外壁塗装の色選びで起こりがちな失敗をご紹介!

外壁塗装でお悩みの方は多いと思います。
今回は外壁塗装の色で失敗する例と、色で失敗しないためのポイント、不満を感じた人と満足した人の実際の声について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

 

□外壁塗装の色で失敗する例とは?

1つ目は、イメージと違うことです。
これは一番よくある失敗です。
通販などで物を購入した際に、画像と実物が少し自分のイメージと違うことがありますよね。
外壁塗装でも、これと同じことが起こります。

もし、イメージの違う外壁塗装の場合、そのまま数十年も過ごす可能性があります。
特に、白色は多くの種類の白があります。

2つ目は、汚れが目立つ色です。
予想以上に目立つ色を選択してしまうことがあり、イメージ違いの次に多い失敗です。
例えば、白色は自動車の排気やほこり、環境的要因により汚れが目立ちやすくなる色になります。

3つ目は、街並みとの調和が合わないことです。
カタログなどで選んでいるため、自宅周りの家との調和を考慮せずに家の色や形を選んでしまうことが多いでしょう。
例えば、他の家よりも目立ちすぎて逆に悪目立ちしていることです。

4つ目は、玄関ドアや屋根と家の色の相性が合わないことです。
玄関と屋根は一番見られる場所になります。
もし、色が合っていないと悪目立ちしてしまいます。

壁の色のことばかりを気にしてしまうと、全体の色のバランスが悪くなってしまいます。

 

□色で失敗しないためのポイントとは?

1つ目は、面積効果に注意することです。
想像した色とは異なるという失敗が一番多いでしょう。
その失敗理由の一つが面積効果です。

面積効果とは、大きい面積で見た場合と小さい面積で見た場合とで、同じ色でも見え方が変わることです。
例えば、小さい画像の方が大きい画像にした時よりも濃い色に見えたりします。

この現象と同じことが外壁塗装の色選びの際に起こってしまっています。
そのため、明るい色は面積が広くなると明るく鮮やかに見えて、暗い色は面積が大きくなると暗くくすんで見えることを念頭に置くことが重要です。

また、事前にイメージと異なることも考えて置きましょう。

2つ目は、壁との相性を考慮することです。
外壁の色を決める際には、外壁の塗装のみに集中してしまいがちです。
しかし、サッシやドア、屋根の色との相性も重要になります。

例えば、屋根が和風なのに外壁が洋風では、見た目に違和感が生じてしまいますよね。
部屋の中は和洋が入り混じった部屋でも問題はありませんが、外観が統一されていないと違和感のある家になってしまいます。
外観は色ばかりを意識するのではなく、統一感を意識することで理想の美しい家が出来上がります。

3つ目は、色の見本やシミュレーションのようにならないことを事前に把握しておくことです。
色を選ぶ際は、サンプルカタログから選びます。
そして、ソフトなどを使用し、シミュレーションしてイメージを沸かせます。

しかし、ディスプレイの明るさの設定により見え方は異なります。
そこで、色見本を蛍光灯ではなく太陽光に当てることで、実際の外壁と同じような見え方になります。
また、実際に外壁に当ててみるのもよいでしょう。

 

□不満を感じた人・満足した人の実際の声をご紹介

まず、満足に繋がった人の声を紹介します。
一番多い満足の声は、最初に選んだ色のイメージ通りになっていることです。
このような声が満足度の70%近くを占めています。
このように外壁塗装の色は、依頼主の満足度に直結する可能性が高いでしょう。

その次に多いのは、業者スタッフの方が一緒に色選びをしてくれたという声です。
外壁塗装の色で迷っている方は多いため、親切な対応は依頼主からしても嬉しいことですよね。
プロの親切心が依頼主の満足に繋がります。

また、他にも家族が塗られた外壁の色を見て喜んでくれたから、色選びにしっかり時間を掛けて決められたから、希望の色になるまで何度も試し塗りをしたから、という理由の満足の声があります。

イメージ通りになっている、業者さんが一緒になって色選びをしてくれる、といったポイントが優良業者の証になります。

次に、不満を感じた方の意見を紹介します。
こちらも色関係の不満が多く、イメージと違ったという声が一番多いようです。
また、色が暗い、色が薄いというように色の濃淡での不満も多いです。

さらには、自分以外の家族が決めたという理由も多く、子供の希望で決めたことや、自分だけの好みではなく家族の好みで決めたことなどが原因で不満に繋がる場合もあります。

このように満足に感じる人、不満に感じる人どちらも共通して色の問題が一番多いでしょう。
イメージのみで色を決めてしまうと、イメージとは違った色味になる可能性が高いため、様々な角度から色を見て決めることで失敗しない色選びができます。

 

□まとめ

今回は外壁塗装の色で失敗する例と、色で失敗しないためのポイントと、不満を感じた人・満足した人の実際の声について紹介しました。
この記事が少しでも役に立つと幸いです。
また、外装塗装でお困りの方はぜひお問い合わせください。

外壁塗装を検討中の方へ!雨樋の塗装は必要かどうか解説します!

外壁塗装をする際に一緒に塗装するかどうか悩むのが雨樋ですよね。
なぜ雨樋に塗装をするのか分からない人は多いでしょう。
そこで今回は、雨樋の基本的な知識や雨樋塗装を依頼するときの注意点についてご紹介いたします。

 

□雨樋の基本的な知識について

そもそも雨樋が何か分からない人がいると思うので説明すると、雨樋とは屋根や外壁に設置されている水の通り道のことです。
雨樋があることによって屋根や外壁の排水の役に立っています。
雨樋の基本的な知識としてまずは、どのような形状の雨樋が用いられているのかをご紹介します。

最も一般的な形状の雨樋は丸型の雨樋です。
丸型の雨樋は古くから多くのお住いで使われており、価格も比較的低くなっています。
都市部に位置しているお住まいの雨樋に多い形は箱型です。
この箱型の雨樋は、雨樋を取り付ける場所と壁が近いケースでよく使われています。
丸型と箱型の他にも、雨樋があまり目につかないように設計された一体型の雨樋や、雪がよく降る地域で多く取り入れられている雪対策の雨樋などがあります。

雨樋の形の次は、雨樋の原料についてご紹介いたします。
最も用いられている原料は塩化ビニール樹脂です。
たくさんの地域で用いられており、価格も比較的低いです。
塩化ビニール樹脂のデメリットとしては、長年使っていると劣化してしなりが無くなってしまい、割れやすくなってしまう点です。

