外壁塗装の注意点とは?意識するべきことを解説します!

ご自身の住まいを持っている方であれば、一度くらいは外装塗装について考えたことがあるでしょう。
古くなった壁やくすんできた色など、塗装で解決できれば気分転換にもなりますよね。
今回の記事では、外装塗装の注意点を紹介していきます。

 

□外壁塗装の注意点とは?

外装塗装の注意点は、大きく3つあります。

1つ目は、外装塗装についての不安や疑問を無くすことです。

契約する前に分からない事があれば、遠慮せずに質問して解決しましょう。
工事内容から見積もり金額まで、簡単に理解し把握することは難しいです。
だからこそ、しっかりとご自身が納得できるまで考え、不安や疑問を解消することが大切です。
質問することで塗装業者の方ともコミュニケーションも取れ、良い信頼関係を築けるでしょう。

塗装業者の方も質問され、お客様の疑問点を無くすことで、より一層どのように仕上げればいいのかが明確になり、仕事にも取り組みやすいです。
このように、不安を無くすことは理想の外装塗装に近づけることに繋がります。

2つ目は、契約書の確認をしっかりとすることです。

この契約書を理解せずにサインしてしまうと、後にトラブルを招くことがあります。
契約書類はトラブルが起きた際に、塗装業者が「このように契約を交わしました」という証拠にもなります。
ご自身の間違いを指摘する証拠書類にもなるため、「工事中や工事後に話していたことと違う」と指摘しても、契約書に書かれていなければ証拠にならないと、ごまかしてくる塗装業者もいるので注意が必要です

契約書類として、重要なタイプは大きく3つあります。

まずは、保証書です。
これは、工事後の外装に不具合があった場合に無償で直してくれるという内容を証明するものです。

次に、クーリングオフです。
これは、契約後8日以内であれば、塗装業者との契約を解除できるという内容を表す書類です。
塗装業者は、クーリングオフに関する書類を必ず顧客に渡す必要があります。
そのため、契約書類に必ずクーリングオフの内容が書かれているかどうか確認しましょう。

そして、工程表です。
こちらは、外装工事のスケジュールになります。
工事日程は工程表として書面で貰うようにしましょう。

これらの書類を含めた重要な契約書にサインをする際は、塗装業者とお互いに確認をして、認識の違いや誤解が生まれないようにしましょう。

3つ目の注意点は、アフターフォローの内容確認です。
外装工事が終わった後でも、塗装業者との繋がりは続きます。

その内容は業者により異なりますが、優良な塗装業者の例として以下のようなものがあります。

・年に1回、又は2年に1回など定期的に点検してくれる
・定期点検の時期に往復はがきで知らせてくれる
・保証期間内に劣化が起きた場合にすぐに対応してくれる
・10年後の塗り替えの時期にも点検してくれる
・火災保険の申請をサポートしてくれる

これらのような手厚いアフターフォローがあるかどうかもしっかりと把握しましょう。
以上の大きな3つの注意点を意識して、外装塗装について理解し、塗装業者との間で起こりうるトラブルを未然に防ぎましょう。

 

□外壁塗装中に出かける際に気をつけることとは?

外装塗装中に出かけることもよくあるでしょう。
ここでは、外出中に気をつけることを3つ紹介します。

1つ目は、不在の日は戸締まりをしっかりと行うことです。

塗装工事中は、普段より戸締まりに注意しましょう。
帰ってきた際に物が無くなっていたり、部屋の様子が変わっていたりすると、それがご自身の勘違いだとしても家を出入りしていた塗装業者を疑うかもしれません。
そのようなことが起きれば、塗装業者との信頼関係が崩れてしまいます。
勘違いで信頼関係が崩れることの無いように、しっかりと戸締まりをしましょう。

2つ目は、塗装業者の方と連絡しやすいようにすることです。

近所からのクレームや急な悪天候などで、作業を中断する必要のある場面が出てくることもあるでしょう。
外出中にトラブルが起きても、すぐに連絡が取れればトラブルも防げます。
塗装業者によっては、1日の作業内容や工事の様子を記録した「作業ノート」を作り顧客に報告するサービスを行っている場合もあります。

3つ目は、外出時の口頭での契約内容の変更は承諾しないことです。

工事期間中に塗料の量の変更、予定に無い箇所の塗装など、契約内容の変更が生じる場合があります。
変更の承諾が必要な際に、外出しており、口頭で伝えられた場合には、承諾しないようにすると良いでしょう。
承諾してしまうと、イメージしていた仕上がりと異なってしまったり、高額な追加料金を請求されたりする場合があります。
このようなトラブルを防ぐためにも、しっかりと立ち会って書類で変更を承諾するようにしましょう。

 

□まとめ

このように、塗装工事にはトラブルは付き物ですが、未然に防ぐこともできます。
そのためには、しっかりと知識をつけて理解することが大切です。
もし、外装塗装について分からないことがあれば、まずは当社にご相談下さい。
親身になって対応させて頂きます。

外壁塗装するべきタイミングとは?劣化のサインもご紹介!

ご自身の住まいをお持ちの方なら、外装塗装について悩まれることもあるでしょう。
建築年数が長ければ長いほど、その重要性は高まります。
今回はそんな外装塗装の塗り替えのタイミングや、メンテナンスの基準となるポイントまでご紹介します。

 

□外壁塗装を行うタイミングは?

外壁塗装のタイミングとしては、実際どれくらいなのでしょうか。
それは、10年が目安だと言われています。

理由としては、壁の防水性能が切れてしまうからです。
現在、日本の約80%の住まいが窯業系サイディングボードと言われており、その主成分はセメントなので、防水機能はほとんどありません。
そのため、工場出荷時に塗装を行うことで防水性能を持たせますが、それも5〜7年で切れてしまいます。
しっかりと防水性能を保つためにも、塗り替えは少なくとも10年以内に行うのが良いでしょう。

そして、外壁塗装を10年おきに行うメリットは大きく2つあります。

1つは、建物の美観を保てることです。
色あせや壁の汚れ、劣化などを塗装することで消すことができ、大切な住まいをきれいに保てます。
また、新築時と違ったデザインにすれば気分転換になり、違った雰囲気を楽しめるでしょう。

