外壁塗装で液だれする原因とは?対処法について解説します!

家が古くなると、外壁塗装を定期的に行う必要があります。
外壁塗装では、液だれがするとしばしば言われますが、液だれはどうして起こるのでしょうか。
ここでは液だれが起きた際の対処法について解説し、液だれを防ぐための注意点を紹介します。

 

□液だれが起こる原因について

液だれとは、外壁塗装の際に、塗った塗料が下に垂れることを指します。
液だれしたまま固まると、見た目が悪くなるので、外壁塗装の不具合の1つとされています。
液だれが起こる原因はいくつかあります。

 

*希釈剤の入れすぎ

外壁塗装に使う塗料は、希釈剤で薄めて使っています。
どの程度薄めるかは、塗料ごとに希釈量が決まっていますが、職人の判断や天候などによって、稀釈量が変わる場合もあります。ベテランの職人なら安心なのですが、未熟な職人だと稀釈量を間違えることがあるので、液だれにつながるケースもあります。

稀釈剤を入れすぎると、塗料の粘度が下がるので、塗料が垂れてしまうのです。
業者としては、塗料を薄めればコストが安くなるので、できるだけ薄めて使いたいところですが、薄めすぎると液だれを起こす原因になります。

 

*塗料の厚塗り

塗料を厚く塗りすぎると、液だれの原因になります。
未熟な職人が塗装したために、厚塗りになる場合もありますが、中には故意に厚塗りにするケースもあるようです。
厚塗りすると塗装回数を減らせるので、早く外壁塗装を仕上げられるからです。

 

*天候の影響

液だれは、塗装する日の天候によっても起こることがあります。
雨や雪が降っていたり、風が強い日は、液だれが起こりやすくなります。
また、気温が5℃以下の日や、湿度85パーセント以上の日も、液だれしやすいので注意が必要です。

 

□液だれが起きた際の対処法について

液だれは見た目も悪く、外壁の劣化にもつながりかねないので、そのまま放置するわけにはいきません。
多くの場合、液だれは業者に責任があるので、塗り直すように伝えれば、ほとんどの場合応じてくれます。
しかし、液だれの状態を見ても、「問題ない範囲」として、塗り直しに応じてくれない業者もいるかもしれません。
いわゆる「悪徳業者」の場合は、問題ないと言って逃げようとする可能性があります。

この場合は、別の業者に依頼して現場を見てもらい、対処してもらうようにしましょう。
また、ずさんな工事をする業者もいるので、注意が必要です。
前述しましたように、雨や雪の日は塗装するのに向いていませんが、天候にかまわず塗装しようとするような業者は、警戒したほうがいいでしょう。
明らかに、塗装不良になる天候状態で作業を行おうとするなら、塗装実績が少ないか悪徳業者の可能性があります。

 

□液だれを防ぐための注意点について

液だれを起こす原因は、いくつかあります。
ぜひチェックしてみてください。

 

*塗料の稀釈剤の量は適切か

塗料を薄める稀釈剤が多いと、塗料がゆるくなって液だれしやすくなります。
塗料はコストがかかるので、薄めて使おうとする業者が、いないとは限らないので注意が必要です。
そのため、液だれを防ぐためには適切な稀釈を行っているか、確認することが大切です。

といっても、職人が稀釈している現場を素人が見たところで、適切かどうかわかるものではありません。
しかし、「施工主に見られている」と思えば、業者もいい加減なことはできないので、ある程度防止策として有効でしょう。

 

*塗装回数を確認する

液だれの原因の1つとして厚塗りがありますが、なぜ厚塗りするのかというと、そのほうが塗る回数を減らせるからです。
塗装は乾燥させる時間まで入れると、かなりの手間がかかるため、中には厚塗りして、塗装の回数を減らそうとする業者がいるかもしれません。
そこで、さりげなく塗装回数を聞くことによって、厚塗りを抑止する効果が見込めるでしょう。
外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本なので、2回しか塗らない業者は、厚塗りをしている可能性があります。

 

*どんな職人が塗装するのか確認する

液だれは、未熟な職人が塗装する場合にも起こります。
そこで、液だれを防ぐには、事前にどんな職人が塗装するのか、知っておくことも大切です。
担当する職人の実績や技術、塗装歴などをさりげなく聞きだすことができれば、ある程度の判断がつきます。

外壁塗装は、雨風などから家を守るための大切な塗装なので、液だれするような業者に施工を依頼すると、雨水が浸入して、家そのものが劣化してしまうおそれがあります。
そのため、「たかが液だれ」とは思わず、しっかりチェックすることが大切です。

 

□まとめ

外壁塗装で液だれを起こすと、家そのものを劣化させるおそれがあります。
液だれを起こすのは、希釈剤の使い過ぎや塗装の厚塗りなどが原因です。
どちらも、職人が未熟なために起こる場合もありますが、中には故意に塗料を薄めたり、厚塗りする業者もいるので注意が必要です。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

外壁塗装における足場の重要性とは?費用相場も解説します!