ガルバリウム鋼板という素材で作られている雨樋もよく用いられています。
この素材は、さびにくく軽いという特徴があります。
また、ガルバリウム鋼板は外壁でよく使われている素材でもあるので、手に入れるのは容易です。
金属の雨樋の中では最も用いられている素材ですが、価格は比較的お高めです。
他にも、銅の雨樋や今ではほとんど見かけることはありませんが竹の雨樋なども存在します。

 

□外壁塗装の際に雨樋にも塗装が必要な理由について

雨樋に塗装するのにはしっかりとした理由があります。

理由の1つは耐久性です。
雨樋に塗装を施すことによって雨樋の耐久性を高めます。
ほとんどの雨樋は塩化ビニール樹脂で作られているため、長年使っていると紫外線の影響で割れやすくなります。
塗装は紫外線から雨樋を守ってくれます。

2つ目の理由は見た目です。
何も塗装されていない雨樋の場合、太陽の光で色褪せたり、傷や泥が目立ったりしやすいです。
そのため、見た目が悪くなり、家の外観に悪影響を与えます。
そんなことにならないためにも、塗装をしてキレイなまま保ってあげましょう。

 

□雨樋塗装を依頼するときに注意すべきことについて

雨樋の塗装は、おそらく塗装会社等に依頼すると思います。
その際に注意するべきことが4つあるのでそれぞれご紹介いたします。

 

*ケレン作業について

ケレン作業とは塗装を行う場所に付着している余計なものを取り除く作業のことです。
ケレン作業を行うのと行わないのとでは、出来上がりの塗装の完成度にかなり違いが出てきます。
塗装会社に塗装をお願いする際は、ケレン作業について確認するようにしましょう。
また、ケレン作業の確認に加えて、塗装を行う表面の凹凸や傷に対して補修してくれるかも確認すると良いでしょう。

 

*雨樋の内側の塗装について

雨樋の内側の塗装は行わないことが一般的です。
理由としては、内側の塗装が劣化によって剥がれ、水の通り道を邪魔する可能性があるからです。
また、内側の塗装の凹凸が水の流れを悪くさせるかもしれません。
しかし、塗装会社によってはあえて内側を塗装する場合もあります。
その際には、どうして雨樋の内側を塗装するのか、塗装しても大丈夫なのかを確認するようにしましょう。

 

*塗装の回数について

雨樋の塗装も外壁の塗装と同じで下地から塗装まで何回か塗り重ねることで、耐久性が高くなります。
雨樋の塗装の目的には見た目を良くするという目的もありますが、耐久性が低いとすぐに見た目が悪くなってしまいます。
塗装会社によっては、お客様の金銭的負担を減らすという気遣いから雨樋の塗装回数を少なくしている会社もあります。
しかし、耐久性が低いとすぐに劣化してしまい塗り直しが必要となり、追加でお金が必要になってしまいます。
そのため、雨樋の塗装する回数について塗装会社の方に確認するようにしましょう。

 

*塗装をするか交換をするかの判断について

雨樋の塗装は、雨樋本体の状態がまだ使えることが大前提です。
雨樋がそもそも劣化してしまっている状態では、いくら塗装したところで破損しやすかったり、機能が下がったりしているという事実は変わりません。
そのため、雨樋が本来の機能を十分に果たせていない場合は、塗装ではなく交換するようにしましょう。
場合によっては一部分だけの交換で済むこともあるので、雨樋の劣化を感じている方は一度塗装会社の方に確認してもらった方が良いでしょう。

 

□まとめ

今回は、雨樋の基本的な知識や雨樋塗装を依頼するときの注意点についてご紹介いたしました。
雨樋は塗装を行うことで耐久性が上がり見た目も良くなるので、行うことをおすすめいたします。
塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

冬場に外壁塗装はできる?メリットとデメリットや注意点について解説します!

外壁塗装は季節によって塗装のしやすさや必要な期間が変わってきます。
条件の厳しい冬場に外壁塗装を依頼しても大丈夫なのかどうか悩んでしまう人は多いです。
そこで今回は、冬場の外壁塗装は可能なのかや、冬場に行う際の注意点などについてご紹介いたします。

 

□冬場に外壁塗装ができるのか?

結論から申し上げますと冬場に外壁塗装は行えます。
時々、外壁塗装は冬場にできないと考えている人がいるのですがそんなことは無いので安心してください。

しかし、状況によっては外壁塗装ができない場合があります。
まず、雪が積もっている場合には外壁塗装が出来ません。
その理由は、雪が原因で外壁が湿ってしまうからです。
外壁が湿った状態で塗装をしても密着しにくいので、雪が降らない時期を考えて塗装をお願いするのが良いでしょう。

外壁を塗装する際は下塗りをした後に上塗りを行います。
この下塗りには外壁と上塗り塗料をつなぐ接着剤のような役割があります。
しかし、外壁が湿っている状態で下塗り塗料を塗っても上手く密着しないので、結果的に上塗り塗料と外壁がくっつきません。

また、外壁に結露ができてしまっている場合も外壁塗装が出来ません。
結露は室内と屋外との気温差が大きい時にできやすいです。
家の窓ガラスや車のフロントガラスが曇る現象と同じ原理です。
結露も外壁が湿ってしまうので塗装が出来ないです。

結露ではなく外壁に霜が降りている場合も同様に外壁塗装が出来ないです。
霜とは結露によって発生した水滴が凍ったものです。
結露はいつの時期でも起こりうる可能性がありますが、霜は気温が5℃より低い時に発生します。

他にも国土交通省や日本建築学会などで定められているルールとして、外壁塗装は気温が5℃以下で湿度が85%以上のときは行えないというものがあります。

 

□冬場の外壁塗装のメリットとデメリットについて

ここまで見ると、結露もできやすいし雪も降りやすい冬場は外壁塗装に向いていない時期だと感じたと思います。
しかしながら、冬場ならではの外壁塗装におけるメリットもあります。

 

*冬場に外壁塗装をするメリットについて

雨の降りやすさは地域によって違いはありますが、冬場は他の季節と比べて雨が降りにくく晴れの日が多いです。
そのため雨の多い梅雨の時期や台風の多い時期に比べて外壁塗装のスケジュールを組みやすいです。
また、外壁工事の期間中は家の窓を閉めておかなくてはいけません。
夏場に家の窓を閉めたままというのは困ってしまいますが、冬場の場合はそれほど問題にはならないでしょう。
スケジュールを組みやすいと言っても、東北や北海道などの地域や山に囲まれた地域は雪が降りやすく、雪が溶けるまで外壁塗装が行えない可能性があります。