もう1つは、外壁を保護できることです。
塗料を塗り、塗膜を貼ることで、外壁を劣化の原因になる雨風や紫外線から守れます。
定期的なメンテナンスにより住まいの耐久性を高めることで、次の劣化を遅らせることも可能でしょう。
住まいの築年数が5〜7年以上経つ場合は、防水性能が切れている可能性があるので、一度外装劣化診断をしてみると良いでしょう。

防水性能の維持について触れましたが、何故防水性がメンテンナンスに関わるほど大切なのでしょうか。

その理由は、防水性が失われることで構造の劣化に繋がるからです。
防水性が切れると外壁に直接雨風や紫外線が当たり、外壁材や住まいの構造体の劣化により、雨漏りのようなトラブルが起きます。
そのまま放置すると、外壁塗装だけでは済まされず、建て替えにまで発展する恐れがあります。
そのため、定期的なメンテナンスを行い、性能を高めることが大切なのです。

メンテナンスを怠り、修復や建て替えをする必要がある状況まで放置してしまうと、余計に時間とお金がかかってしまいます。
安心して暮らしていくためにも、塗装業者と相談して少なくとも10年以内には塗装してもらうようにしましょう。

 

□外壁塗装を行うべき劣化のサインとは?

外壁の劣化を防げるのが理想ですが、どんなに良い外壁でもいつかは衰えてしまいます。
そこでメンテナンスの基準として、どのようなサインに注意が必要なのかを解説していきます。
大きく注意が必要なサインとしては、4つあります。

1つ目は、チョーキング現象です。
外壁を触ったときに壁と同じ色の粉が手につくことが、このチョーキング現象のサインです。
紫外線や直射日光、雨風などの原因で塗装が劣化し、成分がチョークの粉のように表面に付着してしまう現象ですね。
チョーキング現象が起きている状況では、塗料は耐久力を失っており、危険度も高い状態ですので早めに塗装を塗り替えましょう。

2つ目は、ひび割れです。
ひび割れは隙間から雨風が入り込み、構造材のカビやサビ、腐食などの原因になります。
見た目だけでなく、建物自体の強度劣化にも繋がります。
また、モルタル壁やコンクリート壁など外壁そのものにひびが入っている場合は、塗膜表面だけでなくもっと深く侵害している場合があります。

ひび割れの深さが分からない場合は、塗装業者やリフォーム業者に点検してもらいましょう。

3つ目は、雨漏りです。
雨漏りが起きているということは、外壁や屋根の構造に何かしらの問題がある証拠です。
その1つとして、屋根の防水シートの劣化や外壁内部に、雨水が浸水している場合が考えられます。
大きなトラブルに発展する恐れもあるので、雨漏りを見つけたらすぐに外壁塗装してもらうことをオススメします。

4つ目は、外壁の汚れやカビ・コケなどです。
外壁の汚れを感じた場合も、塗り替えると良いでしょう。
汚れが付着しやすい状況においては、塗装の防水力や耐久性が低下していることも考えられるため、塗装業者を呼んで点検をしてもらいましょう。

ただし、汚れの原因がカビやコケの場合は、適切なプランを考える必要があります。
カビやコケは一度根をはると、ただの水洗いでは除去されず、すぐに再生してしまいます。
カビやコケを殺菌するバイオ高圧洗浄や、再発を防ぐ塗料もあるので、適切なものを塗装業者に選んでもらいましょう。

これらのサインに注意しながら、メンテナンスの時期を考えましょう。
些細なことでも思い当たる節があれば、後の大きなトラブルを防ぐためにもまずは塗装業者に相談しましょう。

 

□まとめ

外装塗装について解説しましたが、実際にどの塗装業者に連絡すればいいのか、費用はどれくらいなのかなど分からないことだらけでしょう。
そんな時は、塗装技術の高い、当社までご連絡下さい。
心温かいスタッフ一同でお待ちしております。

外壁塗装で剥がれが起きる原因とは?知っておきたいポイントも解説!

お住まいをお持ちの方なら、外装塗装で悩まれる方もいいらっしゃるでしょう。
大切な住まいの景観を大きく左右するものとして、綺麗に保ちたいですよね。
今回の記事では、外壁塗装の剥がれについて解説していきます。

 

□プロが教える!外壁塗装が剥がれる2つの原因とは?

景観の一部となる、大切な外壁塗装を綺麗に保つためにも、まずはその塗装が剥がれてしまう原因を知りましょう。
その原因は、大きく2つあります。

1つ目は、塗装後1年以内に剥がれた場合は施工不良の可能性があります。
この場合は、塗装業者の塗装工事による、何らかの不具合や不備があったことを意味します。
施工不良の例としては、以下が挙げられます。

・洗浄、下地処理不足
・洗浄後の乾燥不足
・下地にあった塗料が使われていない
・塗料メーカーの規定の塗布量を守れていない

施工不良の場合は保証を受けられる場合があるので、まずはその保証内容を確認しましょう。
無料で補修を受けられることもあります。

その保証内容の確認として、最初に工事保証を確認しましょう。
こちらでは、塗装工事に瑕疵があった場合に保証を受けられます。
各塗装業者によって、細かい内容やサービス期間が異なるので内容を注意して読む必要があります。

2つ目は、経年劣化です。
塗装後10年以上が経ち、汚れやひび、何かしらの不具合がでてきたら、それは劣化です。
これはいつかは必ず起きる症状なので、気づいたらすぐにメンテナンスすることをオススメします。

塗料の種類によっても、耐久年数は異なります。
よく使われる塗料の耐久年数をまとめると以下のようになります。

・アクリル: 3〜5年
・ウレタン: 5〜7年
・シリコン: 7〜10年
・フッ素: 15年〜
・ピュアアクリル: 15年〜
・無機: 15年〜

このように使われる塗料によっては、5年で塗り替える必要があるものもあります。
住まいの壁の素材を確認し、メンテナンスの時期を見極めることも大切です。

 

□施工不良で剥がれが起きたとき知っておくこととは?