外壁を定期的に塗装するのは家を雨漏りなどから守り、家の老朽化を抑えるために必要です。
外壁塗装は大掛かりな工事で、家の周囲に足場を組んで作業します。
ところで、なぜ外壁塗装には足場が必要なのでしょうか。
今回は外壁塗装の足場の相場費用、外壁塗装における足場工事でのトラブルや隣人トラブルについて解説します。

 

□外壁塗装に足場が必要な理由について

外壁塗装に、足場が必要な理由を解説しましょう。

 

*安全管理のために必要

足場は、外壁や屋根の上など、高所で作業する職人の安全を確保するために必要です。
もしも工事中に、転落事故が起きてしまうと一大事なので、足場を組むことは非常に重要です。
また、労働安全衛生法でも、2メートルを超える高さで作業する場合は、足場を組んで安全をはかることが、義務付けられています。

 

*施工レベルを保つのに必要

外壁塗装をする場合は、しっかりした足場を組んで行わないと、きれいに塗ることができません。
そこで、一定の施工レベルを保つためにも、足場が必要となります。

 

*近隣への配慮のために必要

足場を組めば、その上から飛散防止ネットを張ることが可能です。
飛散防止ネットを張ることによって塗料の飛沫が近隣に、被害を及ぼすおそれがなくなります。

 

□外壁塗装用足場の相場費用について

足場の組み立て・解体・運搬にかかる費用は、1平方メートルあたり600~1000円程度です。
足場の費用は、ここ数年でかなり安くなっています。
それゆえ、外壁塗装などの足場が必要な作業は、以前に比べてずっとやりやすくなりました。
足場にかかるおおよその費用を知るには、まず以下の計算式で、足場に必要な面積を求めましょう。

足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m)

家の高さは、1階建ての場合は3.5m、2階建てで6m、3階建てなら8.5m程度が目安となります。

足場架面積を割り出したら、以下の計算式で、足場にかかる費用を計算することができます。

足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,000円)

一般的に、30坪の家の外壁塗装に必要な足場を組むと、足場の費用は約15万円くらい必要になります。
ちなみに、足場を組むには専門的な技術が必要です。
施工業者によっては、自社で足場を組める職人がいないというケースもあります。
この場合は、足場を組む専門業者に外注に出すことになるため、施工主は外注分の費用も負担することになります。

 

□外壁塗装における足場工事のトラブルについて

外壁塗装の際の足場工事には、どんなトラブルが予想されるのでしょうか。
足場工事そのもののトラブル以外にも、足場工事が原因で、隣人トラブルが起こることもあるようです。
ここでは4つのトラブルを解説します。

まず1つ目は、隣の人が足場を組むためのスペースを貸してくれないことです。
家によっては、足場を組むための十分なスペースがない場合もあります。
この場合は、隣の敷地に足場を組ませてもらうしかありません。
民法第209条では「隣地使用権」が定められていて、足場を組む必要があれば、貸してもらえることになっています。

しかし、隣人が親切な人ならいいのですが、中には敷地を貸すことを拒否する人もいるようです。
法律で認められているといっても、隣人に拒否されてはどうしうようもありません。

2つ目は、足場が家を傷つけることです。
足場を組んだり解体する際に、誤って家を傷つけてしまうことがあります。
もちろん、傷つけた業者が弁償することになりますが、場合によっては前からあった傷なのか、新たについた傷なのかハッキリしないこともあるでしょう。
そのため、足場を組む前に家の写真を撮っておけば、新たについた傷かどうかわかります。

3つ目は、防犯上のリスクがあることです。
足場を組むと、防犯上の問題も出てきます。
足場があれば、誰でも簡単に2階の窓までたどり着けるので、不審者が侵入しやすくなります。
特に夜間は危険ですし、昼間でも見通しの悪い家の裏側などから、侵入されるおそれがあります。

足場には、塗料の飛散防止のために、ネットを張ることが多いのですが、このネットが隠れ蓑になって、中に不審者がいても、わかりにくくなるという問題もあるようです。
足場を組んだら、解体するまでの間、普段以上に家の戸締りを厳重にしましょう。
また、足場の入り口に鍵をかけることも大切です。

4つ目は、プライバシー上の問題があることです。
足場を組むと、塗装職人は足場の上を、縦横無尽に動きまわります。
そのため、プライバシー上の問題が起きやすくなります。

別に職人が家の中を覗いているわけではなくても、覗かれているような気がして、ストレスを感じることもあるでしょう。
また、足場を組むことによって、隣の家の中を覗くことも可能になるため、隣人から苦情がくるおそれもあります。

 

□まとめ

外壁塗装をする際は、家の周囲に足場を組まなければなりません。
足場は安全管理や、施工レベルを一定に保つために必要です。
外壁塗装のために足場を組むと、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
足場工事そのもののトラブルもあれば、隣人との間でトラブルが起こるおそれもあるので、注意が必要です。

外壁塗装をお考えの方必見!ラジカル塗料のメリットとデメリットについて解説します!

「ラジカル塗料を勧められたけれど、どういった塗料なのかわからない」
という方は非常に多くいらっしゃるでしょう。
ラジカル塗料は、外壁塗料の中で今非常に注目されている塗料の1つです。

今回は、ラジカル塗料のメリットとデメリットについて詳しくご紹介いたします。

 

□ラジカル塗料とは何か

ラジカル塗料とは、ラジカルと言われる劣化因子の発生を抑えられる効果を持ち、塗装によって建物の劣化を長期間防げる塗料です。
日本で2015年に発売された新しい塗料であり、従来の塗料に比べ、非常に優れた性能があります。

今までの塗料は、シリコン、ウレタン、フッ素、アクリルのように、主な成分である樹脂により分類されていました。

しかしながら、上記でも述べた通り、ラジカルは主成分から名付けられた名前ではありません。
ラジカル塗料の主成分は、アクリル樹脂またはシリコン樹脂系の塗料がベースです。

そのため、今までの塗料に新たな成分を加えられたものがラジカル塗料になるということです。

ラジカル塗料に含まれる新たな成分とは、光安定剤と高耐候酸化チタンという2種類の成分のことです。
これらが、ラジカルの原因である成分の酸化チタンとラジカルの発生後の発散を抑える役割を果たしています。

この2種類の成分によって高い性能を発揮するラジカル塗料が生まれました。

 