また、冬場は湿度が低いというメリットもあります。
湿度が85%より高い場合には塗装を行えません。
そのため、湿度が高くなりやすい6月や7月は塗装を行える日が限られます。
それに対して、冬場は空気が乾燥しているので、塗装の乾きが速くスムーズに外壁塗装を行えます。

 

*冬場に外壁塗装をするデメリットについて

冬場に外壁塗装をするデメリットは前に述べた、結露や霜ができやすいというデメリットの他に日没が早いということが挙げられます。
冬場はほとんどの地域が17時になれば日が沈み暗くなってしまいます。
暗い状態で塗装を行ってしまうと、塗り残しや塗りムラができやすいです。
塗り残しや塗りムラがあると外壁が劣化しやすかったり、塗料が剥がれやすかったりなどの施工不良に繋がります。

 

□冬場の外壁塗装の注意点について

冬場の外壁塗装は注意しなくてはいけないポイントがいくつかあるのでご紹介いたします。
まずは、外壁塗装の期間は余裕を持たせるということです。
一般的に外壁塗装が完了するまでは12日ほどかかります。
冬場は日が沈む時間が早いので外壁塗装の期間は数日長くなります。
また、冬場は気温が低いので塗料の伸びが悪くなり、必然的に厚く塗ることになってしまいます。
厚く塗ると、それだけ乾くのが遅くなるので、外壁塗装が完了するまでの日数が延びる要因になります。

冬場は天気と気温にも注意しましょう。
上でも説明したのですが、雪が降ったり結露が出来てしまうと塗装は行えません。
気温が低いと結露が出来やすく、水滴が外壁に付いてしまいます。
雨や雪が降ってきたら塗装を中断しないといけないですし、雪は次の日にも残ってしまいます。

他にも注意するポイントとして塗装開始時間が挙げられます。
外壁塗装は一般的に朝の8時から17時まで行われることが多いです。
これは、近隣の方への迷惑回避と塗装を行う方の残業時間削減の観点から決められています。
しかし、冬場は夜露のせいで昼からしか作業が出来ない場合があります。

夜露とは、日が沈んで気温が低くなったときに発生する露のことです。
夜露が発生してしまうと、外壁が乾くまで待たなくてはいけません。
冬場の塗装開始時間は夜露が発生しているかどうかで大きく変わってきます。
もし外壁が湿っている状態で塗装をしてしまうと塗料の密着が十分ではなく剥がれやすい塗装になってしまいます。

 

□まとめ

今回は、冬場の外壁塗装は可能なのかや、冬場に行う際の注意点などについてご紹介いたしました。
冬場の外壁塗装はそれなりに不都合もあるので、さまざまなことを考慮した上で外壁塗装をいつ依頼するかを決めましょう。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

外壁塗装を検討中の方に向けて外壁タイルのメンテナンスについて解説します!

外壁塗装について考えている方の中には外壁のタイルを塗装する必要があるのかどうか分からない人もいるでしょう。
ある程度の知識が無いと外壁のタイルを塗装するべきかどうかの判断が出来ないです。
そのため今回は、外壁タイルのメンテナンスの必要性や塗装の注意点などについてご紹介いたします。

 

□外壁タイルでもメンテナンスは必要?

タイルの外壁はメンテナンスする必要が無いという話をどこかで聞いたことがあるかもしれません。
確かに、タイルは非常に耐久性が高いので長年経ってもほとんど劣化しないです。
しかし、タイルを支える役割を担っている下地や目地は10年ほどしか寿命がないので、10年を目安にメンテナンスをしてあげる必要があります。

目地という言葉を初めて聞いた人もいると思うので少し説明いたします。
目地とは建築物や土木建築物において少し間隔を空けた部材と部材のつなぎ目のことを指します。
壁や床のタイルでも、すき間なくタイルが並んでいるわけではなく、タイルとタイルの間は少し間が空いているのが想像できるでしょう。

下地や目地は外からはあまり見えないので劣化しているかどうかが分かりにくいです。
下地や目地が劣化してしまうとタイルを支えられなくなり、タイルが落下してしまうかもしれません。
実際に劣化した下地や目地が原因でタイルが落下し死亡事故になってしまったケースも存在するので、気を付けるようにしましょう。
何かあってからでは遅いので、見た目では劣化しているように見えなくても10年以上経過している外壁タイルは一度リフォーム会社等に点検してもらうのが良いでしょう。

 

□外壁塗装でタイルを塗装するメリットとは?

外壁タイルの塗装をすることによって得られるメリットが、主に2つあるのでそれぞれについてご紹介いたします。

1つ目のメリットは見た目がキレイになるという点です。
上でタイル自体は耐久性が非常に高く劣化しにくいという話をしたのですが、年月が経つとどうしても色褪せしてしまったり傷が目立ってしまったりすることがあります。
その場合に、塗装をしてあげることによって光沢を取り戻し、家の外観全体の印象が良くなります。
外壁のタイルが色褪せたり傷ついてしまっていると、見た目が悪くなってしまいます。
見た目が悪いと家の外観全体に悪影響を及ぼしてしまいます。
家の見た目を常にキレイに保ちたいという人は定期的に塗装すると良いでしょう。

2つ目のメリットは塗料がタイルそのものや目地を保護してくれるという点です。
目地はタイルと比べて耐久性が低いですが、塗装によって目地の劣化を防止してくれます。
そのため、結果的にメンテナンスの回数が少なくて済みます。
既に劣化している目地を保護しても意味が無いので、年月が経過して劣化してしまっている場合は、目地自体を新しくしないといけないです。
そのため、目地を交換したタイミングで保護のための塗装をする場合がほとんどです。

 

□タイル塗装の注意点について

タイル塗装を行う際に注意しなければならないことがいくつか存在します。
今回はその中でも3つの注意点をご紹介いたします。

 

*タイル用の塗料を使用する

塗料はその種類によって、適用下地というものが決まっています。
その適用下地が塗るタイルに対応していないとうまく塗装できない場合があります。
タイルの中でも磁器タイルや陶器タイルなどの種類に分かれているので、塗装を行おうとしているタイルが何の種類なのか確認することはかなり大切です。
大丈夫だと思いますが、塗装会社にタイルの塗装を依頼する際にも、念のためどんな塗料を使うのか説明してもらった方が良いでしょう。