施工不良が原因であるにも関わらず、高額なお金を払って補修するのは避けたいですよね。
そこで、施工不良で剥がれた際に知っておくべきことを大きく3つ紹介します。

1つ目は、放置すると進行し続けることを理解することです。

剥がれは見た目が悪くなる上に、どんどん広がります。
そのまま放置しておくと、剥がれは下層の塗装や屋根や外壁にまで進行する恐れがあります。
剥がれた範囲が広くなると雨水が入りやすくなり、住まいを支える構造体や木部までに水が浸透するので、天井や壁からの雨漏り、建物の内部結露など様々な連鎖反応が起きます。

そのため、剥がれが確認できた場合はすぐに塗装業者に連絡し、点検をしてもらいましょう。
そこで原因が施工不良と判断される場合もあります。
また、1箇所だけに施工不良が見つかった場合でも、他の箇所もうまく工事できていない可能性もあるため、全体を確認する必要があります。

2つ目は、保証が効かないこともあることを理解しましょう。

剥がれの状況によっては、塗装業者から保証対象外と言われることがあります。
その場合、塗装業者独自で行う、自社保証について知りましょう。
自社保証は、法律で決められている訳でなく、保証期間やその内容は塗装業者に委ねられます。
また、保証内容に拘らず、契約を取りたいがために契約前の安心材料として利用している塗装業者もいるので注意が必要です。

そのため、標準保証期間が明記されてない曖昧なものもあれば、しっかりと書かれているものもあります。
つまり、すぐに剥がれが起きて保証を利用しようとした場合において、保証期間や内容が曖昧であれば、対象外だとみなされることは十分にあり得るのです。

明らかに塗装業者の施工ミスであった場合でも、対応してもらえない可能性もあるので、契約する前に保証内容をしっかりと確認することが重要です。
自社保証は使った塗料に応じて保証期間を定める場合が多いですが、保証年数の設定も塗装業者ごとに異なるので注意が必要ですね。

塗料によっては、塗料メーカーが保証を行ってくれる「メーカー保証」もあります。
こちらは自社保証とは扱いが別になり、通常は一部の値段の高い塗料にしか使えません。
塗装業者によっては、メーカー保証と自社保証の両方がつく場合もありますが、ほとんどのケースでは自社保証のみがメインです。

3つ目は、施工不良による剥がれは2〜3年で起きるということです。

施工不良による外壁の剥がれは、塗装後すぐに現れるケースよりも、2〜3年経った後に突然剥がれるケースが多いです。
その理由として、塗装直後であれば、施工が不十分でも塗料の力で外壁にくっついていられるためです。
塗装というものは、普通なら10〜15年程度は美観を保つので、2〜3年で剥がれる場合は何か不具合が起きたと考えると良いでしょう。

悪徳業者の場合、すでに施工エリアから撤退し姿をくらませている場合があります。
さらに厄介なケースが、2〜3年後に剥がれた箇所を見ても、素人には施工ミスなのかどうかなのが分からないという点です。
その場合は、別の塗装会社や設計事務所など第三者を入れて相談することをオススメします。

 

□まとめ

このように外装塗装は複雑なうえに、悪徳業者に騙されることもあります。
そのようなことがないためにも、迷ったらまずは当社へご連絡下さい。
地域から得た信頼と実績を元に、全力でサポートさせて頂きます。

外壁塗装が劣化する原因とは?補修方法もご紹介!

一軒家にお住まいの方や、建物をお持ちの方なら外壁塗装について一度は考えるでしょう。
外壁を綺麗に保つことはその景観を綺麗に保つことと同じです。
そしてその美しさを保つためにもメンテナンスが必要です。
今回は、そんな外壁塗装の劣化の原因や修理の詳細についてお話します。

 

□外壁が劣化する原因を解説

外壁の劣化の原因には大きく3つあります。

1つ目は、紫外線や熱によるものです。
外壁の塗膜表面は紫外線や熱によって、塗膜が分解し劣化のスピードが早まることがあります。
紫外線の浴びやすい南面が、北面と比べて劣化が早いのもこれが原因です。
塗料の色あせやチョーキング現象は、紫外線によって早まることもあります。

2つ目は、雨や風です。
外壁は常に雨や風にさらされることで、ダメージを受けやすくなります。
台風や強風により雨が壁に強く打ち付けられることで、特に金属のトタンなどの外壁はサビといった劣化症状が起きてしまうこともあります。
サイディングやコンクリートの壁も塗膜で保護をしていても、酸性の雨で少しずつ影響を受けます。

3つ目は、経年劣化です。
建物や塗料には、「耐用年数」と言われる経年劣化があります。
外壁が耐用年数を過ぎると、ひび割れやチョーキング現象などの症状がみられるようになります。
また、塗料の耐用年数は種類によって異なります。

よく使われる塗料のタイプごとに耐用年数をまとめました。

・アクリル: 5〜7年
・ウレタン: 8〜10年
・シリコン: 10〜15年
・フッ素: 12〜15年
・遮熱系: 14〜20年
・無機塗料: 20年〜

これらの数字は塗料メーカーの配合率によっても異なるため、実際にきちんと知りたい方はメーカーに問い合わせるのが確実です。

建物の耐用年数をまとめると以下のようになります。

・木造: 22年
・木骨モルタル: 20年
・鉄骨コンクリート: 47年
・煉瓦造、石造: 38年
・金属造 4mm以上: 38年

このようにご自身の住まいの造り方により耐久性が異なるため、一度建てた工務店や建築会社に問い合わせて確認してみるのも良いでしょう。
お住まいのことをご自身で深く理解することはとても大切です。
そうすることで原因を突き止めたり、トラブルを防げたりします。

これらのことをしっかり把握しつつ、メンテナンスの時期を考えたり、施工内容を塗装業者と相談したりしましょう。

 

□補修方法と費用を解説

そして気になるのが、補修方法とその費用ですよね。
補修方法は、全部で3つあります。

1つ目は、部分補修です。
軽いひび割れや部分的な剥がれは、部分補修が可能です。
しかし、部分補修の場合は、補修の跡が見えるため、景観が気になる方は全体の塗り替えをお勧めします。

部分補修の費用の相場は以下のようになります。

・ひび割れ補修の費用相場: 2,000〜3,000円/㎡程度
・はがれ補修の費用相場: 4,000〜6,000円/㎡程度

このように範囲が狭いのであれば、比較的お手頃な価格で補修できるのも特徴です。

2つ目は、塗り替えです。
最もスタンダードな塗り替え方法で、劣化症状が出てきている場合は塗り替えによる補修が選択肢として挙げられるでしょう。
塗り替えの外部塗装の費用相場は、80〜150万円程度です。
広さや塗料によってもかなり異なるので。まずは塗装会社の方としっかり話し合いましょう。