□ラジカル塗料のデメリットについて

ラジカル塗料のデメリットは以下の2つです。

1つ目は、色を濃くできない可能性があることです。

上記で述べたラジカル塗料に含まれる特殊成分である高耐候酸化チタンは、白色顔料です。
そのため、製品次第では黒っぽい色を選べない可能性があります

ただ、白色顔料のあまり含まれていない黒っぽい塗料を使っている場合、チョーキング現象はあまり生じにくいです。
そのため、そもそもラジカル塗料にこだわる必要がない可能性が高いでしょう。

2つ目は、塗料が新しいため、まだ耐用年数の実績が出ていないことです。

ラジカル塗料の耐用年数は、15年前後であると言われていますが、まだ発売から15年経っていないため、証明できないのが現状です。

外壁や屋根の塗料は、職人の腕前や建物がどういった気候の地域に建っているかによっても性能が大きく変わります。
そのため、ラジカル塗料を使用すれば15年前後の耐久性が必ず備わっているとは言い切れません。

 

□ラジカル塗料のメリットについて

ラジカル塗料を使用するメリットは以下の3つです。

1つ目はコストパフォーマンスの高さです。

ラジカル塗料が現在注目されているのは、値段が比較的安く耐久性も高いことが大きいでしょう。

従来使われてきた塗料の中では、シリコン塗料が1番普及しています。
シリコン塗料は十分高い耐久性を発揮するものの、フッ素塗料より劣ります。
しかしながら、施工価格が3~5割程度フッ素塗料よりも安いことから、多くのお客様に愛されている人気塗料になっています。

それらに対してラジカル塗料は、シリコン塗料と同等の施工価格であるため価格が安いにもかかわらずフッ素塗料に劣らない性能を兼ね備えています。

実際に、耐用年数と施工料金を従来の塗料であるシリコン、フッ素塗料と比較してみましょう。

シリコン塗料は、耐用年数が10~12年であり、平方メートルあたり2000~3000円ほどです。
フッ素塗料は15~20年で、3500~5500円ほどです。

それに対してラジカル塗料は、14~16年の耐用年数と言われており、2800~3300円です。

実際に数字で比較して見てみると、耐久性と価格の安さ両方を兼ね備えていることが分かります。

2つ目は、塗装できる場所を選ばず使用できることです。

ラジカル塗料は、伸びが良いだけでなく密着しやすいため、非常に作業のしやすい塗料です。
伸びやすく密着性が高いとどういったメリットがあるかというと、表面の複雑な屋根や外壁への施工でもスムーズにできるからです。

また、外壁の材に合った下地材を選択することで、どういった種類の外壁材であっても問題なく塗装できます。
こういった施工性の高さが、ラジカル塗料の施工価格の安さにつながっています。

3つ目は、耐候性の優秀さです。

ラジカル塗料は、塗装された内側からの劣化を防止する塗料です。
今までの塗料は、塗装することで作られる塗膜による保護を利用して、雨水や紫外線による影響を受けないよう守ることに特化していました。

それに対してラジカル塗料は、塗膜による表面の保護はもちろん、塗膜の内部を制御するシステムも新しく備わっています。
そのため、より強固に外壁を守れます。

 

□まとめ

今回は、ラジカル塗料のメリットとデメリットについて詳しくご紹介いたしました。

当社では、無料で点検依頼を受け付けております。
皆さまの状況によっては、外壁塗装を0円でご依頼いただける可能性があります。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

外壁塗装では3回塗りが重要?詳しく解説します!

建物の外壁塗装が剥がれてきて、塗り直しをお考えの方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装には適切な塗り重ね回数というのが存在します。

それは3回塗りです。

今回は外壁塗装において3回塗りが大切であり、それを守らなければどういったことがおきるのかについてご紹介いたします。

 

□外壁塗装では3回塗りが大切

通常であれば、外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りのように、3回塗り重ねるのが基本です。
中塗りというのは、表現方法の違いであり、1回目の上塗りのことを指します。
これら3つの工程を省くことなく、すべて行うことで本来の外壁塗装の性能を発揮します。

ただ、場合によっては3回塗る必要がない、または4回塗る必要がある例外が存在します。

塗料の種類次第では、2回塗りで留めておかなければならない可能性があります。
それらは、下塗り不要製品、もしくは中塗り不要製品です。

当社のような塗装会社に外壁塗装をご依頼される際に、塗料の種類をご確認いただければそれが2回塗りかどうか調べられます。

また、4回以上塗る必要が出てくるのは、外壁材の痛み具合や劣化状態が悪い場合です。
下地である外壁材の状態が悪かったり、表面にサビが生じていたりする場合は下塗りを2回行う必要があるためです。

これらの状況に合わせて外壁塗装は適切な回数塗り重ねる必要があります。
適切に対処されているか気になる方や、詳しく聞きたい方は、ぜひ当社までご相談ください。

 

□塗り回数を守らないとどうなるのか

上記で外壁塗装には適切な塗り重ねる回数があることをご紹介いたしました。
3回の例外の状態ではないにもかかわらず、2回しか塗り重ねをしない、または4回以上塗り重ねていると、不具合が生じます。

1つ目の不具合は、通常より早くに剥がれてしまうことです。

本来10年以上の耐久年数があるにもかかわらず、塗り重ねる回数に誤りがあると10年も経たないうちに剥がれる可能性が高まります。

2つ目の不具合は、塗膜が性能を発揮しないことです。

外壁塗装が終えると塗膜ができ、水や紫外線から建物を守る機能を果たしますが、回数に誤りがあると機能しない可能性があります。

このように、外壁塗装では塗り重ねる回数を正しく守らなければ、塗料本来の性能を発揮できません。

塗装会社の中でも、実績のあまり積まれていない会社であれば、悪気なく適切な塗装回数ができていない場合もあります。

また、あえて塗る回数を減らしているような悪徳業者も実際に存在するため、施工実績や評判をしっかりと見極める必要があります。

当社では、3000件以上の施工実績から得た豊富な経験と知識を活かして施工いたします。
建設業許可業者ですので、施工には自信をもって対応させていただきます。

また、5年~13年の全額返金保証もついているため、安心してご依頼いただけます。
気になる方はぜひ当社までお問い合わせください。

 