 

*色付け塗料は使わない

外壁タイルを塗装する際には、色が付いている塗料ではなく、色が付いておらず透明のクリアー塗料を使うようにしましょう。
もともとの色とは異なった色に変更したいという方も時々いますが、色が付いている塗料は塗らない方が良いです。
その理由は、色付け塗料を塗った場合、塗料の剥がれやタイルの色褪せが発生した際に目立ってしまうためです。
特に塗料が剥がれた際は、その部分だけ前のタイルの色になってしまい非常に目立ってしまいます。
見た目が悪くなりまた塗装をしないといけなくなるくらいなら、塗料の剥がれやタイルの色褪せが目立ちにくいクリアー塗料にしておくことをおすすめいたします。
これに関しては塗装会社の人に依頼する際に外壁の色を別の色にしたいと言わない限り、色付け塗料を使われることないので大丈夫でしょう。

 

*DIYはしない

塗装の経験のない素人が塗装をしようとすると、塗料選びや作業方法などを間違ってしまい、仕上がりが悪くなってしまう場合が多いです。
塗装を行う箇所は室内の壁や雨樋など、たくさんありますが、その中でもタイルは塗装を行うのが難しい箇所と言われています。
DIYの方がタイル塗装にかかる費用を抑えられますが、失敗してしまうと塗り直しが必要となりかえって費用がかかってしまうことになります。
少し費用がかかるとしても確実にタイル塗装を成功させてくれるプロの方に任せましょう。
もしDIYとして塗装にチャレンジしてみたいという人は、タイルのように凹凸のあるような場所ではなく、平坦な壁などから始めてみるのが良いでしょう。
そして、油性塗料は素人が扱うのは危険なので水性塗料を使うようにしましょう。

 

□まとめ

今回は、外壁タイルのメンテナンスの必要性や塗装の注意点などについてご紹介いたしました。
外壁タイルのメンテナンスを行うタイミングや、外壁タイルに関する知識を持っておくことで塗装会社に依頼する際に役に立ちます。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

外壁塗装において油性塗料の特徴について解説します!

外壁塗装を油性塗料と水性塗料のどちらでするかで仕上がりにも影響してくる場合があります。
しかし、油性塗料と水性塗料の違いを知らない人がほとんどでしょう。
そこで今回は、油性塗料と水性塗料の違いやメリット、デメリットについてご紹介いたします。

 

□外壁塗装における水性塗料と油性塗料の違いについて

塗料は基本的に人工樹脂と色付けのための顔料、機能を付けるための添加物の3つを混ぜて作ります。
しかし、3つを混ぜ合わせた状態だと粘度が非常に高いので、このままでは外壁等にうまく塗れません。
そこで通常は粘土を低くするために液体の溶剤で希釈します。
溶剤は塗った後に蒸発してくれるので、乾燥したら塗料のみが残ります。

水性塗料と油性塗料についてですが、希釈を行う溶剤の種類によって分類されています。
水性塗料は水を溶剤として用いており、油性塗料はシンナーを溶剤として用いています。
油性塗料の溶剤として用いられているシンナーは強溶剤と弱溶剤の2種類があります。

強溶剤は乾きやすく密着しやすいという特徴があり、弱溶剤は強溶剤と比較して臭いがきつくなく安全性が高いという特徴があります。
密着のしやすさは水性塗料より油性塗料が優れている場合がほとんどです。
しかし、さまざまな理由によって水性塗料の方が油性塗料より使われています。

水性塗料の方が使われている理由としては、密着のしやすさ以外の特徴で水性塗料の方が良いとされているからです。
水性塗料の特徴をいくつかご紹介いたします。
まず、油性塗料と違いシンナーを用いていないので比較的安全に扱えます。
価格もシンナーを用いていない水性塗料の方が安いです。

また、意外かもしれませんが油性塗料よりも使用期限が長いです。
他にも、独特の臭いがあまりしないという特徴や人体へ有害な物質が少ないという特徴があります。
これらの特徴から水性塗料は学校や公共施設、屋内などでよく使われています。

ここまで見ると水性塗料はメリットだらけのように感じてしまうかもしれませんが、デメリットも存在します。
一番のデメリットは乾燥するまでに時間がかかるという点です。
乾く前に雨が降ってしまうと雨と一緒に流れてしまいます。
また、水性塗料は温度や湿度に影響を受けやすいというデメリットもあります。

 

□油性塗料のメリットについて

油性塗料にも水性塗料と同じくらいメリットが存在します。
そのうちいくつかご紹介いたします。
まず、油性塗料の一番のメリットは耐久性が高いという点です。
塗料にシンナー等に有機溶剤が含まれているため、非常に耐久性の高い塗膜を形成します。
そのため、紫外線からのダメージを受けにくく、色褪せもしにくいです。

耐久性と似ているのですが、油性塗料は耐摩耗性も高いです。
耐摩耗性とは摩擦に対する抵抗力のようなものだと考えてください。
多少摩擦が加わったとしても問題ないです。

また、油性塗料は水性塗料とは逆に雨に強いです。
雨が当たりやすい屋根や外壁でも劣化しにくいです。

上でも説明したのですが、油性塗料は塗料と密着しやすいというメリットがあります。
外壁を塗装する際は下塗りを行った後に塗料を塗るのですが、油性塗料と下塗り塗料の密着性が高いので、剥がれにくいです。

他にも、油性塗料は艶の出やすい塗料でもあります。
艶が出ることによって、新築の家のような輝きを取り戻せます。
耐久性が高いので長い期間、艶を保ってくれます。

 

□油性塗料のデメリットについて

油性塗料は何かと便利な塗料なのですがデメリットも存在します。
まずは、シンナー等の有機溶剤で希釈しているので独特の臭いがあるという点です。
この独特の臭いが好きだという人もいますが、あまり体に良いとは言えません。
また、シンナーは引火性が高いので、注意して管理する必要があります。

油性塗料は有機溶剤が含まれているため、換気の悪い場所で使用してしまうと溶剤中毒を起こしてしまいます。
そのため室内で使用できず、屋外でしか使用できません。

油性塗料には2液型あります。
2液型の塗料は1液型とは異なり、撹拌してから使わないといけません。
そして撹拌すると、6~8時間以内に使い切らないといけなくなります。

油性塗料は水性塗料よりも安全に気を付けて作業しないといけないですし、2液型の撹拌等にもよって時間がかかってしまいます。
特に塗装前の準備や、塗り終わった後の片付けに意外と時間がかかります。
時間や手間がかかる分人件費も高くなります。

塗り終わった後の片付けについて少し触れておきます。
油性塗料は刷毛やローラーといった道具の後片付けが面倒です。
水性塗料の場合は、水洗いをすれば大丈夫なのですが、油性塗料の場合は、シンナーを使って洗浄しないといけないです。
もし、手を抜いて洗浄すると、残った塗料が固まり道具が使い物にならなくなってしまいます。

 

□まとめ

今回は、油性塗料と水性塗料の違いやメリット、デメリットについてご紹介いたしました。
おそらく塗装を依頼する塗装会社の人がケースバイケースで油性塗料と水性塗料を使い分けてくれると思いますが、知っておいて損はないです。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

外壁塗装を検討中の方に向けて!よくある失敗例について解説します!