また、塗り替え時には、長持ちする耐久性の良いものを選ぶと良いでしょう。

3つ目は、重ね貼り・張り替えです。
塗装だけでなく外壁自体も劣化している場合のように、大きく劣化が進行している際は、塗り替えでは補修しきれないため、重ね貼りもしくは張り替えの検討が必要でしょう。
具体的には雨水が外壁材の中に侵入してしまっている、外壁に欠損や割れがある、外壁の築年数が30年以上などの場合です。

費用の相場は以下のようになります。

・重ね張りの費用相場: 150万円〜
・張り替えの費用相: 200万円〜

既存の外壁材や劣化の進行具合等も吟味して、塗装業者と相談するようにしましょう。

外壁塗装は、必ず劣化します。
どんな外壁においても、いつかはメンテナンスや修理を行う必要があります。
のちに必要があるのであれば、トラブルが小さいうちに塗装業者に依頼することをオススメします。
大切な住まいの寿命を延ばすことにも貢献してくれるので、ぜひご検討ください。

まずは、外壁塗装の劣化の進行具合や状況を把握し、塗装業者に相談しましよう。
そして、プロの目を通してきちん点検をしてもらうと安心して暮らせますね。
修理が必要な場合は、金額と内容を確認し、了承するようにしましょう。
この時に、アフターフォローサービスについても聞いておくことをオススメします。

メンテナンスを定期的に繰り返すことで、綺麗でしっかりした住まいを永久的に保てるでしょう。

 

□まとめ

外装塗装と言っても、実際は複雑です。
保証内容から費用など、塗装業者によって異なるものも沢山あります。
そこで、困った際は当社へご相談下さい。
足場から完成まで完全責任施工で塗装いたします。

3,000件の施工実績からの豊富な経験を活かし、サービスさせて頂きます。
スタッフ一同お待ちしております。

外壁塗装は必要ない?放置することで起こるリスクを解説します!

「ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要なのかわからない」
「外壁を放置することで起こるリスクが知りたい」
この記事では、ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要であることと外壁塗装をしないとどうなるのかについて解説します。
この内容が気になる方はぜひご覧ください。

 

□ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要です!

日本のほとんどの外壁材は定期的に塗装する必要があります。

具体的には、日本の約7割の住まいで使用されている窯業系サイディング、カバー工法などでよく使用される金属サイディングなどは定期的にメンテナンスが必要な外壁材です。
塗装が必要ない外壁材は、タイル・レンガ・樹脂系サイディングが挙げられます。
しかし、塗装が必要ないとはいっても、塗装以外の補修は必要です。

次に、外壁塗装が必要な理由を5つ紹介していきます。

1つ目は、汚れや傷みのある外壁をキレイにするためです。
外壁は時間の経過とともに汚れや傷が目立つようになります。
そうなってくると、見た目がだんだん悪くなってしまいます。
塗装を行えば、外壁を美しく変えることができます。
ちなみに、外壁の汚れや傷が目立つ前に塗装を行うようにすれば、美しい外観を維持していくことが可能です。

2つ目は、外壁材を長持ちさせるためです。
時間の経過とともに外壁にあらわれる汚れや傷は見た目を悪くするだけではありません。
このほかにも、外壁が劣化して防水性が失われはじめているため、注意する必要があります。

そのため、そのまま放置していると次第に外壁に雨水が浸み込むようになります。
雨水を含んだ外壁材は、加速度的に劣化や腐食が進んでしまいます。
このような事態を防ぐためにも、外壁に汚れなどが生じた際は早めに対処することをおすすめします。

3つ目は、住まいを長持ちさせるためです。
外壁塗装をしなければ、外壁に雨水などが浸み込むようになります。

これが原因で、カビやシロアリなどを発生させてしまうことがあります。
カビ、シロアリによって、住まいが大きくダメージを受けてしまえば、本来の耐久性を維持できず、早々に寿命を迎えてしまうことになります。
定期的な外壁塗装は、住まいを長持ちさせるために必要です。

4つ目は、住まいにかかる補修費を抑えるためです。
外壁塗装を行うと、100万前後の費用がかかります。
しかし、費用がかかるからといって外壁塗装をしなければ、外壁材が早々に駄目になってしまうことや、住まいに雨漏りやカビ、シロアリが発生してしまう可能性があります。

このような事態になってから、補修を行っても外壁塗装にかかる費用は高額になる可能性が非常に高いです。
住まいを維持・管理するためには補修費用はかかるものです。
住まいにかかる費用を抑えたいならば、定期的に外壁塗装を行うことが大切です。

5つ目は、住まいの資産価値を守るためです。
外壁材や住まいが早々に駄目になってしまうのを防ぐことで、住まいの資産価値を守ることにつながります。
仮に、住まいを売却したいと考えた時、定期的に外壁塗装をしている方が高く売却できることは間違いありません。

 

□外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装をしないことで起きる問題について6つ紹介します。

1つ目は、色あせ・ツヤ引けが起きてきます。
外壁の色が薄くなり、ツヤがなくなってきてしまいます。
元の色味と変わってきたと感じたら、劣化が進んでいると考えましょう。
ただ、もともとツヤのない外壁である場合、ツヤの劣化がわかりにくいので注意が必要です。

2つ目は、汚れやコケが付きやすくなります。
塗料の効果が弱まってくると、外壁に汚れやコケがつきやすくなります。
これは、塗料の撥水性が弱まっているため、湿気がたまりやすくなり汚れに対する抵抗力が低くなっていることが原因です。

3つ目は、チョーキング現象が起きます。
チョーキングが起きている場合、塗装の効果が切れている証拠になります。
こうなってしまうと、塗装の効果はほぼなくなっているので、外壁の劣化がどんどん進む状態となります。

4つ目は、ひび割れが起きてきます。
チョーキングを放置していると、ひび割れが発生するようになります。
雨水が入るほどの大きなひび割れがない限り、特に問題はありませんが外壁の劣化が始まっていると考えましょう。

5つ目は、剥がれが起きやすくなります。
外壁に目立つようなひび割れが見られるようになると、剥がれが発生してくるようになります。
ひび割れから外壁の内部に雨水が侵入し、外壁の表面がボロボロと剥がれてくる状態です。
これが発生してしまうと、外壁の防水性が失われている状態であるため、放置しておくのはとても危険です。

6つ目は、建物内部に水が入り込み腐食していきます。
最終的に外壁だけでなく、建物の内部に被害が進んでいきます。
住まいの中に雨水などが侵入していくことで、やがて柱や土台などが腐食されてしまいます。
建物の内部に湿気が溜まってしまうと、シロアリなどの被害などにも遭いやすくなるので注意が必要です。

 

□まとめ

この記事では、ほとんどの外壁材には外壁塗装が必要であることと、外壁塗装をしないとどうなるのかについて解説しました。
この内容を参考にしていただけると幸いです。
また、何かご不明な点がございましたらお気軽に当社にご相談ください。
担当者が最後までサポートします。

外壁塗装をお考えの方へコーキング工事の流れや費用相場について解説します!