□手抜き工事を防いで3回塗りしてもらうための方法とは

中塗り、上塗り塗料はそれぞれ同一の塗料を使う場合が多い工法です。
そのため、プロであれば容易に違いを判断できますが、お客様のように普段外壁塗装を目にしない方には違いがわからないのが現状です。

手抜き工事を防ぎ、当社のような塗装会社が3回塗りしているかどうかご確認いただける方法をご紹介いたします。

1つ目の方法は、3回塗る塗料の色をそれぞれ変えるよう依頼する方法です。

これによって、3回塗り重ねが行われているかどうか容易に判断できるようになります。
ただ、色の全く違う塗料を塗り重ねると、経年劣化に伴い上塗りの部分がはがれた際に、中塗りの色が目立ってしまいます。
そのため、できる限り同系色を選ぶことをおすすめいたします。

2つ目の方法は、ツヤの具合で何回塗り重ねたか予測する方法です。

3度塗りをした外壁は、2度塗りの外壁塗装に比べて表面にツヤが目立ちます。
これを判断材料として見分けるのは不可能ではありませんが、普段外壁塗装を見ない方には少し難易度が高いでしょう。
そのため、できる限り1つ目の方法を取ることをおすすめいたします。

3つ目の方法は、工程を厳守する優良な会社にご依頼いただくことです。

手を抜いた外壁塗装を避けるためには、建物のことを最優先に考えていることが伝わる会社選びを心がけてください。

また、知人によって紹介された会社に依頼されるのはあまりおすすめできません。
近所の方や親せきの方から紹介されて外壁塗装を依頼し、納得いかないが文句も言えないといった状態になる方もいらっしゃいます。

ご依頼される会社はご自分で探されることをおすすめいたします。

 

□まとめ

今回は外壁塗装において3回塗りが大切であり、それを守らなければどういったことがおきるのかについてご紹介いたします。

当社では、皆さまのお住まいの寿命を延ばすために、3000件以上の実績から得た豊富な経験と知識を利用して外壁塗装いたします。
気になる方はぜひ当社までお問い合わせください。

外壁塗装の検討中の方へ!劣化しにくい色について詳しく解説します!

お住まいの外壁が色あせてきて外壁塗装をお考えの方はいらっしゃいませんか。
色あせが起こってしまうのには、必ず原因があります。

今回は、外壁塗装の色あせが起こってしまう原因と対策、色選びのこだわりポイントについてご紹介いたします。

 

□色あせが起こる原因とは

色あせが起こってしまう科学的な原因は以下の2つです。

1つ目の原因は、顔料の中にある結合成分の1部分が切断されることです。

世に存在する物質は、すべて原子が結びついていることによって成り立っています。
塗料の色の成分として用いられている顔料も、原子と原子が結びつくことで構成されています。

原子の結びつきには相性があるため、それぞれの結びつき具合にも強弱があります。

その結びつき具合を結合エネルギーというもので示されていますが、結合エネルギーよりも大きなエネルギーを受けると結びつきが崩れます。

紫外線エネルギーは顔料の化合物が持つ結合エネルギーより強いため、結合が妨げられてしまいます。
結合が分解されることにより、色の変化が起こり、色あせていってしまうのです。

2つ目の原因は、化学変化による物質変化です。

誰もがイメージしやすい化学変化の例は、酸化でしょう。
酸化というのは、酸素と他の物質が反応する化学変化のことを言います。
代表的な例が酸化鉄で、鉄が酸素と反応したために、表面にサビが付いた状態です。

以上が色あせの主な原因ですが、色あせをそのままにしていると建物の劣化の原因につながります。

色あせが起こっているのは、ただ色が薄れているだけでなく、塗膜自体の防水性能も落ちている状態になっているからです。
これらを踏まえた上で、色あせしにくい色選びが重要でしょう。

 

□劣化しにくい色とは

外壁塗装をするとなると、どのような色の塗料にするか迷いますよね。
一般的に、暖色系統の色が色あせしやすいと言われています。

また、透明度に関しては、比較的透明度の高い色合いであればあるほど、経年劣化によって変色しやすいでしょう。
それに対して、あまり色あせしない色は、青や黒のような濃い色です。

塗料は、外壁塗装用の塗料かどうかに限らず、必ず紫外線に当たれば劣化、変色します。
劣化によってヒビ割れが生じる原因となり、それによって雨漏りになる可能性もあるでしょう。

ここ最近では、ラジカル塗料というのが話題になっています。

現在の主流として知られるシリコン塗料とハイレベルなフッ素塗料の中間の塗料として期待されています。
シリコン塗料と同じくらいの価格帯で、フッ素塗料に近い高性能な塗料として知られています。

耐用年数が長く性能が高いため、あまり劣化することがなく色あせも少ないです。
また、ヒビが入ることも抑えられる塗料であるため、外壁塗料の新たな選択肢と言えるでしょう。

 

□色選びの際にこだわるポイントについて

色選びの際にこだわるべきポイントは以下の3つです。

1つ目のポイントは、面積の大きい色見本も見るようにすることです。

色見本を見て判断する際に最も注意すべき点は、色見本の大きさでしょう。
色には面積効果というものがあり、面積が大きい場合と小さい場合それぞれで見え方が全く異なります。

そのため、塗料メーカーの色見本には必ず小さい色見本と大きい色見本の両方が用意されています。
必ずこの両方に目を通しておきましょう。

面積の大きい色見本に比べて小さい色見本は濃く見えるということを意識したうえで確認するよう心がけることをおすすめします。

2つ目のポイントは、屋外で色見本を確認するようにすることです。

色の見え方は、光がどのように当たるかによって全く異なります。
室内で色見本を見て決めてしまうと、実際に外壁塗装した後に確認した際に、思ったのと違うように感じてしまうでしょう。