外壁塗装は、家を守るための大切な施工であり、費用も高いので、失敗することなく行いたいものです。
そのためには、よくある失敗例を知っておくことが大切です。
外壁塗装の失敗例には、どのようなものがあるのでしょうか。
外壁塗装の失敗例を見ながら、失敗しないためのポイントを探りましょう。

 

□外壁塗装のよくある失敗例について

外壁塗装にはどんな失敗例があるのか、早速見てみましょう。

 

*塗装費の予算オーバー

外壁塗装の塗料として人気のある、シリコン樹脂塗料を使って塗装すると、足場設置や養生費用まで含めて、約70万円~90万円程度かかります。
しかし、外壁が標準より大きかったり、外壁の劣化状態がひどかったりする場合は予想以上に費用がかかるケースもあります。
外壁塗装工事費用が、予算オーバーとならないためには、費用が高くなるケースについて、よく知っておく必要があります。
ここでは、塗装費の予算オーバーの原因を3つ解説します。

まず原因の1つ目が、定期点検をしなかったために劣化が進んだことです。
外壁塗装は、塗膜にひび割れができると、雨水が家の中に侵入するようになります。
定期的に外壁を点検して、塗装の劣化を事前に察知することが大切です。
そのためには定期点検が必要になりますが、これを怠ると補修が必要な個所が増えるために、余分な費用がかかることになります。

外壁塗装をするためには、このような補修が必要な個所を、まず修繕しなければなりません。
補修が必要な個所が多くなれば、その分だけ工事費用が高くなってしまいます。
補修箇所の劣化が初期の状態であれば、簡単な補修や小さな部材を交換するだけで済みますが、劣化が進むとそうはいきません。
外壁は、劣化を未然に察知するためにも、5年から10年のうちに点検することをおすすめします。

原因の2つ目が、悪徳業者に施工依頼してしまったことです。
外壁塗装費用が高くなる原因の1つとして、悪徳業者に施工を依頼したために、割高な費用を請求されるというケースがあります。
通常、一般の人は外壁塗装費用の相場を知らず、悪徳業者はそこにつけ込み、いろんな名目で費用を加算して不当に儲けようとします。

たとえば、塗料を相場より割高な値段で売りつけたり、必要のない工事まで行おうとしたりするのが、悪徳業者の典型的な手口です。
また、追加費用が必要な工事を勝手に行って、あとで請求することもあるので十分注意しなければなりません。

原因の3つ目が、中間マージンで費用が高くなることです。
大手のリフォーム会社の場合、自社に外壁塗装などの工事を行うスタッフがいません。
実際の工事は下請け会社に依頼するのが通常のパターンです。

つまり、直接施工会社に依頼するのと違って、1社分余計な中間マージンが必要になります。
それゆえ、工事費用が割高になってしまいます。
これを防ぐには、外壁塗装をすべて自社で行う業者に、依頼する必要があります。

 

*満足できる仕上がりにならない

外壁塗装は、完成するまで仕上がり状態がわかりません。
イメージした色と、実際に仕上がった外壁の色が違うこともあります。
外壁は面積が広いため、外壁の色によって、その家のイメージが決まってしまいます。
それゆえ、カラーイメージを決めるのは非常に重要です。

満足できる仕上がりにならない原因は2つあります。

まず原因の1つ目が、大きなカラーサンプルを使わずに色を決めたことです。
外壁塗装を依頼する前に、業者からカラーサンプルをもらって色を決めますが、サンプルは大きくても数センチ角しかないので、これだけで広い外壁全体の色をイメージするのは困難です。
そのため、イメージする色と実際の色を近づけるためには、できるだけ大きなカラーサンプルを、用意してもらう必要があります。

原因の2つ目が、周囲の色と合わないことです。
外壁の色を決める際は、近隣の家のカラーや周囲の景観を考慮しないと、自分の家だけが周囲から見て、浮いてしまうことがあります。
自分の家の外壁だけが妙に目立ってしまうと、周囲の景観を損ねることにもなるので、十分注意が必要です。

 

□外壁塗装で失敗しないためのポイントについて

外壁塗装で失敗しないためには、以下の点に注意しましょう。

 

*依頼する業者をしっかり調べる

外壁塗装を成功させるか否かは、業者選びでほぼ決まるといっても良いでしょう。
不当に利益を上げようとする業者に依頼すれば、費用が割高になるのは避けられません。
ネットで、業者のホームページや口コミを見れば、どんな業者なのかがわかります。

 

*塗装の基礎知識をつける

外壁塗装を失敗しないためには、優良な業者を選ぶことが大切です。
そのためには、自分も塗装の基礎知識を持つ必要があります。
塗装の知識があれば、業者も素人ではないとわかります。
たとえ悪徳業者であったとしても、いい加減なことはできなくなります。

悪徳業者は、相手が素人だと思うから、やりたい放題にするのです。
こちらが知識を持つことによって、悪徳業者も優良業者に変えることが可能です。

 

□まとめ

外壁塗装を失敗しないためには、過去の失敗例を知っておくことが大切です。
外壁の定期点検を怠ったために、予想以上に劣化が進んで、塗装費用が予算オーバーになることがあります。
また、イメージしていた色と、出来上がった外壁の色が違うこともあるため注意してください。

外壁塗装で仕上がりの色が違う?外壁の色を選ぶ際の注意点とは?