「コーキング工事の流れについて知りたい」
「コーキング工事の費用相場はどれくらいなのかわからない」
この記事では、外壁塗装をお考えの方のためにコーキング工事の流れや費用相場について解説します。
この内容が気になる方はぜひご覧ください。

 

□コーキングとは?

ほとんどの住まいで使用されているサイディングや、ALCパネル・タイルといった外壁材を貼る際、目地に充填されるのがコーキングです。
また、モルタルの外壁のひび割れを補修する際においてもコーキング工事が行われます。
目地材のことをコーキングの他に、シーリングと呼ばれることがあります。
実際、両者の違いはかなり曖昧です。

塗装会社によって呼び方が異なると考えるのも良いです。
しかし、今回は厳密にこの2つの違いについて説明します。

まず、コーキングについてです。
これは、隙間や穴に詰め物をするという意味合いがあります。
次に、シーリングについてです。
これは、密閉するという意味があります。

これらのことから、目地に詰め物をする際はコーキング、防水などを目的として詰め物をする際はシーリングと分けて捉えると良いでしょう。
また、塗装会社にリフォームなどをお願いするときは、どちらの言葉でも伝わるので、あまり気に留めなくて良いでしょう。

 

□コーキング工事の流れをご紹介!

外壁塗装で重要になるコーキング工事はどのような流れで行われるのか9ステップに分けて紹介します。

1ステップ目は、古いコーキング材を撤去します。
撤去する際、古いコーキング材をすべてしっかりと剥がします。

2ステップ目は、目地の洗浄・掃除です。
目地やその周りに汚れがある場合、綺麗になるまで洗浄と掃除を行います。

コーキング材を打ち込む面を綺麗にしなければ、新しく打ち込んでもしっかりと接着できなくなります。

3ステップ目は、養生です。
これは、工事する部分以外が傷つくことや、材料が付着しないようにテープなどを使用して保護しておくことをいいます。
コーキングの場合、目地の縁の両面にテープを貼り、コーキング材を注入したときに目地からはみ出ても問題がないようにすることが多いです。

4ステップ目は、コーキング材を作ります。
2液型と呼ばれるコーキング材を使用する場合は主剤と別の溶剤を混ぜて合わせてから使用します。

5ステップ目は、目地に下地を塗ります。
プライマーと呼ばれる液体をコーキングする目地に塗って乾燥させます。

6ステップ目は、コーキング材を注入します。
この作業は、コーキング材をしっかり目地に打ち込みます。
2液型の場合、使用できる時間が限られているので、迅速かつ丁寧に進めていくことが重要です。

7ステップ目は、ヘラ押さえです。
目地に注入したコーキング材をしっかり密着させるために、ヘラで押さえます。
この作業はコーキングの機能を発揮させるために重要です。

8ステップ目は、養生を剥がします。
コーキング材が乾く前に、この作業を行います。
7ステップ目で綺麗に作業を行っても、養生が雑であると、目地に入れたコーキング材まで巻き取ってしまう可能性があるので注意が必要です。

9ステップ目は、乾燥させます。
目地に打ち込んだコーキング材をきちんと乾燥させてから、塗装工事に移行します。
乾燥させる時間は製品や気温によって変わります。
そのため、2から3日、もしくは1週間ほどかかることもあります。

 

□コーキング工事の費用相場はどれくらい?

今回は外壁コーティングの費用相場を知る方法を3つ紹介します。

1つ目は、施工費用の1メートルあたりの単価です。
施工費用は、工法や素材の単価によって変わります。
例を挙げると、増し打ち工法であれば、単価は500から900円程度です。
他に、打ち換え工法であれば、単価は700から1200円程度です。

また、アクリル素材やウレタン素材であると、費用は比較的安くなります。
一方で、シリコン素材などは高価な部類の素材を使用するため、費用は高くなります。

2つ目は、自分でコーキング費用の相場を計算する方法です。
専門の業者に依頼をする前に自分でどれくらいの費用がかかるのか計算しておくことをおすすめします。
計算の方法は、単価と継ぎ目の長さの合計を乗じて、架設足場設置費用を足すことによって計算できます。
これを計算しておくことで依頼する業者が優良な会社であるのか見分けることができます。

3つ目は、外壁工事でかかる費用のシミュレーションです。
工法ごとにシミュレーションで費用を算出して、自分の条件にあったものを確認しておきましょう。
また、費用を少しでも安くしたい方は、外壁塗装と同じタイミングでコーキングを行うことをおすすめします。

 

□まとめ

この記事では、外壁塗装をお考えの方のためにコーキング工事の流れや費用相場について解説しました。
この内容を参考にしていただけると幸いです。
また、何かご不明な点がございましたらお気軽に当社にご相談ください。
担当者が最後までサポートします。

グレーの外壁塗装をおしゃれにするにはどうすれば良い?

「グレーの外壁塗装をおしゃれにするにはどうすれば良いのか」
「グレーを活かす色選びのコツを知りたい」
この記事では、グレーを活かす色選びのコツや外壁塗装で失敗しないためにはどうするべきか、そして、外壁塗装でグレーが人気な理由について紹介します。
この内容が気になる方はぜひご覧ください。

 

□外壁塗装でグレーが人気な理由とは?