また、光の当たり具合で見え方が変化するということは、天気やその色を見る時間帯によっても変化するということです。
例えば、天気が晴れていれば、その色は光の反射率が高いことから明るい色に見えるでしょう。

また、朝方に見るか夕方に見るかによっても大きく変化します。
夕方は太陽が赤みを帯びるため、朝方に見た色に比べて赤の割合が多く感じます。
これらの明るさや色味の変化を加味したうえで色を決めるようにしましょう。

3つ目のポイントは、その建物周辺の景観に合わせて色を変えることです。

建物の見た目は、周りの景観によっても大きく変わってきます。
また、お住まいの地方自治体によっては景観形成のガイドラインがある場合があるので、ホームページにて確認しておきましょう。

 

□まとめ

今回は、色あせと劣化、色選びの際のこだわりについてご紹介いたしました。

当社では、外壁塗装に加え、屋根塗装や雨漏り修理のご依頼を受け付けております。
また、HPを見ていただいた方には、塗り替えで失敗しないために必要な3つのことを書いた資料を無料で差し上げます。

気になる方は当社までお問い合わせください。

外壁塗装におけるチョーキング現象とは?その原因と解決策も解説します!

「外壁を触ると白っぽい粉が付いている」
「家を建ててからかなりの年数が経った」
そういった方のお住まいには、チョーキング現象が起こっている可能性が高いです。

皆さまはチョーキング現象について、ご存じでしょうか。
今回は、チョーキング現象の内容と確認方法に加えて、予防、補修方法についてご紹介いたします。

 

□チョーキング現象とは何か

チョーキング現象とは、外壁の塗料に含まれる合成樹脂が紫外線や雨の影響により分解されることを言います。
チョーキング現象が起こると、塗装表面が粉状になり、触ると白っぽい粉が付くようになります。

外壁塗装の役割には、ただ建物の外観を良くすることだけではなく、日々当たり続ける雨や風、紫外線から建物を守ることも含まれます。
普段建物を見ていても気づきませんが、年月が経つにつれて建物はダメージを受けています。

そのため、外壁塗装には一定期間ごとの塗り替えがなければ効果が持続されません。

また、あまりにもチョーキング現象が早い時期から見られる場合は、施工不良によるものである可能性もあるでしょう。
例えば、塗料の混ぜ方が足りない、高圧洗浄や塗装を行う際の手順ミスなどが原因として挙げられます。

 

□チョーキング現象の確認方法とは

皆さまの建物にチョーキング現象がすでに起こっているかどうかは、以下の方法で確かめられます。

1つ目の方法は、上記でも述べた通り手で外壁を触れる方法です。

指先で外壁を一度なぞってみた際に、白っぽい粉が付着した場合はチョーキング現象が起こっているサインでしょう。
この確かめる方法を取って、少し白いかもしれないという程度であれば、外壁リフォームや外壁塗装を考え始める必要があります。

ただ、かなり手につくようでしたら早急に対処することをおすすめいたします。

2つ目の方法は、外壁を濡らした際に色が変わるかどうか見る方法です。

雨または水によって外壁が濡れた状態になった際に、外壁に色の変化が見られた場合もチョーキング現象が起きているサインです。
外壁塗料の防水機能が働かなくなってきている証拠であり、そのままにしているとお住まいに雨水が浸入する可能性があります。

雨水の浸入は、建物全体を傷める原因ですので、早め早めの対策を心がけましょう。

 

□チョーキング現象の補修方法について

チョーキング現象を補修するとなると、基本的に塗装以外の選択肢はありません。
外壁表面の塗装を塗り替えれば、防水性が回復し、白っぽい粉がつくことや色が変化することはなくなります。

ただ、やはり外壁塗装には塗装費用がかかります。

外壁塗装にかかる費用は、塗装面積に応じて変化します。
延べ坪数が10坪程度であれば。およそ30万円ほどで、そこから10坪アップごとに30万円ずつ高くなると考えておくと良いでしょう。

これだけを見ると、費用が高く見える方もいらっしゃいます。
しかしながら、チョーキング現象は単に粉が付いた状態ではなく、建物が劣化してきている、または問題が起きつつある状態です。

皆さまのお住まいの中に問題が起こってしまう前に塗り替えをしておくことで、後々の不具合を防ぐことが大切でしょう。

 

□チョーキング現象の予防方法について

チョーキング現象を防ぐための方法は以下の3つです。

1つ目は、耐用年数が長く保証されている塗料を使用することです。

ラジカル制御塗料のように水や紫外線からの劣化を防げる塗料であれば、長く性能が持続されます。
ラジカル制御塗料は12~16年、同じ価格帯のシリコン塗料であれば10~15年の耐用年数が期待できるでしょう。

2つ目は、クリア塗装による外壁塗装を行うことです。

クリア塗装とは、色のない透明な塗料を用いて塗装することを言います。
チョーキング現象の原因となる成分は主に色に用いており、クリア塗料にはチョーキングの原因である成分が含まれていません。

クリア塗料の中にも種類があり、ウレタン、シリコン、アクリル、フッ素などの4種類が基本でしょう。
クリア塗料は外壁の素材を活かしたデザインにも最適であるため、非常に人気な塗料です。

ただ、無機や光触媒、フッ素などによりコーティングがなされた外壁には使用できません。
それでも外壁にクリア塗装を行いたい場合、一度外壁に色を塗装した後にクリア塗装を行う必要があります。
詳しくは当社のような塗装会社へご相談ください。

3つ目は、皆さまの信頼できそうな塗装業者をお選びいただくことです。

性能の高い塗料を使っていても、塗装の手順や塗った後の乾かす時間を理解していなければ、チョーキング現象の再発原因になります。
そのため、塗料について正確に理解している塗装会社にご依頼いただくことが重要です。