外壁塗装は、塗装の色で家のイメージが決まってしまうので、仕上がりの色は重要です。
しかし、イメージした色と、実際に仕上がった外壁の色が違うこともあります。
その理由の1つに、色見本が実際の仕上がりと違うということがあります。
ここでは、色選びのポイントや、注意点についても解説します。

 

□色見本が実際の仕上がりと異なる理由について

色見本と、実際の外壁塗装の仕上がりの色が違うのは、面積効果によるものです。
面積効果というのは同じ色でも面積が大きくなるほど、彩度と明度がアップして見えることを指します。

つまり、明るい色は面積が大きくなるとさらに明るくなり、暗い色はさらに暗くなるということです。
この面積効果のために、小さい色見本で見た色が、大きな面積になると派手な色になってしまうのです。
色には面積効果があることを知っておかないと、実際に仕上がってから、「こんなに派手な色とは思わなかった」「ずいぶん濃いな」ということになりかねません。

また、色見本の色は、室内で見るのと室外で見るのとでは、イメージが変わります。
室内の蛍光灯の下で見ると、白い色が青みがかって見える傾向があり、室外の太陽光の下で見る色とは違います。

しかも、室外でも日なたと日陰では違って見えたり、快晴か曇りかでも少し違って見えてしまいます。
このように、面積効果以外にも色が変わって見える場合があるので、色見本を見るなら、晴れた日に屋外で見ることをおすすめします。
外壁は太陽光の下で見るものですから、その色見本も同じように太陽の下で見ないと、違って見えてしまうのは当然のことかもしれません。

 

□色選びのポイントについて

外壁塗装を失敗しないために、色選びのポイントをご紹介します。
外壁塗装は、10年に1度くらいしか行わないので、色選びに失敗すると10年もの長い間、気に入らない外壁の家に住むことになります。
まず、外壁の色を選ぶ前に、近隣の家の写真を撮り、自分の家を近隣と調和させるのか目立たせるのか決めましょう。
目立たせる場合は、周囲との調和を乱すなどの理由で近隣の反発も予想されるので十分考慮する必要があります。

さらに、家族と一緒にどんな色にするか、話し合うことも大切です。
家は家族みんなで住むのですから、家族全員の意見を聞いたうえで色を決めることが大切です。
外壁の色が決まったら、その色をできるだけ大きなサイズで見て、本当にその色でいいか最終判断をしましょう。

色を判断する場合は、太陽光の下で朝昼夜に、それぞれ色を確認して問題ないかチェックします。
その上で、選んだ色を試し塗りしてみることが大切です。

 

□色選びの注意点について

色を選ぶ際の注意点について解説します。

 

*大きな色見本を使う

前述しましたように、色には面積効果があります。
そのため、できるだけ大きな色見本を見て色を決めないと、実際に仕上がった外壁は、思った通りの色になりません。
外壁に塗る塗料を選ぶ際は、塗料ごとに用意された色見本を見て決めますが、面積効果を考慮して選ぶのが、色選びを成功させるコツとなります。

 

*ツヤ感

外壁の色は、ツヤ感も大切です。
ツヤ感には、ツヤありとツヤ消しがありますが、どちらにするかで外壁の印象が大きく変わります。
ツヤありは派手で明るい印象になり、ツヤ消しはシックで落ち着いた印象になります。
ツヤありとツヤなしは、どちらが優れているというのではなく、選ぶ人の好みの問題と言えるでしょう。

ただし、好みの問題だから、どちらでも好きに選んでいいかというと、場合によってはそうはいかないこともあります。
外壁の色を決めるには、周囲の景観を考慮しなければならない場合もあるからです。
たとえば、周囲の家がすべてツヤ消しなのに、1軒だけツヤありで派手な外観になると、浮いてしまうので注意しなければなりません。

 

*カラーシミュレーションの盲点

外壁の色を決めるのに、カラーシミュレーションが可能なソフトを使う方法があります。
このソフトは、自分の家に好きな色を着せて試せるものです。
コンピュータ上でソフトを起動させれば、いろんな色のパターンを試せるので、色選びのツールとして非常に有効です。
ただし、このソフトを使う場合には、注意すべき点があります。

このソフトを使って色を見るには、パソコン画面やプリンターを使うことになります。
しかし、パソコン画面は設定によって少し色味が変わり、プリンターで印刷する場合は、紙質によっても色が変わります。
そのため、カラーシミュレーションだけで、色を判断するのはリスクがあるため、あくまでも補助的なツールとして使うようにしましょう。

 

□まとめ

外壁塗装は、仕上がりの色が重要になりますが、イメージした色と違う場合がよくあります。
それは、小さな色見本で色を見たために、面積効果によって外壁との色の差が出るからです。
外壁の色をイメージどおりにするには、なるべく大きな色見本を使うことが大切です。
外壁の色を選ぶ際は、家族の意見を尊重しましょう。

外壁塗装で液だれする原因とは?対処法について解説します!

家が古くなると、外壁塗装を定期的に行う必要があります。
外壁塗装では、液だれがするとしばしば言われますが、液だれはどうして起こるのでしょうか。
ここでは液だれが起きた際の対処法について解説し、液だれを防ぐための注意点を紹介します。

 

□液だれが起こる原因について

液だれとは、外壁塗装の際に、塗った塗料が下に垂れることを指します。
液だれしたまま固まると、見た目が悪くなるので、外壁塗装の不具合の1つとされています。
液だれが起こる原因はいくつかあります。

 

*希釈剤の入れすぎ

外壁塗装に使う塗料は、希釈剤で薄めて使っています。
どの程度薄めるかは、塗料ごとに希釈量が決まっていますが、職人の判断や天候などによって、稀釈量が変わる場合もあります。ベテランの職人なら安心なのですが、未熟な職人だと稀釈量を間違えることがあるので、液だれにつながるケースもあります。

稀釈剤を入れすぎると、塗料の粘度が下がるので、塗料が垂れてしまうのです。
業者としては、塗料を薄めればコストが安くなるので、できるだけ薄めて使いたいところですが、薄めすぎると液だれを起こす原因になります。

 

*塗料の厚塗り

塗料を厚く塗りすぎると、液だれの原因になります。
未熟な職人が塗装したために、厚塗りになる場合もありますが、中には故意に厚塗りにするケースもあるようです。
厚塗りすると塗装回数を減らせるので、早く外壁塗装を仕上げられるからです。

 

*天候の影響

液だれは、塗装する日の天候によっても起こることがあります。
雨や雪が降っていたり、風が強い日は、液だれが起こりやすくなります。
また、気温が5℃以下の日や、湿度85パーセント以上の日も、液だれしやすいので注意が必要です。

 

