる回数があることをご紹介いたしました。
3回の例外の状態ではないにもかかわらず、2回しか塗り重ねをしない、または4回以上塗り重ねていると、不具合が生じます。

1つ目の不具合は、通常より早くに剥がれてしまうことです。

本来10年以上の耐久年数があるにもかかわらず、塗り重ねる回数に誤りがあると10年も経たないうちに剥がれる可能性が高まります。

2つ目の不具合は、塗膜が性能を発揮しないことです。

外壁塗装が終えると塗膜ができ、水や紫外線から建物を守る機能を果たしますが、回数に誤りがあると機能しない可能性があります。

このように、外壁塗装では塗り重ねる回数を正しく守らなければ、塗料本来の性能を発揮できません。

塗装会社の中でも、実績のあまり積まれていない会社であれば、悪気なく適切な塗装回数ができていない場合もあります。

また、あえて塗る回数を減らしているような悪徳業者も実際に存在するため、施工実績や評判をしっかりと見極める必要があります。

当社では、3000件以上の施工実績から得た豊富な経験と知識を活かして施工いたします。
建設業許可業者ですので、施工には自信をもって対応させていただきます。

また、5年~13年の全額返金保証もついているため、安心してご依頼いただけます。
気になる方はぜひ当社までお問い合わせください。

 

□手抜き工事を防いで3回塗りしてもらうための方法とは

中塗り、上塗り塗料はそれぞれ同一の塗料を使う場合が多い工法です。
そのため、プロであれば容易に違いを判断できますが、お客様のように普段外壁塗装を目にしない方には違いがわからないのが現状です。

手抜き工事を防ぎ、当社のような塗装会社が3回塗りしているかどうかご確認いただける方法をご紹介いたします。

1つ目の方法は、3回塗る塗料の色をそれぞれ変えるよう依頼する方法です。

これによって、3回塗り重ねが行われているかどうか容易に判断できるようになります。
ただ、色の全く違う塗料を塗り重ねると、経年劣化に伴い上塗りの部分がはがれた際に、中塗りの色が目立ってしまいます。
そのため、できる限り同系色を選ぶことをおすすめいたします。

2つ目の方法は、ツヤの具合で何回塗り重ねたか予測する方法です。

3度塗りをした外壁は、2度塗りの外壁塗装に比べて表面にツヤが目立ちます。
これを判断材料として見分けるのは不可能ではありませんが、普段外壁塗装を見ない方には少し難易度が高いでしょう。
そのため、できる限り1つ目の方法を取ることをおすすめいたします。

3つ目の方法は、工程を厳守する優良な会社にご依頼いただくことです。

手を抜いた外壁塗装を避けるためには、建物のことを最優先に考えていることが伝わる会社選びを心がけてください。

また、知人によって紹介された会社に依頼されるのはあまりおすすめできません。
近所の方や親せきの方から紹介されて外壁塗装を依頼し、納得いかないが文句も言えないといった状態になる方もいらっしゃいます。

ご依頼される会社はご自分で探されることをおすすめいたします。

 

□まとめ

今回は外壁塗装において3回塗りが大切であり、それを守らなければどういったことがおきるのかについてご紹介いたします。

当社では、皆さまのお住まいの寿命を延ばすために、3000件以上の実績から得た豊富な経験と知識を利用して外壁塗装いたします。
気になる方はぜひ当社までお問い合わせください。

外壁塗装の検討中の方へ!劣化しにくい色について詳しく解説します!

お住まいの外壁が色あせてきて外壁塗装をお考えの方はいらっしゃいませんか。
色あせが起こってしまうのには、必ず原因があります。

今回は、外壁塗装の色あせが起こってしまう原因と対策、色選びのこだわりポイントについてご紹介いたします。

 

□色あせが起こる原因とは

色あせが起こってしまう科学的な原因は以下の2つです。

1つ目の原因は、顔料の中にある結合成分の1部分が切断されることです。

世に存在する物質は、すべて原子が結びついていることによって成り立っています。
塗料の色の成分として用いられている顔料も、原子と原子が結びつくことで構成されています。

原子の結びつきには相性があるため、それぞれの結びつき具合にも強弱があります。

その結びつき具合を結合エネルギーというもので示されていますが、結合エネルギーよりも大きなエネルギーを受けると結びつきが崩れます。

紫外線エネルギーは顔料の化合物が持つ結合エネルギーより強いため、結合が妨げられてしまいます。
結合が分解されることにより、色の変化が起こり、色あせていってしまうのです。