外壁塗装でグレーが人気である理由を3つ紹介します。

1つ目は、汚れや経年劣化が目立たないことです。
グレーの外壁は、白や黒の中間色です。
そして、砂ぼこりや排気ガスなどの汚れも同じく中間色です。
このことから、黒や白の外壁が汚れた場合とグレーの外壁が汚れた場合を想像するとわかりやすいかもしれません。
また、グレーの外壁はチョーキング(手で触れると粉状にものが付着すること)や色あせなどの経年変化も目立ちにくいです。

2つ目は、シンプル・モダンな印象を演出できることです。
グレーという色は、シンプル・モダン・クールなどのイメージがあります。
そのため、グレーの外壁にするとこのようなイメージの外観を持たせることができます。

3つ目は、周辺環境に調和しやすいことです。
住まいの外観は、その地域の景観の一部になります。
そのため、外壁塗装の色を選ぶ際、その地域に調和している色であるかという視点も大切になります。
その点、グレーはどのような景観にも調和できるため、このような心配をする必要はありません。
そして、グレーの外壁塗装を行い、その地域で悪目立ちするということはないです。

 

□グレーを活かす色選びのコツをご紹介!

グレーは、色の濃淡によって印象が大きく変わります。
また、シンプルでモダンな印象を与える色であるため、合わせる色使いによって、さらにワンランク上のおしゃれな外観に変えることができます。
今回グレーを活かすための色選びのコツについて3つ紹介します。

1つ目は、グレーと白、もしくはベージュの2色で爽やかな印象にすることです。
この色の組み合わせは、色のコントラストがはっきりと出せます。
そして、白色とグレーを組み合わせるととても爽やかな印象を与えることができます。

2つ目は、木目調でおしゃれな外観にすることです。
グレーは少し冷たい印象がありますが、木目調を加えることで一気に柔らかな印象になります。
そして、白やベージュを加えると、海沿いのテラスハウスのようなデザインに変えることができます。

3つ目は、黒のワンポイントで引き締め効果を与えることです。
グレー1色も素敵なのですが、黒を取り入れることでよりスタイリッシュに仕上げることができます。

 

□外壁塗装で失敗しないためには?

外壁塗装選びで失敗しないために、事前のシミュレーションが重要になってきます。
特に、グレー系を選ぶ際、明度により印象がとても変わるので注意が必要です。
今回は、外壁塗装選びで失敗しないためのコツを3つ紹介します。

1つ目は、明度による面積効果を理解しておくことです。
明度というのは、色の明るさのことです。
グレー系の色は明度による違いがはっきり現れます。
さらに、住まいの外壁塗装の場合、面積効果にも注意が必要です。
色見本帳などの小さい面積で色を選んでも、大きい外壁に塗った場合とでは色のイメージが大きく変わります。

色の面積効果の特徴として、高明度色の場合、面積が大きくなるほど明るく見えます。
逆に低明度の場合、面積が大きくなるほど暗く見えます。
つまり、面積が大きくなると、その色の特徴がよりはっきり現れます。
そのため、後悔しないように色選びは慎重に行いましょう。

2つ目は、見本となるサンプル板を作ってもらうことです。
実際に塗装会社で外壁の塗り替えを依頼すると、実際に塗装したサンプルを作ってもらうことができます。
これをサンプル板・塗板サンプルと呼びます。
サンプル板はサイディングなどに実際に使用する塗料ですので、かなり本番に近いイメージを持つことができるでしょう。

単に色だけではなく、艶の有無・程度や凹凸などのテクスチャの違いもイメージしやすくなります。
そのため、塗装会社と契約を結ぶ際、サンプル板を依頼してみることをおすすめします。

3つ目は、実際に周辺の住まいを回って色のチェックをしてみることです。
すでに建っている住まいの外観を見ると、いろいろな違いがわかるためとても参考になります。
自分たちの住まいの周辺を散策しながら、気になる住まいの外壁をチェックすることをおすすめします。
塗装会社にしっかりとイメージを伝えることができると、より理想に近い色選びができます。

 

□まとめ

この記事では、グレーを活かす色選びのコツや外壁塗装で失敗しないためにはどうするべきか、そして、外壁塗装でグレーが人気な理由について紹介しました。
この内容を参考にしていただけると幸いです。
また、何かご不明な点がございましたらお気軽に当社にご相談ください。
担当者がしっかりサポートします。

外壁塗装をする必要性とは?メリットについて解説します!

「外壁塗装をするメリットとデメリットは何なのか」
「外壁塗装をする目安はどれくらいなのか」
この記事では、外壁塗装をするメリットとデメリット、外壁塗装をする目安は10年であることについて解説します。
この内容を参考にしていただけると幸いです。

 

□外壁塗装をするメリットとは?

今回は外壁塗装をするメリットについて3つ紹介します。

1つ目は、塗装で耐久性が高まり、寿命を延ばせることです。
外壁がキレイになる以外のメリットとして、まずこの内容が挙げられます。
住まいの寿命が延びることで財産価値の維持につながります。
そして、耐久性が高まることで安心して生活できます。

住まいは常に自然の脅威にさらされています。
例えば、雨が降れば外壁が濡れ、材質によっては壁に水が染み込んでしまいます。
壁材の隙間は水分が入り込む原因になる可能性があります。
特に、古い住まいの場合はひび割れが生じていることが多く、水が入り込んでしまう可能性が高いです。

外壁塗装を行うことで、水の浸透や隙間への侵入を防ぐことができます。
壁材にとって、水分は耐久性を減らしてしまう大きな原因になるため、外壁塗装をして水分をシャットアウトしてしまいましょう。

2つ目は、防水性・透湿性を高めて、カビやシロアリなどの被害を防げることです。
外壁塗装をして外からの水分の侵入を防ぐことで、カビやシロアリ対策になります。
カビは、耐久性に影響を及ぼすことに加えて、衛生面で大きな影響を及ぼすことが懸念されます。

住まいの中で吸う空気がカビによって汚染されてしまう状態になると、健康で快適に生活することはできなくなります。
外壁塗装は、このような事態を防ぐことにつながります。
お子さまや病気がちの方がいる家庭は特に注意する必要があります。

また、シロアリの繁殖は壁の耐久性に膨大な影響を与えます。
最終的には、住まい全体を使用不可能にしてしまうリスクがあります。
そのため、外壁塗装がシロアリ対策になることを覚えておきましょう。

3つ目は、遮熱効果・断熱効果を高めて室内を快適にできることです。

まず、遮熱効果とは、外の温度の影響を壁が遮る性能のことで、夏の暑い日の外気や冬の冷たい空気が室内へ侵入することや伝導することを防ぐ効果のことです。
次に、断熱効果とは、住まい内部の温度を外に出さないことで、冷房で冷やした空気や暖房で暖めた空気を室内にとどめておく効果のことです。

外壁塗装をすることで、外壁は新品のコートに変わります。
そのため、外気の侵入に対する遮熱効果と内側の空気を逃がさない断熱効果をアップさせられるでしょう。
古くなった外壁塗装を避けることで目先の支出を減らすことができるように感じるかもしれません。
しかし、古い外壁であると快適な温度の中で生活できなくなり、冷暖房の効率が落ちてしまう可能性があります。
そのため、長期的にみると、膨大な支出となってしまうでしょう。

 

□外壁塗装にデメリットは存在する?