当社では、数々の施工事例があるだけでなく、カラーシミュレーションや点検を行っております。
外壁に関するご相談がございましたら当社へご相談ください。

 

□まとめ

今回は、チョーキング現象の内容と確認方法に加えて、予防、補修方法についてご紹介いたしました。
チョーキング現象について詳しくご理解いただけましたでしょうか。

当社では、皆さまのお住まいの寿命を延ばすための屋根、外壁塗装を行っております。
無料点検依頼も行っておりますのでぜひお問い合わせください。

事務員日記ーいよいよ12月ー

こんにちは、事務の松永です。

 

いよいよ今年もあと1か月となりました。

先日の暴雨から寒さが日に日に増して冬本番を迎えましたが

皆様いかがお過ごしでしょうか?

年賀状や大掃除、年越しの準備など考えただけでため息が・・・

なんていう方もいらっしゃるのでは。

早めに少しずつ進めておけばいいのはわかっていても

大掃除は特に重い腰が上がらないですね。

 

みんながどこを大掃除するのかランキングを見てみると

1位は窓、サッシその後にキッチンやお風呂場の水回りと続き

やはり水分が多いところの汚れが気になるようです。

特に窓は冬になると結露が原因でカビが発生し

一気に汚れが広がります。

水拭きだけで汚れを落としてもまたすぐに黒くなり

汚れが目立ってくるのでマイペットなどの2度拭き不要の

洗剤で掃除しておくと水拭きよりもきれいな状態が長続きするので

とってもお勧めです。

窓ふきも週末ごとに数か所づつ掃除していけば年末までには

何とか終えられそうですね。

 

年末に向け私たちサトウ建装もお客様のご希望に添えるよう今年中の工事完了を目指し急ピッチで(でも丁寧に)施工を進めておりますがお待ちのお客様には本当に申し訳なく思っております。

年末までもう一息!より一層頑張って参ります!

 

 

今年もサトウ建装オリジナルカレンダーを作成しました。

リングの部分が紙で出来ているエコカレンダーです。

お宅にお邪魔すると玄関に置いてくれているお客様もいらっしゃるので大変うれしく思います(^^♪

外壁塗装の劣化症状の原因と種類を詳しく解説します!

皆さんは、外壁塗装の劣化症状についてご存知でしょうか。
外壁の劣化が生じた際の原因は様々です。
その劣化症状は多くのパターンがあるため、どのような症状が見られたら劣化しているのか判断できることが大切です。

今回は、外壁塗装の劣化原因と主な症状、診断を受けた方が良いか解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

□外壁塗装の劣化原因とは

1つ目は、紫外線です。

外壁の塗膜表面が太陽光にさらされることで、塗膜の分解が進み、劣化します。
中でも紫外線が当たりやすい南側は、北面よりも劣化症状が現れやすいです。
また、塗料の色あせやチョーキングなどの劣化症状は紫外線の影響を受けるほど早まるでしょう。

2つ目は、風雨です。

外壁は、常時雨や風にさらされることで、ダメージを受けやすいです。
台風や強風で雨が外壁に打ち付けられることで、サビなどの症状が起きます。
また、サイディングやモルタルなどの外壁も塗膜で保護しても酸性の雨で、徐々に影響を受けます。

3つ目は、経年劣化です。

建物や塗料には、耐用年数と呼ばれる経年劣化があります。
建物に寿命がくれば、劣化症状は必ず出てきます。
耐用年数を経過すれば、チョーキング現象などの症状が現れてきます。

なお、塗料の種類によって耐用年数は異なります。
塗料の耐久性の目安を把握しておけば、外壁の塗膜劣化のタイミングがはかりやすいでしょう。

また、最も選択されている塗料はシリコン樹脂塗料になります。
一般的には、塗装業者からの提案もシリコン塗料が多いでしょう。

 

□主な劣化症状を解説します

ここでは、外壁の劣化症状を3パターン解説します。

 

*外壁表面に付着した汚れで劣化している

外壁や屋根の表面に付着したほこりやカビ、コケ、藻などの汚れは、付着してすぐの状態であれば、特殊な洗剤を用いることなくホースの水洗いのみで除去できます。

ただし、付着した汚れを何年間も放置すると洗剤では落とせないほど、強力にこびりつき、劣化症状を引き起こします。

それぞれの劣化症状の詳細を解説します。

まず、ほこり、土、排気ガスについてです。

大気中に含まれるほこりや土は、風とともに外壁表面に徐々に蓄積します。
車の交通量が多い大きな道路付近は、車から排出される排気ガスで外壁や屋根が汚れます。

次に、カビやコケについてです。

水捌けが悪い土地に建てられた住まいや、お風呂付近や換気口付近の外壁などは湿気が溜まりやすいため、注意が必要です。
湿気が溜まりやすい空間では、湿気を好む微生物が繁殖しやすいです。

 

*塗装が劣化している

表面の汚れや外壁本体だけではなく、塗料自体も劣化しています。
塗料が劣化すると、塗装の役割である「建物の保護機能」が失われます。
それゆえ、塗替えをしても耐久性をもとに戻せなくなります。
塗膜に劣化が生じている段階での塗り替えが大切です。

以下に、塗装が劣化している状態の例を紹介します。

まず、剥がれや浮きです。

塗料は外壁や屋根の表面に塗膜を形成し、紫外線や雨風などの外的刺激から本体を守るコーティングの役目を担っています。
しかし、密着力が落ちると、剥がれや浮きが生じやすくなります。
そして、ぼろぼろと破れたような見た目になり、住まいを守れなくなります。