2つ目の原因は、化学変化による物質変化です。

誰もがイメージしやすい化学変化の例は、酸化でしょう。
酸化というのは、酸素と他の物質が反応する化学変化のことを言います。
代表的な例が酸化鉄で、鉄が酸素と反応したために、表面にサビが付いた状態です。

以上が色あせの主な原因ですが、色あせをそのままにしていると建物の劣化の原因につながります。

色あせが起こっているのは、ただ色が薄れているだけでなく、塗膜自体の防水性能も落ちている状態になっているからです。
これらを踏まえた上で、色あせしにくい色選びが重要でしょう。

 

□劣化しにくい色とは

外壁塗装をするとなると、どのような色の塗料にするか迷いますよね。
一般的に、暖色系統の色が色あせしやすいと言われています。

また、透明度に関しては、比較的透明度の高い色合いであればあるほど、経年劣化によって変色しやすいでしょう。
それに対して、あまり色あせしない色は、青や黒のような濃い色です。

塗料は、外壁塗装用の塗料かどうかに限らず、必ず紫外線に当たれば劣化、変色します。
劣化によってヒビ割れが生じる原因となり、それによって雨漏りになる可能性もあるでしょう。

ここ最近では、ラジカル塗料というのが話題になっています。

現在の主流として知られるシリコン塗料とハイレベルなフッ素塗料の中間の塗料として期待されています。
シリコン塗料と同じくらいの価格帯で、フッ素塗料に近い高性能な塗料として知られています。

耐用年数が長く性能が高いため、あまり劣化することがなく色あせも少ないです。
また、ヒビが入ることも抑えられる塗料であるため、外壁塗料の新たな選択肢と言えるでしょう。

 

□色選びの際にこだわるポイントについて

色選びの際にこだわるべきポイントは以下の3つです。

1つ目のポイントは、面積の大きい色見本も見るようにすることです。

色見本を見て判断する際に最も注意すべき点は、色見本の大きさでしょう。
色には面積効果というものがあり、面積が大きい場合と小さい場合それぞれで見え方が全く異なります。

そのため、塗料メーカーの色見本には必ず小さい色見本と大きい色見本の両方が用意されています。
必ずこの両方に目を通しておきましょう。

面積の大きい色見本に比べて小さい色見本は濃く見えるということを意識したうえで確認するよう心がけることをおすすめします。

2つ目のポイントは、屋外で色見本を確認するようにすることです。

色の見え方は、光がどのように当たるかによって全く異なります。
室内で色見本を見て決めてしまうと、実際に外壁塗装した後に確認した際に、思ったのと違うように感じてしまうでしょう。

また、光の当たり具合で見え方が変化するということは、天気やその色を見る時間帯によっても変化するということです。
例えば、天気が晴れていれば、その色は光の反射率が高いことから明るい色に見えるでしょう。

また、朝方に見るか夕方に見るかによっても大きく変化します。
夕方は太陽が赤みを帯びるため、朝方に見た色に比べて赤の割合が多く感じます。
これらの明るさや色味の変化を加味したうえで色を決めるようにしましょう。

3つ目のポイントは、その建物周辺の景観に合わせて色を変えることです。

建物の見た目は、周りの景観によっても大きく変わってきます。
また、お住まいの地方自治体によっては景観形成のガイドラインがある場合があるので、ホームページにて確認しておきましょう。

 

□まとめ

今回は、色あせと劣化、色選びの際のこだわりについてご紹介いたしました。

当社では、外壁塗装に加え、屋根塗装や雨漏り修理のご依頼を受け付けております。
また、HPを見ていただいた方には、塗り替えで失敗しないために必要な3つのことを書いた資料を無料で差し上げます。

気になる方は当社までお問い合わせください。

外壁塗装におけるチョーキング現象とは?その原因と解決策も解説します!