□液だれが起きた際の対処法について

液だれは見た目も悪く、外壁の劣化にもつながりかねないので、そのまま放置するわけにはいきません。
多くの場合、液だれは業者に責任があるので、塗り直すように伝えれば、ほとんどの場合応じてくれます。
しかし、液だれの状態を見ても、「問題ない範囲」として、塗り直しに応じてくれない業者もいるかもしれません。
いわゆる「悪徳業者」の場合は、問題ないと言って逃げようとする可能性があります。

この場合は、別の業者に依頼して現場を見てもらい、対処してもらうようにしましょう。
また、ずさんな工事をする業者もいるので、注意が必要です。
前述しましたように、雨や雪の日は塗装するのに向いていませんが、天候にかまわず塗装しようとするような業者は、警戒したほうがいいでしょう。
明らかに、塗装不良になる天候状態で作業を行おうとするなら、塗装実績が少ないか悪徳業者の可能性があります。

 

□液だれを防ぐための注意点について

液だれを起こす原因は、いくつかあります。
ぜひチェックしてみてください。

 

*塗料の稀釈剤の量は適切か

塗料を薄める稀釈剤が多いと、塗料がゆるくなって液だれしやすくなります。
塗料はコストがかかるので、薄めて使おうとする業者が、いないとは限らないので注意が必要です。
そのため、液だれを防ぐためには適切な稀釈を行っているか、確認することが大切です。

といっても、職人が稀釈している現場を素人が見たところで、適切かどうかわかるものではありません。
しかし、「施工主に見られている」と思えば、業者もいい加減なことはできないので、ある程度防止策として有効でしょう。

 

*塗装回数を確認する

液だれの原因の1つとして厚塗りがありますが、なぜ厚塗りするのかというと、そのほうが塗る回数を減らせるからです。
塗装は乾燥させる時間まで入れると、かなりの手間がかかるため、中には厚塗りして、塗装の回数を減らそうとする業者がいるかもしれません。
そこで、さりげなく塗装回数を聞くことによって、厚塗りを抑止する効果が見込めるでしょう。
外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本なので、2回しか塗らない業者は、厚塗りをしている可能性があります。

 

*どんな職人が塗装するのか確認する

液だれは、未熟な職人が塗装する場合にも起こります。
そこで、液だれを防ぐには、事前にどんな職人が塗装するのか、知っておくことも大切です。
担当する職人の実績や技術、塗装歴などをさりげなく聞きだすことができれば、ある程度の判断がつきます。

外壁塗装は、雨風などから家を守るための大切な塗装なので、液だれするような業者に施工を依頼すると、雨水が浸入して、家そのものが劣化してしまうおそれがあります。
そのため、「たかが液だれ」とは思わず、しっかりチェックすることが大切です。

 

□まとめ

外壁塗装で液だれを起こすと、家そのものを劣化させるおそれがあります。
液だれを起こすのは、希釈剤の使い過ぎや塗装の厚塗りなどが原因です。
どちらも、職人が未熟なために起こる場合もありますが、中には故意に塗料を薄めたり、厚塗りする業者もいるので注意が必要です。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

外壁塗装における足場の重要性とは?費用相場も解説します!

外壁を定期的に塗装するのは家を雨漏りなどから守り、家の老朽化を抑えるために必要です。
外壁塗装は大掛かりな工事で、家の周囲に足場を組んで作業します。
ところで、なぜ外壁塗装には足場が必要なのでしょうか。
今回は外壁塗装の足場の相場費用、外壁塗装における足場工事でのトラブルや隣人トラブルについて解説します。

 

□外壁塗装に足場が必要な理由について

外壁塗装に、足場が必要な理由を解説しましょう。

 

*安全管理のために必要

足場は、外壁や屋根の上など、高所で作業する職人の安全を確保するために必要です。
もしも工事中に、転落事故が起きてしまうと一大事なので、足場を組むことは非常に重要です。
また、労働安全衛生法でも、2メートルを超える高さで作業する場合は、足場を組んで安全をはかることが、義務付けられています。

 

*施工レベルを保つのに必要

外壁塗装をする場合は、しっかりした足場を組んで行わないと、きれいに塗ることができません。
そこで、一定の施工レベルを保つためにも、足場が必要となります。

 

*近隣への配慮のために必要

足場を組めば、その上から飛散防止ネットを張ることが可能です。
飛散防止ネットを張ることによって塗料の飛沫が近隣に、被害を及ぼすおそれがなくなります。

 

□外壁塗装用足場の相場費用について

足場の組み立て・解体・運搬にかかる費用は、1平方メートルあたり600~1000円程度です。
足場の費用は、ここ数年でかなり安くなっています。
それゆえ、外壁塗装などの足場が必要な作業は、以前に比べてずっとやりやすくなりました。
足場にかかるおおよその費用を知るには、まず以下の計算式で、足場に必要な面積を求めましょう。

足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m)

家の高さは、1階建ての場合は3.5m、2階建てで6m、3階建てなら8.5m程度が目安となります。

足場架面積を割り出したら、以下の計算式で、足場にかかる費用を計算することができます。

足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,000円)

一般的に、30坪の家の外壁塗装に必要な足場を組むと、足場の費用は約15万円くらい必要になります。
ちなみに、足場を組むには専門的な技術が必要です。
施工業者によっては、自社で足場を組める職人がいないというケースもあります。
この場合は、足場を組む専門業者に外注に出すことになるため、施工主は外注分の費用も負担することになります。

 

□外壁塗装における足場工事のトラブルについて

外壁塗装の際の足場工事には、どんなトラブルが予想されるのでしょうか。
足場工事そのもののトラブル以外にも、足場工事が原因で、隣人トラブルが起こることもあるようです。
ここでは4つのトラブルを解説します。

まず1つ目は、隣の人が足場を組むためのスペースを貸してくれないことです。
家によっては、足場を組むための十分なスペースがない場合もあります。
この場合は、隣の敷地に足場を組ませてもらうしかありません。
民法第209条では「隣地使用権」が定められていて、足場を組む必要があれば、貸してもらえることになっています。

しかし、隣人が親切な人ならいいのですが、中には敷地を貸すことを拒否する人もいるようです。
法律で認められているといっても、隣人に拒否されてはどうしうようもありません。

2つ目は、足場が家を傷つけることです。
足場を組んだり解体する際に、誤って家を傷つけてしまうことがあります。
もちろん、傷つけた業者が弁償することになりますが、場合によっては前からあった傷なのか、新たについた傷なのかハッキリしないこともあるでしょう。
そのため、足場を組む前に家の写真を撮っておけば、新たについた傷かどうかわかります。