外壁塗装をすることによるデメリットは特に存在しません。
外壁塗装は、住まいを長く守り続けるために必ず行う必要がある工事であるからです。
ただ、外壁塗装の費用相場は、80から150万円であり、決して安いものではありません。
さらに、どんなに良い塗料を使用しても、年月が経つと劣化してしまうため、塗り替えは必要になります。

外壁塗装を定期的に行う場合、10年に1度外壁塗装を行う費用が必要になることを知っておくと良いでしょう。
そのため、長期的な視点で資金計画を立てておいてくださいね。

 

□外壁塗装をする目安は10年です!

外壁塗装の塗料の寿命は塗料の種類によって変わりますが、目安は10年と考えておきましょう。
また、既存の外壁塗料の種類がわかっている場合、その塗料の寿命に合わせて外壁塗装を行うのも1つの方法です。
外壁塗装のメンテナンス頻度を少なくしたい方は、塗料の持ちが良い塗料を選択することをおすすめします。
今回は外壁塗料の塗料別の寿命や特徴について3つ紹介します。

1つ目は、シリコン塗料です。
この耐久年数は、10から13年程と言われています。
そして、普及品として採用しやすい一般的な塗料です。
ほとんどの外壁塗装の会社は、見積もりの際にこの塗料を選択して見積もりをしてくるでしょう。

2つ目は、フッ素系塗料です。
この耐久年数は、13から18年程と言われています。
フライパンのフッ素加工のような効果を発揮する塗料です。

塗膜の表面に汚れが付着しにくく、キレイな状態の外壁塗膜を維持することができる優れものです。
価格は高めですが、メンテナンスの手間を省きたい方におすすめです。

3つ目は、光触媒塗料です。
この耐久性は、15から18年程を言われています。
塗膜に太陽光が当たることでセルフクリーニング効果を発揮して、汚れにくい外壁を保てます。
この塗料は、フッ素系と同様に耐久性があるため、メンテナンス頻度が少なく済みます。
また、価格はフッ素系と同様に高めですが、とても優秀な塗料であるためおすすめです。

 

□まとめ

この記事では、外壁塗装をするメリットとデメリットと外壁塗装をする目安は10年であることについて解説しました。
この内容を参考にしていただけると幸いです。
また、何かご不明な点がございましたらお気軽に当社にご相談ください。
担当者がしっかりサポートします。

外壁で結露が起こってしまう理由とは?外壁塗装をお考えの方必見です!

外壁塗装でお悩みの方は多いと思います。
今回は外壁で起こりうる結露の種類、内部結露が外壁に及ぼす深刻な影響と結露予防対策方法について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

□外壁で起こりうる結露の種類とは?

結露とは、空気が冷やされることにより空気中の飽和水蒸気量が下がることで、水滴になり付着する現象のことを指します。
これは、家の内側のガラスだけではなく、外壁にも発生することがあります。

外壁で起こりうる結露の種類を紹介します。

1つ目は、表面結露です。
この結露は水滴そのものを見られる種類になり、よく日常生活で見かける結露になります。
例えば、ガラスやコップに冷たい飲み物を入れて数分放置すると外側に水滴が発生します。
これを表面結露と言います。

この現象が起こる理由は、冷たいものが空気に触れることで空気中の温度が下がり、水蒸気が水滴になるためです。
特に、冬によく起こる現象で、家の窓や車の窓に、内部との寒暖差により結露ができます。

2つ目は、内部結露です。
これは、日常生活ではあまりなじみのない結露で、建物を内部から腐らせる原因にもなる結露です。
この結露ができる場所としては、外壁の内部や廊下など、普段見ることのできない場所が挙げられます。

結露ができる原理は表面結露と同様で、冷えた外壁が空気に触れることで発生します。
しかし、内部結露は外壁内部からの空気が原因であるという点で表面結露とは異なります。

 

□内部結露が外壁に及ぼす深刻な影響とは?

1つ目は、外壁内部の腐食です。
外壁内部で結露が起こると断熱材に水分がたまってしまい、腐食してしまいます。
外壁内部に使われえる断熱材はグラスウールという素材になります。

少量の結露では、断熱効果は落ちません。
しかし、水が溜まっていると断熱効果がなくなります。
そして、カビやシミなどが付き腐食して黒くなります。

また、その位置だけではなく、そのカビが周りに侵食していきます。
最終的にそのカビが多くの断熱材や外壁を腐食し、耐久性を低下させます。

さらには、部屋がカビ臭くなるのも特徴の1つです。

2つ目は、建物の断熱性能が低下して暖まりにくくなることです。
断熱性は腐食することで、縮んだりただれたりしてしまいます。

新築の時は、断熱材の機能がしっかりとしていることで部屋の熱が外に出ず、部屋の暖かさが保たれています。
しかし、年数が経過して断熱材が腐食してくることで断熱性能が低下し、室内が冷えやすくなってしまいます。

そのため、暖房をつけても暖まりにくくなり、電気代の無駄になってしまいます。

3つ目は、シミの跡が残ってしまうことです。
結露に気づかずに放置してしまうと、大きな黒いシミができてしまいます。
その結果、シミにより塗装が剥げてしまうことになります。

また、見た目も悪くなり機能性も落ちてしまいます。

4つ目は、内部結露による障害です。
内部結露は建物だけでなく、人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。
例えば、喘息やアレルギーの原因になります。
なぜなら、大量のカビが建物の中全体に発生してしまうからです。

 

□結露予防対策方法を紹介します

1つ目は、定期的なタイミングで外壁塗装をすることです。
外壁塗装を適切なタイミングですることで内部結露を防げます。
また、このタイミングは樹脂のグレードにより異なります。

一番グレードが低いアクリル樹脂は5から7年、一番グレードが高い光触媒とフッ素で15年から20年になります。
どれも最高で20年ほど住むと樹脂の効果がなくなるため、使用している樹脂に応じてリフォーム時期を見定めなければいけません。