「外壁を触ると白っぽい粉が付いている」
「家を建ててからかなりの年数が経った」
そういった方のお住まいには、チョーキング現象が起こっている可能性が高いです。

皆さまはチョーキング現象について、ご存じでしょうか。
今回は、チョーキング現象の内容と確認方法に加えて、予防、補修方法についてご紹介いたします。

 

□チョーキング現象とは何か

チョーキング現象とは、外壁の塗料に含まれる合成樹脂が紫外線や雨の影響により分解されることを言います。
チョーキング現象が起こると、塗装表面が粉状になり、触ると白っぽい粉が付くようになります。

外壁塗装の役割には、ただ建物の外観を良くすることだけではなく、日々当たり続ける雨や風、紫外線から建物を守ることも含まれます。
普段建物を見ていても気づきませんが、年月が経つにつれて建物はダメージを受けています。

そのため、外壁塗装には一定期間ごとの塗り替えがなければ効果が持続されません。

また、あまりにもチョーキング現象が早い時期から見られる場合は、施工不良によるものである可能性もあるでしょう。
例えば、塗料の混ぜ方が足りない、高圧洗浄や塗装を行う際の手順ミスなどが原因として挙げられます。

 

□チョーキング現象の確認方法とは

皆さまの建物にチョーキング現象がすでに起こっているかどうかは、以下の方法で確かめられます。

1つ目の方法は、上記でも述べた通り手で外壁を触れる方法です。

指先で外壁を一度なぞってみた際に、白っぽい粉が付着した場合はチョーキング現象が起こっているサインでしょう。
この確かめる方法を取って、少し白いかもしれないという程度であれば、外壁リフォームや外壁塗装を考え始める必要があります。

ただ、かなり手につくようでしたら早急に対処することをおすすめいたします。

2つ目の方法は、外壁を濡らした際に色が変わるかどうか見る方法です。

雨または水によって外壁が濡れた状態になった際に、外壁に色の変化が見られた場合もチョーキング現象が起きているサインです。
外壁塗料の防水機能が働かなくなってきている証拠であり、そのままにしているとお住まいに雨水が浸入する可能性があります。

雨水の浸入は、建物全体を傷める原因ですので、早め早めの対策を心がけましょう。

 

□チョーキング現象の補修方法について

チョーキング現象を補修するとなると、基本的に塗装以外の選択肢はありません。
外壁表面の塗装を塗り替えれば、防水性が回復し、白っぽい粉がつくことや色が変化することはなくなります。

ただ、やはり外壁塗装には塗装費用がかかります。

外壁塗装にかかる費用は、塗装面積に応じて変化します。
延べ坪数が10坪程度であれば。およそ30万円ほどで、そこから10坪アップごとに30万円ずつ高くなると考えておくと良いでしょう。

これだけを見ると、費用が高く見える方もいらっしゃいます。
しかしながら、チョーキング現象は単に粉が付いた状態ではなく、建物が劣化してきている、または問題が起きつつある状態です。

皆さまのお住まいの中に問題が起こってしまう前に塗り替えをしておくことで、後々の不具合を防ぐことが大切でしょう。

 

□チョーキング現象の予防方法について

チョーキング現象を防ぐための方法は以下の3つです。

1つ目は、耐用年数が長く保証されている塗料を使用することです。

ラジカル制御塗料のように水や紫外線からの劣化を防げる塗料であれば、長く性能が持続されます。
ラジカル制御塗料は12~16年、同じ価格帯のシリコン塗料であれば10~15年の耐用年数が期待できるでしょう。

2つ目は、クリア塗装による外壁塗装を行うことです。

クリア塗装とは、色のない透明な塗料を用いて塗装することを言います。
チョーキング現象の原因となる成分は主に色に用いており、クリア塗料にはチョーキングの原因である成分が含まれていません。

クリア塗料の中にも種類があり、ウレタン、シリコン、アクリル、フッ素などの4種類が基本でしょう。
クリア塗料は外壁の素材を活かしたデザインにも最適であるため、非常に人気な塗料です。

ただ、無機や光触媒、フッ素などによりコーティングがなされた外壁には使用できません。
それでも外壁にクリア塗装を行いたい場合、一度外壁に色を塗装した後にクリア塗装を行う必要があります。
詳しくは当社のような塗装会社へご相談ください。

3つ目は、皆さまの信頼できそうな塗装業者をお選びいただくことです。

性能の高い塗料を使っていても、塗装の手順や塗った後の乾かす時間を理解していなければ、チョーキング現象の再発原因になります。
そのため、塗料について正確に理解している塗装会社にご依頼いただくことが重要です。

当社では、数々の施工事例があるだけでなく、カラーシミュレーションや点検を行っております。
外壁に関するご相談がございましたら当社へご相談ください。

 

□まとめ

今回は、チョーキング現象の内容と確認方法に加えて、予防、補修方法についてご紹介いたしました。
チョーキング現象について詳しくご理解いただけましたでしょうか。

当社では、皆さまのお住まいの寿命を延ばすための屋根、外壁塗装を行っております。
無料点検依頼も行っておりますのでぜひお問い合わせください。

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