次に、チョーキング現象です。

外壁や屋根の表面に触れた際に、チョークのような粉が手に付着する状態のことを指します。

これは、塗料に含まれる顔料が粉の正体です。
塗料が長期間紫外線のダメージを浴び続けて結合力を失うと、顔料が粉状になって塗膜表面に現れ始めます。

チョーキング現象は塗料の保護機能・防水機能が消失している合図です。
それゆえ、塗り替えを検討すべき最適なタイミングと言えます。

 

*建物自体が劣化している

建物自体に劣化が生じて塗料でも保護できない場合、外壁材の張り替え等の大規模な工事を要します。
建築材が住まいを守れなくなる前に、劣化の初期段階で塗替えを行うことが大切です。

建物自体の劣化症状の例は、「サイディングボードの反り」、「シーリングの劣化」、「外壁材内部の湿気の発生」、「ひび割れ」などが挙げられます。

 

□劣化症状が見つかったら診断を受けた方が良いのか

劣化症状が見られた場合に、本当に劣化症状であるのか不安に感じる方も多いでしょう。
基本的に少しでも劣化症状と思う箇所を発見した際には、塗装業者の診断を受けるようにしましょう。

実際にプロの業者に外壁塗装の劣化症状を見てもらうことで、「ひび割れがないか」、「雨漏りしていないか」、「色あせている箇所はないか」など、住まいを細かく確認してくれます。
そのようにして、補修を要するかどうか詳細を把握することが大切でしょう。

ただし、診断をしたから必ずしも補修工事をしなければならないわけではありません。
状況によっては、補修工事が不要であるため、把握しておきましょう。

 

□まとめ

今回は、外壁塗装の劣化原因と主な症状、診断を受けた方が良いか解説しました。
劣化の原因は経年劣化、紫外線、風雨などがあります。

劣化症状を発見したら、早急に塗装業者の診断を受けるようにしましょう。
外壁塗装でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

サイディング外壁に塗装は不要?外壁塗装の必要性について解説します!

皆さんは、サイディング外壁の塗装の必要性についてご存知でしょうか。
サイディング外壁には定期的な塗装メンテナンスが必要不可欠です。
特に劣化症状が発生したら、早急に対応することが大切です。

そこで今回は、サイディング外壁の塗装の必要性や時期、費用、流れについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

□サイディング外壁には外壁塗装が必要です

新築時に業者の方から「サイディング外壁は塗装が不要です」と言われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、サイディング塗装に関しては、定期的なメンテナンスを要します。

たとえば、最もシェア率の高い窯業系サイディングはセメントと繊維で作られています。
サイディングそのものは吸水性のある素材です。
それゆえ、塗膜が劣化すると雨が染み込んでしまいます。
金属系サイディングに関しても錆びる素材でできているため、塗装を要します。

塗膜の劣化を放置すれば、雨や湿気が建物内部に影響を及ぼすこともあります。
その結果、雨漏り、カビ・藻の発生、壁内部の腐食につながるでしょう。
劣化が進行するほど、メンテナンスや補修に費用がかかるでしょう。

節約のために外壁塗装をしない方もいらっしゃいます。
しかし、逆に定期的に塗装をした方が、少ない費用で住まいの寿命をのばせます。

 

□サイディング外壁を塗装する時期とは

実際にサイディング外壁はどれくらいの頻度で塗装を行うのが良いでしょうか。
サイディング外壁の塗装時期は「約10年ごと」が目安となっています。

使用されている塗料にもよりますが、耐用年数が異なるため、前回使用した塗料がわかる場合は、参考にすると良いでしょう。

塗料の種類別の塗装時期の目安は以下の通りです。

・アクリル系は5〜7年
・ウレタン系は8〜10年
・シリコン系は10〜15年
・フッ素系は15〜20年

この中で、最も使用されているのは「シリコン系塗料」になります。
サイディング材以外の外壁に使用されることも多いです。
また、全体の約7割のシェアを占めています。

新築や前回の塗装から10年以上過ぎていれば、防水効果が切れてきている可能性が高いため注意しましょう。

 

□サイディング外壁の塗装にかかる費用について

ここでは、サイディング外壁の塗装にかかる費用について詳しく解説します。
サイディング外壁の塗り替えの際には、足場台+施工代(職人さんの手間代)+用いる塗料代+雑費という形で構成されています。

塗り替えの費用は、全体でおおよそ80〜150万円かかるでしょう。
なお、これは外壁のみ塗装した場合の目安になります。

大半の場合、足場代と施工代は同じですが、塗料に関してはどれを用いるかによって費用は大きく変わるでしょう。
塗料には多くの種類があり、それぞれがメリットとデメリットをもっています。

また、同様の塗料や種類でもメーカーによっては耐用年数や費用が異なります。
そして、耐用年数に関しては気候や立地条件、温度で変化するため、把握しておきましょう。

 

□サイディング塗装の流れについて解説します

外壁塗装には一連の流れがあります。
大きく7つに分けられます。
それぞれ解説します。

1番目に、高圧洗浄します。

塗料を外壁にしっかり密着させるために高圧洗浄を行い、付着しているゴミやカビを入念に洗い流します。
この工程の良し悪しがその後の外壁の防水性能に影響するため、正しく行いましょう。

2番目に、養生の設置です。

外壁塗装時に住まいへの塗料の飛び散りを防ぐために、養生を設置しましょう。
住まいには、塗料がついてしまうと不都合な場所が多いです。

3番目に、クラックの補修です。

下処理として壁のひびの補修を行いましょう。
モルタル壁、窯業サイディング壁、それぞれ専用のコーキング剤を用いて、最適な下処理を施しましょう。

4番目に、シールの撤去・シール打ち直しです。

サイディング外壁等劣化したシールを撤去しましょう。
そして、プライマーを塗布後に新たなシールを打ち直します。

5番目に、下塗りです。

外壁材と防水塗料の密着性を高めるために、下地調整剤を下塗りします。
表面に塗る塗料の性能は大事ですが、下地の選定と施工も非常に大切です。

6番目に、サイディングの隙間のコーキングです。

新築施工時であってもサイディングボード間のつなぎ目に隙間がある場合があります。
この隙間をしっかりとコーキングを施すことが大切です。

7番目に、中塗りと上塗りです。

塗膜の耐久性を高めるために重要な工程です。
なお、美彩リフォームでは、中塗りと上塗りは同様の塗料を使用することをおすすめします。

 