3つ目は、防犯上のリスクがあることです。
足場を組むと、防犯上の問題も出てきます。
足場があれば、誰でも簡単に2階の窓までたどり着けるので、不審者が侵入しやすくなります。
特に夜間は危険ですし、昼間でも見通しの悪い家の裏側などから、侵入されるおそれがあります。

足場には、塗料の飛散防止のために、ネットを張ることが多いのですが、このネットが隠れ蓑になって、中に不審者がいても、わかりにくくなるという問題もあるようです。
足場を組んだら、解体するまでの間、普段以上に家の戸締りを厳重にしましょう。
また、足場の入り口に鍵をかけることも大切です。

4つ目は、プライバシー上の問題があることです。
足場を組むと、塗装職人は足場の上を、縦横無尽に動きまわります。
そのため、プライバシー上の問題が起きやすくなります。

別に職人が家の中を覗いているわけではなくても、覗かれているような気がして、ストレスを感じることもあるでしょう。
また、足場を組むことによって、隣の家の中を覗くことも可能になるため、隣人から苦情がくるおそれもあります。

 

□まとめ

外壁塗装をする際は、家の周囲に足場を組まなければなりません。
足場は安全管理や、施工レベルを一定に保つために必要です。
外壁塗装のために足場を組むと、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。
足場工事そのもののトラブルもあれば、隣人との間でトラブルが起こるおそれもあるので、注意が必要です。

外壁塗装をお考えの方必見!ラジカル塗料のメリットとデメリットについて解説します!

「ラジカル塗料を勧められたけれど、どういった塗料なのかわからない」
という方は非常に多くいらっしゃるでしょう。
ラジカル塗料は、外壁塗料の中で今非常に注目されている塗料の1つです。

今回は、ラジカル塗料のメリットとデメリットについて詳しくご紹介いたします。

 

□ラジカル塗料とは何か

ラジカル塗料とは、ラジカルと言われる劣化因子の発生を抑えられる効果を持ち、塗装によって建物の劣化を長期間防げる塗料です。
日本で2015年に発売された新しい塗料であり、従来の塗料に比べ、非常に優れた性能があります。

今までの塗料は、シリコン、ウレタン、フッ素、アクリルのように、主な成分である樹脂により分類されていました。

しかしながら、上記でも述べた通り、ラジカルは主成分から名付けられた名前ではありません。
ラジカル塗料の主成分は、アクリル樹脂またはシリコン樹脂系の塗料がベースです。

そのため、今までの塗料に新たな成分を加えられたものがラジカル塗料になるということです。

ラジカル塗料に含まれる新たな成分とは、光安定剤と高耐候酸化チタンという2種類の成分のことです。
これらが、ラジカルの原因である成分の酸化チタンとラジカルの発生後の発散を抑える役割を果たしています。

この2種類の成分によって高い性能を発揮するラジカル塗料が生まれました。

 

□ラジカル塗料のデメリットについて

ラジカル塗料のデメリットは以下の2つです。

1つ目は、色を濃くできない可能性があることです。

上記で述べたラジカル塗料に含まれる特殊成分である高耐候酸化チタンは、白色顔料です。
そのため、製品次第では黒っぽい色を選べない可能性があります

ただ、白色顔料のあまり含まれていない黒っぽい塗料を使っている場合、チョーキング現象はあまり生じにくいです。
そのため、そもそもラジカル塗料にこだわる必要がない可能性が高いでしょう。

2つ目は、塗料が新しいため、まだ耐用年数の実績が出ていないことです。

ラジカル塗料の耐用年数は、15年前後であると言われていますが、まだ発売から15年経っていないため、証明できないのが現状です。

外壁や屋根の塗料は、職人の腕前や建物がどういった気候の地域に建っているかによっても性能が大きく変わります。
そのため、ラジカル塗料を使用すれば15年前後の耐久性が必ず備わっているとは言い切れません。

 

□ラジカル塗料のメリットについて

ラジカル塗料を使用するメリットは以下の3つです。

1つ目はコストパフォーマンスの高さです。

ラジカル塗料が現在注目されているのは、値段が比較的安く耐久性も高いことが大きいでしょう。

従来使われてきた塗料の中では、シリコン塗料が1番普及しています。
シリコン塗料は十分高い耐久性を発揮するものの、フッ素塗料より劣ります。
しかしながら、施工価格が3~5割程度フッ素塗料よりも安いことから、多くのお客様に愛されている人気塗料になっています。

それらに対してラジカル塗料は、シリコン塗料と同等の施工価格であるため価格が安いにもかかわらずフッ素塗料に劣らない性能を兼ね備えています。

実際に、耐用年数と施工料金を従来の塗料であるシリコン、フッ素塗料と比較してみましょう。

シリコン塗料は、耐用年数が10~12年であり、平方メートルあたり2000~3000円ほどです。
フッ素塗料は15~20年で、3500~5500円ほどです。

それに対してラジカル塗料は、14~16年の耐用年数と言われており、2800~3300円です。

実際に数字で比較して見てみると、耐久性と価格の安さ両方を兼ね備えていることが分かります。

2つ目は、塗装できる場所を選ばず使用できることです。

ラジカル塗料は、伸びが良いだけでなく密着しやすいため、非常に作業のしやすい塗料です。
伸びやすく密着性が高いとどういったメリットがあるかというと、表面の複雑な屋根や外壁への施工でもスムーズにできるからです。

また、外壁の材に合った下地材を選択することで、どういった種類の外壁材であっても問題なく塗装できます。
こういった施工性の高さが、ラジカル塗料の施工価格の安さにつながっています。

3つ目は、耐候性の優秀さです。

ラジカル塗料は、塗装された内側からの劣化を防止する塗料です。
今までの塗料は、塗装することで作られる塗膜による保護を利用して、雨水や紫外線による影響を受けないよう守ることに特化していました。

それに対してラジカル塗料は、塗膜による表面の保護はもちろん、塗膜の内部を制御するシステムも新しく備わっています。
そのため、より強固に外壁を守れます。

 

□まとめ

今回は、ラジカル塗料のメリットとデメリットについて詳しくご紹介いたしました。

当社では、無料で点検依頼を受け付けております。
皆さまの状況によっては、外壁塗装を0円でご依頼いただける可能性があります。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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