耐用年数が短いほど値段は安価で、耐用年数が長いほど値段は高価になります。

また、耐用年数はその土地の自然環境により変わってきます。
紫外線が強い地域、潮風の影響が多い地域では安価な塗料を使用してもすぐに効果が薄れてしまいます。
湿気の多い地域や雨の日、雨上がりの日は塗装ができないので注意が必要です。

多くの人がシリコン系の塗料を使用しているため、シリコンから上のグレードを使用することをおすすめします。

2つ目は、換気をこまめにすることです。
塗料は湿気に弱いため換気することで長く使用できます。
ドアや窓を開けることで十分に換気ができます。

例えば、ストーブやファンヒーター及び加湿器などは大量の水蒸気を発生させてしまいます。
そのため、使用する際は湿度が60%未満になるように設定しましょう。

また、湿気が溜まりやすい場所の一つとしてタンスや本棚などの大きい家具の裏側が挙げられます。
大きい家具をこまめに移動させることで湿気が溜まることを防げるため、足が付属されている家具の購入をおすすめします。

 

□まとめ

今回は外壁で起こりうる結露の種類、内部結露が外壁に及ぼす深刻な影響と結露予防対策方法について紹介しました。
この記事が少しでも役に立つと幸いです。
また、外壁塗装でお困りの方はぜひお問い合わせください。

外壁塗装をしないとどうなる?起こり得る問題をご紹介!

外壁塗装でお悩みの方は多いと思います。
今回は外壁塗装の役割、外壁塗装をしないことで起こる問題、外壁塗装に関して多い誤解について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

□外壁塗装の役割について紹介します

外壁塗装は家にとって大きな役割を担っています。

1つ目は、建築素材を保護できることです。
建築素材を保護することで、紫外線から塗料を保護できます。
そのため、建物全体の保護に繋がります。

もし、外壁塗装をしていない場合は、建物が紫外線によって劣化しやすくなり、建て直しをすることになります。

2つ目は、雨漏りや害虫の侵入を防げることです。
外壁塗装で家全体を隙間なく塗りつぶすことで、害虫の侵入を防げます。
害虫の侵入を防ぐことで家に害虫が入らなくなるのと同時に、家の劣化を防げます。

また、雨漏りは家にとって最大の敵です。
なぜなら、雨漏りが発生することで部屋に雨水が浸入し、木材が腐ってしまうからです。
そして、建物の劣化や崩壊に直接作用します。

3つ目は、外観の清潔感が出せることです。
外壁は年月を重ねていくことで劣化し、色も剥げてきます。
また、落ちにくい汚れやひび割れも発生します。

しっかりと外壁塗装をすることで、ひび割れや汚れを防げます。
外壁塗装をすることで見栄えが良くなります。

このように、外壁塗装は主に家の劣化を防ぐ役割を持ち合わせています。

 

□外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装をしないことで経年劣化がより進みます。

外壁塗装をしないまま5年程経過すると、色あせや、つや引けが起こり始めます。
これは、外壁の色が抜けて、つやがなくなり、今まで綺麗で高級感のあった外観が損なわれます。
特に、つや感を主に取り入れている家はこの劣化がはっきりとわかります。
つやがない外壁でも外壁の色が抜けていることがわかります。

約7年経過すると、汚れやコケが付着しやすくなります。
塗料には、撥水効果があります。
しかし、年々この撥水効果が弱まることで、コケや汚れが付着しやすくなります。
なぜなら、湿気に対する抵抗力がなくなるからです。

特に、白をベースの色としている家だと、この汚れやコケが目立ちやすくなります。

約10年経過すると、チョーキング現象が起きます。
チョーキング現象とは、外壁に触れることで白い粉がまるでチョークのように付着することです。
このチョーキング現象は、塗装の効果が切れている証拠にもなります。

つまり、劣化がだいぶ進んでいる証拠にもなる為、このころには塗装の塗りなおしの検討をおすすめします。

また、約10年経過するとクラックが起きます。
クラックとはひび割れのことを指し、小さなクラックであれば大きな問題はありませんが、大きくなると浸水の原因になるので補修工事が必要になります。

ひびが0.3㎝以上を目安に、それ以上の場合は補修工事を検討しましょう。

約15年以上経過すると剥がれや腐食が起きます。
クラックは外側にひびが入りこみますが、剥がれはクラックから内部に雨水が浸入することで外壁が剥がれてきます。
この時点で外壁の防水性はゼロの為、放置するのは危険です。

また、防水機能が完全に失われているので、建物内部に水が浸入します。
その結果、腐敗、腐食に繋がります。
最悪のケースでは、湿気が溜まることでシロアリ被害が発生し、外壁だけではなく下地や柱の修復をしなければいけません。

 

□外壁塗装に関して多い誤解とは?

1つ目は、目に見えないところの被害があることです。
直接的な影響ばかりが被害ではなく、目に見えない部分の被害も多くあります。
例えば、雨漏りは部屋に落ち始めてからが雨漏りではなく、その前から雨漏りを続けた結果部屋に到達します。
このように、知らない、見えない被害が目に見える被害を生んでいます。

目に見える被害は末期の状態であることの証拠にもなります。
そのため、10年で外壁塗装をすることで見えない被害を見つけて事前に防げます。

2つ目は、外壁塗装の目的を間違えていることです。
外壁塗装の主な目的としては防水になります。
外観ばかりを気にしていても、その家で長く住み続けることは難しいでしょう。
なぜなら、家にとって一番の敵は水だからです。

水は木材の他にも、鉄筋で作られた家も劣化させてしまいます。
また、日本は1年の約4分の1は雨が降っているため、雨による被害も多いでしょう。
そのため、外壁塗装をすることで雨の浸入を防げます。

3つ目は、外壁塗装をしないことです。
外壁塗装をしないということは、節約に繋がると思う方が多くいらっしゃいますが、それは大きな過ちです。

塗装工事はそれなりにコストがかかるもので、100万円前後かかります。
しかし、塗装工事をしないことで劣化やシロアリの被害に遭い、修繕費用だけで100万円以上かかってしまいます。

 

□まとめ

今回は外壁塗装の役割、外壁塗装をしないことで起こる問題と外壁塗装に関して多い誤解について紹介しました。
この記事が少しでも役に立つと幸いです。
また、外壁塗装でお困りの方はぜひお問い合わせください。

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