□まとめ

今回は、サイディング外壁の塗装の必要性や時期、費用、流れについて解説しました。
塗膜の劣化を防ぐためにも、外壁塗装する必要があります。

最適な時期や、費用、流れを把握して、実際に外壁塗装する際の参考にしていただけたらと思います。
外壁塗装に関してご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

外壁塗装に火災保険は適用できる?条件や流れを解説します!

皆さんは、外壁塗装に火災保険が適用できることをご存知でしょうか。
実際に使用できるのか不安に感じている方も多いですよね。
火災保険を用いるためには、事前に知っておくべき情報があります。

そこで今回は、外壁塗装に火災保険を適用できる条件や種類、流れ、注意点を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

□外壁塗装に火災保険が適用できる条件とは

 

*災害によって外壁や屋根の破損した場合

原因が、火災あるいは自然災害であれば火災保険の補償を受けられます。
この場合の災害とは、風災、豪雨、雪害などが当てはまります。
また、水害、窃盗、騒擾はプラン次第では、補償の対象外となるため、注意してください。
水害に関しては水害補償に加入しているのは火災保険加入者の18%程度で、加入していない方が多い現状でしょう。

また、地震による火災、破損も火災保険の補償対象になります。
地震のリスクをカバーしたい方は、地震保険に加入することが大切です。

 

*損害の補修費用が火災保険の免責金額を超えた場合

火災保険には免責金額という「この金額以下の補修は自己負担で直しましょう」という基準金額があります。
保険のパンフレットなどに、自己負担額と記載されているものです。
免責金額を下回った補修工事では、火災保険は適用されません。
保険内容によりますが、一般的に火災保険の免責金額は20万円程度で設定されています。

 

*被災から3年以内に申請を行う場合

被災後3年以内の補修工事に関しては、火災保険は適用可能です。
「4年前の台風が原因で外壁塗装を要する」という場合は適用できないため、把握しておきましょう。

また、自費で工事が完了済みでも、3年以内なら工事の請求書をもとに保険金を申請できます。

 

□火災保険の種類について解説します

火災保険を申請するために、加入している種類と契約内容を把握することが大切です。
戸建て住宅向けの火災保険は、「住宅火災保険」、「住宅総合保険」、「新タイプの保険」の3種類に大別されます。

なお、新タイプの保険は従来住宅総合保険より補償の範囲を拡大したり、実際の損害額が補償されたりするものです。

火災保険は、各々の住まいで異なります。
ご自宅にかけた火災保険の「保険証券」や、加入している損害保険会社にお問い合わせして保険の種類と内容を確認することが大切でしょう。

 

□火災保険申請の流れとは

ここでは、火災保険申請の具体的な6つの手順について解説します。
まず、一連の流れを下記に示します。

1.損害保険会社に連絡し必要書類を聞く

2.被害を受けた場所記録や、被害箇所の写真撮影

3.申請書を記入して保険会社に提出

4.保険会社が派遣する損害鑑定人による現地調査

5.保険適用対象かの審査

6.申請内容の承認後、保険金の支払い

以上の流れを把握しておきましょう。

また、保険会社に申請後、保険金が支払われるまでは基本的には30日以内になります。
これは、「保険法」という法律で定められています。
保険会社は「請求手続き完了日から30日以内に支払われるのが原則」となっています。

早ければ、1週間以内に振り込まれる場合もあります。
ただし、現地調査や請求内容の確認に時間がかかる場合は30日を超えるケースもあります。
また、台風後などは保険申請が集中して、請求内容の確認に時間がかかるでしょう。
その結果、支払いに遅延が生じることもあります。

 

□外壁塗装における火災保険適用の注意点とは

1つ目は、被害状況の写真がないと火災保険が支払われない可能性があることです。

外壁塗装で火災保険を申請する際には、災害による被害状況をそのまま写真に残しておく必要があります。
自ら補修した後だと、被害状況の程度を確認できません。
それゆえ、火災保険がおりない可能性があるため、注意してください。

2つ目は、火災保険の申請手続きは被保険者本人が行う必要があることです。

火災保険の申請代行を申し出る業者には注意しましょう。
火災保険の申請代行は契約違反になります。
申請自体は、被保険者がする決まりがあるからです。

ただし、申請時にわからない点もあるはずです。
申請のサポート自体は問題ないため、疑問点解消のために聞くことは大切です。
また、保険金をだまし取ろうとする業者もいるため、信頼できるかどうか入念に見極めましょう。

3つ目は、鑑定人に審査に通らなければ保険金が支給されないことです。

保険鑑定人が自宅状況を見て、申請内容と相違がないか確認します。
虚偽の申請では、保険鑑定人の審査に引っかかり、不受理となるでしょう。

4つ目は、申請が受理されても満額が支払われるとは限らないことです。

鑑定人の調査次第では、保険金が満額おりない場合もあります。
もっともらう予定で工事契約したため、工事代金が支払えないという状況にならないようにしましょう。

 

□まとめ

今回は、外壁塗装に火災保険を適用できる条件や種類、流れ、注意点を解説しました。
適用条件としては、災害に遭ってから3年以内に申請することが大切です。

その際には、解説した種類や流れ注意点を参考にしてみてください。
外壁塗装に関してご質問や疑問点がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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